最終更新日:2026年7月21日
Windowsの使い方・設定
Windows スタートメニューとタスクバーのカスタマイズ|ピン留め・配置・整理の基本
「Windows 11にしたら、スタートボタンが真ん中になっていて、慣れない」「アプリが探しにくい」と、戸惑っていませんか。Windows 11は、スタートメニューやタスクバーのデザインが、Windows 10から大きく変わったため、使いにくく感じる方も少なくありません。でも、ご安心ください。これらは、Windows標準の設定だけで、自分の使いやすいように、カスタマイズできます。よく使うアプリをピン留めしたり、タスクバーを左寄せにしたり、表示を整理したり。このページでは、スタートメニューとタスクバーを、使いやすく整える方法を、やさしくご紹介します。なお、画面の表示や項目は、お使いのWindows 11のバージョンによって、少し異なる場合があります。
- Windows 11
- スタートメニュー
- タスクバー
- カスタマイズ
Windows 11にしたんですけど、スタートボタンが真ん中で…。アプリも探しにくくて、慣れなくて。前のパソコンと並びが違って、使いにくいんです。元に近づけたりできますか?
大丈夫、標準の設定で、自分好みにできるよ。ポイントは3つ。①よく使うアプリを、スタートメニューやタスクバーに「ピン留め」して、すぐ開けるように ②タスクバーを「左寄せ」にして、アイコンを並べ替え ③「設定」で、表示や「おすすめ」を整理。全部、Windows標準の機能だけでできるから、安心してね。順番にやってみよう。
この記事でわかること
- スタートメニューとタスクバーの基本
- スタートメニューにアプリをピン留め
- スタートメニューのレイアウトと整理
- タスクバーにアプリをピン留め
- タスクバーを左寄せ・自動で隠す
- 便利な使い方(検索・ショートカット)
結論
「ピン留め・配置・整理」で自分好みにできます
Windows 11のスタートメニューとタスクバーは、「①よく使うものをピン留めし、②配置を整え、③表示を整理する」ことで、自分の使いやすいように、カスタマイズできます。しかも、これらはすべて、Windows標準の機能だけで、行えます。特別なアプリを入れる必要は、ありません。まず、「スタートメニュー」は、スタートボタン(画面下の、四角が並んだWindowsのマーク)を押すと開く、アプリや設定への入り口です。上部の「ピン留め済み」エリアに、よく使うアプリを並べておくと、すぐに開けます。下部には「おすすめ」エリアがあり、最近開いたファイルなどが表示されます。次に、「タスクバー」は、画面のいちばん下にある、横長の帯です。ここにも、よく使うアプリをピン留めでき、ワンクリックで起動できます。Windows 11では、初期状態で、アイコンが中央に配置されていますが、設定で「左寄せ」にして、Windows 10に近づけることもできます。
カスタマイズの基本操作は、とてもシンプルです。多くは、「アイコンを右クリックして、メニューから選ぶ」か、「設定(個人用設定)から変更する」かの、どちらかです。たとえば、アプリをピン留めしたいときは、アプリを右クリックして「スタートにピン留めする」や「タスクバーにピン留めする」を選ぶだけ。並べ替えは、ドラッグ&ドロップ(アイコンをつまんで移動)でできます。タスクバーを左寄せにしたり、「最近開いたファイル」の表示をオフにしたりするのは、「設定」から行います。難しい操作はなく、何度でもやり直せるので、気軽に試してみてください。なお、世の中には、スタートメニューを大きく改造する、別売りのソフトもありますが、この記事では、安全で確実な、Windows標準の設定だけを、ご紹介します。標準機能だけで、十分に使いやすく整えられます。それでは、順番に見ていきましょう。
スタートメニューとタスクバーの基本

まず、それぞれが何なのか、基本を知っておきましょう。役割が分かると、カスタマイズもしやすくなります。
カスタマイズの前に、「スタートメニュー」と「タスクバー」が、それぞれ何なのかを、知っておきましょう。「スタートメニュー」は、画面下の、四角が4つ並んだWindowsのマーク(スタートボタン)を押すと開く、パネルです。アプリ、設定、ファイルへの、入り口の役割をします。Windows 11のスタートメニューは、上下に分かれていて、上部が「ピン留め済み」エリア(よく使うアプリを登録しておく場所)、下部が「おすすめ」エリア(最近開いたファイルなどが自動で並ぶ場所)です。上部に検索ボックス、右上に「すべてのアプリ」、右下に電源ボタンもあります。一方、「タスクバー」は、画面のいちばん下にある、横長の帯です。スタートボタン、検索、アプリのアイコン、そして右端の「タスクバーコーナー(時計・通知・音量などのシステムトレイ)」が並んでいます。パソコンを使っている間、ずっと目に入る場所なので、ここを整理すると、使い勝手が、ぐっと良くなります。
