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最終更新日:2026年9月19日

Wordの基本操作ガイド

Wordで表を作る・列幅を整える|挿入・自動調整・セル結合

Wordで表を作ったものの、列の幅がばらばらで、文字が変なところで折り返してしまう——。境界線を1本ずつドラッグして直すこともできますが、Wordには内容に合わせて幅を調整する機能や、複数の列を同じ幅にそろえる機能が用意されています。列や行の操作は、表を選んだうえで「テーブル レイアウト」タブから行います。この記事では、Microsoft公式の情報をもとに、表の挿入から列幅の調整、セルの結合までを整理します。

  • Word
  • 表の挿入
  • 列幅
  • セルの結合
IT初心者の七海さん

IT初心者の七海さん

Wordで表を作ったんですけど、列の幅がバラバラで、文字が変なところで折り返してしまって…。1本ずつドラッグして直しているんですが、もっと簡単にそろえる方法ってありますか?

IT上級者の大介先輩

IT上級者の大介先輩

1本ずつじゃなくて大丈夫。①表を選んで「テーブル レイアウト」の自動調整で内容に合わせる ②同じ幅にそろえたい列はまとめて選んでから操作する ③見出しをひとつにまとめたい時は、隣り合うセルを選んで結合する。この3つでだいたい整うよ。Microsoftも、自動調整のボタンで内容のサイズに合うように表や列を自動的に調整できる、と説明している。

この記事でわかること

  • 表を挿入する3つの方法
  • 列の幅と行の高さを変える4つの手段
  • 複数の列や行を同じサイズにする操作
  • 自動調整の2種類と、オフにする方法
  • 隣り合うセルを結合する条件

結論

表を選んでから「テーブル レイアウト」タブで操作します

Microsoftは、Wordではテーブルのサイズと列と行の寸法を手動または自動で調整でき、複数の列または行のサイズを変更したり、セル間のスペースを変更したりすることもできる、と説明しています。

列の幅を内容に合わせたい場合は、表を選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「自動調整」を選ぶという流れです。1本ずつドラッグする方法も用意されていますが、まとめて整えたい場合はこちらが早い経路になります。列や行をまとめて同じサイズにする機能もあります。

列幅がそろわず困る七海に自動調整とセル結合を大介が教える導入漫画
導入漫画:列幅がばらばらで悩む七海が、「自動調整で内容に合わせる・まとめて選んでそろえる・隣り合うセルを結合する」という流れを大介から教わります。

この記事が対象にするWord

対象にするWordの範囲を七海と大介が初心者向けにやさしく確認している様子

本記事の操作画面と手順は、Windows版のWord for Microsoft 365を中心に解説しています。参照した公式ページの適用先には、Word for Microsoft 365、Word 2024、Word 2021、Word 2019、Word 2016が挙げられています。サイズ変更のページには、Outlookの各バージョンも含まれています。

PC STORE編集部からの補足|タブ名の表記について

本記事では、公式ページの表記に合わせて「テーブル レイアウト」と記載しています。リボンの実際の表示は、Wordのバージョンやリボンの表示形式によって異なる場合があります。表を選択したときに追加で表示されるタブが、この操作の入口です。

(参考:Microsoft公式サポート「表、列、行のサイズを変更する」)

表を挿入する

まず表を作るところからです。ここでは、用途別に代表的な3つの入れ方を紹介します。

※図解は、Microsoftの公式情報をもとに作成した説明用の画像です。実際の画面表示は、Wordのバージョン、設定、画面幅などにより異なる場合があります。

Wordで表を挿入する3つの方法をグリッド、数の指定、文字列からの変換で示す説明図
説明図:作りたい表の大きさや、元にするデータによって使い分けます。
  • グリッドから作る:「挿入」から「表」をクリックし、必要な列数と行数を強調表示するまでカーソルをグリッド上に移動します
  • 数を指定して作る:表を大きくしたり、カスタマイズしたりする場合は、「挿入」から「表」、「表の挿入」を選びます
  • 文字列から変換する:すでにタブで区切られたテキストがある場合は、変換するテキストを強調表示し、「挿入」から「表」を選んで「文字列を表に変換」、「OK」を選びます

このほか、自分で表を描く方法もあります。「挿入」から「表」、「表の描画」を選ぶ経路です。決まった形にとらわれず、線を引くように作りたい場合の選択肢になります。

3つ目の「文字列を表に変換」は、他のソフトからコピーしてきたデータを表にしたいときに使えます。タブで区切られていることが前提です。スペースで区切られている場合は、先にタブへ置き換えておく必要があります。

