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ノートパソコンで突然電源が入らなくなったときはどうすれば良い?原因や対処法を解説
ノートパソコンのお役立ち情報

2024.1.18

ノートパソコンで突然電源が入らなくなったときはどうすれば良い?原因や対処法を解説

Q:「ノートパソコンで突然電源が入らなくなったらどうすれば良い?」「ノートパソコンに電源が入らない場合の対処法を知りたい」ノートパソコンが生活の必需品となっている場合、突然電源が入らなくなると困るでしょう。 A:ノートパソコンの電源が入らなくなる原因は様々なので、原因を把握し、適切に対処する必要があります。誤った対処をすると、パソコンが破損して修復できなくなることがあります。本記事では、ノートパソコンの電源が入らなくなる原因や対処法などについて詳しく解説します。 1.ノートパソコンで突然電源が入らなくなる原因 ノートパソコンを使用していると、突然電源が入らなくなることがあり、様々な原因が考えられます。 状況によって異なりますが、考え得る原因を把握しておくと、参考になります。 (1)ACアダプターの接続に問題がある ノートパソコンの電源がつかない場合、ACアダプターの接続に問題があることがあります。 ACアダプターが接続不良となっていると、内蔵バッテリーを充電できません。 ACアダプターが破損している場合、交換することでパソコンが正常に作動するようになります。 (2)バッテリーが故障している 電源が入らない場合、バッテリーが故障していることもあります。 バッテリーは長期間使用していると消耗するため、十分な機能を果たさなくなることがあります。 バッテリーを外した状態でパソコンを接続して正常作動する場合は、バッテリーの故障が原因になります。 (3)本体が帯電している ノートパソコンの本体が帯電していると、電源が入らないことがあります。 たとえば、長時間使用している場合や、使用環境が悪い場合などに、帯電するケースがあります。 (4)HDD・SSDが故障している HDD・SSDが故障している場合、本体が正常に作動しないことがあります。 HDDやSSDは、何かのトラブルや経年劣化により故障することがあります。 (5)ウイルスに感染している パソコンがウイルスに感染していると、正常に作動しないことがあります。 ウイルスは、インターネットの接続などを介して感染することがあります。 2.ノートパソコンに電源が入らなくなった場合の対処法 ノートパソコンに電源が入らなくなった場合、様々な対処法があります。 すぐに原因を特定するのは難しいので、複数の対処法を試してみる必要があるでしょう。 対処に困っている方は、参考にしてください。 (1)本体以外の電源ボタンを押してみる パソコンの本体の電源ボタンが作動しない場合、本体以外の電源ボタンを押してみることをおすすめします。 パソコン本体以外の電源ボタンが作動する場合は、本体の電源に何らかの不具合が生じていることになります。 故障しているパーツは、電源部分もしくは電源ケーブルなど様々なケースがありますが、正常に接続できているのであれば、何らかの不具合がないかを確認する必要があります。 (2)電源ケーブルに不具合がないか確認する パソコンの電源が入らない場合、電源ケーブルに不具合が生じている可能性があります。 接続がうまくできていない場合は、ケーブルを交換することで不具合を解消できます。 電源ケーブルやACアダプターいずれかに不具合がないかを確認しましょう。 (3)周辺機器を外してみる パソコンに周辺機器が取り付けられている場合、帯電して電源がつかない状態になっていることがあります。 周辺機器を取り外して放電すると、正常に作動することがあります。 また、電源がつかない場合、バッテリーも取り外してみることをおすすめします。 (4)コンセントを使用している場合は使用数を減らす コンセントを使用している場合は、使用数を減らすことをおすすめします。 というのも、コンセントから供給できる電力量には限界があるので、使いすぎていると十分な電力を確保できないことがあります。 必要ない機器を外して接続すると、正常に電源が作動することもあります。 (5)機器の接続を確認する パソコンの電源がつかない場合は、機器の接続を確認することで改善することもあります。 たとえば、パソコン内部にはメモリなどの精密機器が取り付けられているので、再接続を試してみましょう。 ただし、内部機器の接続確認は慣れていないと難しいので、自信がない場合は業者に依頼するのが無難です。 (6)パソコンを清掃する パソコンを長期間清掃しておらず、埃や汚れがたまっている場合、熱がたまって電源がつかなくなることがあります。 通常、パソコンは熱がたまると通気口より放電しますが、埃や汚れが蓄積している状態では正常に作動しません。 パソコンで汚れがたまりやすい部分を確認し、汚れている場合は清掃してみましょう。 (7)室温を確認する パソコンの電源が入らない場合は、室温を確認することをおすすめします。 というのも、パソコンは精密機器であり、温度変化の影響を受けやすいと言われています。 とくに、夏は気温が高温になるので、パソコンが正常作動しないことがあります。 室温が35℃以上になっている場合は、室温の影響も考慮し、温度調整が必要です。 (8)外部モニターに接続してみる 電源を入れても作動しない場合、液晶が故障していることもあります。 液晶が故障している場合は、外部モニターに接続することで、表示されます。 原因を特定するためにも、液晶の故障が疑われる場合は試してみましょう。 3.ノートパソコンの電源が入らない場合にすべきではないこと ノートパソコンの電源が突然入らなくなった場合、誤った対処をすると破損して使用できなくなることもあります。 パソコンの取り扱いに慣れていない場合に失敗しがちなので、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。 (1)むやみに強制終了や再起動をしない パソコンの電源がつかない場合に、むやみに強制終了や再起動をするのはおすすめできません。 繰り返し強制終了すると、パソコンに負荷がかかります。 原因を究明したり、時間を置いて電源を入れるなど、落ち着いて対処することが大切です。 (2)パソコンに衝撃を与えない パソコンの電源がつかない場合、パソコンに衝撃を与えるのは避けましょう。 パソコンには精密な部品が含まれているので、衝撃を与えると破損する可能性があります。 突然電源がつかなくなると焦りがちですが、慌てず原因を考えて適切に対処することが大切です。 (3)ノートパソコンを分解しない 電源がつかない場合、内部に何らかの問題があることがありますが、分解するのはおすすめできません。 パソコンの分解には知識や技術が必要であり、慣れていないと収拾がつかなくなります。 誤った方法で分解すると修復できなくなることもあるので、必要な場合は業者に依頼するのが無難です。 まとめ ノートパソコンの電源が突然入らなくなった場合、パソコン自体の故障以外にも様々な原因が考えられます。 見た目で特定することは難しいので、複数の対処法を試して原因を特定し、復旧させる必要があります。 なお、誤った対処をすると破損して使用できなくなることもあるので、自信がない場合は専門業者への依頼を検討しましょう。

