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ノートパソコンが大学生に必要な理由と選び方【2023年版】
ノートパソコンのお役立ち情報
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Q:2021年9月に「デジタル庁」が創設されるなど日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、大学内でも様々なデジタル改革が進んでいます。このため大学生にとってノートパソコンは今や必須ツールの1つになっています。
A:ここではその理由と大学生向けノートパソコンの選び方を解説しましょう。
ノートパソコンが大学生の必須ツールになっている理由
大学生活では次のような場面でノートパソコン利用が不可欠になっています。
(1)オンライン講義
生活様式変化の影響もあり、大学のオンライン講義が増加しています。オンライン講義は大学・学生の双方へのメリットをふまえ、今後も対面講義とオンライン講義の併用は続くと見られています。
このオンライン講義受講において、ノートパソコンは必須ツールになっています。
またオンライン講義には、ビデオ会議システムを活用したリアルタイム講義と教員が作成した講義ビデオを視聴するオンデマンド講義の2種類があります。
前者の講義では教員と学生の双方向コミュニケーションが必要なので、WebカメラとWebマイクも必要になります。
(2)課題レポート・研究レポート作成
大学の講義やゼミでは課題レポート・研究レポート作成が必要です。これらのレポートは、今では文書作成ソフトでの作成・提出が常識化しています。また研究レポート作成においてはWebサイトからの資料収集と分析も必要になります。
(3) プレゼンテーション
大学ではゼミ、演習、研究など様々な場面で学生がプレゼンテーションを行う場合があります。このプレゼンにおいてはプレゼン資料作成ソフトで作成したプレゼン用スライドが必要になります。そしてプレゼン時にはパソコンでのスライド操作も必要になります。
(4)就職活動
就職活動でもノートパソコンが必須ツールになっています。近年は大半の企業が自社新卒採用サイトでの履歴書やエントリーシートの提出、Web総合適性検査などを実施しており、就職エントリー段階でノートパソコンが必須ツール化しています。
ノートパソコンを選ぶ際のチェックポイント
ノートパソコンと一口に言っても様々なモデルがあります。そこでノートパソコンを選ぶ際は次の事項をチェックする必要があります。
(1)OS
OS(Operating System:基本ソフトウェア)とは、パソコン全体を管理し、様々なアプリケーションソフトの動作を制御するソフトウェアのことです。アプリケーションソフトウェア、CPU、メモリ、ストレージ、周辺機器はすべてOSの制御により動作します。
パソコンのOSはMicrosoftが開発した「Windows」とAppleが開発した「Mac OS」の2種類に分かれています。
学生の間では「Windowsパソコン」よりも直感的に操作できる「Macパソコン」の人気が高いと言われています。しかし社会に出ると、クリエイティブ系業種を除き大半の企業はWindowsパソコンを採用しています。したがって学生時代からWindowsパソコンに慣れ親しむ方が、社会人になってから有利かも知れません。
(2)CPU
CPU(Central Processing Unitː中央演算処理装置)とは、アプリケーションソフト、メモリ、周辺機器(マウス・キーボード・プリンタ・外部記憶装置)などを制御する装置のことです。「プロセッサ」とも呼ばれます。
CPUはパソコンのあらゆる動作に影響するので、操作の快適性を重視する場合は「IntelのCore i5・AMDのRyzen 5」または「Core i7・Ryzen 7」レベルのCPU搭載モデルが良いと言われています。
(3)メモリ
メモリとは、CPUが各種制御やデータ処理を行なうための演算を実行する「主記憶装置」のことです。メモリはCPUの作業スペースの役割を担っており、スペースが広い(メモリ容量が多い)ほどパソコンのデータ処理、Webサイトからのデータダウンロードなどの動作が軽快になります。
(4)ストレージ
ストレージとは、パソコンにインストールしたアプリケーションソフト、パソコンで処理したデータ、Webサイトからダウンロードしたデータなどを保存する本体内蔵の大容量補助記憶装置のことです。