「スタートはアプリの入り口・タスクバーは常に使う帯」
ざっくり言うと、「スタートメニュー」は、アプリやファイルを探して開く「入り口」、「タスクバー」は、よく使うアプリをいつでも開ける「手元の道具箱」のような存在です。Windows 11では、Windows 10から、デザインが大きく変わりました。スタートボタンが、左端から中央に移動し、スタートメニューのピン留めも、以前の「タイル」表示から、シンプルな「アイコン」表示に変わっています。この変化に、戸惑う方も多いですが、これからご紹介する設定で、自分の使いやすいように、調整できます。まずは、「スタートメニューを開いてみる」「タスクバーのアイコンを眺めてみる」ところから始めて、どこに何があるかを、つかんでみましょう。それぞれの役割が分かれば、カスタマイズも、すんなり進みます。Windows 11を使い始めたばかりの方は、Windows 11の初期設定でやるべきことも、あわせてご覧ください。
スタートメニューとタスクバー・システムトレイ
「スタートメニュー」は、画面下のスタートボタン(Windowsのマーク)を押すと開く、パネルです。Windows 11では、上部に「ピン留め済み」(登録したアプリ)、下部に「おすすめ(推奨)」(最近開いたファイルや、最近追加したアプリ)が表示され、上部に検索ボックス、右上に「すべてのアプリ」(インストール済みアプリの一覧)、右下に電源ボタン、左下にアカウントのアイコンがあります。「タスクバー」は、画面のいちばん下にある、横長の帯で、スタートボタン、検索、アプリのアイコン領域、そして右端の「タスクバーコーナー」で構成されます。アプリのアイコン領域には、起動中のアプリと、ピン留めしたアプリが表示されます。「システムトレイ(タスクバーコーナー)」は、タスクバーの右端の領域で、日時、音量、ネットワーク、バッテリー、各種の通知、ウィジェット(天気やニュース)などが表示されます。これらは、いずれもWindowsの基本的な部分で、設定によって、表示する項目や配置を、好みに合わせて調整できます。
スタートメニューにアプリをピン留め

まずは、スタートメニューの整理から。よく使うアプリを「ピン留め」して、探す手間を減らしましょう。
スタートメニューの「ピン留め済み」エリアに、よく使うアプリを並べておくと、毎回探さずに、すぐ開けて便利です。アプリをピン留めするには、右上の「すべてのアプリ」をクリックして、インストール済みのアプリ一覧を表示し、ピン留めしたいアプリを「右クリック」して、「スタートにピン留めする」を選びます。これで、ピン留め済みエリアに、追加されます。逆に、使わないアプリが、ピン留めされている場合は、そのアイコンを右クリックして、「スタートからピン留めを外す」を選べば、消せます(アプリ自体が消えるわけではなく、ピン留めから外れるだけです)。並べ替えは、アイコンを、ドラッグ&ドロップ(つまんで移動)するだけ。よく使うものを、上の方や、押しやすい位置に、配置しましょう。さらに、アイコンを、別のアイコンに重ねると、「フォルダー」が作られ、複数のアプリを、ひとまとめにできます。たとえば、「仕事用」「よく使う」などと、グループにしておくと、すっきり整理できます。
「右クリックでピン留め・ドラッグで並べ替え・フォルダーで整理」
スタートメニューの整理は、「①よく使うアプリをピン留めする ②ドラッグで使いやすい順に並べ替える ③関連するアプリはフォルダーにまとめる」の3ステップが基本です。操作は、すべて、右クリックやドラッグといった、簡単なものばかりです。ポイントは、「自分が本当によく使うアプリだけを、厳選してピン留めする」こと。あれもこれもとピン留めすると、かえって探しにくくなります。よく使う数個〜十数個に絞ると、すっきりして、使いやすくなります。なお、最初から入っている、使わないアプリ(プリインストールアプリ)が気になる場合は、ピン留めを外すだけでなく、アイコンを右クリックして「アンインストール」を選び、削除することもできます(もし、あとで必要になったら、Microsoft Storeから無料で再インストールできるものが多いです)。ただし、用途の分からないアプリは、無理に削除せず、残しておくのが安心です。Windows 11の便利な使い方は、Windows 11の時短・効率化のコツも参考になります。