おすすめのノートパソコンの選び方は?着眼点やポイントを解説
ノートパソコンのお役立ち情報

2024.1.12

おすすめのノートパソコンの選び方は?着眼点やポイントを解説

Q:「ノートパソコンはどのように選ぶのが良い?」「自分に合うノートパソコンを知りたい」ノートパソコンには様々なサイズ、種類のものがあるので、購入する際に迷う方が多いです。 A:ノートパソコンを選ぶ際は、サイズ、価格、スペック、種類など優先順位をつけて選ぶ必要があります。ノートパソコン選びのポイントを把握しておくことで、最適なパソコンを手に入れられます。本記事では、ノートパソコンの選び方について詳しく解説しますので、参考にしてください。 1.【スペック・特徴別】ノートパソコンの選び方 ノートパソコンにはスペックや特徴の異なる様々なタイプがあるので、重視する点を決めることがスムーズに選ぶポイントです。 スペック・特徴などに関するノートパソコンの選び方について解説します。 (1)CPUを選ぶ際のポイント パソコンの機能を評価する指標として、CPUがあります。 高性能のCPUのパソコンは高価ですが、動作がスムーズなのでストレスなく使用できます。 パソコン購入後の使い方をイメージし、必要な性能のパソコンを選ぶことが大切です。 インテル社 Celeron Pentium Core i3 Core i5 Core i7 Core i9 AMD社 AMD 3015e AMD 3020e Athlon Ryzen 3 Ryzen 5 Ryzen 7 Ryzen 9 CPUの性能は世代も重要であり、性能は新しいものの方が高いと言われています。 (2)パソコンのストレージの選び方 パソコンのストレージにはSSDとHDDがありますが、SSDがおすすめです。 SSDはHDDよりも強度が高いので、持ち運ぶ際に落下した場合などでも壊れにくいと言われています。 また、SSDはHDDよりも速度が速いのが特徴であり、パソコンをスムーズに使用できます。 ただし、SSDはHDDよりも高価なので、使う頻度や用途に応じて選ぶ必要があります。 中には、SSDとHDDを両方搭載してバランスをとったものもあります。 (3)ディスプレイのサイズに着目する ノートパソコンを選ぶ際は、用途によって使いやすいサイズが異なります。 頻繁に持ち運びする場合はサイズの小さいパソコンが使用しやすいですが、複数のソフトを開いたり書類作成したりする際は、サイズが大きい方が使いやすいと感じる方もいます。 実際の使用シーンをイメージして、使いやすいパソコンを選びましょう。 (4)パソコンの種類に着目する ノートパソコンを選ぶ際は、パソコンの種類も決める必要があります。 ノートパソコンと一口に言ってもサイズは様々であり、一般的なノートパソコン以外に、タブレットパソコンなどもあります。 使用方法によって適したものは異なるので、複数のタイプから使いやすいものを選びましょう。 (5)キーボードを確認する ノートパソコンを選ぶ際は、キーボードを確認することをおすすめします。 というのも、パソコンによってキーボードが異なり、今まで使用していたものと異なり配置が違っていることもあります。 とくに、モバイル用などコンパクトサイズのノートパソコンの場合は、キーボードもコンパクトで配置が特殊なものもあるので、使いやすさを確認しておきましょう。 (6)OSに着目する パソコンを選ぶ際は、OSも重要なポイントとなります。 パソコンには一般的に、以下のようなOSがあります。 ・Windows (Microsoft社) ・mac(apple社) ・chrome(Google社) Microsoft社の新OSはWindows 11であり、機能やデザインが前モデルと比較し改良されています。 古いOSはサポートが終了するので、長期使用する場合は新しいOSを選ぶのが安心です。 Google社のChrome OSには、安価なモデルも多数販売されています。 様々なアプリケーションをインストールできるなど魅力があります。 2.【用途別】ノートパソコンの選び方 ノートパソコンの選び方は、用途によって異なります。 ネットサーフィンや簡単な文書作成を行うのか、本格的なゲームをプレイするかなど、使い方によって必要な機能やスペックは異なります。 価格のみで選ぶと作業をスムーズに行えずに困ることがありますし、ハイスペックのパソコンを選ぶと費用が高額になります。 用途によるパソコンの選び方のポイントを把握しておくと、選ぶ際の参考になります。 (1)ネットサーフィンとして主に使う場合 ノートパソコンをネットサーフィンとして主に使う場合は、低価格の物であっても十分対応できます。 使用頻度が多く、スムーズな動きを重視したい場合は、Core i3以上のプロセッサーを搭載しているタイプや、メモリ8GB以上のものを選ぶと使いやすいでしょう。 スペックに余裕があるものを選ぶと、複数の作業の同時並行も問題なく行えます。 (2)オフィスソフトの使用を頻繁に行う場合 パソコンをビジネスで使用するなどオフィスソフトの活用の頻度が多い場合は、オフィスソフトを搭載したパソコンを選ぶのが便利です。 また、簡単な文書作成程度であればそれほど高いスペックは必要ないですが、複数のソフトを開いて同時作業を行う場合などは、8GB以上あると使いやすいです。 (3)ビジネスシーンで使用する場合 ビジネスシーンで使用する場合は持ち運ぶケースも多いので、使いやすい重さやサイズのものを選ぶ必要があります。 また、テレワークなどを行う場合は、カメラを使用することもあるので、カメラの有無や機能も重要です。 なお、テレワークでパソコンをメインに取り扱う場合は、作業効率が重要なので、スペックの高いパソコンを選ぶのがおすすめです。 (4)画像・動画編集を主に行う場合 画像・動画編集を頻繁に行う場合は、スペックの高いパソコンを購入するのがおすすめです。 画像・動画編集ソフトは高容量のメモリを必要とするので、不足しているとスムーズに作動しません。 メモリは16GB以上ないと、正常に作動しないこともあります。 また、画像や動画の編集では作業のしやすさも重要なので、液晶のサイズなども検討する必要があるでしょう。 (5)ゲームをプレイする場合 ゲームと一口に言っても、プレイできるゲームは様々であり、内容によって必要なスペックは異なります。 スムーズにゲームをプレイするにはパソコンのスペックが重要であり、本格的に楽しむのであればCore i7以上を選ぶのがおすすめです。 まとめ ノートパソコンと一口に言っても様々なタイプがあり、用途によって適したものは異なります。 使用頻度が少ない場合や簡単な作業を行う場合は、それほど高スペックは必要ないので、コスト重視で選ぶことが可能です。 一方、画像や動画の編集、ゲームなど高い機能を必要とする作業を行う場合は、機能を重視するのがストレスなく使用するポイントです。 なお、自宅で使用するか、外出先で使用するかによっても、使いやすいノートパソコンは異なります。 ノートパソコンの特徴や選ぶ際のポイントを把握し、最適なアイテムを選びましょう。

中古ノートパソコンで1万円台のパソコンてどうなの?選び方の注意点を解説
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.12.31

