
“初期化”する前に試せ!Windowsの「システムの復元」とは?個人用ファイルを消さずに“調子が悪くなる前”の状態に戻す方法
Windowsのお役立ち情報

記事の最終更新日:2025年10月27日
ピー太さん、どうしよう…私のWindows PCがすごく不安定になってしまいました。新しいドライバーをインストールしてから、アプリが頻繁にクラッシュしたり、動作が異常に重くなったりするんです。
もうどうしていいか分からなくて、最終手段の「初期化」しかないのかなって思っています。でも、初期化すると写真とかレポートのファイルとか、私の大事なデータが全部消えてしまいますよね?
PCが調子悪くなる「前」の、あの平和だった状態にだけ戻せる、タイムマシンみたいな都合のいい機能って本当にないのでしょうか?
スト子さん、その「タイムマシン」、Windowsにはちゃんと標準で搭載されていますよ。そして、その機能こそPCのトラブル解決における「最後の砦」であり、多くの人が知らずに「初期化」という悲しい決断を下してしまっている究極の「救済策」なのです。
その名も、「**システムの復元**」。これは、お客様の大切な写真や文書といった「**個人用ファイル**」には一切手を触れずに、PCの「**システム**」の部分だけを調子が良かった過去の特定の時点へと巻き戻す魔法の機能です。
この記事では、その魔法の正しい使い方を徹底的に解説します。PCが健康なうちに未来の自分を救うための「セーブポイント(復元ポイント)」を作る方法から、Windowsが起動しないという絶望的な状況からでも時間を巻き戻す方法まで。あなたのPCとデータを守り抜くための全知識を授けましょう。
復元の哲学:それは「全てを消す」のではなく、「システムだけを巻き戻す」こと
PCの「初期化」や「リカバリー」は、家全体を更地にして建て直すようなものです。家(システム)は綺麗になりますが、その中にあった家具やアルバム(個人用ファイル)も全て失われてしまいます。
一方、「**システムの復元**」は全く思想が異なります。それは、家の「内装」だけがおかしくなってしまった時に、家具やアルバムはそのままに、壁紙や配線といった「**家の設備(システム)**」だけを問題が発生する前の状態に戻すという、極めてインテリジェントな修復方法です。
この魔法を可能にしているのが、「**復元ポイント**」という名の「**システムのスナップショット**」です。Windowsは、重要なシステム変更(ドライバーのインストール、Windows Updateなど)が行われる直前に、現在の正常なシステムファイルやレジストリ(OSの根幹をなす設定データベース)の状態を写真のように記録しています。
「システムの復元」とは、この過去に撮影した「健康だった頃の写真」を元に、現在の不調なシステムを上書き修復するプロセスなのです。重要なのは、この「写真」には、お客様の個人的なドキュメントや写真は一切含まれていないということです。だからこそ、私たちはデータを失う恐怖を感じることなく、安心して時間を巻き戻すことができるのです。
第一章:未来への保険 - 手動で「復元ポイント」を作成する
システムの復元は、過去に作成された「復元ポイント」がなければ始まりません。Windowsは自動で復元ポイントを作成してくれますが、最も確実な安全策は、重要な変更を加える前にあなた自身の手で意図的に「セーブポイント」を作成しておくことです。
ステップ1:「システムの保護」を有効にする
まず、この機能が有効になっているか確認します。
- Windowsの検索ボックスに「**復元ポイントの作成**」と入力し、表示されたコントロールパネルの項目を開きます。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「システムの保護」タブを選択します。
- 「保護設定」の一覧で、お使いのWindowsがインストールされているドライブ(通常は C:)の「保護」が「有効」になっているかを確認します。もし「無効」なら、「構成」ボタンをクリックし、「システムの保護を有効にする」を選択してください。
ステップ2:手動で復元ポイントを作成する
保護が有効であることを確認したら、いよいよセーブポイントを作成します。「システムのプロパティ」ウィンドウの下部にある「**作成...**」ボタンをクリックします。「`〇〇(ソフト名)インストール前`」や「`△△(ドライバー名)更新前`」といった、後から見て何のための復元ポイントかすぐに分かる**具体的な名前を付けること**がプロの作法です。「作成」ボタンを押せば、数十秒でPCの現在の健康な状態がスナップショットとして保存されます。このわずか1分の手間が、未来のあなたを何時間もの苦痛から救うことになるのです。
第二章:タイムトラベルの実行 - 2つの状況からの復元手順
PCの不調に陥った時、その状況に応じて「システムの復元」を呼び出す方法は異なります。
【状況①】Windowsがまだ正常に起動する場合
これが最も簡単で基本的な手順です。
- 検索ボックスに「**システムの復元**」と入力し、コントロールパネルの項目を開きます。
- 「システムの復元」ウィザードが起動したら、「次へ」をクリックします。
- 復元可能なポイントの一覧が表示されます。PCが推奨するポイントか、あるいは「別の復元ポイントを選択する」からお客様が作成したポイントを選択します。
- 【重要】「影響を受けるプログラムの検出」ボタンをクリックすると、この時点に戻ることで「削除されるプログラム」と「復元されるプログラム」の一覧を事前に確認できます。必ず目を通しておきましょう。
- 内容を確認したら、「完了」ボタンをクリックします。「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません」という最後の警告が表示されるので、「はい」をクリックすればタイムトラベルが始まります。
PCは自動的に再起動し、数分から数十分後、指定した過去の状態で再び目覚めます。
【状況②】Windowsが起動しない、あるいはブルースクリーンになる場合
Windowsがデスクトップまでたどり着けない絶望的な状況でも、諦めるのはまだ早いです。私たちは、OSが起動する前の特別な「**回復環境(Windows RE)**」からシステムの復元を実行できます。
- 回復環境への入り方: Windowsの起動に2~3回連続で失敗すると、PCは自動的に「自動修復」モードに入り、青い「オプションの選択」画面が表示されます。あるいは、電源ボタンの長押しによる強制終了を2回繰り返すことでも、意図的にこのモードを呼び出せます。
- 詳細オプションへ: 「トラブルシューティング」>「詳細オプション」と進みます。
- システムの復元を選択: 「詳細オプション」の中に、「**システムの復元**」という項目があります。これをクリックすれば、Windowsが起動していなくても先ほどと同じ復元ウィザードを起動することができます。
この回復環境からの復元こそが、「初期化」を回避するためのまさに「最後の砦」なのです。
まとめ:「システムの復元」は、あなたのPCライフにおける最高の「セーブポイント」である
Windowsの原因不明の不調は、私たちから時間と精神の平穏を奪います。しかし、「システムの復元」という強力な武器の存在とその正しい使い方を知っていれば、私たちはもはや闇雲に恐れる必要はありません。
- 「データ」は消えない、「システム」だけが戻る: 「システムの復元」が「初期化」と決定的に違う最大のポイント。あなたの写真や文書は安全である。
- 未来の自分を救う「手動の復元ポイント」: 大きな変更の前には、必ず「〇〇前」という名のセーブポイントを作成する習慣を持つ。
- `Shift` + 再起動は隠し扉への鍵: Windowsが起動しない時でも、回復環境からシステムの復元を呼び出せることを知っておく。
- 復元後はアプリの再インストールが必要: 復元ポイント作成後にインストールしたアプリは消える。しかし、それはデータが消えることに比べれば些細な手間である。
PCの調子が悪くなったら、まずシステムの復元を試す。このプロの思考手順が、お客様のPCを多くの危機から救い、初期化という最悪の事態を回避するための最も賢明な道筋となるでしょう。
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