スタートメニューのレイアウトと整理

もう一歩、踏み込んだ整理です。「設定」から、表示のバランスや、おすすめの表示を調整できます。
スタートメニューは、「設定」から、さらに細かく、見た目や表示を、調整できます。設定を開くには、スタートメニューの、何もないところを右クリックして「スタート設定」を選ぶか、「設定」→「個人用設定」→「スタート」と進みます。ここで、いくつかの調整ができます。まず、「レイアウト」。「もっとピン留めを表示する」「既定値」「さらにおすすめを表示する」の3種類から選べ、ピン留めエリアと、おすすめエリアの、表示する割合を変えられます。ピン留めをたくさん使いたいなら「もっとピン留めを表示する」が便利です。次に、「おすすめ」エリアの表示。「最近追加したアプリを表示する」「よく使うアプリを表示する」「最近開いた項目を表示する」などのスイッチを、オン・オフできます。最近開いたファイルが、スタートメニューに表示されるのが気になる場合(人に画面を見せるときなど)は、これをオフにすると、表示されなくなります。さらに、電源ボタンの横に、「設定」や「ドキュメント」などのフォルダーへのリンクを、追加することもできます。
「レイアウトとおすすめを設定・プライバシーにも配慮」
スタートメニューの「設定」(個人用設定→スタート)では、「レイアウト(ピン留めとおすすめの割合)」「おすすめに何を表示するか」「電源ボタン横のフォルダー」などを、調整できます。とくに覚えておくと便利なのが、「最近開いた項目(ファイル)を表示する」のオン・オフです。便利な反面、最近開いたファイルの名前が、スタートメニューに表示されるので、家族や同僚に画面を見せる機会がある方は、プライバシーの観点から、オフにしておくのも、ひとつの選択です。これらの設定は、スイッチを切り替えるだけで、いつでも変更できるので、実際に切り替えてみて、自分に合う表示を、見つけてみてください。なお、これらの設定画面の項目名や並びは、Windows 11のバージョンによって、少しずつ変わることがあります。もし、説明と画面が違う場合は、Microsoftの公式サポートページで、最新の操作方法を確認すると、確実です。自分にとって見やすく、使いやすいスタートメニューに、整えていきましょう。
ピン留めとおすすめ(推奨)
Windows 11のスタートメニューは、大きく「ピン留め済み」と「おすすめ(推奨)」の、2つのエリアに分かれています。「ピン留め済み」は、スタートメニューの上部にある、アプリのアイコンが並ぶエリアです。自分でアプリを「ピン留め」して、よく使うものを、好きな場所に配置できます。アプリを右クリックして「スタートにピン留めする」で追加、「スタートからピン留めを外す」で削除できます。「おすすめ(推奨)」は、スタートメニューの下部にあるエリアで、最近開いたファイルや、最近追加したアプリ、よく使うアプリなどが、自動で表示されます。すばやく、前回の続きの作業に戻れるのが、利点です。一方で、最近開いたファイルの名前が見えてしまうため、プライバシーが気になる場合は、「設定」→「個人用設定」→「スタート」で、表示をオフにできます。なお、「ピン留め」と「おすすめ」の、表示する割合(どちらを大きく表示するか)も、設定の「レイアウト」で、3段階から選べます。自分の使い方に合わせて、バランスを調整しましょう。
タスクバーにアプリをピン留め

次は、タスクバーです。毎日使うアプリは、タスクバーにピン留めすると、ワンクリックで開けて便利です。
タスクバー(画面下の横長の帯)にも、よく使うアプリを「ピン留め」できます。スタートメニューを開くより、さらに早く、ワンクリックで起動できるので、毎日使うアプリ(ブラウザ、メール、Officeなど)は、タスクバーにピン留めしておくと、とても便利です。ピン留めの方法は、スタートメニューやデスクトップにある、アプリのアイコンを右クリックし、メニューから「タスクバーにピン留めする」を選びます(メニューに「その他のオプションを確認」と出る場合は、それを選ぶと、項目が表示されます)。また、アプリを起動している間は、タスクバーにそのアイコンが表示されるので、それを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選ぶ方法もあります。逆に、外したいときは、タスクバー上のアイコンを右クリックして、「タスクバーからピン留めを外す」を選びます。ピン留めしたアイコンは、ドラッグ&ドロップで、好きな順に、並べ替えられます。使う順や、グループごとに並べておくと、さらに使いやすくなります。
