最終更新日:2026年9月26日
パソコン・スマホのトラブル解決
スマホが圏外・電波が入らない時の確認|Wi-Fiではなく携帯回線がつながらない場合
スマートフォンが急に圏外になると、通常の通話やインターネットに影響が出ます。調べようにも通信ができず、その場で対処法を探せないこともあります。この記事では、AppleとGoogleが公式に案内している手順を、iPhoneとAndroidに分けて整理します。両社とも機内モードの切り替えや再起動を案内していますが、順番と待つ時間は同じではありません。それぞれの記載どおりにご紹介します。自分でできることと、通信事業者に連絡する場面の線引きもあわせてお伝えします。
スマホが急に圏外になってしまって、電話もネットも使えなくて…。Wi-Fiではなく、携帯の電波のほうなんです。何から見ればいいですか?
どちらにも案内があるよ。ただし、順番と待つ時間は端末ごとに違うんだ。①機内モードをオンにしてからオフにする ②本体を再起動する ③直らなければ通信事業者に連絡する。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- 「圏外」「検索中」が意味すること
- iPhoneでAppleが案内している手順
- AndroidでGoogleが案内している手順
- 通信事業者に確認してもらうこと
- 自分で直せない場合の判断
結論
機内モードの切り替えと再起動を試し、直らなければ通信事業者へ
Appleは、iPhoneやiPad(Wi-Fi + Cellular)のステータスバーに「圏外」や「検索中」と表示される場合、デバイスがモバイル通信ネットワークに接続されていない、と説明しています。そのうえで、モバイル通信ネットワークを利用できる場合は、機内モードをオンにしてからオフにすることで再接続できる可能性がある、と案内しています。手順は、設定アプリを開き、機内モードをオンにして15秒以上そのままにしておき、機内モードをオフにする、という流れです。
Googleは、Androidデバイスでインターネットにアクセスできない場合の手順として、まずデバイスを再起動することを挙げています。これだけで接続不良が解消されることがある、としています。再起動しても接続されない場合は、Wi-Fiとモバイルデータを切り替えて確認します。機内モードについては、オンにして10秒ほど待ち、オフにする、という手順が案内されています。
いずれも、上記の手順で解決しない場合は、通信事業者への問い合わせが案内されています。アカウントの状態やサービスエリアなど、端末側では確認できないことがあるためです。手順の確認先は、Appleサポート「iPhoneやiPadに「SOS」「圏外」「検索中」と表示される場合」と、Androidヘルプ「Android デバイスのインターネット接続の問題を解決する」です。
「圏外」「検索中」が意味すること

まず、画面の表示が何を示しているかを整理します。
Appleは、iPhoneやiPad(Wi-Fi + Cellular)のステータスバーに「圏外」や「検索中」と表示される場合、デバイスがモバイル通信ネットワークに接続されていない、と説明しています。つまり、携帯電話の回線につながっていない状態です。
この表示が出ているときは、携帯回線につながっていないため、通常の通話やモバイルデータ通信に影響が出ます。Wi-Fiにつながっていれば、インターネットを使うアプリは動くことがあります。
Wi-Fiにつながらない場合とは、確認する項目が違います。Wi-Fiは自宅や店舗のルーターとの接続で、携帯回線は通信事業者のネットワークとの接続です。画面の上部で、どちらの表示が出ているかを確かめてから進めてください。
「Wi-Fiの問題と切り分ける」
アプリが使えないとき、原因がWi-Fiなのか携帯回線なのかで、確認することが変わります。自宅など特定の場所でだけつながらない場合は、Wi-Fi側の可能性があります。その場合の対処は、iPhoneがWi-Fiにつながらない時の対処法|自宅だけ・特定の場所だけつながらない原因も解説と、AndroidがWi-Fiにつながらない時の対処法|スマホだけつながらない原因の切り分けで解説しています。この記事は、携帯回線側がつながらない場合を扱います。
iPhoneで試すこと

Appleが案内している順番でご紹介します。
最初に挙げられているのが、モバイル通信ネットワークへの再接続です。Appleは、モバイル通信ネットワークを利用できる場合は、機内モードをオンにしてからオフにすることで再接続できる可能性がある、としています。手順は3つです。第一に、設定アプリを開きます。第二に、機内モードをオンにして、15秒以上そのままにしておきます。第三に、機内モードをオフにします。
これで直らない場合、Appleは次にデバイスの再起動を案内しています。再起動の方法が分からない場合は、Apple公式の案内をご確認ください。機種によって操作が異なります。
そのうえで、通信事業者への連絡、iOSのアップデート、キャリア設定のアップデートの確認が案内されています。キャリア設定については、デバイスがWi-Fiに接続されていることを確認し、設定アプリを開き、「一般」をタップし、「情報」をタップする、という手順が示されています。アップデートが提供されている場合は、キャリア設定をアップデートするオプションが表示される、とされています。
「15秒以上という指定があります」
Appleの案内では、機内モードをオンにしたあと「15秒以上そのままにしておきます」と時間が明記されています。すぐにオフに戻すのではなく、この時間を置くことが手順の一部になっています。急いでいるときほど短く済ませたくなりますが、案内されているとおりに待ってみてください。なお、この記事で扱っているのはiPhoneの手順です。Androidでは待つ時間の案内が異なります。次の章でご説明します。
Androidで試すこと