中古ノートパソコンで1万円台のパソコンてどうなの?選び方の注意点を解説

Q:「中古で1万円台のノートパソコンてどうなの?」「安くパソコンを手に入れたいけれど正常に作動するか不安」中古のパソコンであれば、1万円台の激安で販売されているものもありますが、問題なく使用できるか不安に感じる方もいるでしょう。 A:中古パソコンの専門店も増え、品質が担保されてある商品も多いので、簡単な文書作成やネットサーフィン用途であれば激安のパソコンを手に入れるのがお得です。本記事では、1万円台の中古ノートパソコンについて詳しく解説します。 1.1万円台の中古パソコンを購入する際の注意点 中古パソコンの場合、1万円台で購入できるものも多数あります。 ただし、価格のみで判断して購入すると失敗するリスクがあるので注意が必要です。 1万円台の中古パソコンを購入する際の注意点を解説しますので、参考にしてください。 (1)OSが搭載されていない可能性がある 1万円台の中古パソコンには、OSが搭載されていない可能性があるので注意が必要です。 パソコンに一般的に採用されているOSとしては、以下が挙げられます。 Windows (Microsoft社) mac(apple社) chrome(Google社) OSが搭載されていないパソコンの場合は操作できないので、別途OSを購入する必要があります。 OSの購入には数万円かかるので、パソコンを1万円台で購入できたとしても出費は大きくなります。 なお、最新のOSに対応していないパソコンもあり、その場合は更新できないので、不都合が生じることがあります。 (2)違法なOSが搭載されている可能性がある 1万円台の安い中古パソコンの場合、違法なOSが搭載されている可能性があるので注意が必要です。 正規OS以外が搭載されているパソコンの場合、途中で不具合を起こしたりパソコンを使用できなくなることもあります。 購入前に正規OSが搭載されているかの確認が必要です。 (3)スペックが低い可能性がある パソコンの価格はスペックにより異なるので、価格1万円台の場合は非常にスペックが低いこともあります。 スペックが低くても簡単な文書作成やネットサーフィン程度であれば問題ないですが、ソフトをダウンロードするなど多彩な使い方をする場合はストレスに感じることがあります。 また、複数の操作を同時に行う場合、スペックの低いパソコンを使用すると動作が遅くなります。 2.簡単な文書作成やネットサーフィン程度であれば安価な中古パソコンで十分 中古のノートパソコンが1万円台で手に入るのは魅力的ですが、問題なく使用できるか不安に感じる方もいるでしょう。 ノートパソコンは、簡単な文書作成やネットサーフィン程度であれば安価なものであっても十分使用できます。 使用頻度が多い場合やクオリティを求める場合はある程度のスペックが必要ですが、使用頻度が少ない場合は安価な中古パソコンを検討するのも手段です。 (1)スペックに依存しない使用方法であれば問題ない 1万円台の中古パソコンを購入する際、不安に感じる方もいますが、スペックに依存しない使用方法であれば問題ありません。 もちろん、高いスペックを必要とする作業を行う場合は不十分ですが、ネットサーフィンやウェブサイトの閲覧、簡単な文書作成でしか使用しない方もいるでしょう。 とはいえ、スピードを重視したい場合は、低スペックのものでは支障を来すこともあるので、使用頻度が多い場合は標準的なモデルを搭載したパソコンを選ぶのがおすすめです。 (2)比較的長期間使用できるパソコンが多い 以前は、性能不足でパソコンを買い替えるケースが多くありましたが、現在では機能が充実しており、長期使用する方が増えています。 数年以内のパソコンが中古で安価で販売されている場合、用途によっては十分対応できるケースも多いです。 1万円台のパソコンでも対応できる範囲の作業量であれば、安価なパソコンを選ぶのがお得です。 (3)中古パソコンを安心して購入できる専門店が増えている 価格1万円台のパソコンの場合、不具合を起こすのではないかと不安に感じる方もいますが、中古パソコンを安心して購入できる専門店が増えています。 もちろん、オークションサイトなど個人売買の場合は信憑性が低いですが、専門店であれば品質が管理されているケースが多いです。 専門店は信頼を得る必要があるので、不安定なパソコンは販売しない方針となっていることが多く、比較的安心して購入できます。 なお、専門店であれば、データの消去や点検、サポートを行っているケースがあるので、あらかじめ情報収集した上で利用することをおすすめします。 (4)保証付きであれば安心して購入できる 安価なパソコンであっても、保証付きであれば安心して購入できます。 中古パソコンの需要は高まっており、保証などの制度も充実している傾向にあります。 実際に、通信販売などでも、期間限定で保証が付いているものも多いです。 そのため、価格1万円であっても初期不良に対する不安がないので、安心です。 3.1万円台のノートパソコンを選ぶ際のポイント 1万円台のノートパソコンは多数あるので、選ぶ際に迷う方も多いです。 品質が担保されてあるものも多いですが、譲れないポイント明確にしておく必要があります。 失敗しないためにも、選び方のポイントを把握しておきましょう。 (1)搭載されているOSを確認する パソコンを激安で購入する場合も、OSを確認することが大切です。 購入する場合には、サポート対象範囲内のOSを選ぶことをおすすめします。 サポートが終了しているOSの場合、不都合が生じることがあります。 (2)ジャンク品に注意する 価格1万円台のパソコンの場合、ジャンク品が紛れている可能性があります。 たとえば、正常に作動しなかったり、液晶が割れていたりと、様々な状態のものがあります。 また、必要なパーツが揃っておらず、正常使用できないものもあります。 (3)スペックを確認する 価格1万円台であればある程度妥協する必要がありますが、購入する際はスペックの確認が必要です。 スペックを確認する際は、CPU、メモリ、ストレージなどに着目することになります。 1万円台のパソコンは、CPUは「Celeron」など低めのものが多いですが、頻繁に使用する場合は「Intel Core-i3」以上のものがスムーズです。 価格はメモリにも依存し、4GB以上のものを選べば、簡単な文書作成やネットサーフィン程度であれば対応できます。 まとめ 中古パソコンは専門店も増えており、安価であっても安心して購入できるものが多いです。 パソコンを頻繁に使用する場合は不十分ですが、頻度が低い場合や簡単な文書作成、ネットサーフィンのみで使用する場合は、1万円台のパソコンであっても問題なく使用できます。 ただし、購入後に不満に感じないためには、スペックやサイズなど価格以外に重視する要素を満たしているかの確認が必要です。 なお、購入する際は搭載されているOSを確認し、OSを自分で準備する必要があるなど予想外の出費が発生しないよう注意することをおすすめします。 中古パソコンに関する情報を収集し、お得なパソコンを手に入れましょう。

ビジネスパーソン向けノートパソコンの選び方【2023年版】
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.10.10