SSD搭載モデルはパソコンの起動やアプリケーションソフトの動作が迅速なので、オンライン講義を始めとした学業の様々な場面で、ノートパソコンを快適に使用できます。
(5)バッテリー駆動時間
ノートパソコンのバッテリー駆動時間が短いと、使っている最中にバッテリー残量がなくなり、処理中のデータが消滅する可能性があります。駆動時間12時間以上のバッテリー搭載モデルなら、バッテリー残量を気にせず1日中ノートパソコンを使用できます。
大学生向けノートパソコンの選択基準
学生がノートパソコンを選ぶ際の基準として、一般に次が挙げられます。
(1)画面サイズ
学生の場合はノートパソコンを携行するのが通常なので、コンパクトで軽量なモデルが適しています。とは言え画面サイズが13インチ以下のモデルは視認性が悪く、使い勝手も悪いので学生向けとは言えません。
そこで視認性と携帯性のバランスが取れたモデルは13―15インチのモデルと言えます。これならキャンパス内はもとより、キャンパス外のサークル活動、研究会活動、他大学との交流会などの場にもノートパソコンを楽に携行できるでしょう。
(2)CPU
CPUはノートパソコン全体の性能を左右する重要な中核装置です。したがって学生の場合は「Core i5―7」または「Ryzen5―7」レベルのCPUを搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。
これならOfficeソフトを始め学業に必要な様々なアプリケーションソフトを快適に使用できます。
(3)メモリ
メモリもパソコンの中核装置の1つで、パソコンの動作速度を左右します。文系の場合は4GB搭載モデル、理系の場合は8GB搭載モデルを選ぶと良いでしょう。
(4)ストレージ
ストレージはアプリケーションソフトを始めとする様々なデータの保管場所です。
ストレージはHDDタイプとSSDタイプがあります。SSDタイプはHDDタイプに比べOS・アプリケーションソフトの起動が速く、衝撃に強いのが特徴です。
学生向けのノートパソコンの場合は、
●携行が基本……ある程度の衝撃に耐えられる
●講義、ゼミ、演習、プレゼン、研究会活動などで使用する……OS・アプリケーションソフトの迅速な起動が必要
などの観点から文系の場合は256GB・SSD搭載モデル、理系の場合は512 GB・SSD搭載モデルを選ぶと良いでしょう。
(5)バッテリー
ノートパソコンを選ぶ際はバッテリー駆動時間も重要です。
学生の場合はキャンパスの内外でノートパソコンを1日中使用するケースが多いので、12時間以上のバッテリー搭載モデルなら安心して使用できます。これならACアダプターを持ち歩く必要がないのもメリットです。
(6)Officeソフト
文書作成が付き物の学生向けノートパソコンの場合、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼン資料作成ソフトの3点セットである「Officeソフト」プレインストールモデルは、外せない選択基準と言えます。
プレインストール以外のモデルだとOfficeソフトを別途購入してインストールしなければならないので割高になるケースもあります。
文系と理系ではパソコンに必要なスペックが異なる傾向
文系か理系かでノートパソコンに必要な基本スペックが変わる傾向にあります。
文系の場合は、文書作成がメインの使い方になるので、ノートパソコンに負荷がかかるケースは稀です。したがってCPUはCore i5またはRyzen5、メモリは4GBのレベルで十分と言われています。
理系の場合は、実験動画処理、統計処理、データ解析、グラフィック制作などノートパソコンに負荷がかかる使い方が多くなります。したがってCPUはCore i7またはRyzen7、メモリは8GB以上が必要と言われています。
もちろん実際にどのような使い方をするかは大学の講義内容・個人の研究内容によっても異なってくるため、確認してから選ぶのが良いでしょう。
まとめ
学生向けノートパソコンの価格は文系と理系とでも異なります。文系の場合は5万円以上10万円未満のミドルエンドモデルが相場、理系の場合は10万円以上のハイエンドモデルが相場と言われています。ただしこれは新品の場合で、中古品ならミドルエンドモデルもハイエンドモデルも上記相場より安く買えます。
なお中古品は厳重な買取り審査に基づく品質保証があり、修理に即応してくれる中古パソコン販売店で購入すると安心と言えます。
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