最終更新日:2026年7月19日
Windowsの使い方・設定
Windows 11の初期設定でやるべきこと|アカウント・更新・セキュリティの基本
新しいパソコンを買って、いざ電源を入れたら、見慣れない設定画面がいろいろ出てきて、「どうすればいいの?」と戸惑った経験はありませんか。Windows 11の初期設定(初回のセットアップ)は、画面の案内に沿って、落ち着いて進めれば、決して難しくありません。大切なのは、ネットにつないでアカウントを設定すること、終わったらまず更新(Windows Update)をすること、そしてセキュリティを確認することです。このページでは、Windows 11を新しく使い始めるときの、初期設定の流れと、設定が終わったあとにやっておきたいことを、やさしくご紹介します。なお、画面の文言や手順は、お使いの機種やバージョンによって、少し異なる場合があります。
新しいパソコン、買いました!でも、最初の設定がいろいろ出てきて、どうすればいいのか…。アカウントとか、よく分からなくて。間違えないか、心配なんです。
大丈夫、画面の案内どおりに進めれば、難しくないよ。ポイントは3つ。①ネットにつないで、Microsoftアカウントと、PIN(暗証番号)を設定 ②設定が終わったら、まず「Windows Update」で最新の状態に ③セキュリティと、「回復キー」の確認を。途中で出てくる、迷うような案内(有料サービスの勧めなど)は、スキップでOK。あとから変えられるから、安心してね。
この記事でわかること
- 初期設定を始める前の準備
- 初回セットアップの流れ(OOBE)
- Microsoftアカウントとローカルアカウント
- 終わったらまずWindows Update
- セキュリティと回復キーの確認
- 快適に使うための初期設定
結論
「案内どおりに進め、更新とセキュリティを確認」が基本です
Windows 11の初期設定は、「画面に出てくる案内に沿って、落ち着いて進める」のが基本です。難しそうに見えても、ひとつずつ選んでいけば、迷うことはありません。大きな流れは、こうです。まず、始める前に、インターネット環境(Wi-Fiのパスワードなど)と、Microsoftアカウントの情報を準備します。電源を入れると、初回のセットアップ(OOBEと呼ばれます)が始まり、地域・キーボード・ネットワークの接続・アカウントへのサインイン・PIN(暗証番号)の作成、といった項目を、順番に設定していきます。この途中で、「スマホと連携しますか?」「有料のサービスはいかがですか?」といった案内も出てきますが、必要なければ、スキップして大丈夫です。これらは、あとからでも設定できます。デスクトップ画面が表示されれば、初回のセットアップは完了です。
そして、セットアップが終わったら、すぐにやっておきたいことが、2つあります。ひとつは、「Windows Update(ウィンドウズ アップデート)」です。パソコンを最新の状態に更新することで、不具合が直り、セキュリティも最新になります。買ったばかりでも、更新があることが多いので、まず実行しましょう。もうひとつは、「セキュリティの確認」です。Windowsには「Windowsセキュリティ」という、ウイルス対策の機能が標準で備わっているので、これが有効になっているかを確認します。あわせて、お使いの機種によっては、「回復キー(BitLocker回復キー)」という、大切なパスワードのようなものが必要なことがあるので、これを確認・保管しておくと、いざというときに安心です。初期設定は、難しい操作ではありません。一つひとつ確認しながら、安心して、新しいパソコンを使い始めましょう。それでは、順番に見ていきます。
初期設定を始める前の準備

始める前に、いくつか準備しておくと、スムーズです。あわてないために、まず確認しておきましょう。
初期設定を始める前に、いくつか準備しておくと、スムーズに進みます。まず、「時間に余裕があるとき」に始めましょう。初期設定では、途中で更新(アップデート)が走ることがあり、思ったより時間がかかることがあります。また、途中で電源を切ると、設定が正しく完了せず、最初からやり直しになる恐れもあります。次に、ノートパソコンの場合は、「ACアダプター(電源)を接続」しておきましょう。設定の途中で、充電が切れてしまうのを防ぐためです。そして、「インターネットに接続できる環境」を、準備します。Windows 11(とくにHome版)の初期設定では、原則、インターネット接続と、Microsoftアカウントが必要になるためです。Wi-Fiを使う場合は、ネットワーク名(SSID)と、そのパスワードを、手元に用意しておきましょう。さらに、Microsoftアカウントの、メールアドレスとパスワードも、準備しておくと、スムーズです(持っていない場合は、設定の途中で新しく作れます)。
