
【本番で青ざめない】PowerPointに挿入した動画の“音が出ない”問題7つの原因と、再生・音声トラブルの完全解決マニュアル
Officeのお役立ち情報

記事の最終更新日:2025年10月27日
ピー太さん、聞いてください!この間の大事なプレゼンで、本当に血の気が引くような体験をしました…。PowerPointのスライドに、お客様の声を紹介する動画を埋め込んでいたんです。
リハーサルではちゃんと再生できていたのに、いざ本番でクリックしたら、映像は流れるのに肝心の「音声」だけが全く出なかったんです!会場はシーンと静まり返ってしまい、もう頭が真っ白に…。
PCのミュートは解除していたはずなのに、なぜあんなことになってしまったのか原因が分かりません。もう二度とあんな恥ずかしい思いはしたくありません。
そのプレゼン本番での「沈黙の動画」、想像しただけで背筋が凍りますね…。スト子さん、お客様は多くのプレゼンターが一度は経験する悪夢の洗礼を受けてしまったのですね。
ですが、ご安心ください。その悲劇の原因は多くの場合、PCの故障ではありません。それは、PC本体、OS、PowerPoint、そして動画ファイルという「**4人の伝言ゲーム**」のどこかで音の情報が途切れてしまったという、純粋な「**設定のすれ違い**」なのです。
重要なのはパニックにならず、その伝言ゲームの経路を一つずつ遡ってどこで問題が起きているのかを冷静に特定することです。この記事では、プロのAV技術者のようにその原因を切り分けるための「**7つのチェック項目**」を、誰でも試せる簡単なものから順番に解説していきます。この完全なマニュアルをマスターすれば、お客様はもう二度と動画の沈黙に怯えることはなくなるでしょう。
音声トラブルの哲学:それは「PC」から「動画ファイル」へと至る信号の旅路である
PowerPointで動画の「音が出ない」という現象。この一見シンプルなトラブルは、実はその背後に複数の階層にわたる複雑な要因が隠されています。音の信号は、以下のような長い旅路を経て私たちの耳に届きます。
- **動画ファイル**自身が音声データ(オーディオトラック)を持っているか?
- **PowerPoint**がその動画の音声形式(コーデック)を正しく理解し再生できるか?
- **PowerPoint**内の動画オブジェクトの音量がミュートになっていないか?
- **OS(Windows/Mac)**の音量ミキサーがPowerPointというアプリの音量をミュートにしていないか?
- **OS**が正しい音声出力デバイス(スピーカーやイヤホン)を選択しているか?
- **PC本体**のマスター音量がミュートになっていないか?
- **スピーカーやイヤホン**の物理的な電源や音量が適切か?
トラブルシューティングとは、この7つの「関所」を下流(スピーカー)から上流(動画ファイル)へと一つずつ遡り、どこで信号が止められているのかを論理的に突き止めていく探偵作業なのです。
第一章:本番で青ざめないための「7つのチェックリスト」
プレゼンの直前、あるいはその最中に問題が発生した場合でも、慌てずに以下の項目を上から順番に確認してください。
①【物理層】PC本体と再生機器の音量・ミュート設定
最も基本的で、そして最も見落としがちなポイントです。
- PC本体のマスター音量: タスクバーやメニューバーのスピーカーアイコンをクリックし、音量がゼロになっていないか、ミュート(消音)になっていないかを確認します。キーボードの物理的なミュートキーも要チェックです。
- 再生機器の確認: 外部スピーカーやプロジェクターのスピーカーに接続している場合、その機器自体の電源や音量設定も確認してください。イヤホンジャックの接触不良も意外な落とし穴です。
②【OS層】正しい音声出力デバイスが選択されているか?
これも非常によくある原因です。特にHDMIなどで外部モニターに接続した際に、PCが勝手に音の出力先をスピーカーのないモニターへと切り替えてしまうケースです。
- Windowsの場合: タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」を開きます。「出力デバイスを選択してください」のドロップダウンから、PC内蔵の「スピーカー」や接続した「イヤホン」が正しく選択されているかを確認します。
- Macの場合: メニューバーのサウンドアイコンをクリックするか、「システム設定」>「サウンド」>「出力」を開き、正しい出力装置が選択されているかを確認します。
③【OS層】アプリケーションごとの「音量ミキサー」はどうか? (Windows)
Windowsには、アプリケーションごとに個別の音量を設定できる「音量ミキサー」という機能があります。タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「音量ミキサーを開く」を選択してください。アプリケーションの一覧の中から「PowerPoint」を探し、そのスライダーがミュートになっていたり極端に低くなっていたりしないかを確認します。
④【パワポ層】動画オブジェクトの音量はミュートになっていないか?
