格安ノートパソコンの選び方
ノートパソコンのお役立ち情報
Q:ノートパソコンにはお手頃価格な品も多くあります。軽くて持ち運びやすいというノートパソコンならではの特性を活かした商品、ノートパソコンにも関わらず様々な用途に対応した商品など種類が豊富すぎてよく分かりません。
A:購入時にどれを選んでよいか迷ってしまうという方も多いということで今回はノートパソコンの中でも人気が高い「格安ノートパソコン」を選ぶ時の主なポイントをお教えします。
格安ノートPC購入時の主なチェックポイント
まずは、ノートパソコン購入時に押さえておきたい主なポイントをご紹介しましょう。なおパソコンは年々進化しています。用途別の必要スペックの基準は購入時期によって変わるため、詳しい情報は最新の内容をチェックするようにしましょう。
用途を明確にする
▼パソコンの用途例
学校のレポート作成 |
仕事の事務作業 |
ネットで調べ物をする |
配信サイトで動画を観る |
絵を描く |
動画を編集する |
オンラインゲームで遊ぶ |
ノートパソコンは、備えている性能により出来ることが違ってきます。そのため購入前に「自分がノートパソコンを買ったら何をするか」を具体的にイメージしておくことにより、必要なスペックを割り出しやすくなります。
基本はスペックを落とせば安くなることが多いです。そのため格安でパソコンを購入したい場合、一般的には「自分の用途なら最低これぐらいの機能は必要だろう」というラインをふまえて商品を選ぶことになります。
ですが用途には向かない性能のパソコンを選ぶと、せっかく買ったにも関わらずやりたい事ができない可能性もあります。特に動画を編集する、FPSをはじめオンラインゲームで遊ぶ場合はかなりのスペックが要求されます。
持ち運ぶ予定が無い場合、用途によってはノートパソコンにこだわらず、デスクトップパソコンを選んだほうが良いケースもあるでしょう。
新品か中古か
新品と中古、それぞれにメリットデメリットがあります。
中古はなんといっても新品に比べ価格がお手頃になりやすいのが魅力です。また新品の場合、選べるのは基本最新の機種のみですが、中古の場合は生産終了してしまった機種を購入できる可能性があります。
新品のメリットは多少高くても保証がつきやすいこと、新品だけあって部品が消耗していないことにあるでしょう。中古ノートパソコンの保証サービスは購入店によって、選ぶ製品やプランによっても大きく異なります。新品・中古のどちらを選ぶ場合でも、保障適用範囲についてはあらかじめ確認しておくのが無難です。
WindowsかMacか
パソコンには「OS」が搭載されています。これはパソコンを稼働するのに必要なシステムです。2023年現在では主に「Windows」と「Mac」から選ぶ形となります。iPhoneやiPadを使用している方の場合、MacOSの連携機能を魅力に感じる方もいらっしゃるでしょう。
この2つは対応しているソフトウェア・操作性等が大きく異なります。もしどちらかのOSだけを使い慣れている場合、今までとは違うOSを選ぶ際には注意が必要です。使用状況によっては必要なソフトが使えなくなってしまったり、キーボードでの操作を勉強しなおす必要が出てきたりするかもしれません。
CPU
「CPU(Centoral Processing Unit)」とはパソコンの頭脳のことを指し、データの処理速度に影響が出ます。優秀なものほど高度な作業にもスムーズに対応出来ますが、その分金額が高くなっていきます。2023年現在、Intel社の「Core i」シリーズが最も知られています。他にはAMD社の「Ryzen」シリーズ等があります。
メモリ
メモリは作業中のデータを一時保管しておく為のもので、容量が大きければ作業を快適に行いやすくなります。メモリの容量が不足してくると、動作のスピードが落ちてしまいます。インターネットやOfficeソフトを不快感なく利用するために、メモリもある程度は余裕を持った容量を選ぶと安心でしょう。
GPU
「GPU(グラフィックカード)」は「グラボ」等と呼ばれることもあり、グラフィックの処理に使われるものです。最新の3Dゲームプレイ、動画編集を予定しているなら導入を検討したほうがよいかもしれません。
2023年現在ではNVIDIA社の「GeForce」、動画編集等に強いAMD社の「Radeon」が知られています。それぞれ得意分野があるので、用途に応じ選びましょう。
Officeソフト
学校や仕事で文章作成や事務作業に使用する場合、Word・Excel・PowerPoint等が必要になります。希望の商品がOffice付きノートパソコンかどうかをしっかり確認しておきましょう。
またOfficeには種類があります。必要な機能が搭載されているかどうか、どのバージョンかをチェックしましょう。Officeが付いていないタイプを買った場合でも後からソフトを買い足すこともできますが、個別だと割高になってしまうことがあります。
持ち運びに適しているか
もしノートパソコンを持ち運ぶ前提での使用を検討しているなら、持ち運びに適しているかどうかもチェックする必要があります。
ディスプレイサイズが大きくなれば画面は見やすくなりますし、テンキーがあれば数字の入力に便利かもしれません。ですがそのぶんだけかさばったり、重量が増えたりするため持ち運びには向かなくなります。バッテリーの耐久時間が短すぎると電源が繋げない箇所での作業は難しくなるでしょう。
また持ち運びを考えている場合、専用のバッグやケースも合わせて購入することをおすすめします。
パソコンとスマホの使い分け
近年はスマートフォンの性能がどんどん上がっています。「今更パソコンって必要あるのかな?」という声もあるほどスマホ1台で大抵のことはできる時代です。
ですがパソコンとスマホとでは得意分野が少し違います。
スマホはなんといってもタップやフリックで直観的に使えるところがポイントです。思った時にすぐインターネットで情報収集し、メモなど記録を残すことも出来ます。写真は高画質で見たものを鮮明に画面に切り取ることも可能です。SNSを使ったコミュニケーションツールとしても優れており、突然の連絡にも直ぐに対応することが出来ます。さらに様々な専用アプリも運用されていますから、選んでインストールすることで「スマホならでは」がどんどん広がっていくことでしょう。
パソコンでは大画面での表示することがもっとも大きなメリットでしょう。スマホの場合、5インチから5.5インチが主流のサイズです。パソコンだと小型のものでは11インチから12.5インチ、大型だと17インチと倍以上のサイズで画面に表示することが出来ます。ディスプレイを接続すればさらに表示可能領域が広がります。画面の大きさを活かし、大量の情報を一度に確認することも可能です。タブを開いて比較検討を行い、スマホの小さな画面では判断しづらいものも高画質で見比べることが出来ます。またパソコンのキーボードなら長文でも素早く文字を入力できるため、レポートや資料制作作業などもスムーズに行えます。
またスマホ専用の画面とパソコン専用の画面に分かれているサイト(レスポンシブ)も存在します。サイトにもよりますが、スマホ専用サイトではユーザーが手に入れたい情報を探しにくくなっていたり、情報が削られていてスマホからだと閲覧できなかったりするケースも存在します。逆にパソコンだと対応していないサービスもあります。
日常のインターネット閲覧・SNS利用などカジュアルに使うならスマホで十分なことが多いですが、仕事・勉強・趣味で専門的に使う場合は、マルチタスクを行えるパソコンがおすすめです。一長一短で比べることが出来ないかも知れませんが、どちらも持っていても損なことはありません。それぞれの特徴を見極めて、用途に合わせて使いこなしていきましょう。
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