ビジネスパーソン向けノートパソコンの選び方【2023年版】

Q:経営企画部門、マーケティング部門、広報・宣伝部門、営業部門など社外関係者や取引先との接触が欠かせない部門のビジネスパーソンにとって、今やノートパソコンは必須の業務ツール。 A:ところが一口にノートパソコンと言ってもあまりにもモデルが多いので、「自分の業務に適したノートパソコンは?」となると、選択に悩むところでしょう。そこでビジネス向けノートパソコンのスペックとノートパソコン選びのチェックポイントを解説します。 ノートパソコンのタイプ ノートパソコンは用途に応じて様々なモデルがあり、そのタイプは次の4つがあります。 スタンダードノートタイプ 据置型です。 画面サイズが14―17インチまでと大きいのでパソコン作業がしやすく、DVD/BDドライブ、USB端子などパソコン作業に必要なインターフェースが一通り揃っているのが特徴です。スペースの関係からデスクトップパソコンの代替として利用するユーザが多いと言われています。 モバイルノートタイプ 携行型です。 画面サイズが12― 14インチ、重量が700g―1.3kgの小型・軽量モデルがこのタイプとされています。軽量であることに加え、低消費電力のCPU搭載によりバッテリー駆動時間が12時間超のモデルが大半です。 2 in 1ノートタイプ タッチパネルを搭載しており、タブレットとしても使用できるタイプです。 キーボードの取り外しができる着脱式と、画面を360度回転できるコンバーチブル式の2種類があります。着脱式は安定性が悪いので、業務用の使用には不向きと言われています。 ゲーミングノートタイプ グラフィックボードを搭載しており、本格的な3Dゲームを楽しめるタイプです。 3Dゲームの他、動画制作・編集を始めとしたヘビーな作業を軽快にできるのが特徴です。重量があり、バッテリーの電力消費も激しいので、ノートパソコンと言うより動画制作・編集用ノートパソコンとしての利用が多いようです。 ビジネス向けノートパソコンのスペック要件 ビジネスパーソンがノートパソコンを選ぶ場合、次のスペック確認が必要です。 (1)画面サイズ・重量 ビジネス向けノートパソコンは、自席から会議室、社外関係先・取引先、自宅へなど、携行の機会が多いパソコンです。 この特性を考えると、画面サイズが12―14インチ、重量が700g―1.3kgの小型・軽量モデルのモバイルノートタイプが適している方が多いでしょう。 (2)CPU CPUには「IntelのCore i」と「AMDのRyzen」の2種類があり、それぞれ次のラインナップがあります。 < Intel >●Core i3………ローエンドモデル●Core i5………ミドルエンドモデル●Core i7・9……ハイエンドモデル ●Ryzen 3………ローエンドモデル。IntelのCore i3に相当●Ryzen 5………ミドルエンドモデル。IntelのCore i5に相当●Ryzen 7・9……ハイエンドモデル。Ryzen 7はIntelのCore i7、にRyzen 9はIntelのCore i9に相当 (3)メモリ メモリは4GB、8GB、16GBなどの容量があり、容量が大きいほど同時に多くの作業を行った時の軽快性が高まります。 複数作業を同時並行で進めることが多い場合は、8GBのメモリ容量が必要と言われています。また動画制作・編集を始めとするヘビーなパソコン作業の場合は16GBのメモリ容量が必要と言われています。 (4)ストレージ パソコンのストレージは、●HDD ( Hard Disk Drive:磁気記録型)の……大容量で安価。消費電力が大きく衝撃に弱い●SSD(Solid State Drive:フラッシュメモリ型)……高速かつ耐久性が強く消費電力が小さい。ただし高価 に大別されます。 ビジネス向けノートパソコンの場合は起動やストレージからの読み込み速度を高速化する必要があるので、SSDが主流になっています。 (5)端子(インターフェース) ビジネス向けノートパソコンの場合、周辺機器との接続に必要な端子として次が挙げられます。●USB TypeA……USBメモリ、ワイヤレスマウスなどとの接続に使う端子●USB TypeC……動画出力メモリ、バッテリー充電器などとの接続に使う端子●HDMI……外部モニタやプロジェクターの接続に使う端子●LAN端子……有線LANと接続する端子 このうちUSB TypeAは2口欲しいところです。USB TypeCはTypeAの上位互換端子なので、TypeAで接続できる周辺機器はTypeCでも接続できます。例えばUSBメモリやワイヤレスマウスはUSB TypeAでもTypeCでも接続可能です。 ただTypeAは接続対応機器が多いので、USB TypeAが2口、TypeCが1口あればまず問題はないと言えます。 (6)バッテリー駆動時間 バッテリーは例えばカタログスペックで駆動時間12時間と表示されていても、アプリケーションソフトにより電力消費量が異なり、バッテリーの実駆動時間はカタログスペックの70%が相場と言われています。したがって12時間駆動のバッテリーなら8時間程度は使用できるので、まず合格と言えます。 ビジネス向けノートパソコン選びのチェックポイント ビジネス向けノートパソコンの使用頻度は、部門ごとの業務により異なります。しかし各部門共通のノートパソコン選びのチェックポイントとして、一般に次が挙げられます。 (1)画面サイズ・重量 ノートパソコンは携行するパソコンなので、画面サイズと重量のチェックは重要です。 ビジネス鞄に他のアイテムと一緒にノートパソコンを入れて携行するには、体の負担を軽くするために「コンパクトで軽量」が必須条件になります。 (2)バッテリー駆動時間 ノートパソコンはバッテリー駆動時間のチェックも重要です。 新幹線で移動の際は車両に電源コンセントがない、ターミナル駅の電源コンセントコーナーは行列、飛び込んだカフェには電源コンセントがないなどで充電できないケースがよくあるからです。 したがってバッテリー駆動時間は12時間以上のモデルを選ぶ必要があります。 (3)Officeソフト Officeソフトはどの部門の業務でも必要なアプリケーションソフトなので、それがプレインストールされているかのチェックも重要です。もし含まれていない場合、別途購入を検討する必要があるかどうかも考えましょう。 (4)セキュリティ ビジネス向けノートパソコンは業務ツールの1つなので、セキュリティ対策のチェックも欠かせません。自分が使っているノートパソコンからの情報漏洩は会社の信用失墜を招き、ウイルス感染は業務の混乱を招きます。 ビジネスパーソンの業務シーン別ノートパソコンの選び方 ノートパソコンはビジネスパーソンが担っている業務により、ライトな使い方からヘビーな使い方まで様々に異なります。したがって自分の業務に適したモデルを選ぶ必要があります。業務シーン別ノートパソコンの選び方として、一般に次が挙げられます。 通常は自席でのデスクワーク 通常は自席のスタンダードタイプのノートパソコンで業務処理をしており、会議や打合せの記録を取ったり資料を見たりするために、サブとしてノートパソコンが必要と言う人は、画面サイズ11インチ程度のローエンドモデルで十分でしょう。 ミドルな使い方が多く、出張の際も携行が必要 職場では、●様々な資料をWebサイトから収集・分析し、各種文書を作成する●メールやチャットで社内外の関係者と頻繁にコミュニケーションを取る●社外関係先や取引先との会議・打合せが多い●出張の際は必携品 など、ノートパソコンをミドルに使う人は、モバイルノートタイプでメモリ8GB・ストレージ256GB、バッテリー駆動時間12時間以上のミドルエンドモデルが必要でしょう。 外勤がメイン 外勤業務に就いていて、業務中のパソコン作業も多いと言う人の場合、ノートパソコンを1日中携行することになるので、体の負担を減らすために小型・軽量モデルが必要になります。したがってモバイルノートタイプのローエンドモデルが良いでしょう。 クリエイティブ系の業務に就いている 動画制作・編集を始めヘビーなパソコン作業をするクリエイティブ系のビジネスパーソンの場合は、画面サイズ16インチ以上、メモリ16GB・ストレージ512GB、CPUCore7・9のハイエンドモデルが必要でしょう。 まとめ ノートパソコンには様々なタイプとモデルがあります。したがって自分の業務特性や使用目的に合ったノートパソコンを選ばないと、「帯に短し襷に長し」の使い勝手が悪く、中途半端なノートパソコンを使う羽目になり、作業効率を低下させてしまうケースもあります。ビジネス向けノートパソコン選びにおいては、事前の研究も重要と言えそうです。

ノートパソコンが大学生に必要な理由と選び方【2023年版】
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.10.9

