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最終更新日:2026年8月10日

ブラウザ快適化ガイド

Chromeが重い・メモリを大量消費する時の対処法

ネットを見ているだけなのにパソコンがカクカクする、ファンがうなり出す、タブの切り替えに時間がかかる——。その原因の多くは、ブラウザのChromeがメモリを大量に使っていることにあります。ただし、Chromeが悪いというより、タブの開きすぎや拡張機能の入れすぎなど「使い方」で重くなっているケースがほとんどです。この記事では、Chromeが重くなる仕組み、タブと拡張機能の整理、メモリセーバーなどの節約機能、そしてパソコン側に原因がある場合の見極めまで、初心者の方でも順番に試せるように解説します。

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  • ブラウザ
IT初心者の七海さん

IT初心者の七海さん

大介先輩、最近ネットを見ているとパソコンがカクカクするんです。調べたら「Chromeはメモリを大量に使う」って書いてあって…。たしかにタブは30個くらい開きっぱなしですけど、閉じるのはもったいなくて。

IT上級者の大介先輩

IT上級者の大介先輩

タブ30個はなかなかだね(笑)。Chromeはタブ1つ1つが別々にメモリを使う仕組みだから、開くほど重くなるんだ。でも、タブの整理、拡張機能の見直し、メモリセーバーの活用で見違えるほど軽くなるよ。「もったいない」はブックマークで解決できる。今日は順番に解説するね。

この記事でわかること

  • Chromeがメモリを大量に使う仕組みと、重くなる主な原因
  • タブの整理術と、今すぐ効く基本の対処法
  • Chrome内蔵のタスクマネージャーで「重さの犯人」を特定する方法
  • 拡張機能の見直しと、メモリセーバーなど節約機能の設定
  • Chromeではなくパソコン側に原因がある場合の見極めと対策

結論

「タブ整理→拡張機能の見直し→メモリセーバー」で大きく軽くなります

Chromeが重い最大の原因は、タブの開きすぎです。Chromeはタブごとに独立してメモリを使う設計のため、タブが増えるほどメモリ消費が積み上がります。まず、使っていないタブを閉じて「あとで読むもの」はブックマークへ移す。次に、使っていない拡張機能を無効化・削除する。そして、開いていないタブのメモリを自動で解放してくれる「メモリセーバー」をオンにする。この3つで、体感が大きく変わります。

それでも重い場合は、Chromeではなくパソコン側の原因を疑います。メモリが8GB未満のパソコンでは、今のWebサイトを複数開くだけで限界に近づくのが正直なところです。Chrome内蔵のタスクマネージャーでの犯人の特定方法から、パソコン側の見極めと対策まで、この記事で順番に解説します。

タブを開きすぎて重くなった七海にタブ整理と節約機能のコツを大介が教える導入漫画
導入漫画:タブを30個開きっぱなしの七海が、タブ整理・拡張機能・メモリセーバーで軽くするコツを大介から教わります。

Chromeが重くなる原因と仕組み

Chromeがメモリを大量に使う仕組みと重くなる原因を七海と大介がやさしく紹介している様子

Chromeは、タブ1つ1つを独立した別々の処理として動かす設計になっています。この設計のおかげで、1つのタブが固まっても他のタブは無事に動き続けるという利点がある一方、タブごとにメモリを消費するため、開くほどメモリ使用量が積み上がっていきます。これが「Chromeはメモリを食う」と言われる理由です。

重くなる主な原因を整理すると、次のようになります。

  • タブの開きすぎ:数十個のタブは、それだけで数GBのメモリを使うことがあります
  • 拡張機能の入れすぎ:拡張機能は常に動き続けるため、数が増えるほど負担になります
  • 重いWebサイト:動画サイト、Webアプリ、広告の多いページは1タブでも多くのメモリを使います
  • 長時間の連続使用:長く使ううちにメモリ使用が膨らんでいくことがあり、再起動で解消されます
  • パソコン側のメモリ不足:搭載メモリが少ないと、普通の使い方でも限界に達します