Googleが案内している順番は、iPhoneとは異なります。
Googleは、一般的なトラブルシューティングのヒントとして、まずデバイスを再起動することを挙げています。単純なようですが、これだけで接続不良が解消されることがある、としています。再起動しても接続されない場合は、Wi-Fiとモバイルデータを切り替えます。設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップし、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータをオンにし、変わったかどうかを確認する、という流れです。変わらない場合は、モバイルデータをオフにし、Wi-Fiをオンにして、もう一度確認します。
モバイルデータの確認については、設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」または「接続」から「モバイルデータ」をタップする、と案内されています。デバイスによっては、「データ使用量」を選択しないとこのオプションが表示されない場合がある、とも示されています。そのうえで、「モバイルデータ」をオンにします。すでにオンになっている場合は、オフにしてから再びオンにします。
機内モードについては、設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」または「接続」から「機内モード」をタップし、オンにして10秒ほど待ち、オフにする、という手順です。
Googleは、デバイスに応じてこれらのオプションは異なることがある、と繰り返し案内しています。お使いの端末で項目名や並びが違う場合があります。
「電波の表示も確認します」
Googleは、画面の上部で信号強度バーの横に、データインジケーター(2G、3G、4G、Hなど)が表示されていることを確認する、と案内しています。あわせて、Wi-Fi接続が有効な場合、このインジケーターが表示されないことがあるため、その場合はWi-Fiをオンにしてからもう一度確認する、としています。信号データインジケーターが表示されない場合について、Googleはサービスエリアの圏外にいる可能性があるとし、可能であれば別のエリア(屋外など)に移動して信号をもう一度確認するよう案内しています。この問題が頻繁に発生する場合は、携帯通信会社に問い合わせるよう示されています。
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iPhoneとAndroidで手順が違う点

どちらも似た項目が出てきますが、案内されている内容には違いがあります。
大きく違うのが、順番と待つ時間です。Appleは機内モードの切り替えを最初に挙げ、機内モードをオンにしたあと15秒以上そのままにしておく、としています。Googleはまず再起動を挙げ、機内モードについてはオンにして10秒ほど待つ、と案内しています。
どちらか一方の手順を、もう一方の端末に当てはめる必要はありません。お使いの端末に合わせて、それぞれの案内に沿って進めてください。共通しているのは、端末側でできることを試したあと、解決しなければ通信事業者に連絡する、という流れです。
「手順をまとめて覚えようとしない」
インターネットで調べると、iPhoneとAndroidの手順をひとつにまとめた説明を見かけることがあります。共通する項目もあるため、まとめたくなるのは自然です。ただ、待つ時間のように具体的な数字が違う場合、どちらの数字なのかが分からなくなります。お使いの端末の案内を、そのまま確認するほうが確実です。この記事でも、章を分けてご紹介しています。
通信事業者に確認してもらうこと

端末側では分からないことがあります。ここは問い合わせが必要です。
Appleは、通信事業者やアカウントに問題があると、通信状況に影響が及ぶ場合があるとし、通信事業者に問い合わせて次の点を確認するよう案内しています。第一に、アカウントが有効で未払いの料金などがないこと。第二に、モバイル通信ネットワークのサービスエリア内にいること、また、利用している地域でサービスが停止していないこと。第三に、使っているデバイスでモバイルデータ通信サービスの受信がブロックまたは禁止されていないこと、適切なデータプランが設定されていること。
あわせて、住んでいる国や地域以外で購入したiPhoneを持ち込んで使う場合に、地方自治体にIMEIを登録する必要がないか確認する、という項目も挙げられています。そのうえで、アカウントに関する詳細情報は通信事業者が取り扱い、管理している、としています。
Googleも、手順を行っても解決しない場合は携帯通信会社に問い合わせるよう案内しています。
「圏外のままでは連絡手段を確保する」
圏外の端末だけでは、通信事業者に連絡できない場合があります。家族の端末を借りる、固定電話を使う、Wi-Fiにつないで各社のウェブサイトから問い合わせる、といった方法が考えられます。Wi-Fiにつながっていれば、通信障害の情報を各社のウェブサイトで確認できる場合もあります。外出先で困ったときのために、契約している通信事業者の問い合わせ先を、別の場所に控えておくという備え方もあります。
SIMに関する確認