「電源・ネット・アカウント情報を準備して落ち着いて」
準備するものは、「①電源(ノートはACアダプター接続)②インターネット接続(Wi-Fiのパスワードなど)③Microsoftアカウントの情報(メールアドレスとパスワード)」の3つを、押さえておけば安心です。これらを手元にそろえて、時間に余裕のあるときに始めれば、あわてずに進められます。とくに、Wi-Fiのパスワード(ネットワーク名とパスワード)は、ルーター本体に貼られているシールに、記載されていることが多いので、確認しておきましょう。Microsoftアカウントを、まだ持っていない方も、心配いりません。初期設定の途中で、画面の案内に従って、新しく作ることができます。準備が整ったら、いよいよ電源を入れて、セットアップを始めます。なお、初期設定の途中で、操作が分からなくなったり、不安になったりした場合は、無理に進めず、パソコンのメーカーのサポートや、購入したお店に、相談するのも安心です。
初回セットアップの流れ(OOBE)

いよいよ、電源を入れてからの流れです。画面に出てくる順番に沿って、見ていきましょう。
電源を入れると、初回のセットアップ(「OOBE」と呼ばれます)が始まります。大まかな流れは、こうです。まず、「国または地域」の選択(日本を選びます)。次に、「キーボードレイアウト」の確認(「Microsoft IME」が表示されていればOK)。そして、「ネットワークへの接続」(Wi-Fiを選んでパスワードを入力、または有線LAN)。ネットにつながると、自動で「Windows Update(更新の確認)」が走ることがあり、ここで少し時間がかかることがあります(この間、電源は切らないでください)。続いて、「ライセンス契約への同意」、「デバイス名」(今はスキップでOK・あとで設定可能)、そして「Microsoftアカウントでのサインイン」(持っていれば入力、なければ新規作成)。さらに、「PINの作成」(このあと説明します)、「プライバシー設定の選択」(位置情報など、必要な項目を選びます)、と進みます。途中、「スマホと連携」「有料サービスの案内」などが出ますが、必要なければスキップで構いません。デスクトップ画面が出れば、完了です。
「案内どおりに進め・迷う案内はスキップでOK」
初回セットアップは、画面に表示される案内に、ひとつずつ答えていけば、自然と完了します。難しく考えず、案内どおりに進めましょう。覚えておきたいのが、「迷うような案内は、スキップしてよい」ということです。たとえば、「PCからスマートフォンを使用する」「Microsoft 365を無料で使えます」「Game Passに参加しよう」といった案内が出てきますが、これらは、必要なければ「スキップ」や「今はしない」を選んで、問題ありません。とくに、有料のサブスクリプション(月額・年額の有料サービス)の案内は、その場で契約する必要はないので、不要なら、はっきりスキップしましょう(うっかり契約しないよう、ご注意ください)。スキップした設定は、あとから「設定」画面で、いつでも変更・追加できます。また、「PINの作成」のときに、顔認証や指紋認証(Windows Hello)の案内が出ることもありますが、これも、あとで設定できるので、急がなくて大丈夫です。迷ったらスキップ、が安心の合言葉です。
Microsoftアカウントとローカルアカウント

初期設定で、つまずきやすいのが「アカウント」です。2種類のちがいを、知っておきましょう。