PowerPointのスライド上で問題の動画をクリックして選択します。するとリボンメニューに「**再生**」タブが表示されます。そのタブの中にある「**ビデオの音量**」ボタンをクリックし、「消音(ミュート)」になっていないか、また音量が「小」になっていないかを確認してください。
⑤【ファイル層】動画は「埋め込み」か「リンク」か? リンク切れの可能性
もしお客様が動画を挿入する際に「ファイルから挿入」ではなく「ファイルにリンク」を選択していた場合、PowerPointはその動画ファイルをプレゼンファイル内に取り込むのではなく、元のファイルの場所を「参照」しているだけです。プレゼンファイルを作成した後に元の動画ファイルの場所を移動したりファイル名を変更したりすると、この「リンク」が切れてしまい再生できなくなります。「ファイル」>「情報」の「メディアの互換性の最適化」や「ファイルへのリンクの表示」セクションでリンクの状態を確認できます。
【プロの推奨】プレゼン本番でのトラブルを避けるため、動画ファイルは原則として常に「**埋め込み**」で挿入する習慣をつけましょう。
⑥【ファイル層】音声「コーデック」の非互換性
これは少し専門的な問題です。動画ファイル(`.mp4`や`.wmv`など)は映像と音声を圧縮して格納するための「容器」です。そして、その圧縮方法のルールのことを「**コーデック**」と呼びます。PowerPointは一般的なコーデックには対応していますが、特殊なカメラで撮影された動画やWebからダウンロードした一部の動画では、PowerPointが理解できない音声コーデックが使われている場合があります。
【切り分け方法】
その動画ファイルをVLC Media Playerのような再生能力の高いフリーのメディアプレーヤーで開いてみてください。もしVLCで正常に音声が再生されるなら、原因はコーデックの非互換性にある可能性が高いです。
【解決策】
HandBrakeなどの無料の動画変換ソフトを使い、動画を最も互換性の高い標準的な形式「**MP4(H.264ビデオ + AACオーディオ)**」へと変換し直してから再度PowerPointに挿入します。
⑦【最終手段】Officeアプリケーションの修復
これまでの全てのステップを試しても解決しない場合、PowerPointのプログラム自体が破損している可能性も考えられます。Windowsの「設定」>「アプリ」からMicrosoft Officeを探し、「変更」>「**オンライン修復**」を実行することで、アプリケーションをクリーンな状態に戻すことができます。
まとめ:プレゼン本番の「沈黙」は、事前の「リハーサル」で防げる
PowerPointの動画から音が出ないというトラブルは、複数の要因が複雑に絡み合った結果として現れます。しかし、その一つ一つの「関所」を冷静に点検していけば、必ず原因にたどり着くことができます。
- まず「下流」から疑え: PC本体のミュート、OSの出力先。問題は最も単純な場所に隠れていることが多い。
- パワポ内の「音量」を見逃すな: 「再生」タブの「ビデオの音量」は見落としがちな罠。
- 「コーデック」という名の言語の壁: 映像と音声は別の言語で話している。PowerPointが理解できる標準語(AAC)に翻訳してあげる優しさを持つ。
- 「リンク」ではなく「埋め込み」を愛せ: プレゼンファイル一つで全てが完結する「埋め込み」こそが、本番での事故を防ぐ最強の保険である。
- 究極の防御策は「本番と同じ環境でのリハーサル」: プレゼンを行うPCとプロジェクター、スピーカーを実際に繋いで、最初から最後まで一度通しで再生してみる。その一手間があなたの信頼を守る。
プレゼンテーションの成功は、その内容だけでなく、それを支える技術的な安定性にかかっています。ぜひこのトラブルシューティング・マニュアルをお守りとして、自信を持って本番に臨んでください。
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