
【脱・紙とハンコ】TeamsとPower Automateで「承認フロー」を自動化する手順|テンプレートを使って5分で申請・承認システムを構築!
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記事の最終更新日:2025年9月24日
ピー太さん、私の部署ではいまだに稟議書や経費申請を紙で回覧しているんです。ハンコをもらうために上司を探し回ったり、書類が今誰の机の上で止まっているのか分からなくなったり…。本当に非効率でストレスが溜まります。
私たちは普段のコミュニケーションにMicrosoft Teamsを使っています。このTeamsの中で申請から承認までの流れが全てデジタルで完結するような、そんな夢の「電子承認システム」を簡単に構築する方法ってないのでしょうか?
その「紙とハンコの文化」からの脱却こそ、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の最も重要で、そして最も効果的な第一歩です。そして、その「夢の電子承認システム」、Microsoft 365を使っているお客様なら**わずか5分**で構築することが可能ですよ。
その魔法を実現するのが、**Microsoft Teamsに標準搭載された「承認」アプリ**と、その背後で動く強力な自動化エンジン「**Power Automate**」の組み合わせです。高価な専用システムを導入する必要はありません。お客様が毎日使っているTeamsが、そのまま高度な承認ワークフローのプラットフォームへと変貌するのです。
この記事では、まずTeamsアプリだけで完結する最も簡単な承認依頼の作り方から、特定のフォルダにファイルが置かれたら自動で承認フローが開始されるといった、より本格的な自動化の構築手順まで、お客様の会社の意思決定プロセスを未来へと導くための完全なレシピを紹介します。
承認フローの哲学:それは「停滞」から「流動」へ、意思決定を加速させる血流改善
伝統的な紙ベースの承認プロセスは、情報の「**停滞**」を生み出します。承認を待つ書類は物理的な机の上に山と積まれ、承認者の不在や見落としによって意思決定のプロセスはいとも簡単に詰まってしまう。誰がいつ何を承認したのか、その記録(ログ)も曖昧でトレーサビリティ(追跡可能性)に欠けています。
TeamsとPower Automateを活用したデジタルな承認フローがもたらすのは、この淀んだ血流を改善し、組織の意思決定を**滑らかで透明性の高い「流動」**へと変えることです。申請された依頼は瞬時に関係者に通知され、誰の段階でボールが止まっているのかリアルタイムで可視化される。そして全ての申請と承認の記録はデジタルなログとして半永久的に保管され、組織のコンプライアンスとガバナンスを強化する。
これは単なるペーパーレス化ではありません。それは、組織の神経系そのものをより速く、より賢く、そしてより健全なものへと再構築するという業務改革なのです。
第一章:5分でできる最初の一歩 - Teams標準「承認」アプリの使い方
本格的な自動化に入る前に、まずTeamsに標準搭載されている「承認」アプリを使って手動での承認依頼を体験してみましょう。これだけでもお客様の日常の小さな確認作業は劇的に効率化されます。
-
「承認」アプリを見つける:
Teamsの左側のメニューバーにある「…」(その他のアプリ)をクリックし、「承認」と検索してアプリを開きます。頻繁に使うならアイコンを右クリックして「固定」しておくと便利です。 -
新しい承認依頼を作成する:
アプリの右上にある「新しい承認依頼」ボタンをクリックします。 -
依頼内容を入力する:
非常にシンプルなフォームが表示されます。- **依頼の種類:** まずは「基本」を選択します。
- **依頼の名前:** 「〇〇の経費申請」「△△のブログ記事公開依頼」など分かりやすい件名を入力します。
- **承認者:** 承認してほしい上司や同僚の名前を入力します。(複数人設定可能です)
- **詳細:** 依頼の具体的な内容や補足事項を記述します。
- **添付ファイル:** 関連するファイルをPCやOneDriveから添付します。
-
送信する:
「送信」ボタンを押せば完了です。
送信された承認依頼は、指定された承認者のTeamsに「アダプティブカード」という対話的な形式で通知され、承認者はTeamsを離れることなくコメントを追加し、「承認」または「拒否」ボタンをクリックするだけで意思決定を完了できます。「承認」アプリのダッシュボードでは、お客様が送信した依頼と受信した依頼の全てのステータス(承認済み、拒否済み、要求済み)が一覧で管理できます。
第二章:プロの領域へ - Power Automateで完全な「自動化」フローを構築する