「毎日使うアプリをタスクバーに・ワンクリックで起動」
タスクバーへのピン留めは、「毎日、必ず使うアプリ」を中心に、厳選するのがおすすめです。ブラウザ、メールソフト、よく使うOfficeアプリなどを、ピン留めしておくと、スタートメニューを開く手間も省け、作業がスムーズになります。タスクバーは、スペースが限られているので、あまり多くを詰め込みすぎず、本当によく使うものだけに絞ると、すっきりして使いやすくなります。並び順も、自分なりのルール(左から使用頻度順、など)で整えておくと、目的のアプリを、迷わず開けます。なお、Windows 11では、Windows 10と違い、タスクバーそのものを、上や左右に移動させること(ドラッグでの移動)は、基本的にできなくなっています。タスクバーは、画面の下に固定されますが、後述するように、アイコンの「配置(左寄せ・中央)」は、設定で変えられます。タスクバーを上手に使うと、パソコン作業の効率が、ぐっと上がります。よく使うアプリを、手の届くところに、並べておきましょう。
ジャンプリスト
「ジャンプリスト」は、タスクバーにピン留めした(または起動中の)アプリのアイコンを、右クリックすると表示される、便利なメニューです。このメニューには、そのアプリで「最近使ったファイル」や、「よく使う項目」などが、一覧で表示されます。たとえば、Wordのアイコンを右クリックすると、最近編集したWord文書の一覧が表示され、そこからクリックするだけで、すぐにそのファイルを開けます。毎回、アプリを開いてから、ファイルを探す手間が省けるので、よく使うファイルに、すばやくアクセスできます。さらに、ジャンプリストの中で、特定のファイルを「ピン留め」しておくこともでき、いつも使うファイルを、固定して表示させられます。ファイルの上にマウスを乗せると表示される、ピンのマークをクリックすると、固定できます。なお、ジャンプリストに表示される「最近使ったファイル」は、スタートメニューの「おすすめ」と連動しており、「設定」でこれらの履歴の表示をオフにすると、ジャンプリストにも履歴が表示されなくなります。よく使うアプリでは、ぜひ活用したい機能です。
タスクバーを左寄せ・自動で隠す

Windows 11で、いちばん「変えたい」と言われる設定です。アイコンを左寄せにして、慣れた配置に戻せます。
Windows 11で、多くの方が「変えたい」と感じるのが、タスクバーのアイコンが、中央に配置されている点です。Windows 10までは、スタートボタンが左端にあったので、「使いにくい」「慣れない」という声が、多く聞かれます。これは、設定で、簡単に「左寄せ」に変更でき、Windows 10に近い配置に戻せます。方法は、タスクバーの何もないところを右クリックして「タスクバーの設定」を選ぶ(または「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」)と、設定画面が開きます。その中の「タスクバーの動作」を開き、「タスクバーの配置」で「左揃え」を選ぶと、スタートボタンとアイコンが、左端に移動します。また、同じ「タスクバーの動作」の中には、「タスクバーを自動的に非表示にする」という設定もあります。これをオンにすると、普段はタスクバーが隠れて、画面を広く使え、マウスを下に持っていくと、タスクバーが現れます。さらに、タスクバーに表示する項目(検索、ウィジェット、など)の、オン・オフも、設定できます。
「配置は左揃えに変更可・表示項目も自分好みに」
タスクバーの設定(個人用設定→タスクバー)では、「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」で、「左揃え」か「中央揃え」かを選べます。Windows 10の操作感に慣れている方は、「左揃え」にすると、しっくりくることが多いです。あわせて、覚えておくと便利な設定が、いくつかあります。「タスクバーを自動的に非表示にする」をオンにすると、画面を広く使えます。また、タスクバーの左側に並ぶ「検索」「ウィジェット(天気・ニュース)」「タスクビュー」といった項目は、使わないものを、オフにして、すっきりさせることもできます。右端のシステムトレイ(時計の近く)に表示するアイコンも、整理できます。これらは、すべて「タスクバーの設定」の中で、スイッチを切り替えるだけです。自分が、よく使う機能だけを残し、使わないものは隠す、というように、整理すると、見た目もすっきりして、使いやすくなります。いろいろ試して、自分にとってのベストを、見つけてみてください。設定は、いつでも元に戻せるので、気軽にどうぞ。
