Office付きノートパソコンとは?Officeが付くメリット・デメリットもご紹介!
Officeのお役立ち情報
Q:ノートパソコン購入時には考えるべきことが多くあります。その中の1つがOfiiceの有無、つまり「Officeは付けたほうがいいかどうか?」ということ。
A:この記事では、Office付きノートパソコンに関する基礎知識、Officeを付けるメリット・デメリットなどをご紹介しましょう。
Officeとは?
そもそも「オフィスソフト(オフィススイート)」というのは、主にオフィス業務で使用されることが多いアプリケーションソフトを1つにまとめたパッケージソフトのことです。
オフィスソフトに含まれるソフトウェアの例 ・文書作成ソフト(ワープロソフト) ・表計算ソフト ・プレゼンテーションソフト ※このほかにも、作図ソフト、メールソフト、データ共有ソフトなど様々なアプリケーションソフトを含めることがあります。 |
様々なメーカーのオフィスソフトがありますが、一般的に「Office」という時はMicrosoft(マイクロソフト)が展開しているMicrosoft Officeシリーズのことを指していると思ってよいでしょう。特にWindowsパソコンのオフィスソフトにおいては、Microsoft一強状態となっているのが現状です。
例えばMicrosoft Officeの場合、製品によっても異なりますが、基本はこのようなソフトが含まれていることが多いです。
「Microsoft Office」に含まれる主なアプリケーションソフト ・Word(ワード):文書作成ソフト ・Excel(エクセル):表計算ソフト ・PowerPoint(パワーポイント):プレゼンテーションソフト ※このほかに「ノートブックソフトの「OneNote(ワンノート)」、データベース管理ソフトの「Access(アクセス)」など様々なソフトが含まれるエディションが存在しています。 |
Microsoft Officeを選ぶ理由
各メーカーから多くのオフィスソフトが販売されており、その特徴は様々です。中には初心者でも直感的に使いやすいソフト、無料で使えるものをはじめコストパフォーマンスを重視したソフトなども存在します。
それにも関わらず、数あるオフィスソフトの中からMicrosoft Officeが選ばれるのはどうしてでしょうか。
もちろん純粋に「文書作成ツールや表計算ツールとして使いやすく、普段のパソコン業務において必要な機能が揃っている」という機能面での理由もあります。特にWord・Excel・PowerPointを使ったことがある方ならば納得していただけるのではないでしょうか。
そして忘れてはならない理由は「Microsoft Officeのシェア率がとても高いから」という点にあるでしょう。パソコンで作成したデータファイルを共有する場合、データ作成側と閲覧側でデータ作成ソフトが異なると、データをうまく閲覧できないことがあります。
データ共有時のトラブル例 ・ファイルを開くことができない ・文字化けをはじめとする表示バグが発生する |
もしオフィスソフトとして最もシェア率が高いMicrosoft Officeを導入していれば「作成側と閲覧側でソフトが同じ」となる確率も高まることから、データ共有トラブルも減りやすくなるでしょう。
買い切り?サブスクリプション?
Officeには買い切りタイプのソフトとサブスクリプションタイプのソフトが存在します。
サブスクリプションタイプは、年間もしくは月間単位でのライセンスを発行するタイプです。契約を続ければ常に最新版のOfficeを使うことが可能です。ただしライセンスの有効期限が切れると、Excelをはじめとしたofficeの機能のほとんどが使えなくなってしまいます。
一方買い切りタイプの場合、1度買ったOfficeソフトは永続で使うことができます。1度買ったら追加料金を支払う必要がなく、ライセンス切れを気にする必要がないため、突然ライセンスが切れて使えなくなる心配がないのは嬉しいですね。ただしパソコン関連は常にアップデートされ続ける世界ですから、ソフトはいつか古くなってしまいます。環境によっては必ずしも永遠に使えるものではない、ということは念頭におくべきです。
Office付きノートパソコンとは?