初期設定で、多くの方が迷うのが、「アカウント」の設定です。Windowsには、サインイン(ログイン)に使うアカウントが、2種類あります。ひとつは「Microsoftアカウント」。Microsoftが提供する、メールアドレスとパスワードで使うアカウントです。これでサインインすると、アプリを入手できる「Microsoft Store」や、メールの「Outlook.com」、クラウド保存の「OneDrive」などが使えるほか、ほかのWindows 11パソコンと、設定を同期できます。もうひとつは「ローカルアカウント」。そのパソコンの中だけで使うアカウントで、インターネットに接続しなくても使え、クラウドとは同期しません。Windows 11のHome版では、初期設定で、原則Microsoftアカウントが必要ですが、設定を終えたあとに、ローカルアカウントに切り替えたり、追加したりすることができます。一般的なご家庭での利用なら、便利な機能が使える、Microsoftアカウントがおすすめです。
「家庭ならMicrosoftアカウントが便利・あとで切替も可」
どちらのアカウントを選べばよいか迷ったら、一般的なご家庭での利用なら、「Microsoftアカウント」がおすすめです。OneDriveでのデータのバックアップや、複数の機器での設定の同期、パスワードを忘れたときの再設定のしやすさなど、便利な点が多いためです。Microsoft Officeを使う場合も、Microsoftアカウントと連携することが多いです。一方、「そのパソコンを自分ひとりで使い、クラウド連携は要らない」「個人のメールアドレスでサインインしたくない」といった場合は、ローカルアカウントも選択肢です。なお、Home版では初期設定でMicrosoftアカウントが必要になりますが、あとからローカルアカウントへ切り替えることもできるので、まずはMicrosoftアカウントで設定を済ませても、問題ありません。どちらを選んでも、あとから変更できるので、深く悩みすぎなくて大丈夫です。中古パソコンを使い始めるときの設定全般については、中古パソコンの初期設定とソフトも参考になります。
Microsoftアカウントとローカルアカウント・PINとWindows Hello
「Microsoftアカウント」は、Microsoftが提供する、メールアドレス(@outlook.comなど)とパスワードで使うアカウントです。これでパソコンにサインインすると、Microsoft StoreやOneDrive、Outlook.comなどのサービスが使え、ほかのWindowsパソコンと設定を同期できます。「ローカルアカウント」は、そのパソコンの中だけで使うアカウントで、ネット接続なしで使え、クラウドとは同期しません。データや設定は、そのパソコンにのみ保存されます。「PIN(ピン)」は、パソコンにサインインするときに使う、暗証番号のようなものです。初期設定の途中で作成します。アカウントのパスワードの代わりに、このPINを使ってサインインでき、その機器でしか使えないため、パスワードよりも安全とされています。数字だけでなく、英字や記号を含めることもできます。「Windows Hello(ウィンドウズ ハロー)」は、顔認証や指紋認証で、すばやくサインインできる機能です(対応するカメラや指紋センサーが必要です)。初期設定でスキップしても、あとから「設定」で追加できます。
終わったらまずWindows Update

セットアップが終わったら、最初にやるべき、最も大切なことです。パソコンを、最新の状態にしましょう。
初回のセットアップが終わって、デスクトップ画面が表示されたら、最初にやっておきたい、最も大切なことが、「Windows Update(ウィンドウズ アップデート)」です。これは、Windowsを、最新の状態に更新する機能です。更新には、見つかった不具合の修正や、新しい機能の追加、そして何より、セキュリティ上の弱点をふさぐ「セキュリティ更新」が含まれています。買ったばかりのパソコンでも、製造されてから時間が経っていることがあり、その間に公開された更新が、たまっていることが多いので、まず実行しましょう。手順は、「設定」を開き、「Windows Update」を選んで、「更新プログラムのチェック」をクリックするだけです。更新が見つかれば、ダウンロードとインストールが行われ、必要に応じて再起動します。更新が複数ある場合は、一度では終わらず、再起動して、もう一度チェックすると、さらに更新が見つかることもあります。「更新がありません」と表示されるまで、何度か繰り返すと、安心です。
「まずWindows Updateで最新に・更新中は電源を切らない」