便利な使い方(検索・ショートカット)

最後に、知っておくと便利な使い方です。検索とショートカットを覚えると、もっと快適になります。
カスタマイズに加えて、知っておくと便利な、使い方も、ご紹介します。まず、「スタートメニューの検索」です。スタートメニューを開いて、そのままキーボードで文字を入力すると、アプリ、設定、ファイルなどを、すばやく検索できます。たとえば「ペイント」と入力すれば、ペイントアプリがすぐ見つかります。実は、アプリをピン留めしなくても、この検索を使えば、たいていのものは、すぐに見つけられます。「アプリが見つからない」というときは、この検索が便利です。次に、「ショートカットキー」。キーボードの「Windowsキー」を押すだけで、スタートメニューが開きます。また、タスクバーにピン留めしたアプリは、「Windowsキー」を押しながら「数字キー(1〜9)」を押すと、左から数えた順番のアプリを、直接起動できます(たとえば、左から3番目のアプリは、Windowsキー+3)。これを覚えると、マウスを使わずに、すばやくアプリを開けて、とても便利です。
「検索で素早く探す・ショートカットで素早く開く」
「アプリやファイルを探すなら検索」「よく使うアプリを開くならショートカット」と、覚えておくと、操作がぐっと速くなります。スタートメニューの検索は、開いてすぐ入力するだけなので、アプリをたくさんピン留めして探すより、かえって早いこともあります。ショートカットキーは、最初は少し意識して使う必要がありますが、慣れると、手放せなくなる便利さです。とくに、「Windowsキーでスタートを開く」「Windowsキー+数字でタスクバーのアプリを起動」の2つは、覚えておいて損はありません。これらの便利機能も、すべてWindows標準のものです。スタートメニューやタスクバーのカスタマイズと、これらの使い方を組み合わせれば、毎日のパソコン操作が、ずっと快適になります。ご紹介した設定は、すべて、Windows標準の機能だけでできる、安全なものばかりです。別売りのカスタマイズソフトなどに頼らなくても、十分に使いやすく整えられるので、ぜひ、いろいろ試してみてください。
よくある質問

Windows 11のタスクバーを、Windows 10のように左寄せにできますか?
はい、設定で簡単に左寄せにできます。Windows 11では、初期状態で、スタートボタンやアプリのアイコンが、タスクバーの中央に配置されています。Windows 10では左端だったので、戸惑う方も多いですが、設定で、左寄せに変更できます。方法は、タスクバーの何もないところを右クリックして「タスクバーの設定」を選ぶ(または「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」)と、設定画面が開きます。その中の「タスクバーの動作」を開き、「タスクバーの配置」の項目で、「左揃え」を選びます。これだけで、スタートボタンとアイコンが、左端に移動し、Windows 10に近い配置になります。元に戻したいときは、同じ手順で「中央揃え」を選べば、戻せます。なお、Windows 11では、タスクバー自体を、画面の上や左右に移動させることは、基本的にできなくなっていますが、アイコンの配置(左・中央)は、このように変更できます。慣れた配置にすると、ぐっと使いやすくなります。
スタートメニューに、最近開いたファイルが表示されます。消せますか?
はい、設定でオフにできます。Windows 11のスタートメニューの下部「おすすめ(推奨)」エリアには、最近開いたファイルや、最近追加したアプリが、自動で表示されます。すばやく作業に戻れて便利な反面、ファイルの名前が見えてしまうため、家族や同僚に画面を見せるときなど、プライバシーが気になることもあります。この表示は、設定でオフにできます。スタートメニューの何もないところを右クリックして「スタート設定」を選ぶ(または「設定」→「個人用設定」→「スタート」)と、設定画面が開きます。そこで、「最近開いた項目を(スタート、ジャンプリストなどに)表示する」「最近追加したアプリを表示する」「よく使うアプリを表示する」といったスイッチを、オフにすると、表示されなくなります。必要に応じて、オン・オフを切り替えてください。なお、これらの履歴表示は、タスクバーのアイコンを右クリックしたときに出る「ジャンプリスト」とも連動しています。プライバシーが気になる方は、オフにしておくと安心です。
よく使うアプリを、すぐ開けるようにするには、どうすればいいですか?