ノートパソコンが大学生に必要な理由と選び方【2023年版】

Q:2021年9月に「デジタル庁」が創設されるなど日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、大学内でも様々なデジタル改革が進んでいます。このため大学生にとってノートパソコンは今や必須ツールの1つになっています。 A:ここではその理由と大学生向けノートパソコンの選び方を解説しましょう。 ノートパソコンが大学生の必須ツールになっている理由 大学生活では次のような場面でノートパソコン利用が不可欠になっています。 (1)オンライン講義 生活様式変化の影響もあり、大学のオンライン講義が増加しています。オンライン講義は大学・学生の双方へのメリットをふまえ、今後も対面講義とオンライン講義の併用は続くと見られています。 このオンライン講義受講において、ノートパソコンは必須ツールになっています。 またオンライン講義には、ビデオ会議システムを活用したリアルタイム講義と教員が作成した講義ビデオを視聴するオンデマンド講義の2種類があります。 前者の講義では教員と学生の双方向コミュニケーションが必要なので、WebカメラとWebマイクも必要になります。 (2)課題レポート・研究レポート作成 大学の講義やゼミでは課題レポート・研究レポート作成が必要です。これらのレポートは、今では文書作成ソフトでの作成・提出が常識化しています。また研究レポート作成においてはWebサイトからの資料収集と分析も必要になります。 (3) プレゼンテーション 大学ではゼミ、演習、研究など様々な場面で学生がプレゼンテーションを行う場合があります。このプレゼンにおいてはプレゼン資料作成ソフトで作成したプレゼン用スライドが必要になります。そしてプレゼン時にはパソコンでのスライド操作も必要になります。 (4)就職活動 就職活動でもノートパソコンが必須ツールになっています。近年は大半の企業が自社新卒採用サイトでの履歴書やエントリーシートの提出、Web総合適性検査などを実施しており、就職エントリー段階でノートパソコンが必須ツール化しています。 ノートパソコンを選ぶ際のチェックポイント ノートパソコンと一口に言っても様々なモデルがあります。そこでノートパソコンを選ぶ際は次の事項をチェックする必要があります。 (1)OS OS(Operating System:基本ソフトウェア)とは、パソコン全体を管理し、様々なアプリケーションソフトの動作を制御するソフトウェアのことです。アプリケーションソフトウェア、CPU、メモリ、ストレージ、周辺機器はすべてOSの制御により動作します。 パソコンのOSはMicrosoftが開発した「Windows」とAppleが開発した「Mac OS」の2種類に分かれています。 学生の間では「Windowsパソコン」よりも直感的に操作できる「Macパソコン」の人気が高いと言われています。しかし社会に出ると、クリエイティブ系業種を除き大半の企業はWindowsパソコンを採用しています。したがって学生時代からWindowsパソコンに慣れ親しむ方が、社会人になってから有利かも知れません。 (2)CPU CPU(Central Processing Unitː中央演算処理装置)とは、アプリケーションソフト、メモリ、周辺機器(マウス・キーボード・プリンタ・外部記憶装置)などを制御する装置のことです。「プロセッサ」とも呼ばれます。 CPUはパソコンのあらゆる動作に影響するので、操作の快適性を重視する場合は「IntelのCore i5・AMDのRyzen 5」または「Core i7・Ryzen 7」レベルのCPU搭載モデルが良いと言われています。 (3)メモリ メモリとは、CPUが各種制御やデータ処理を行なうための演算を実行する「主記憶装置」のことです。メモリはCPUの作業スペースの役割を担っており、スペースが広い(メモリ容量が多い)ほどパソコンのデータ処理、Webサイトからのデータダウンロードなどの動作が軽快になります。 (4)ストレージ ストレージとは、パソコンにインストールしたアプリケーションソフト、パソコンで処理したデータ、Webサイトからダウンロードしたデータなどを保存する本体内蔵の大容量補助記憶装置のことです。 SSD搭載モデルはパソコンの起動やアプリケーションソフトの動作が迅速なので、オンライン講義を始めとした学業の様々な場面で、ノートパソコンを快適に使用できます。 (5)バッテリー駆動時間 ノートパソコンのバッテリー駆動時間が短いと、使っている最中にバッテリー残量がなくなり、処理中のデータが消滅する可能性があります。駆動時間12時間以上のバッテリー搭載モデルなら、バッテリー残量を気にせず1日中ノートパソコンを使用できます。 大学生向けノートパソコンの選択基準 学生がノートパソコンを選ぶ際の基準として、一般に次が挙げられます。 (1)画面サイズ 学生の場合はノートパソコンを携行するのが通常なので、コンパクトで軽量なモデルが適しています。とは言え画面サイズが13インチ以下のモデルは視認性が悪く、使い勝手も悪いので学生向けとは言えません。 そこで視認性と携帯性のバランスが取れたモデルは13―15インチのモデルと言えます。これならキャンパス内はもとより、キャンパス外のサークル活動、研究会活動、他大学との交流会などの場にもノートパソコンを楽に携行できるでしょう。 (2)CPU CPUはノートパソコン全体の性能を左右する重要な中核装置です。したがって学生の場合は「Core i5―7」または「Ryzen5―7」レベルのCPUを搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。 これならOfficeソフトを始め学業に必要な様々なアプリケーションソフトを快適に使用できます。 (3)メモリ メモリもパソコンの中核装置の1つで、パソコンの動作速度を左右します。文系の場合は4GB搭載モデル、理系の場合は8GB搭載モデルを選ぶと良いでしょう。 (4)ストレージ ストレージはアプリケーションソフトを始めとする様々なデータの保管場所です。 ストレージはHDDタイプとSSDタイプがあります。SSDタイプはHDDタイプに比べOS・アプリケーションソフトの起動が速く、衝撃に強いのが特徴です。 学生向けのノートパソコンの場合は、●携行が基本……ある程度の衝撃に耐えられる●講義、ゼミ、演習、プレゼン、研究会活動などで使用する……OS・アプリケーションソフトの迅速な起動が必要 などの観点から文系の場合は256GB・SSD搭載モデル、理系の場合は512 GB・SSD搭載モデルを選ぶと良いでしょう。 (5)バッテリー ノートパソコンを選ぶ際はバッテリー駆動時間も重要です。 学生の場合はキャンパスの内外でノートパソコンを1日中使用するケースが多いので、12時間以上のバッテリー搭載モデルなら安心して使用できます。これならACアダプターを持ち歩く必要がないのもメリットです。 (6)Officeソフト 文書作成が付き物の学生向けノートパソコンの場合、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼン資料作成ソフトの3点セットである「Officeソフト」プレインストールモデルは、外せない選択基準と言えます。 プレインストール以外のモデルだとOfficeソフトを別途購入してインストールしなければならないので割高になるケースもあります。 文系と理系ではパソコンに必要なスペックが異なる傾向 文系か理系かでノートパソコンに必要な基本スペックが変わる傾向にあります。 文系の場合は、文書作成がメインの使い方になるので、ノートパソコンに負荷がかかるケースは稀です。したがってCPUはCore i5またはRyzen5、メモリは4GBのレベルで十分と言われています。 理系の場合は、実験動画処理、統計処理、データ解析、グラフィック制作などノートパソコンに負荷がかかる使い方が多くなります。したがってCPUはCore i7またはRyzen7、メモリは8GB以上が必要と言われています。 もちろん実際にどのような使い方をするかは大学の講義内容・個人の研究内容によっても異なってくるため、確認してから選ぶのが良いでしょう。 まとめ 学生向けノートパソコンの価格は文系と理系とでも異なります。文系の場合は5万円以上10万円未満のミドルエンドモデルが相場、理系の場合は10万円以上のハイエンドモデルが相場と言われています。ただしこれは新品の場合で、中古品ならミドルエンドモデルもハイエンドモデルも上記相場より安く買えます。 なお中古品は厳重な買取り審査に基づく品質保証があり、修理に即応してくれる中古パソコン販売店で購入すると安心と言えます。

ノートパソコンのスペックの歴史は?年代別の特徴や機能性を解説
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.10.8