新しいパソコンを使い始めたら、いちばん最初に、Windows Updateを実行して、最新の状態にしましょう。これは、安全・快適にパソコンを使うための、基本中の基本です。とくに、セキュリティ更新は、ウイルスや不正アクセスから、パソコンを守るために重要なので、欠かさず行いましょう。ひとつ注意点があります。更新(とくにダウンロードやインストール)の最中は、パソコンの電源を、切らないでください。更新中に電源を切ると、Windowsが正常に起動しなくなる、といったトラブルの原因になることがあります。更新には、時間がかかることもあるので、時間に余裕のあるときに、ACアダプターを接続した状態で行うと安心です。なお、Windows Updateは、一度設定すれば、その後は自動で行われますが、ときどき手動で「更新プログラムのチェック」をして、最新になっているか確認するのも、よい習慣です。最新の状態を保つことが、トラブルやセキュリティリスクを減らす、いちばんの近道です。
セキュリティと回復キーの確認

安心して使うために、確認しておきたいことです。セキュリティと、「回復キー」を、押さえておきましょう。
更新と並んで、初期設定の段階で確認しておきたいのが、「セキュリティ」と「回復キー」です。まず、セキュリティについて。Windows 11には、「Windowsセキュリティ(Windows Defender)」という、ウイルス対策の機能が、標準で備わっています。多くの場合、最初から有効になっていますが、「設定」や「Windowsセキュリティ」を開いて、ウイルス対策が、きちんと有効になっているかを、確認しておくと安心です。標準のセキュリティ機能で、基本的な対策は、十分に行えます。次に、「回復キー(BitLocker回復キー)」について。お使いの機種によっては、データを保護するために、ディスクが暗号化(BitLocker)されていることがあります。この場合、もしものトラブルの際に、ロックを解除するための「回復キー」という、長い番号の入力を、求められることがあります。この回復キーは、あらかじめ確認して、控えておくことが、とても大切です。多くの場合、Microsoftアカウントに、ひも付けて保存されています。
「標準セキュリティを確認・回復キーは必ず控える」
セキュリティについては、まず「Windowsセキュリティ」が有効になっているかを確認しましょう。Windows標準のセキュリティ機能は、性能が高く、基本的な使い方なら、これで十分に守られます。標準のセキュリティと、有料のセキュリティソフトの違いについては、Windows標準のセキュリティと有料ソフトの違いでくわしく解説しています。そして、とくに大切なのが、「回復キー(BitLocker回復キー)」の確認・保管です。これを控えておかないと、万一、回復キーの入力を求められたときに、パソコンにアクセスできなくなり、最悪の場合、データを取り出せなくなる恐れがあります。お使いの機種が暗号化対象かどうか、回復キーがどこに保存されているかは、メーカーのサポート情報や、Microsoftの公式情報で確認できます。Microsoftアカウントにひも付いている場合は、別のスマホやパソコンから、Microsoftのアカウントページで確認できます。念のため、紙に控えて、安全な場所に保管しておくと、より安心です。
回復キー(BitLocker回復キー)
「回復キー(BitLocker回復キー)」は、パソコンのディスク(データの保存場所)の暗号化に関わる、大切な番号です。Windowsには、「BitLocker(ビットロッカー)」という、ディスクを暗号化して、万一パソコンが盗まれても、中のデータを読み取られないようにする、セキュリティの仕組みがあります。近年は、対象の機種で、自動的にこの暗号化が有効になっていることがあります。通常は、いつもどおりのサインイン(PINやパスワード)で使えますが、ハードウェアの構成が変わったときや、トラブルが起きたときなどに、本人確認のため、「回復キー」という48桁の番号の入力を、求められることがあります。この回復キーが分からないと、パソコンのロックを解除できず、データにアクセスできなくなってしまいます。回復キーは、多くの場合、初期設定で使ったMicrosoftアカウントに、自動で保存されます。別の機器から、Microsoftのアカウントの「デバイス」や「回復キー」のページにサインインすると、確認できます。万一に備えて、あらかじめ確認し、紙に控えるなどして、安全な場所に保管しておくことを、おすすめします。
快適に使うための初期設定