スタートメニューや、タスクバーにピン留めすると便利です。よく使うアプリを、毎回探さずに、すぐ開けるようにするには、「ピン留め」が便利です。2か所にピン留めできます。ひとつは「スタートメニュー」。右上の「すべてのアプリ」からアプリを右クリックし、「スタートにピン留めする」を選ぶと、スタートメニューの上部に追加されます。もうひとつは「タスクバー」。アプリのアイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選ぶと、画面下のタスクバーに追加され、ワンクリックで起動できます。毎日使うアプリ(ブラウザ、メール、Officeなど)は、タスクバーにピン留めしておくと、いちばん早く開けて便利です。ピン留めしたアイコンは、ドラッグ&ドロップで、好きな順に並べ替えられます。また、スタートメニューの検索(開いてすぐ文字を入力)を使えば、ピン留めしなくても、すばやくアプリを探せます。自分の使い方に合わせて、使い分けてみてください。
スタートメニューを、もっと使いやすくする、別売りのソフトは必要ですか?
基本的には不要で、標準の設定で十分に使いやすくできます。世の中には、Windowsのスタートメニューを、大きく改造したり、見た目を昔のWindowsふうに変えたりする、別売りのソフト(カスタマイズソフト)も、存在します。しかし、基本的には、これらは必要ありません。この記事でご紹介したように、Windows標準の設定だけで、よく使うアプリのピン留め、並べ替え、フォルダーでの整理、レイアウトの変更、タスクバーの左寄せ、表示項目の調整など、かなり自由に、自分好みにカスタマイズできます。標準機能だけで、十分に使いやすく整えられるので、まずは、標準の設定を試してみることを、おすすめします。別売りのソフトは、Windowsのアップデートで動作が不安定になったり、相性の問題が起きたりすることもあります。とくに、パソコンに不慣れな方は、安全で確実な、標準の設定の範囲で、カスタマイズするのが安心です。標準機能を上手に使って、自分にとって使いやすい環境を、整えていきましょう。
カスタマイズした設定が、画面の説明と違います。なぜですか?
Windows 11のバージョンによって、画面が少し異なることがあります。Windows 11は、定期的に更新(アップデート)されており、その際に、設定画面の項目名や、並び、デザインが、少しずつ変わることがあります。そのため、この記事や、ほかの解説と、お使いのパソコンの画面が、少し違って見えることが、あります。基本的な操作(アプリを右クリックしてピン留め、設定の個人用設定からタスクバーやスタートを調整、など)の考え方は、大きくは変わりませんが、項目の名前や場所が、移動していることがあります。もし、説明どおりの項目が見つからない場合は、設定画面の中を、似た名前の項目で探してみるか、設定の検索ボックスに、キーワード(「タスクバー」「スタート」など)を入力して、探してみてください。それでも分からない場合は、Microsoftの公式サポートページで、最新の操作方法を確認するのが、確実です。公式の情報なら、お使いのバージョンに合った、正確な手順が分かります。
まとめ

Windows 11のスタートメニューとタスクバーは、Windows標準の設定だけで、自分の使いやすいように、カスタマイズできます。まず、「スタートメニュー」は、よく使うアプリを「ピン留め」して整理しましょう。「すべてのアプリ」からアプリを右クリックして「スタートにピン留めする」で追加、ドラッグで並べ替え、アイコンを重ねてフォルダーにまとめる、ができます。「設定」(個人用設定→スタート)では、レイアウト(ピン留めとおすすめの割合)や、最近開いたファイルの表示のオン・オフ(プライバシーが気になる場合はオフに)も、調整できます。次に、「タスクバー」は、毎日使うアプリをピン留めすると、ワンクリックで起動できて便利です。アイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」で追加できます。
Windows 11で、多くの方が変えたい、タスクバーのアイコンの配置は、「タスクバーの設定」→「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」で、「左揃え」に変更でき、Windows 10に近づけられます。あわせて、「タスクバーを自動的に非表示にする」や、表示項目の整理も、できます。さらに、スタートメニューの検索(開いてすぐ入力)や、ショートカットキー(Windowsキーでスタート、Windowsキー+数字でタスクバーのアプリ起動)を使うと、もっと快適になります。これらは、すべてWindows標準の機能で、別売りのカスタマイズソフトは、基本的に必要ありません。設定は、いつでも元に戻せるので、気軽に試して、自分にぴったりの、使いやすい環境を整えてください。なお、画面はバージョンで少し異なることがあるため、迷ったらMicrosoftの公式サポートをご確認ください。
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