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掲載日:2026年10月31日
公開日:2026年11月2日
公式情報の確認日:2026年11月1日〜2日

パソコン・スマホの選び方・購入ガイド

子どもに持たせる中古スマホの選び方|更新サポートと見守り機能を購入前に確認

子どもに中古スマホを持たせるなら、値段や見た目より先に、ソフトウェアの更新がまだ届くか、使いたい見守り機能の条件を満たすかを確かめておくと、選びやすくなります。iPhoneとAndroidのそれぞれで、購入前に見ておきたい点を公式の情報をもとに整理します。

購入前に確かめる3つのこと

  • 最新のOSに対応している機種か
  • 使いたい見守り機能の条件を満たすか
  • 前の持ち主のアカウントが外れているか

2026年11月1日の公式の情報では、最新のiOS 27に対応するのはiPhone 11以降とiPhone SE(第2世代・第3世代)、Pixelの更新期間は(米国のGoogle Storeでの販売開始日から)8以降が7年、6・7の系列とFoldが5年です。見守り機能は、子どもの端末と保護者の端末の組み合わせで使える仕組みが変わります。

子どもに持たせる中古スマホに迷う七海に、大介が更新と見守り機能と前の持ち主のアカウントの3つを確かめるよう説明する漫画漫画を拡大
値段の前に、更新・見守り・アカウントの3つを確かめます。

最初に決めたいのは、子どもと保護者の端末の組み合わせ

子どものスマホの見守り(利用時間の管理やアプリの制限など)は、iPhoneならAppleのファミリー共有とスクリーンタイム、AndroidならGoogleのファミリーリンクという仕組みで行います。どちらの仕組みを使うかは、子どもの端末だけでなく、保護者が管理に使う端末でも決まります。

たとえばファミリーリンクは、保護者側のアプリをiPhoneにも入れられますが、子どもの端末がiPhoneやiPadの場合は、ファミリーリンクで管理できません。購入する前に、家族の端末との組み合わせを確かめておきましょう。

子どもの端末ごとの見守りの仕組み
子どもの端末 見守りの仕組み 保護者が管理に使う端末
iPhone ファミリー共有とスクリーンタイム 同じファミリー共有のグループのiPhone・iPad・Mac
Android Googleファミリーリンク ファミリーリンクのアプリを入れたAndroid(6.0以降)、iPhone・iPad(iOS 16以降)、またはAndroidアプリ対応のChromebook

設定の手順は、子どものiPhoneを安全に設定する方法|スクリーンタイムと制限の始め方と子どものAndroidを安全に設定する方法|ファミリーリンクの始め方と制限の考え方で説明しています。この記事では、購入する前に確かめたい条件に絞ります。

「保護者の端末の条件」

ファミリーリンクの保護者側の条件は、Googleのファミリー リンクを使ってみるで確かめられます。

iPhoneは最新のiOSに対応する機種かを確かめる

iPhoneは、機種ごとに上げられるiOSのバージョンが決まっています。Appleの「iOS 27に対応しているiPhoneのモデル」には、iPhone 11以降の機種とiPhone SE(第2世代・第3世代)が載っています(2026年11月1日に確認)。中古で選ぶときは、候補の機種がこの一覧に載っているかを最初に確かめましょう。

一覧に載っていない古い機種にも、古いiOS向けのセキュリティアップデートが出ることがあります。Appleのセキュリティリリースのページでは、2026年10月26日にiPhone XS・XS Max・XR向けのiOS 18.7.11が公開されています。ただし、この記事で確かめたAppleの対応機種の一覧とセキュリティリリースのページには、古い機種への更新がいつまで続くかは書かれていません。

届いたあとは、「設定」→「一般」→「情報」の「iOSバージョン」で、今のバージョンを確かめられます。

iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」で、「iOSバージョン」の欄を青い枠で示した画像画像を拡大
「設定」→「一般」→「情報」で、iOSのバージョンを確かめます。

「対応機種とセキュリティの更新」

対応機種はAppleのiOS 27に対応しているiPhoneのモデル、古いiOS向けの更新はAppleのセキュリティリリース、バージョンの確かめ方はiPhone、iPad、iPod touchのソフトウェアのバージョンを確認するで確かめられます。

Androidはメーカーの更新期間とセキュリティの日付を確かめる

Androidの更新の予定は、機種やメーカー、携帯通信会社によって違います。GoogleのPixelは、機種ごとに更新が提供される期間を公開しています。

Pixelに更新が提供される期間(米国のGoogle Storeでの販売開始日から・Googleの公開情報・2026年11月1日に確認)
機種 更新が提供される期間
Pixel 8以降 7年間(OSとセキュリティのアップデートを含む)
Pixel 6・
Pixel 7の系列と
Pixel Fold
5年間(OSとセキュリティのアップデートを含む)
Pixel 5a以前 Androidのバージョンとセキュリティのアップデートの提供は終了