そしてOffice付きノートパソコンとは、文字通り「Office」を購入時点で搭載しているパソコンのことであり、基本は買い切り型(永続版)Officeが搭載されています。
そのため「Office付きノートパソコン=買い切り型Microsoft Office搭載パソコン」と思っても良いでしょう。ただし搭載されているOfficeの種類は機種により異なることもあり、詳細は確認が必要です。
なおOfficeが搭載されていないパソコンで「Office」を使用したい場合、ライセンスを自分または会社で購入し、そのライセンスを割り当てる形でOfficeのソフトを利用することになります。
Office付きノートパソコンを選ぶメリット
ここからはoffice付きノートパソコンを買うメリットをご紹介します。
1、ソフトとPCを別に買うより安い
office付きノートパソコンを購入するメリットとして挙げられるのは、office分の追加料金が含まれないという点です。
通常の場合は、officeのライセンスを自分で購入して利用するため、ライセンス導入時・更新時にお金がかかります。
一方、office付きのノートパソコンは、すでに本体にoffice分の料金が上乗せされています。
そのため、パソコンを購入した後に追加でofficeのライセンス発行料を出す必要がないのはoffice付きノートパソコンのメリットの一つといえるでしょう。
2、インストールする手間がいらない
Officeが搭載されていないパソコンを購入すると、まずパソコン本体の初期作業として様々なセットアップをした上で、それとは別にOfficeのライセンスを購入しインストールやセットアップといった作業を行う必要があります。
Office付きノートパソコンは初期段階から既にOfficeが搭載されているため、いちいち別売のソフトを買ったり、インストールしたりする必要もありません。ですから早い段階でスムーズにWordやExcelなどの内蔵ソフトを利用することができます。
余計な作業で手間取りたくない、トラブルを避けたいという方にとってはメリットではないでしょうか。ただし全く手間いらずというわけではありません。初回起動時にはパソコンのセットアップとあわせ、Officeへのプロダクトキーの入力などの設定が必要となるのが基本です。取扱説明書に従って操作するようにしましょう。
Office付きノートパソコンを選ぶデメリット
ここからはoffice付きノートパソコンを買うデメリットをご紹介しましょう。
1、Office付きのほうがOffice無しより高い
Officeが搭載されたノートパソコンは、ライセンス料金などが本体価格に上乗せされています。そのため搭載されていない同タイプ機種に比べて、基本は値段が高くなります。
いくら別々で買うより安いといっても、「普段Officeを使わない」「文章を書くなら無料文書作成ソフトで十分」というような方にとってはデメリットだと言えるでしょう。
officeがつかないことで、さらに安値でパソコンを買うことができるため、officeをあまり使わないという方であればデメリットといえるでしょう。
2、搭載されているバージョンによりサポート期限が異なる
これはそのまま「サブスクリプションタイプではなく、買い切りタイプのOfficeを選ぶデメリット」にも通じますが、いくらOfficeが永続で使えるとはいっても、そのサポートには期限があります。
Officeは定期的に新しいバージョンが発売されています。そして古いバージョンのサポートは期限が来れば終わってしまいます。サポートされていない状況のOfficeを使い続けると、プログラムの不具合が起きる可能性もあります。
Officeのバージョンが新しくなった直後に最新を購入したり、購入時になるべく新しいバージョンのOfficeを選んだりすることで、快適に使用できる期間が長くなりやすい傾向にあるでしょう。
まとめ
ある方にとってはメリットとなる要素でも、それを必要としていない方にとってはデメリットになることがあります。
「自身がノートパソコンをどのように使いたいか」をイメージしつつ、逆算してどのツールが必要で、どれだけのスペックがあればよいのかを割り出すことができれば、理想のノートパソコンを購入することができるでしょう。
ご購入に関する相談も承っております。パソコン選びがご不安な方・パソコンがよく分からないという方、ぜひお気軽にご相談ください。
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