最終更新日:2026年10月7日
パソコン・スマホの設定・使い方
スマホをなくす前に確認したい「探す」設定|iPhoneとAndroid
スマートフォンをなくしたときに、地図で場所を確かめたり、音を鳴らしたりできる機能があります。iPhoneでは「探す」、AndroidではFind Hubです。ただ、こうした機能は、なくす前に設定が有効になっていることが前提です。この記事では、iPhoneとAndroidで今のうちに確かめておきたい設定を、AppleとGoogleの公式情報をもとに整理します。設定しておけば必ず見つかるというものではありませんが、なくしたときにできることの幅が変わります。
スマホをなくしたらどうしよう、って急に不安になって…。なくす前に、準備しておけることはありますか?
なくしてから慌てないよう、今のうちに設定を確かめておこう。①「探す」と位置情報を確認 ②オフラインでも探せる設定を確認 ③ログインに必要な情報も準備。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- iPhoneの「探す」で確かめたい3つの設定
- AndroidのFind Hubで確かめたい設定の順番
- オフラインや電源が切れたときに探すための条件
- Androidで用意しておきたいバックアップコード
- 設定できているかを確かめる方法
結論
「探す」と位置情報、オフラインの設定、ログインの備えを確かめます
iPhoneでは、Appleの案内によると、設定アプリで自分の名前をタップし、「探す」→「iPhoneを探す」を開いて「iPhoneを探す」をオンにします。あわせて、オフラインのときでも探せるようにする「“探す”ネットワーク」と、バッテリー残量が少なくなったときに位置情報をAppleに送る「最後の位置情報を送信」もオンにします。
Androidでは、Googleの案内に沿って、Googleアカウントへのログイン、位置情報の使用、Find Hub(デバイスの場所の特定を許可)、オフラインのデバイスを探す設定を、それぞれ確かめます。Googleは、メインのAndroidが2段階認証の確認コードを受け取る手段になっていることもあるため、バックアップコードを用意しておくことが大切だ、とも案内しています。
確認先は、Appleサポート「iPhone、iPad、Macで『探す』を有効にする方法」と、Googleアカウントヘルプ「Android デバイスを紛失した場合に見つけられるようにしておく」です。
「探す」でできることと前提

まず、この機能で何ができるのか、何が前提になるのかを整理します。
Googleは、Find Hubをオンにすると、紛失したデバイスの着信音を鳴らしたり、位置を特定したり、保護したり、データを消去したりできる、と案内しています。Appleは「探す」について、Apple製デバイスや持ち物をなくしてしまった場合でも探し出せるようにしておくための機能として、有効にする方法を案内しています。
どちらの機能も、なくしたときに使うには、なくす前に設定が有効になっていることが前提です。今のうちに、設定が有効になっているかを確かめておきます。
「中古のスマホを使い始めるとき」
中古のスマートフォンを使い始めたときや、初期化したあとは、「探す」やFind Hubの設定を改めて確かめておくと、使い始めから備えられます。中古のiPhoneを選ぶときには、前の持ち主の「探す」が解除されているかも大切です。確認の方法は、中古iPhoneの選び方と購入前チェック|バッテリー最大容量・アクティベーションロックの確認方法で解説しています。
iPhoneで確かめる3つの設定

iPhoneでは、3つの設定を確かめます。
Appleが案内している手順は次のとおりです。第一に、設定アプリを開きます。第二に、自分の名前をタップし、「探す」をタップします。第三に、「iPhoneを探す」をタップし、「iPhoneを探す」をオンにします。第四に、デバイスがオフラインのときでも探せるようにするには「“探す”ネットワーク」をオンにし、バッテリー残量が少なくなったときにデバイスの位置情報をAppleに送信する場合は「最後の位置情報を送信」をオンにします。
Appleは、「“探す”ネットワーク」について、Apple製デバイスで構成されるクラウドソーシングネットワークで、Bluetoothを使ってアクセサリやデバイスの位置を検知し、おおよその位置情報を持ち主に報告するもの、と説明しています。位置は匿名で暗号化されて扱われ、提供状況や機能は国や地域によって異なる場合がある、ともされています。
Appleは、紛失したデバイスをマップ上で探すには、「探す」の位置情報サービスがオンになっていることを確認するよう案内しています。
「位置情報サービスの設定もあわせて」
位置情報の設定を見直すときに、「探す」の位置情報までオフにしないよう注意してください。アプリごとの位置情報の許可を見直す方法は、iPhoneのアプリの権限を見直す|位置情報・カメラ・マイクの許可を確認するで解説しています。
AndroidのFind Hubで確かめる設定