基本の設定が終わったら、より快適に使うための、仕上げの設定です。お好みで整えましょう。
更新とセキュリティの確認まで終われば、安心して使い始められます。あとは、より快適に使うための、仕上げの設定を、お好みで行いましょう。まず、「画面(ディスプレイ)の設定」。文字やアイコンが小さく感じる場合は、「設定」→「システム」→「ディスプレイ」で、表示倍率を、100%から125%や150%に上げると、見やすくなります。夜にブルーライトを抑えたい場合は、「夜間モード」も使えます。次に、「電源とスリープの設定」。しばらく操作しないと、すぐ画面が消える場合は、画面が消えるまでの時間を、長く設定できます。そして、「必要なアプリのインストール」。よく使うブラウザや、Microsoft Officeなどを、入れていきましょう(Officeを使う場合は、ライセンスの認証が必要なことがあります)。さらに、前のパソコンからの「データの移行」や、「バックアップ体制」(OneDriveや外付けストレージ)も、整えておくと安心です。これらは、必須ではないので、必要に応じて、少しずつ設定していけば大丈夫です。
「表示・電源・アプリをお好みで・データ移行も忘れずに」
仕上げの設定は、「画面の見やすさ(表示倍率)」「電源・スリープの時間」「よく使うアプリのインストール」を中心に、自分が使いやすいように整えていきましょう。これらは、あとからいつでも変更できるので、使いながら、少しずつ調整していけば大丈夫です。買い替えの場合は、前のパソコンからの「データの移行」も、忘れずに行いましょう。写真や書類などを、新しいパソコンに移します。データ移行のくわしい方法は、パソコンのデータ移行の方法をご覧ください。また、Windows 11には、作業を効率化する、便利な機能がたくさんあります。慣れてきたら、Windows 11の時短・効率化のコツも参考にすると、もっと快適に使えるようになります。なお、ここでご紹介したのは、Windows標準の設定です。出どころのあやしい「設定を最適化するツール」などは、必要ありません。標準の設定だけで、十分に快適に使えます。
よくある質問

Microsoftアカウントは、必ず作らないといけませんか?
Home版の初期設定では、原則必要ですが、あとでローカルに切り替えもできます。Windows 11のHome版では、初期設定(初回のセットアップ)の際に、インターネット接続と、Microsoftアカウントが、原則として必要になります。そのため、初期設定の段階では、Microsoftアカウントでサインインするのが、基本の流れです。お持ちでない場合は、設定の途中で、新しく作成できます。ただし、初期設定を、Microsoftアカウントで完了したあとに、「ローカルアカウント」(そのパソコンの中だけで使うアカウント)に、切り替えたり、追加したりすることは可能です。なお、Windows 11のPro版では、初期設定の段階で、ローカルアカウントを選べる場合もあります。一般的なご家庭での利用なら、OneDriveでのバックアップや、設定の同期など、便利な機能が使えるMicrosoftアカウントがおすすめです。どちらを選んでも、あとから変更できるので、まずはMicrosoftアカウントで設定を進めても、問題ありません。
初期設定の途中で、有料サービスの案内が出ました。契約が必要ですか?
いいえ、必要なければスキップして大丈夫です。Windows 11の初期設定の途中では、「Microsoft 365を無料で使えます」「Game Passに参加しよう」といった、有料のサービス(サブスクリプション)の案内が、表示されることがあります。これらは、その場で契約する必要は、まったくありません。必要がなければ、「スキップ」や「今はしない」「次へ」を選んで、先に進んで大丈夫です。とくに、支払い方法の入力を求められる画面では、うっかり契約してしまわないよう、内容をよく確認しましょう。「無料」と書かれていても、一定期間が過ぎると、自動で有料に切り替わるものもあるので、注意が必要です。これらのサービスは、あとから必要になったときに、改めて契約できるので、初期設定の段階で、急いで決める必要はありません。迷ったら、スキップしておくのが安心です。本当に使いたいサービスかどうか、落ち着いて検討してから、判断しましょう。
「回復キー」って何ですか?控えておく必要がありますか?