メモリを「使うこと」自体は悪ではありません

メモリは使われてこそ意味のある部品で、空きが多ければ速いというものでもありません。問題になるのは、メモリを使い切って動作がカクつき始めたときです。この記事の目標は「メモリ使用量をゼロに近づけること」ではなく、「快適に動く範囲に収めること」です。

まず試したい基本の対処

タブの整理と再起動などすぐ効く基本の対処を七海に大介が落ち着いて案内している様子

難しい設定の前に、効果の大きい基本から始めます。特にタブの整理は、それだけで解決することも多い最重要ポイントです。

1

タブを整理する|「あとで読む」はブックマークへ

「閉じたらもう見つけられないかも」という不安が、タブをため込む原因です。

  1. 今使っているタブ以外を閉じる
    タブを右クリックすると「他のタブをすべて閉じる」が選べます。思い切って整理しましょう。
  2. 残したいページはブックマークする
    Ctrl+D(MacはCommand+D)で今のページをブックマークできます。「あとで読む」フォルダーを作っておくと、タブを閉じる心理的なハードルが下がります。
  3. 間違えて閉じても戻せる
    Ctrl+Shift+T(MacはCommand+Shift+T)で、閉じたタブを開き直せます。この操作を知っておくと、安心して閉じられるようになります。
2

Chromeとパソコンを再起動する|膨らんだメモリを解放

長時間つけっぱなしの環境では、再起動だけで見違えることがあります。

  1. Chromeを完全に終了して開き直す
    ウィンドウを閉じるだけでなく、Chromeのメニューから「終了」を選んで完全に終了し、開き直します。
  2. パソコンも再起動する
    何日も再起動していない場合は、パソコンごと再起動すると、Chrome以外にたまった負担もリセットされます。
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Chromeを最新版に更新する|性能改善が含まれることも

更新には速度やメモリ管理の改善が含まれます。

  1. 更新の確認
    Chromeのメニュー→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開くと、自動で更新の確認と適用が行われます。
  2. 再起動で完了
    「再起動」ボタンが表示されたらクリックして完了です。タブは再起動後に復元されます。

Chromeのタスクマネージャーで犯人を特定する

Chrome内蔵タスクマネージャーで重いタブや拡張機能を特定する手順を七海と大介が案内している様子

「どのタブが重いのか」を感覚ではなく数字で確かめられるのが、Chromeに内蔵されたタスクマネージャーです。Windowsのタスクマネージャーとは別物で、Chromeの中身だけを詳しく見られます。

開き方は、Chromeのメニュー(右上の3点)→「その他のツール」→「タスクマネージャー」です(WindowsではShift+Escキーでも開けます)。一覧には、タブや拡張機能ごとのメモリ使用量が表示されます。「メモリ使用量」の列をクリックすると大きい順に並べ替えられるので、上位に来ているタブや拡張機能が「重さの犯人」です。

使い方はシンプルで、犯人が不要なタブなら選択して「プロセスを終了」で閉じる、よく使うサイトなら開きっぱなしをやめて使うときだけ開く、拡張機能なら次のセクションで見直す、という判断につなげます。数字で見ると「このサイトがこんなに使っていたのか」という発見があり、タブ整理のモチベーションにもなります。

拡張機能の見直しとメモリセーバーの設定

拡張機能の整理とメモリセーバーなど節約機能の設定を七海と大介が見直している様子

タブの次に効くのが、拡張機能の見直しと、Chromeに用意されている節約機能の活用です。

1

拡張機能を整理する|「いつか使うかも」は無効化でOK

拡張機能はタブと違って目に見えにくいため、ため込みに気づきにくい場所です。

  1. 一覧を開く
    メニュー→「拡張機能」→「拡張機能を管理」で、入っている拡張機能の一覧を表示します。
  2. 使っていないものを無効化・削除
    最近使った記憶がないものは、スイッチをオフ(無効化)にします。もう使わないと言い切れるものは削除します。無効化なら、必要になったときにオンに戻すだけです。
  3. 入れた覚えのないものに注意
    身に覚えのない拡張機能は、重さだけでなく安全面の問題もあるため削除します。心当たりのない変化が続く場合は「中古パソコンとウイルス対策」も参考に、パソコン全体を確認してください。
2