手動での依頼に慣れたら、いよいよそのプロセスを完全に自動化するPower Automateの世界へと足を踏み入れます。ここでは最も代表的なシナリオ、「**SharePointの特定フォルダにファイルがアップロードされたら、自動で上司の承認を求め、承認されたらファイルを別のフォルダに移動させる**」というワークフローをテンプレートを使って構築します。
ステップ1:Power Automateでテンプレートを探す
WebブラウザでPower Automateのポータルにアクセスし、「テンプレート」メニューから「承認」というキーワードで検索します。「**選択したファイルの承認を開始し、メールで通知する**」や「**SharePoint に新しいファイルが追加されたときに承認を開始する**」といった、非常に実用的なテンプレートが数多く見つかるはずです。
ステップ2:トリガー(起動条件)を設定する
テンプレートを選択するとフローの設計画面(デザイナー)が開きます。最初の箱である「トリガー」には、「**ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)**」といった項目が設定されています。ここで、お客様が監視したいSharePointの「サイトのアドレス」と「ライブラリ名」、「フォルダー」を指定します。これが「いつこの自動化を開始するか」という起動条件となります。
ステップ3:承認アクションを設定する
次に、「**承認を開始して待機**」というアクションの箱があります。ここで承認プロセスの詳細を設定します。
- **承認の種類:** 「承認/拒否 - 最初に応答したユーザー」などを選択します。
- **タイトル:** 承認依頼の件名です。ここでは「動的なコンテンツ」を使い、「`(ファイルを作成した人の名前)からのファイル承認依頼:(ファイル名)`」といった分かりやすい件名を自動生成できます。
- **担当者:** 承認者のメールアドレスを指定します。
- **詳細:** 依頼の詳細な内容を記述します。
ステップ4:条件分岐(Condition)を設定する
承認アクションの後には、「**条件**」という分岐の箱があります。ここで承認の結果(`Outcome`)が「`Approve`(承認)」と等しいかどうかを判定します。この条件分岐によって、承認された場合と拒否された場合とでその後のアクションを変えることができるのです。
ステップ5:「はい」と「いいえ」の場合のアクションを設定する
-
「はい」の場合(承認された場合):
「アクションの追加」からSharePointの「**ファイルの移動**」アクションを選択し、ファイルを「承認済みフォルダ」へと移動させます。さらにTeamsの「**チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する**」アクションを追加し、チーム全体に承認完了を通知します。 -
「いいえ」の場合(拒否された場合):
Outlookの「**メールの送信 (V2)**」アクションを選択し、ファイルの作成者に対して承認が拒否された旨と承認者からの「コメント」を記載したフィードバックメールを自動で送信します。
フロー全体を保存すれば、お客様の24時間365日文句も言わずに働き続ける、忠実な「デジタル稟議担当者」の完成です。
まとめ:Teams承認フローは、あなたの組織の「意思決定速度」を変える
紙とハンコ、そしてメールのCC欄に支配された旧来の承認プロセスは、組織の俊敏性を奪う大きな足枷です。TeamsとPower Automateが提供するデジタルな承認フローは、その足枷を外し、お客様の組織の意思決定を光の速さへと加速させます。
- まずTeamsの「承認」アプリから始める: 手動での依頼に慣れることで、デジタル承認の基本的な概念とメリットを体感する。これが最も簡単な第一歩。
- 「自動化」への扉はPower Automateのテンプレートにあり: ゼロから作る必要はない。豊富なテンプレートの中からあなたの目的に最も近いものを探し出し、カスタマイズする。
- 「トリガー」が自動化の起点: 「ファイルが作成されたら」「メールを受信したら」「フォームが送信されたら」。あなたの業務プロセスを開始させる「きっかけ」を定義する。
- 「条件分岐」でインテリジェンスを与える: 承認された場合と拒否された場合とで、その後のアクションを変える。これによりフローは単なる通知から自律的な業務プロセスへと進化する。
- 最終目標は「人の判断」以外の完全自動化: 申請書の作成から承認後のファイル整理、そして関係者への通知まで。人間が介在すべきは承認・拒否という「意思決定」の瞬間だけである。
この強力なツールを使いこなすことで、お客様はチームを退屈な管理業務から解放し、より創造的で本質的な仕事に集中させるための時間を、生み出すことができるのです。
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