Androidでは、Googleの案内の順に、いくつかの設定を別々に確かめます。
Googleが案内している確認項目は次のとおりです。第一に、設定アプリの「パスワード、パスキー、アカウント」で、Googleアカウントにログインしているかを確かめます。第二に、設定アプリの「位置情報」で「位置情報の使用」をオンにします。第三に、設定アプリの「セキュリティ」→「Find Hub」で、「デバイスの場所の特定を許可」がオンになっているかを確かめます。第四に、設定アプリの「Google」→「すべてのサービス」(このタブがある場合)→「Find Hub」→「オフラインのデバイスを探す」を確かめます。
第三の「デバイスの場所の特定を許可」と、第四の「オフラインのデバイスを探す」は、別の確認項目です。前者はFind Hubで位置を特定できるようにする設定、後者はデバイスがオフラインのときに探せるようにする設定です。
Googleは、この手順の一部はAndroid 14以上でのみ動作する、としています。また、「位置情報」が表示されない場合は、デバイスのメーカーのサポートサイトを確認するよう案内しています。
「位置情報をオンにするときの注意」
Googleは、特定の設定で位置情報をオンにすると、ほかのアプリやサービスでもデバイスの位置情報が利用可能になることがある、と注意しています。Find Hubのために位置情報をオンにしたうえで、アプリごとの許可は必要に応じて見直してください。Androidの初期設定全般は、Androidスマホの初期設定でやること|アカウント・画面ロック・データ移行の基本で解説しています。
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オフラインや電源が切れたときの条件

通信できない状態や電源が切れた状態で探すには、条件があります。
Androidについて、Googleは、Find Hubでオフラインのアイテムを探すには、AndroidデバイスでPIN、パターン、パスワードのいずれかを設定する必要がある、と案内しています。オフラインのデバイスを探す設定には、「OFF」「ネットワークを使用しない」「人通りの多い場所でのみネットワークを使用する」「どこでもネットワークを使用する」の選択肢があり、それぞれ探せる範囲が異なる、とされています。
電源が切れた場合について、Googleは、Google Pixel 8シリーズなどの対応デバイスでは、バッテリーが切れたり電源がオフになったりしても、電源が切れてから数時間はFind Hubネットワークでスマートフォンを探せる、と案内しています。そのためには、オプションを「人通りの多い場所でのみネットワークを使用する」か「どこでもネットワークを使用する」に設定し、スマートフォンがシャットダウンするときにBluetoothと位置情報がオンになっている必要がある、とされています。
「iPhoneの場合」
iPhoneについて、Appleは、デバイスがオフラインのときでも探せるようにするには「“探す”ネットワーク」をオンにし、バッテリー残量が少なくなったときの位置情報を送るには「最後の位置情報を送信」をオンにするよう案内しています。どちらの機種でも、条件によっては位置が表示されない場合があります。設定しておけば必ず見つかるわけではない点も、あわせて知っておいてください。
ログインの備え(バックアップコード)

なくしたスマホを別の機器から探すには、アカウントにログインできることが前提です。
Googleは、メインのAndroidデバイスを紛失した場合にリモートでロックしたりデータを消去したりするには、2段階認証プロセスを有効にしておく必要がある、と案内しています。そのうえで、メインのAndroidデバイスが確認コードなど2段階認証プロセスの手段になっていることもあるため、バックアップコードを用意しておくことが大切だ、としています。バックアップコードも物理的なセキュリティキーもない場合は、携帯電話会社に連絡して新しいSIMを注文することが必要になる可能性がある、とも案内されています。
バックアップコードの作成は、Googleアカウントの「セキュリティとログイン」から「2段階認証プロセス」を開き、「バックアップ コード」を選ぶ流れです。Googleは、バックアップコードのコピーを印刷して、パスポートやその他の重要な書類を保管している場所など、安全な場所に保管できる、と公式ヘルプで案内しています。
「PC STORE編集部からの補足」
バックアップコードをスマートフォンの中だけに保存していると、スマートフォンをなくしたときに一緒に使えなくなります。紙に印刷するなど、なくす可能性のあるスマートフォンとは別の場所に保管しておくと、いざというときに使えます。Googleは、バックアップコードを誰とも共有しないよう注意しています。バックアップコードの仕組みや、ログインできないときの進め方は、Googleアカウントにログインできない時の対処法|パスワード忘れ・2段階認証で詰まった場合で詳しく解説しています。
設定できているかを確かめる