メモリセーバーをオンにする|使っていないタブを自動で節約

タブを開いたまま、メモリだけ賢く節約してくれる機能です。

  1. 設定を開く
    メニュー→「設定」→「パフォーマンス」を開きます。
  2. メモリセーバーをオン
    「メモリセーバー」をオンにすると、しばらく使っていないタブのメモリが自動で解放されます。タブ自体は残り、クリックすれば再読み込みされて続きから見られます。
  3. 省エネモードも確認
    ノートパソコンなら、同じ画面の「省エネモード」もあわせて確認すると、バッテリー駆動時の負担を抑えられます(設定項目の名称や内容はChromeの更新で変わることがあります)。

「高速化」をうたう非公式ソフトは使わない

「Chromeを高速化」「メモリを解放」とうたう非公式のクリーナーソフトには、効果が乏しいばかりか、不要なソフトの混入や設定の書き換えなどトラブルの原因になるものがあります。この記事で紹介しているChrome標準の機能だけで、安全に十分な効果が得られます。

ブラウザ作業を快適にしたい方へ

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キャッシュ削除と設定リセット

ここまでの対処で改善が薄い場合、Chromeにたまったデータや設定の乱れを整える方法もあります。いずれもChrome標準の機能で、安全に行えます。

まずはキャッシュの削除です。キャッシュは表示を速くするための一時データですが、不具合の原因になることがあります。メニュー→「閲覧履歴データを削除」から、期間を選んで「キャッシュされた画像とファイル」を削除します。このとき「パスワード」や「Cookie」まで消すと各サイトへのログインし直しが必要になるため、初心者の方はまずキャッシュだけにしておくのが無難です。

それでも不調が続く場合は、設定のリセットという手段もあります。メニュー→「設定」→「設定のリセット」から、Chromeの設定を初期状態に戻せます。ブックマークやパスワードは保持されますが、ホームページ設定や拡張機能の有効状態などは初期化されるため、最後の手段と考えてください。なお、パソコン全体の一時データ整理も効果があります。手順は「Windowsの一時ファイルの削除で空き容量を増やす方法」で解説しています。

それでも重いならパソコン側を疑う

Chromeとパソコンのどちらに原因があるかを七海と大介が比較しながら見極めている様子

Chromeを整理しても重さが続く場合、原因はブラウザではなくパソコン側にある可能性が高くなります。見極めの目安を整理します。

症状 疑わしい原因 対策
Chromeだけ重く、他のソフトは普通 タブ・拡張機能・Chromeの状態 この記事の手順を再確認
Chrome以外の動作も全体的に遅い パソコン側(メモリ不足・ストレージ・常駐ソフト) パソコン側の診断と整理
タブを数個開いただけでカクつく 搭載メモリの不足(8GB未満など) メモリ増設または買い替えの検討
起動やファイルを開くのも遅い HDD搭載など、ストレージの速度不足 SSD搭載機への買い替えが効果大

パソコン全体が遅い場合の原因の切り分けは「パソコンが重い・遅い原因と診断方法」で詳しく解説しています。また、そもそもの話として、現在のWebサイトは年々リッチになっており、快適にブラウザを使うならメモリ8GBが最低ライン、タブを多く開くなら16GBが安心というのが正直な目安です。メモリ容量の考え方は「ノートPCのメモリ容量の選び方」をご覧ください。

なお、メモリの増設は機種によって可否が分かれるうえ、本体の分解を伴う作業のため、ご自身での作業はおすすめしません。増設を考える場合は専門店に相談するか、最初からメモリに余裕のある一台へ買い替えるほうが、費用対効果の面でも確実なことが多いです。Macをお使いの方は、標準ブラウザのSafariが省電力・省メモリに強い設計のため、使い分けも選択肢です(詳しくは「MacのSafari活用術」へ)。