ノートパソコンのスペックの歴史は?年代別の特徴や機能性を解説

Q:ビジネス関連で欠かせないアイテムとなっているノートパソコン。日本では高性能のノートパソコンが多数販売されていますが、スペックはどのように発展してきたのでしょうか。また、ノートパソコンのシェア率が高まったのは、どの年代なのでしょうか。 A:ノートパソコンが世界で初めて発売されたのは、1989年です。それ以降、各社が開発に関与し、よりクオリティの高いノートパソコンへと発展しています。本記事では、ノートパソコンのスペックの歴史などについて解説します。 1.ノートパソコンの普及 ノートパソコンは次第に開発が進められています。どのような経緯でノートパソコンが普及したのか見ていきましょう。 ① 世界初のノートパソコン 世界初のノートパソコンが発売されたのは1989年です。「Dynabook J-3100SS」が東芝より発売されました。 それ以降、ノートパソコンに各社が参入し、1995年頃には多数のノートパソコンが開発されています。ノートパソコンの開発には、主に以下のメーカーが関与しています。 ●東芝 ●NEC ●IBM ●アップル ノートパソコンの開発段階では、新機能・新機種シリーズが次第に展開されました。 ②ノートパソコンの広がりにはインターネットの普及が関与 インターネットの普及によりノートパソコンが広がっています。ノートパソコンの需要が高まり、デスクトップパソコンよりもシェア率が高くなったのは、2000年です。 ノートパソコン開発に各社が力を入れ、「小型・軽量などの使いやすさ」「機能性の充実」などよりクオリティが高まっています。 ③ネットブックの普及 2005年頃、ネットブックが普及しています。ネットブックは、インターネットをメインに使用する小型ノートパソコンです。ネットブックは安価であり取り入れやすく、教育の現場でも普及しています。 ④タブレットなどの競合が出現 ノートパソコンは次第に普及し、今では高いシェア率となっていますが、タブレットパソコンの開発も進められています。タブレットパソコンはタッチパネルでの操作に対応したパソコンです。 タブレットパソコンの開発が各社で進められるようになったのは、2009年以降です。タッチ操作系機能を搭載したWindows 7が発売されたことがきっかけとなっています。 2010年には、アップルにより「iPad」が発売され、ノートパソコン業界にも影響を与えています。 ⑤ノートパソコンの機能性アップ ノートパソコンを携帯して使用するようになり、長時間快適に使用できるよう機能性が高まっています。 たとえば、以下のような機能が取り入れられています。 ●高度なスリープ機能 ●SSDの搭載 外部でパソコンを使用する際は、スリープ機能が有用です。新方式のスリープ機能搭載のパソコンも開発されています。また、省電力であり高性能のSSDもノートパソコンに積極的に取り入れられています。 ノートパソコンは高度な技術が必要であり日本企業の得意分野でしたが、価格競争も激化し、海外での生産も展開されました。そのため、日本では高性能パソコンの開発に焦点を当てています。 2.年代別のノートパソコンスペックの歴史 ノートパソコンの普及は著しく、年代ごとにスペックが高まっています。年代別のノートパソコンスペックの歴史をチェックしてみましょう。 ①1980年代にはラップトップパソコンが開発 1980年代にはラップトップパソコンが開発されています。ラップトップパソコンはデスクトップパソコンとノートパソコンの中間のような性質であり、持ち運びできるのが特徴です。ノートパソコンよりサイズは大きいものの、携帯できる点ではノートパソコンに近いでしょう。 1980年代に日本で発売されたラップトップパソコンは、NECの「PC-8401A」「PC-98LT」、東芝の「J-3100」です。ラップトップパソコンは持ち運びできる点で画期的ではありましたが、重量が大きかったため、実際には携帯は現実的ではありませんでした。 ②1990年代前半にはノートパソコンのベースが完成 1990年代前半にはノートパソコンのベースが完成したと言われています。ノートパソコンの機能が充実した背景には、大手各社の参入があります。IBMやアップルの参入により、ノートパソコンの機能性が高まりました。 1990年代前半には、東芝の「DynaBook J-3100 SS02E」、NECの「PC-9801NC」、アップルの「PowerBook 170」、IBMの「PS/55note 5523-S」などが発売されています。 なお、それぞれアプリケーションやスペック、機能が様々であり、より使いやすいノートパソコンを展開しています。 1990年代には、以下のような特徴的なノートパソコンが発売されています。 ●HDD搭載のパソコン ●アプリケーションが充実 ●TVチューナー付 ●CD-ROMのドライブ内蔵…など 1990年代前半には、パソコンの機能が大幅に発展しています。 ③1990年代後半にはノートパソコンが普及 1990年代後半には、ノートパソコンが普及しています。国産の大手メーカーがノートパソコン開発に関与し、よりスペックや性能がアップしています。 1990年代後半の時点でノートパソコンは高価でしたが、携帯性の便利さから利用が盛んになっています。なお、ノートパソコン普及の背景には、モバイル環境の充実も関与しています。 1990年代のノートパソコンの普及に力を入れていたのは、富士通、シャープ、IBM。東芝、ソニー、パナソニックなどの大手メーカーです。 なお、ノートパソコン特有の携帯性を意識し、以下のような商品が普及しています。 ●リチウム電池を採用している●重量・サイズが小さい●CD-ROMを内蔵している ノートパソコンはより持ち運びしやすいアイテムとなっています。 ④2000年代前半にはノートパソコンの小型化が実現 2000年代前半にはノートパソコンの小型化が実現し、携帯性がより高まっています。また、携帯する際に重要となる作業時間に関しても、開発が進められています。 ノートパソコンの利便性が高まった結果、2000年にはノートパソコンの出荷台数がデスクトップパソコンを上回りました。 以下のような高性能のノートパソコンが販売されています。 ●軽量化・小型化の実現 ●動作速度のアップ ●耐久性が高い ●デザイン性に優れている ●スリープ機能の充実 各社はノートパソコンの開発に関与し、様々な要素で競争が激化し、より使いやすいノートパソコンへと展開しています。 ⑤2000年代後半には様々なタイプのノートパソコンが展開 2000年代後半には様々なサイズ、機能性のバリエーション豊富なノートパソコンが開発されています。 たとえば、サイズでは以下が挙げられます。 ●ミニノート ●サブノート ●B5ノート ●A4ノート ●ハイエンド また、「軽量化重視」「機能性重視」「操作しやすい」「価格重視」など、様々な性質のノートパソコンがあります。なお、必要最小限の処理を行うシンクライアントという概念が普及したのも2000年代後半です。 シンクライアントはセキュリティ面でのメリットもあり、多くの企業に採用されています。 3.まとめ 1989年に東芝より発売された「Dynabook J-3100SS」が、世界初のノートパソコンです。 それ以降各社より次第に開発が進められ、機能性が高まっています。「小型化・軽量化の実現」「使用可能時間の延長」「動作スピードのアップ」など、使いやすいアイテムへと進化しています。 また、タブレットパソコンやipadなどの登場により、携帯性に優れたノートパソコンの開発も進められています。今後のノートパソコンの進化に注目しましょう。

ノートパソコン周辺機器にはどんな種類がある?主な周辺機器を紹介!
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.10.2

ノートパソコン周辺機器にはどんな種類がある?主な周辺機器を紹介!