はい、控えておくことを強くおすすめします。「回復キー(BitLocker回復キー)」は、パソコンのディスクの暗号化に関わる、48桁の大切な番号です。近年のパソコンは、データを守るために、ディスクが自動的に暗号化(BitLocker)されていることがあります。普段は、いつもどおりのサインイン(PINやパスワード)で使えますが、ハードウェアの構成が変わったときや、トラブルが起きたときなどに、本人確認として、この「回復キー」の入力を求められることがあります。もし、この回復キーが分からないと、パソコンのロックを解除できず、中のデータにアクセスできなくなってしまう恐れがあります。回復キーは、多くの場合、初期設定で使ったMicrosoftアカウントに、自動で保存されています。別のスマホやパソコンから、Microsoftのアカウントページにサインインすると、確認できます。万一に備えて、あらかじめ確認し、紙に控えるなどして、安全な場所に保管しておくと、とても安心です。
初期設定が終わったら、最初に何をすればいいですか?
まず「Windows Update」で、最新の状態にしましょう。デスクトップ画面が表示されて、初回のセットアップが終わったら、最初にやるべき最も大切なことが、Windows Update(更新)です。「設定」を開き、「Windows Update」を選んで、「更新プログラムのチェック」をクリックします。買ったばかりでも、公開済みの更新が、たまっていることが多いので、まず実行しましょう。更新には、不具合の修正や、セキュリティ上の弱点をふさぐ更新が含まれており、安全に使うために欠かせません。更新が複数ある場合は、再起動して、もう一度チェックすると、さらに見つかることもあるので、「更新がありません」と表示されるまで、繰り返すと安心です。次に、「Windowsセキュリティ」が有効になっているかの確認、機種によっては「回復キー」の確認・保管も、しておきましょう。これらを済ませておけば、安心して使い始められます。なお、更新の最中は、電源を切らないように、注意してください。
設定の途中で、分からなくなりました。どうすればいいですか?
あわてず、メーカーや購入店のサポートに相談しましょう。Windows 11の初期設定は、基本的には、画面の案内に沿って進めれば完了しますが、途中で分からなくなったり、不安になったりすることも、あるかもしれません。そんなときは、無理に、いい加減に進めてしまわないことが大切です。多くの設定は、あとから「設定」画面で変更できるので、迷う項目は、いったんスキップして先に進むのも、ひとつの方法です。それでも不安な場合や、エラーが出て進めない場合は、パソコンのメーカーのサポート窓口や、購入したお店に、相談しましょう。メーカーの公式サイトには、機種ごとの、くわしい初期設定の手順が、案内されていることが多いので、それを見ながら進めるのも安心です。とくに、中古パソコンを購入したお店なら、初期設定の相談に乗ってくれる場合もあります。一人で抱え込まず、頼れる窓口を活用するのが、安心して使い始めるコツです。
まとめ

Windows 11の初期設定は、「画面の案内に沿って、落ち着いて進める」のが基本で、決して難しくありません。まず、始める前に、電源(ノートはACアダプター)、インターネット接続(Wi-Fiのパスワード)、Microsoftアカウントの情報を、準備します。電源を入れると、初回セットアップ(OOBE)が始まり、地域・キーボード・ネットワーク接続・アカウントへのサインイン・PINの作成、と進みます。途中の、「スマホ連携」や「有料サービスの案内」は、必要なければスキップでOKです(あとから設定できます)。アカウントは、一般家庭なら、便利な機能が使えるMicrosoftアカウントがおすすめですが、あとからローカルアカウントに切り替えることもできます。
デスクトップ画面が表示されたら、まず「Windows Update」を実行して、最新の状態にしましょう(更新中は電源を切らないように)。これが、安全・快適に使うための、いちばん大切な作業です。あわせて、「Windowsセキュリティ」が有効かの確認、機種によっては「回復キー(BitLocker回復キー)」の確認・保管も、しておくと安心です。回復キーは、いざというときに必要なので、必ず控えておきましょう。基本の設定が終わったら、画面の表示倍率や、電源の設定、必要なアプリのインストール、データの移行などを、お好みで整えていきます。これらは、Windows標準の機能だけで、十分にできます。一つひとつ確認しながら、安心して、新しいパソコンを使い始めてください。
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