ブラウザを軽く保つチェックリスト

ブラウザを軽く保つための日頃の確認項目を七海と大介が慎重に点検している様子

Chromeの快適さは、日頃のちょっとした習慣で保てます。次の項目を時々確認してみてください。

日頃の習慣

  • タブは「今使っている分+少し」まで。あとで読むものはブックマークへ
  • 週に一度はChromeを完全終了し、パソコンも再起動する
  • 拡張機能は3か月使っていなければ無効化する
  • メモリセーバーがオンになっているか確認する

重くなったときの確認

  • Chromeのタスクマネージャーで、重いタブ・拡張機能を特定したか
  • Chromeは最新版に更新されているか
  • Chrome以外のソフトも遅くないか(遅ければパソコン側を診断)
  • 非公式の「高速化ソフト」に頼っていないか

よくある質問

Chromeの重さやメモリの疑問に七海が質問し大介が落ち着いて答えている様子
タブをどうしても閉じたくありません。開いたまま軽くする方法はありますか?

メモリセーバーをオンにすれば、開いたままのタブのうち、しばらく使っていないものからメモリが自動で解放されます。タブは見た目上残り、クリックすれば再読み込みされて続きから使えます。あわせて、タブをグループ化して畳んでおくと管理もしやすくなります。それでも限界はあるため、「あとで読む」用のブックマークフォルダーとの併用がおすすめです。

メモリ使用率が常に80%以上です。異常でしょうか?

使用率が高いこと自体は異常ではありません。メモリは活用されてこそ意味があり、空けておけば速くなるものでもないためです。問題は、使い切って動作がカクつく・固まるなどの症状が出ているかどうかです。症状があるなら、タブ・拡張機能の整理とメモリセーバーで使用量を減らすか、パソコン側のメモリ容量を見直すサインと考えてください。

Chromeをやめて別のブラウザに変えれば軽くなりますか?

変わる可能性はありますが、過度な期待は禁物です。最近の主要ブラウザは仕組みが似ており、タブを開きすぎればどれも重くなります。まずはこの記事の整理術と節約機能を試すのが先決です。そのうえで、Macなら省電力に強いSafariとの使い分け、Windowsなら同じ感覚で使えるEdgeを試す、といった選択肢はあります。ブックマークやパスワードは主要ブラウザ間で引き継げるため、乗り換え自体のハードルは高くありません。

メモリを増設すれば解決しますか?

パソコン側のメモリ不足が原因なら、大きな効果が期待できます。ただし、ノートパソコンには増設できない機種(メモリが基板に直付けのもの)も多く、増設作業は本体の分解を伴うため、ご自身での作業はおすすめしません。増設の可否確認と作業は専門店に相談するか、最初からメモリ16GB以上を搭載した一台への買い替えを検討するのが安全で確実です。買い替えなら保証も新たに付くため、古いパソコンほど買い替えのほうが合理的なことが多いです。

まとめ

Chromeを軽くする対処の要点を整理してわかりやすく振り返る様子の七海と大介

Chromeが重い・メモリを大量消費する問題は、「タブの整理(あとで読むはブックマークへ)→拡張機能の無効化・削除→メモリセーバーをオン」の3ステップで、多くの場合は大きく改善します。どこが重いのか迷ったら、Chrome内蔵のタスクマネージャーで数字を見て犯人を特定するのが近道です。非公式の高速化ソフトには頼らず、Chrome標準の機能だけで安全に軽くできます。

整理しても重さが続くなら、原因はパソコン側かもしれません。Chrome以外も遅いならパソコン全体の診断を、タブを数個開いただけでカクつくならメモリ容量の見直しを検討しましょう。今のWebを快適に使うならメモリ8GBが最低ライン、タブを多く開くなら16GBが安心です。ブラウザの整理術と、余裕のあるパソコン環境。この両輪で、カクカクしない快適なネット環境を手に入れてください。

PC STOREは、快適なブラウザ環境づくりを応援します

PC STOREの中古パソコンは、専門スタッフが1台ずつ整備・検品し、保証をつけてお届けしています。「タブを気にせず開ける一台がほしい」「今のパソコンが遅い原因を相談したい」といったご相談も、お気軽にどうぞ。

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