期間は、日本で購入した日ではなく、米国のGoogle Storeでの販売開始日から数えます。中古で選ぶときは、販売開始からの年数を引いて、残りの期間を確かめましょう。Pixel以外のAndroidの更新の予定は、メーカーや携帯通信会社に確かめる必要があります。

届いたあとは、Googleのヘルプでは「設定」→「デバイス情報」→「Android バージョン」で、Androidのバージョンと「Android セキュリティ アップデート」の日付を確かめられます。古い機種では新しいバージョンのAndroidを使えないことがあります。

Androidの「Android バージョン」で、セキュリティアップデートの欄を青い枠で示した画像画像を拡大
「Android バージョン」で、セキュリティアップデートの日付を確かめます。

「Pixelの更新期間とAndroidのバージョンの確かめ方」

Pixelの期間はGoogleのGoogle Pixel にソフトウェア アップデートが提供されるタイミング、バージョンの確かめ方はAndroid のバージョンを確認して更新するで確かめられます。

iPhoneの見守りは、ファミリー共有とスクリーンタイムの条件を確かめる

Appleの案内では、iPhoneのスクリーンタイムとペアレンタルコントロールを使うには、ファミリー共有を設定し、家族それぞれが自分のApple Accountを持っている必要があります。ファミリーグループ内の子どもには、お子様用アカウントが必要です。管理は保護者のデバイスで行うことが勧められていますが、子どものデバイス上でスクリーンタイムのパスコードを使って直接管理することもできます。

Appleのサポートページでは、13歳未満の子どものApple Accountは、保護者が作る必要があると案内されています(年齢の条件は国や地域によって異なります)。まだの場合はファミリー共有を設定したうえで、ファミリー共有の管理者のiPhoneの「設定」→「ファミリー」から、お子様用アカウントを作成できます。

保護者のiPhoneの「ファミリー」で、「お子様用アカウントを作成」を青い枠で示した画像画像を拡大
保護者のiPhoneの「ファミリー」から、お子様用アカウントを作成します。

中古の機種で気をつけたいのが、OSのバージョンです。Appleは、新しいスクリーンタイムとペアレンタルコントロールを使うには、家族の端末をiOS 27などにアップデートするよう案内しています。アップデートできない端末でも、iOS 26以前のバージョンのスクリーンタイムとファミリー共有の設定は使えます。子どもの端末を最新のiOSに上げられる機種にしておくと、家族の端末とそろえやすくなります。

iOS 27のスクリーンタイムの「許容時間」では、子どもがアプリを使える時間を、エンターテインメントやゲームなどアプリのカテゴリ別に制限できます。設定は、保護者のiPhoneの設定アプリで「ファミリー」をタップし、子どもの名前をタップして行います。

スクリーンタイムの「許容時間」で、「許容時間」の説明を青い枠で示した画像画像を拡大
iOS 27では、保護者のiPhoneの「ファミリー」で子どもの名前を選び、「許容時間」を設定します。

「ファミリー共有とスクリーンタイムの条件」

アカウントの条件はAppleのお子様のApple Accountを作成する方法、スクリーンタイムの条件はスクリーンタイムを使ってお子様のiPhoneやiPadを管理する、バージョンの条件は家族のデバイスをiOS 27、iPadOS 27、macOS 27、watchOS 27、およびvisionOS 27にアップデートする、「許容時間」はペアレンタルコントロールを設定してお子様のiPhoneやiPadを管理するで確かめられます。

Androidの見守りは、ファミリーリンクの条件を確かめる

Googleのファミリーリンクでは、保護者が13歳(またはお住まいの国の該当する年齢)未満の子ども用のGoogleアカウントを作るか、子どもの既存のGoogleアカウントに管理機能を設定して、子どもの端末のアプリや利用時間を管理したり、子どものAndroid端末の位置情報を確かめたりできます。

子どもの端末は、Android 6.0以降のAndroid端末か、ChromeOS 71以降のChromebook、または対応するFitbitである必要があります。保護者は、18歳(またはお住まいの国の該当する年齢)以上で、ファミリーリンクのアプリを入れたAndroid(6.0以降)、iPhone・iPad(iOS 16以降)、またはAndroidアプリ対応のChromebookで管理し、子どもと同じ国に住んでいることが条件です。一部の設定はfamilylink.google.comでも管理できます。

保護者のファミリーリンクのアプリで、左下の「利用時間」を青い枠で示した画像画像を拡大
保護者のファミリーリンクのアプリの「利用時間」から、子どもの端末の利用時間を管理します。