設定が済んだら、実際に探せるかを確かめておきます。
Androidについて、Googleは、Google Playで非表示にしているデバイスはFind Hubにも表示されないとし、play.google.com/library/devices で「メニューに表示する」がオンになっているかを確かめるよう案内しています。そのうえで、android.com/find にアクセスしてGoogleアカウントにログインし、デバイスを見つけられるかを確かめる手順が示されています。Find Hubアプリを入れておく方法もあります。
Googleは、デバイスはandroid.com/findで探せるほか、メールアドレスとパスワードを指定して、ゲストモードでFind Hubアプリを使うこともできる、と案内しています。家族のスマートフォンなどから探すことを想定して、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを確認しておいてください。
「なくしたときの連絡先も」
スマートフォンをなくしたときは、探すことに加えて、携帯電話会社への連絡が必要になる場合があります。契約している会社の連絡先を、スマートフォン以外の場所にも控えておくと慌てずに済みます。緊急時に周りの人が確認できる情報の設定は、スマホの緊急連絡先・医療情報を設定する|iPhoneのメディカルIDとAndroidの緊急情報で解説しています。
よくある質問

設定しておけば、なくしたスマホは必ず見つかりますか
必ず見つかるわけではありません。通信の状態や電源の状態、設定の内容によっては、位置が表示されない場合があります。ただ、設定しておくことで、位置の確認や音を鳴らす、保護する、データを消去するといった操作ができるようになります。なくす前に設定を確かめておくことが大切です。
iPhoneで確かめる設定はどれですか
Appleの案内では、設定アプリで自分の名前をタップし、「探す」→「iPhoneを探す」で、「iPhoneを探す」「“探す”ネットワーク」「最後の位置情報を送信」の3つを確かめます。紛失したデバイスをマップ上で探すには、「探す」の位置情報サービスがオンになっていることも確認するよう案内されています。
AndroidのFind Hubの設定がどこにあるか分かりません
Googleの案内では、デバイスの場所の特定は設定アプリの「セキュリティ」→「Find Hub」で、オフラインのデバイスを探す設定は「Google」→「すべてのサービス」(このタブがある場合)→「Find Hub」で確かめます。手順の一部はAndroid 14以上でのみ動作するとされ、「位置情報」の項目が見つからない場合は、デバイスのメーカーのサポートサイトを確認するよう案内されています。
オフラインのAndroidを探すのに、画面ロックは必要ですか
必要です。Googleは、Find HubでオフラインのアイテムをFind Hubネットワークで探すには、AndroidデバイスでPIN、パターン、パスワードのいずれかを設定する必要がある、と案内しています。画面ロックの設定は、紛失したときの情報の保護にもつながります。
バックアップコードはどこに保管すればよいですか
Googleは、バックアップコードのコピーを印刷して、パスポートやその他の重要な書類を保管している場所など、安全な場所に保管できると案内しています。スマートフォンの中だけに保存していると、なくしたときに一緒に使えなくなるため、スマートフォンとは別の場所に保管しておくと、いざというときに使えます。バックアップコードは誰とも共有しないでください。
パソコンの「探す」も設定したほうがよいですか
ノートパソコンにも、同じような機能があります。Windowsの「デバイスの検索」やMacの「探す」の設定と、盗難や紛失への備えは、ノートPCの盗難・紛失対策|「探す」機能の設定・遠隔ロック・暗号化でデータを守る方法で解説しています。
まとめ

スマートフォンの「探す」機能は、なくす前に設定が有効になっていることが前提です。iPhoneでは、設定アプリで自分の名前から「探す」→「iPhoneを探す」を開き、「iPhoneを探す」「“探す”ネットワーク」「最後の位置情報を送信」の3つを確かめます。Androidでは、Googleアカウントへのログイン、位置情報の使用、Find Hubの「デバイスの場所の特定を許可」、「オフラインのデバイスを探す」を、それぞれ確かめます。
Androidでオフラインのデバイスを探すには、画面ロックの設定が必要です。電源が切れたあとに探せるのは対応デバイスで条件を満たした場合に限られます。メインのスマートフォンが2段階認証の手段になっている場合に備えて、バックアップコードを作成し、スマートフォンとは別の安全な場所に保管しておくと、なくしたときにアカウントへログインしやすくなります。設定しておけば必ず見つかるわけではありませんが、なくしたときにできることが増えます。表示や手順は更新によって変わることがあるので、最新はAppleとGoogleの公式情報もあわせてご確認ください。スマートフォンの使い方全般は、iPhoneの困った・使い方 総合ガイド|初期設定・データ移行・容量・電池の悩みをまとめて解決と、Androidの困った・使い方 総合ガイド|初期設定・データ移行・電池・容量の悩みをまとめて解決でまとめています。
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