iPhoneについては、SIMに関する案内もあります。
Appleは、デュアルSIM搭載のiPhoneを使っている場合、モバイル通信回線とeSIMまたはSIMを確認するよう案内しています。手順は、設定アプリを開き、「モバイル通信」をタップし、確認したいモバイルデータ通信回線をタップして、オンになっているかどうかを確認する、という流れです。モバイルデータ通信回線がオフになっている場合は、「この回線をオンにする」をタップし、その後、圏内になっているか確認する、とされています。
モバイル通信回線が表示されない場合について、Appleは通信事業者に連絡してeSIMを設定するか、物理的なSIMカードを挿入するよう案内しています。物理的なSIMを使っている場合は、SIMカードをいったん取り出してから、元通りに取り付けてください、としています。
また、SIMカードが破損している場合、SIMトレイに収まらない場合、別のデバイスから物理的なSIMカードを転送した場合は、通信事業者に問い合わせて新しいSIMカードを入手するよう案内されています。
「海外で使う場合の設定」
Appleは、海外旅行中はデバイスでデータローミングがオンになっていることを確認するよう案内しています。手順は、設定アプリを開き、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップし、「データローミング」をオンにする、という流れです。SIMカードまたはeSIMが1つだけのデバイスと、デュアルSIMまたはデュアルeSIM搭載のデバイスでは、途中の操作が異なる、とされています。なお、データローミングをオンにすると、契約内容によっては追加の料金が発生することがあります。使う前に、ご契約中の通信事業者で料金をご確認ください。
よくある質問

機内モードは何秒待てばよいですか
お使いの端末によって、案内されている時間が異なります。Appleは、機内モードをオンにして15秒以上そのままにしておき、機内モードをオフにする、と案内しています。Googleは、機内モードをオンにして10秒ほど待ち、オフにする、と案内しています。どちらか一方の数字に統一されているわけではありません。お使いの端末の案内に沿ってお試しください。
圏外でもWi-Fiは使えますか
Wi-Fiにつながっていれば、インターネットを使うアプリは動くことがあります。圏外は、携帯電話の回線につながっていない状態を指します。Wi-Fiは別の経路なので、自宅や店舗のWi-Fiに接続できていれば、そちらを経由して通信できます。ただし、通話については契約や設定によって扱いが異なります。お使いの環境で何が使えるかは、ご契約中の通信事業者にご確認ください。なお、通信事業者への問い合わせが必要になった場合、Wi-Fi経由で各社のウェブサイトを開けることがあります。
SIMカードを抜き差ししてもよいですか
Appleは、物理的なSIMを使っている場合について、SIMカードをいったん取り出してから、元通りに取り付けてください、と案内しています。ただし、SIMカードの取り外し方は機種によって異なります。Appleは取り外し方について別の案内ページを用意しているため、そちらをご確認のうえ行ってください。なお、SIMカードが破損している場合、SIMトレイに収まらない場合、別のデバイスから物理的なSIMカードを転送した場合は、通信事業者に問い合わせて新しいSIMカードを入手するよう案内されています。無理に押し込むことは避けてください。
特定の場所だけ圏外になります
Googleは、信号データインジケーターが表示されない場合について、サービスエリアの圏外にいる可能性があるとし、可能であれば別のエリア(屋外など)に移動して信号をもう一度確認するよう案内しています。建物の奥や地下では、電波が届きにくいことがあります。場所を変えて表示が戻るようであれば、端末の不具合ではない可能性があります。この問題が頻繁に発生する場合について、Googleは携帯通信会社に問い合わせるよう示しています。お住まいの地域のサービスエリアについては、ご契約中の通信事業者にご確認ください。
iPhoneとAndroidで同じ手順を試してよいですか
お使いの端末の案内に沿ってお試しください。AppleとGoogleは、それぞれ別の手順を案内しており、順番も待つ時間も一致していません。Appleは機内モードの切り替えを最初に挙げ、15秒以上待つとしています。Googleはまず再起動を挙げ、機内モードは10秒ほど待つとしています。共通する項目もありますが、まとめて覚えようとすると、どちらの案内だったか分からなくなります。この記事では章を分けているので、該当する章をご確認ください。
何を試しても直りません
端末側でできることを試して解決しない場合は、通信事業者へのお問い合わせが案内されています。アカウントの状態やサービスの提供状況は、端末からは確認できないためです。Appleは、通信事業者に確認したところアカウントやネットワークには問題がなく、ハードウェアの問題が疑われる場合は、修理サービスが必要になる場合がある、としています。当店で中古端末をお求めいただいた場合は、保証の範囲をご確認のうえ、お気軽にご相談ください。
まとめ

スマートフォンが圏外になったときは、まず画面の表示を確認します。Appleは、ステータスバーに「圏外」や「検索中」と表示される場合、デバイスがモバイル通信ネットワークに接続されていない、と説明しています。iPhoneの場合、Appleは機内モードをオンにして15秒以上そのままにし、オフにする手順を最初に案内しています。そのあとに再起動、通信事業者への連絡、iOSとキャリア設定のアップデートが続きます。
Androidの場合、Googleはまずデバイスの再起動を挙げ、次にWi-Fiとモバイルデータの切り替え、モバイルデータの確認を案内しています。機内モードについては、オンにして10秒ほど待ち、オフにする手順です。両社とも似た項目を挙げていますが、順番と待つ時間は一致していません。お使いの端末の案内に沿ってお試しください。端末側でできることを試して解決しない場合は、通信事業者へのお問い合わせが案内されています。表示や手順は更新によって変わることがあるので、最新はApple公式とGoogle公式もあわせてご確認ください。
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