Q:ノートパソコンは、本体と操作盤(モニター+トラックパッド+キーボード)をダッシュボードのように、コンパクトに前面装備したパソコンです。 A:ところがコンパクトであるが故に、デスクトップパソコンとは使い勝手が異なり、ユーザーによっては使い勝手が悪いと感じるケースもあります。例えば「画面サイズが小さく、表示が見づらい」「ポート数が少なく、接続できる機器が限られてしまう」など。この弱点を補うのが周辺機器です。ここではノートパソコンのインターフェース改善に役立つ周辺機器を解説します。 Bluetoothマウス Bluetoothマウスとは、Bluetooth規格の無線通信によってパソコンに接続するワイヤレスマウスのことです。 通常のワイヤレスマウスは、パソコン本体のUSBポートにマウス用レシーバーを装着する必要があります。しかしBluetoothマウスの場合、Bluetooth規格対応のパソコンであれば、マウス用レシーバーを装着しないでマウス操作ができます。 最新のノートパソコンは、ほとんどのモデルがBluetooth規格対応なので、Bluetoothマウスを使用すれば、窮屈なトラックパッド操作から解放され、パソコン操作のインターフェースが向上するでしょう。 この他、Bluetoothのメリットとして次が挙げられます。 ●USBポートを1口空けられる……ノートパソコンのUSBポートは2―3口と少ないので、Bluetoothマウスを使うことでもUSBポートの1口占有を避けられる●ノートパソコンの持ち運びをしやすい……収納に不便なコードや紛失しやすいレシーバーがないので、ノートパソコンのすぐ持ち運びできる●デスクワークの効率が上がる……コードがないのでデスクワーク上の障害にならない 外付けキーボード ノートパソコンに標準装備されているパンタグラフ型キーボードは、浮き沈みが少ないのでタイピング感が得られず、そのことでフラストレーションを起こすユーザーもいます。そんな方に重宝されるのが外付けキーボードと言えます。 外付けキーボードには、主に以下のような種類があります。 ●メンブレン型……デスクトップパソコンで使用されている浮き沈みが大きい一般的なタイプ●メカニカル型……各キーにスイッチが備わっており、独特のタイピング感があるので正確にタイピングしやすいタイプ●静電容量無接点型……キーが完全に沈み込まなくても入力を検知するタイプ。指の負担を軽減する効果があると言われている デュアル表示用外部モニター 職場、家庭など固定の場所でノートパソコンを使う時の周辺機器です。 22インチ以上の外部モニターをノートパソコンに接続し、モニターをデュアル化することで、外部モニターでWebサイトの資料を検索・収集し、その資料を参照しながら本体モニターで企画書、提案書、プレゼンなどエビデンスが必要な文書作成が可能になり、文書作成の効率化を図れます。 また文書作成のための画面切替えが不要になるので、以下のようなメリットも得られます。 ●画面切替えの度にマウスをタスクバーへ移動する手間を省ける●切替えによる作業中断、文書作成中の連想や閃きで頭に浮かんだアイデアの忘却を防止できる ドッキングステーション ノートパソコンにはUSBポートが標準装備されているので、このポートに外部モニター、外付けキーボード、Bluetoothマウスなどの周辺機器を接続して機能拡張をすれば、デスクトップパソコン並みの快適な作業環境が可能です。ただしUSBポートは2―3口しか搭載されていないので、機能拡張には限界があります。 また、会議やプレゼンでノートパソコンに周辺機器を接続して使う場合は、事前に周辺機器を接続し、事後に接続した周辺機器を1つずつ外し、自席に戻ってから外した周辺機器を接続し直すなどの手間暇がかかります。 このような機能拡張の限界と、周辺機器接続・取り外しの手間暇を解決してくれるのがドッキングステーションと言えます。 ドッキングステーションとは、様々な端子を搭載した機能拡張用の周辺機器のことです。 類似の周辺機器に「USBハブ」がありますが、USBハブはUSBポートの増設しかできません。 対してドッキングステーションの場合は、USBポートの他に外部モニタ・プロジェクター接続ポート、社内LAN接続ポート、プリンタ・スキャナ接続ポートなど、デスクトップパソコン並みの快適なパソコン作業環境を実現する多種のポートを搭載しているのが特徴です。 しかも周辺機器接続時の着脱の煩わしさがないのも特徴です。 と言うのは、ドッキングステーション側のポートに必要なすべての周辺機器を接続し、ドッキングステーションの端子をノートパソコンのポートに接続すれば、ノートパソコンはドッキングステーションに接続されたすべての周辺機器を、拡張機能として使用できるからです。 したがって、例えば会議やプレゼンの場合はその場に持ち込んだ自分のノートパソコンにドッキングステーションを接続するだけで必要な周辺機器を利用でき、終わればドッキングステーションを取り外すだけで済みます。 モバイルバッテリー 外出時にノートパソコンを使っていると以下のような冷や汗状態に陥るケースが少なくありません。●予想より電力を消費してバッテリーが残量切れ寸前●しかし近くのカフェターミナル駅などにバッテリー充電の電源コンセントがない そんな時の助っ人がモバイルバッテリーではないでしょうか。モバイルバッテリーとは、外出時のノートパソコンの充電器です。外出時にUSB給電ポートとAC電源プラグを装備したモバイルバッテリーを携行すれば、いざと言う時に安心です。 冷却パッド ノートパソコンに高負荷がかかると排熱が追い付かず、ノートパソコンはCPU処理速度を自動的に低下させます。当然ノートパソコンの動作が遅くなり、作業効率が著しく低下します。そんな時の助っ人が冷却パッドです。 冷却パッドは、ファンで冷風を送風することでノートパソコン本体の温度を下げる装置です。ノートパソコンの熱暴走も防止できます。また冷却パッドにはパソコン本体の高熱化によるCPU、メモリ、内部ストレージ、端子などの破損・故障を防ぎ、ノートパソコンの寿命を延ばす効果もあります。 振動アラーム ノートパソコンは携行できるのが最大の特徴でありメリットです。これは裏を返せば盗難に遭いやすいパソコンを意味しています。盗難防止に役立つ周辺機器の1つが「振動アラーム」です。 ノートパソコンから離れる際、閉じたノートパソコンの蓋の上に40(幅)×30(高さ)mm程度の小さなカップのような機器をアタッチメントで固定するだけの機器です。所有者がノートパソコンを離れている隙に第三者がノートパソコンを動かすと、センサが異常を検知し、アラーム音とLED光で周りの人に異常を知らせる仕組みです。 盗難防止用の周辺機器としては、他にも「セキュリティワイヤー」があります。ノートパソコンを机や机近くの固定物にワイヤで固縛し、第三者が勝手にノートパソコンを持っていけないようにする機器です。 まとめ ノートパソコンをデスクトップパソコン並みの快適な操作環境で使用し、デスクトップパソコン並みの作業効率でノートパソコンを使用するには、ノートパソコンの周辺機器は不可欠なアイテムと言えます。 自分が担当している業務特性やノートパソコンの使用目的に合った周辺機器を用意すると良いでしょう。