列の幅を変える4つの方法

列の幅を変える方法は、公式ページに4つ挙げられています。用途によって使い分けます。

Wordの表の列幅を変える4つの方法と操作の入口を示す説明図
説明図:感覚で調整するか、数値で指定するかで選びます。
方法 操作
マウスでドラッグ 移動する列境界の右側にカーソルを置き、サイズ変更のカーソルになったら、目的の幅になるまで境界をドラッグします
数値で指定 サイズを変更する列のセルを選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「テーブル列の幅」ボックスをクリックして指定します
内容に合わせる 表を選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「自動調整」を選び、内容に合わせる方を選びます
ルーラーを使う 表のセルを選び、ルーラーのマーカーをドラッグします

ルーラーを使う方法には補足があります。Microsoftは、ルーラー上の列の正確な測定値を表示する場合は、Altキーを押しながらマーカーをドラッグすると説明しています。目分量ではなく数値を見ながら調整したい場合に使えます。

行の高さを変える

行の高さも、考え方は列と同じです。Microsoftが挙げているのは3つの方法です。

  • 移動する行境界にポインターを置き、サイズ変更のポインターになったら境界をドラッグします
  • サイズを変更する行のセルを選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「テーブル行の高さ」ボックスをクリックして指定します
  • 表のセルを選び、ルーラーのマーカーをドラッグします。Altキーを押しながらドラッグすると、正確な測定を表示できます

ここで押さえておきたい前提があります。Microsoftは、行の高さは、手動で変更するまでは、内容のサイズに合わせて自動的に調整されると記載しています。文字を追加すると行が自然に広がるのは、この動作によるものです。

逆に言えば、一度手動で高さを決めると、その後は内容に合わせて自動で広がらなくなります。文字を増やす予定がある表では、この違いが効いてきます。

複数の列や行を同じサイズにする

1本ずつ調整せずに、選んだ範囲をまとめて同じサイズにできます。

Wordで離れた列を選び、同じ幅にそろえる手順を示す説明図
説明図:先に対象を選んでから、そろえる操作を行います。
  1. 同じサイズにする列または行を選びます。Ctrlキーを押しながら選択すると、隣り合わない複数のセクションを選択できます。
  2. 「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで、複数の列を同じ幅にする操作、または複数の行を同じ高さにする操作を選びます。

選択のしかたも公式に整理されています。表全体を選ぶ場合は、表の上にポインターを置き、表の移動ハンドルが表示されたらクリックします。1つまたは複数の行は行の末尾をクリック、1つまたは複数の列は列の上のグリッド線または枠線をクリック、セルはセルの端をクリックします。

PC STORE編集部からの補足|ボタン名について

この操作にあたるボタンは、公式の日本語ページで訳語が不自然な状態です。本記事ではUI上の名称を断定せず、機能で説明しています。「セル サイズ」グループの中にある、幅または高さをそろえるボタンです。実際の表示は、お使いのWordの画面でご確認ください。

自動調整と、オフにする方法

自動調整の2種類の違いを大介が七海に比較して説明している様子

自動調整には2種類あり、調整される対象が違います。Microsoftは、自動調整のボタンを使って、内容のサイズに合うように表または列を自動的に調整できる、と説明しています。

Wordの表で列幅を内容に合わせる、ウィンドウに合わせる、固定列幅の違いを示す説明図
説明図:列の幅を合わせるか、表の幅を合わせるかで選びます。
  1. 表を選びます。
  2. 「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「自動調整」を選びます。
  3. 列の幅を自動的に調整するか、表の幅を自動的に調整するかを選びます。

公式ページでは、前者が内容に合わせる指定、後者がウィンドウに合わせる指定として案内されています。入っている文字の量に合わせたいのか、用紙の幅いっぱいに広げたいのかで選びます。

自動で調整されると困る場合は、オフにできます。表を選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「自動調整」を選び、「固定列幅」を選ぶという手順です。決めた幅を保ちたい表では、こちらを選びます。

PC STORE編集部からの補足|罫線とグリッド線は別のものです

表の線には、印刷される「罫線」と、画面上の目安として表示される「グリッド線」があります。この2つは別の設定です。画面では線が見えていても、罫線が設定されていなければ印刷には出ません。罫線の追加や変更の手順は、本記事の参照ページには含まれていないため扱っていません。Microsoftの該当ページでご確認ください。

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隣り合うセルを結合する

見出しをひとつにまとめたい場合は、セルの結合を使います。Microsoftは、同じ行または列内の隣接する2つ以上のテーブルセルを1つのセルに結合できると説明しています。