「ファミリーリンクの要件」

子どもの端末と保護者の条件は、Googleのファミリー リンクを使ってみるで確かめられます。

中古ならではの確認:前の持ち主のアカウントが外れているか

中古のスマホでは、前の持ち主のアカウントが端末に残っていないかを確かめます。Appleは、AppleやApple製品取扱店以外からiPhoneを購入する場合、事前に端末が消去されていること、以前の持ち主のアカウントに紐付けられたままでないことを確かめるよう案内しています。アクティベーションロックで保護されたiOS 15以降の端末では、電源を入れたときやスリープを解除したときに「iPhoneは所有者にロックされています」と表示されます。表示が出ない場合は、電源を入れてロックを解除します。パスコードロック画面やホーム画面が表示される端末は、消去されていません。初期設定を始めて、以前の持ち主のApple Accountの情報を求められる場合は、まだ以前の持ち主のアカウントに紐付けられたままです。Appleは、「こんにちは」画面が表示されていれば新しい持ち主が利用できると案内しています。詳しい確認の手順は、中古iPhoneの選び方と購入前チェック|バッテリー最大容量・アクティベーションロックの確認方法で説明しています。

iPhoneのロック画面で、「iPhoneは所有者にロックされています」の表示を青い枠で示した画像画像を拡大
この表示が出る端末は、前の持ち主のアカウントが外れていません。

Androidでも、Googleの「デバイスの保護」が有効な端末は、出荷時の設定にリセットされたあと、所有者のGoogleアカウントか画面ロックの設定を知っている人しか使えないようになっています。リセット後のセットアップで、端末に追加して同期していたGoogleアカウントの情報を入力できないと、端末をまったく使えなくなります。前の持ち主が端末からGoogleアカウントを削除しているかを確かめましょう。中古のAndroidの確認の手順は、中古Androidスマホの選び方|更新の提供状況・SIMロック・バッテリーの確認ポイントで説明しています。

「アクティベーションロックとデバイスの保護」

iPhoneはAppleのiPhoneとiPadのアクティベーションロック、AndroidはGoogleの他人に無断で使用されないようにデバイスを保護するで確かめられます。

よくある質問

中古のiPhoneは、あと何年使えますか?

この記事で確かめたAppleの対応機種の一覧とセキュリティリリースのページには、サポートの年数や更新の終了時期は書かれていません。購入前に、候補の機種がAppleの最新のiOSの対応機種の一覧に載っているかを確かめておくと、更新の見通しを判断しやすくなります。

古いiPhoneでも、スクリーンタイムは使えますか?

Appleは、アップデートできない端末でもiOS 26以前のバージョンのスクリーンタイムとファミリー共有の設定を使えると案内しています。新しいペアレンタルコントロールを使うには、家族の端末をiOS 27などにアップデートする必要があります。

保護者がiPhoneで、子どもがAndroidでも管理できますか?

できます。ファミリーリンクの保護者側のアプリは、iOS 16以降のiPhone・iPadでも使えます。反対に、子どもの端末がiPhoneの場合は、ファミリーリンクでは管理できません。なお、国や地域によってはファミリーリンクを利用できない場合があります。

保護者がAndroidで、子どもがiPhoneの場合はどうなりますか?

ファミリーリンクではiPhoneを管理できません。Appleが案内している、お子様用アカウントの作成とファミリー共有での管理は、ファミリー共有の管理者のiPhone・iPad・Macで行う手順です。子どものデバイス上でスクリーンタイムを直接管理する方法もありますが、ファミリー共有で管理する場合は、スクリーンタイムのパスコードも、子どものデバイスではなく保護者が自分のデバイスで設定する必要があります。iPhoneの見守りを使うなら、保護者の側にもAppleの端末があるかを購入前に確かめましょう。

Pixelの「7年間」はいつから数えますか?

Googleの案内では、米国のGoogle Storeでのデバイス販売開始日から数えます。日本で購入した日や、中古で手に入れた日からではありません。

届いたら、最初に何を確かめればいいですか?

OSのバージョン(Androidはセキュリティアップデートの日付も)と、前の持ち主のアカウントが残っていないかを確かめてから、見守りの設定に進みましょう。

まとめ

子どもに持たせる中古スマホは、最新のOSに対応しているか、使いたい見守り機能の条件を満たすか、前の持ち主のアカウントが外れているかの3つを、購入する前に確かめておくと、判断しやすくなります。

iPhoneはAppleの対応機種の一覧、PixelはGoogleの更新期間のページで確かめられます。見守り機能は、子どもの端末と保護者の端末の組み合わせで使える仕組みが変わるので、家族の端末も一緒に確かめましょう。

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執筆・監修:PC STORE編集部|メーカー・公的機関などの公式情報をもとに調査・執筆しています。操作画面を示す画像は、公式情報および公開資料を照合し、説明用に再現しています。

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