ノートパソコンを選ぶならメーカーごとの特徴をチェック!【2023年版】
ノートパソコンのお役立ち情報

2023.10.1

ノートパソコンを選ぶならメーカーごとの特徴をチェック!【2023年版】

Q:いまやビジネスシーンでもプライベートでも生活に欠かせなくなったパソコン。大別するとデスクトップパソコン、ノートパソコンがあり、それぞれ種類も豊富なため、用途や好みに応じて選ぶことも可能です。 A:ノートパソコン選びの基準の1つがメーカーではないでしょうか。各メーカーにより製品の傾向は異なっているため、これを把握することで好みの機種に出会える確率が高まるかもしれません。今回はノートパソコンを手掛ける主なメーカーの特徴について簡単に解説します。 FUJITSU 富士通は日本でも有数のオフィス機器メーカーで、パソコン事業にも注力しています。2018年から中国のLenovo傘下へ分離しました。ただし富士通の手を完全に離れたわけではありません。開発拠点は変わらず国内の富士通の工場にもあります。ビジネス向け個人ユース共に豊富なラインナップを揃えているのが特徴で、特に軽量化モデルが充実しています。小型軽量の製品でもキーボードは充分なピッチを確保しているあたり、使いやすさへのこだわりが見えると言えるかもしれません。 NEC 電子機器の分野で揺るぎない地位を獲得しているメーカーです。パソコン事業でも日本最大規模でしたが、富士通と同様にパソコン事業はLenovo傘下に入りました。マニュアルは初心者を意識した分かりやすさを追求していて定評があります。Officeなど基本的なソフトもノートパソコンに予めセットアップされた製品が多いのもビギナーには嬉しい特徴といえるでしょう。サポート体制も充実しているので、パソコンに詳しくない方でも安心してお使いになれます。 TOSHIBA 30年以上も前の1989年、ノートパソコンを世界に先駆けて商品化したメーカーとしても知られています。2020年にシャープへパソコン事業を売却し「Dynabook株式会社」として新たなスタートを切りました。東芝時代からの高い技術力をそのまま継承。デスクトップからノートパソコンまで幅広い製品を製造・販売しています。特徴といえるのはコストパフォーマンスの良さ。高音質スピーカーや、ブルーレイディスク・DVDドライブを搭載したモデルも豊富です。 SONY もともとは高性能・高級路線が基本でした。2014年にパソコン分門が関連会社の「VAIO株式会社」として独立しました。高い技術力はそのまま引き継ぎましたが、耐久性と信頼性を重視したビジネスモデルへ重点を置くことに主なコンセプトを切り替え、販売数も徐々に拡大。ビジネス仕様だけではなく個人ユースにも進出しています。厳しい耐久・耐振動試験は定評があります。薄型軽量で旧来のイメージを一新しました。 Panasonic ナショナルというブランド名のほうが馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。いわずと知れた日本有数の家電メーカー。「Let's note(レッツノート)」がビジネス用のノートパソコンとして親しまれています。サイズは14インチまでですが、小型・軽量で高性能と長いバッテリー駆動時間を実現。また、過酷な環境が前提の工事現場などでの使用を考えて耐衝撃・防塵・防滴型の製品「タフブック」を開発。持ち歩きが前提のユーザーから高い支持を集めています。 Apple Windowsとは一線を画し、基本の互換性がない独自路線を確立しています。Windowsが汎用性を満たす製品として認知されているのに対して、ミュージシャンやイラストレーター、デザイナーなどクリエイティブに携わるユーザーからも根強い支持を集めているのも特徴です。デザインも独特でユニーク。「Mac」という愛称は使用していない人でもほとんどが知っているといっても過言ではないでしょう。タブレットのiPad、スマホのiPhoneとの親和性は当然ですが抜群で、ノートパソコンもタブレット、スマホもAppleという熱烈なファンに支えられて確実なシェアを確保しています。 Microsoft いまやスタンダードといえるOSのWindowsに加えて、やはりほぼ独占といえる揺るぎない地位を築いた汎用ソフトのOfficeを開発・販売するメーカー。2012年にオリジナルのパソコン「Microsoft Surface」を市場に投入しました。この「Surface(サーフェイス)」はMicrosoftの主力シリーズでキーボードを本体から着脱でき、ノートパソコン、タブレットのどちらでも使用できる「2in1」というコンセプトが特徴です。 MicrosoftのノートパソコンですからWindowsとOfficeとの親和性はもちろん抜群。小型軽量で携帯性に優れているのが最大の売り物です。駆動時間は8時間を超える製品をラインナップ。12.3インチとサイズが限定されていましたが、13インチや15インチの製品も投入されました。 Lenovo Lenovoは世界的なコンピュータメーカーのIBMから2004年にパソコン事業を買い取りました。ビジネス仕様に注力していたことから、高い信頼性と安定性、使いやすさを追求するのがIBMの基本方針。Lenovoはその伝統をしっかり受け継いでいます。キーボードのタッチのしやすさはいまでも評判が揺るぎません。納期やセキュリティを問題視する声もありました。しかしFUJISTUのパソコン事業を買収したことやNECパーソナルコンピュータを傘下に置く事業統合を実施したこと、またアメリカでセキュリティに関する不安から政府機関や自治体が使用を見合わせたことへの解決を目指すなどの努力により懐疑の声を払拭。日本向けに関してはNECの日本国内工場でも生産を行っています。 HP 世界でもトップクラスのコンピュータメーカー。大型汎用コンピュータやスーパーコンピュータの開発も行っているため、その技術をノートパソコンへ反映すことで高性能な製品を素早く実現しています。躯体やパーツまで自社開発したものが多いのはその証明といえるでしょう。高い技術力は周辺機器にも及んでいて、プリンタのシェアは世界トップクラスですし、スピーカーの品質にも定評があります。 デザインにもこだわりを持っており、「インテリアの設計」という考え方に基づいて製品を開発しています。2015年頃にはラグジュアリー・モバイルPCも打ち出し、ノートパソコンも嗜好品的な発想を取り入れています。 DELL やはり世界有数のコンピュータメーカーですが格安製品路線を展開しています。高品質で実用性を追求したノートパソコンには一定の支持が集まっています。マニュアルも簡素・簡潔を旨として価格を抑えることに注力。また24時間体制の非常に整ったサポートも有料で提供しています。 Acer 施振栄夫妻が1976年に台湾の電子計算機工場として創業。海外のメーカーの部品を生産するOEMが当初は中心でした。しかし1981年には自社製のコンピュータの製造をスタート。エポックとなったのは1983年からApple製パソコンの互換機をイギリスで販売し始めたことです。徐々に知名度を高めていきました。2007年になるとアメリカのパソコンメーカーの買収に成功。世界的な企業へ成長して21世紀には全従業員数はグループ全体で4万人をこえ、技術やサポート体制も世界規模のメーカーとして評価できるレベルに達しています。台湾を代表するパソコンメーカーです。 Asus こちらも台湾を代表するパソコンメーカーです。製品は一通り揃っていますが、特に定評なのがゲーミングモデル。ゲーム用には欠かせないパーツを開発・販売する強みを活かしています。ゲームに特化したノートパソコンだけではなく、多画面ノートパソコンなど高い技術力を証明する製品もラインナップに投入。もともとパーツメーカーだっただけに組み立てはすべて自社工場で完結。製造コストを抑えつつトラブルが少ない製品を実現できているのが最大の強みといえます。 まとめ パソコンメーカーで構成される業界団体の一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表している国内パソコン出荷統計によると、ノートパソコンは全構成比のうち92.1%を占めています。2021年9月に発表された数字ですが、ノートパソコンが9割を超えたのはこれが初めてのこと。 リモートワークの定着で画面の大きなデスクトップの人気もジリジリと上昇してきました。ですがオフィスも住宅も狭い傾向にある日本では、よほどの出来事でもない限りこの数字が逆転することはないとの見方もあります。 そんな需要にあわせ進化してきたノートパソコンは、今後も変化していくはずです。ぜひ最新情報をチェックするようにしてください。

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