Wordで隣接するセルは結合でき、離れたセルは結合できない条件を示す説明図
説明図:同じ行、または同じ列の中で隣り合っているセルが対象です。
  1. 結合するセルを選択します。同じ行または列の中で、隣り合っているセルが対象です。
  2. 「テーブル レイアウト」タブで「セルの結合」を選びます。

離れた位置にあるセルどうしは、この操作の対象になりません。1行目の1列目と3列目だけをまとめる、といった形はとれません。まとめたい範囲が連続しているかどうかを、先に確認してください。

Excelでのセル結合と、それによる並べ替えの問題については「Excelのセル結合をやめる」で解説しています。

よくある質問

Wordの表に関する疑問に七海が質問し大介が答えている様子
列の幅を1本ずつ直すのが大変です。

まとめて調整する方法があります。Microsoftは、自動調整のボタンを使って、内容のサイズに合うように表または列を自動的に調整できる、と説明しています。手順は、表を選び、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「自動調整」を選ぶ流れです。列の幅を内容に合わせる指定と、表の幅をウィンドウに合わせる指定があります。また、選んだ複数の列を同じ幅にそろえる操作も用意されています。同じサイズにする列または行を選び、「セル サイズ」グループで幅または高さをそろえる操作を選びます。Ctrlキーを押しながら選択すると、隣り合わない複数のセクションを選択できます。

幅を数値で指定できますか。

できます。サイズを変更する列のセルを選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「テーブル列の幅」ボックスをクリックして、目的のオプションを指定します。行の高さも同様に、「テーブル行の高さ」ボックスから指定できます。ルーラーを使う方法もあり、表のセルを選んでルーラーのマーカーをドラッグします。Microsoftは、ルーラー上の列の正確な測定値を表示する場合は、Altキーを押しながらマーカーをドラッグする、と説明しています。目分量ではなく数値を見ながら調整したい場合に使えます。

行の高さが勝手に変わります。

それが既定の動作です。Microsoftは、行の高さは、手動で変更するまでは、内容のサイズに合わせて自動的に調整される、と記載しています。文字を追加すると行が広がるのは、この仕組みによるものです。高さを固定したい場合は、サイズを変更する行のセルを選択し、「テーブル レイアウト」タブの「セル サイズ」グループで「テーブル行の高さ」ボックスから指定します。一度手動で決めると、その後は内容に合わせて自動で広がらなくなります。文字を増やす予定がある表では、この違いをふまえて選んでください。

離れたセルどうしを結合できますか。

対象になりません。Microsoftは、セルの結合について、同じ行または列内の隣接する2つ以上のテーブルセルを1つのセルに結合できる、と説明しています。条件は「同じ行または列の中」で「隣り合っている」ことです。1行目の1列目と3列目だけをまとめる、といった形はとれません。手順は、結合するセルを選択し、「テーブル レイアウト」タブで「セルの結合」を選ぶ流れです。まとめたい範囲が連続しているかどうかを、操作の前にご確認ください。

画面では線が見えるのに、印刷すると出ません。

表の線には、印刷される罫線と、画面上の目安として表示されるグリッド線があり、この2つは別の設定です。グリッド線は編集中の位置を把握するための表示なので、罫線が設定されていない表では、画面で線が見えていても印刷には出ません。罫線の追加や変更の手順は、本記事が参照している公式ページには含まれていないため扱っていません。Microsoftの罫線に関するページでご確認ください。印刷前に、印刷プレビューで実際の見え方を確認しておくと、気づきやすくなります。

まとめ

Wordの表は、挿入したあとの調整を知っておくと扱いやすくなります。挿入は「挿入」から「表」で、グリッドから作る方法、数を指定して作る方法、タブ区切りの文字列から変換する方法があります。列の幅を変える方法は4つで、マウスでのドラッグ、数値での指定、内容に合わせる自動調整、ルーラーの操作です。ルーラーはAltキーを押しながらドラッグすると、正確な測定値を表示できます。

1本ずつ直すのが大変な場合は、対象をまとめて選んでから、同じ幅または同じ高さにそろえる操作を使います。自動調整には、列の幅を内容に合わせる指定と、表の幅をウィンドウに合わせる指定があり、自動で変わると困る場合は「固定列幅」でオフにできます。行の高さは、手動で変更するまでは内容に合わせて自動的に調整されます。セルの結合は、同じ行または列の中で隣り合っているセルが対象です。Wordの基本操作は「Word初心者必見|基本操作から時短テクニックまで」でも解説しています。

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