最終更新日:2026年7月18日
パソコンのお役立ち情報
古いパソコンの安全な処分・データ消去の方法|捨て方とリサイクルの正規ルート
買い替えなどで使わなくなった、古いパソコン。「燃えないゴミに出していいの?」「中のデータが心配…」と、処分に困っていませんか。実は、パソコンは、そのまま粗大ごみや不燃ごみとしては、捨てられないことになっています。法律で、メーカーによる回収・リサイクルが定められているためです。そして、何より大切なのが、処分の前の「データ消去」。個人情報が残ったまま手放すと、思わぬ情報漏えいにつながります。このページでは、古いパソコンの、安全な処分の方法と、データ消去の考え方を、正規のルートを中心に、やさしくご紹介します。なお、処分のルールや制度は、お住まいの自治体やメーカーによって異なり、変わることもあるため、最新の情報は、公式サイトや自治体でご確認ください。
買い替えで、古いパソコンが余っちゃって。これって、燃えないゴミに出していいんですか?それに、中のデータも心配で…。捨てる前に、どうすればいいんでしょう?
パソコンは、そのままゴミには出せないんだ。ポイントは3つ。①まず、中のデータを消去する。初期化だけでは不安が残るから、心配なら消去サービスを使うと安心 ②処分は、メーカー回収や、小型家電リサイクルといった、正規のルートで ③「無料回収」をうたう、怪しい業者には気をつけて。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- パソコンはゴミに出せない(法律とリサイクル)
- 処分の前にデータを消去する(最重要)
- メーカー回収で処分する
- 小型家電リサイクルで処分する
- 悪質な回収業者に注意する
- まだ使えるなら売却・譲渡も
結論
「データを消して、正規ルートで処分」が基本です
古いパソコンの処分は、「①しっかりデータを消去してから、②正規のルートで回収・リサイクルに出す」のが基本です。まず知っておきたいのが、パソコンは、そのまま粗大ごみや不燃ごみとして、捨てられないこと。パソコンには、貴重な金属資源が含まれており、「資源有効利用促進法」という法律で、メーカーによる回収・リサイクルが義務づけられているためです。多くの自治体では、パソコンをゴミとして引き取っていません。正規の処分ルートには、大きく分けて、「メーカーによる回収」と、「小型家電リサイクル法に基づく回収(自治体・認定事業者・一部の家電量販店)」があります。とくに、メーカー回収は、最も確実な方法のひとつで、2003年10月以降に販売された製品(PCリサイクルマーク付き)なら、多くの場合、無料で回収してもらえます。
そして、処分の方法以上に大切なのが、「データの消去」です。パソコンには、写真、書類、パスワードなど、たくさんの個人情報が残っています。これが流出すると、取り返しのつかない被害につながりかねません。ここで、ひとつ正直にお伝えします。「初期化(リセット)」をしただけでは、データが完全には消えず、専用の道具を使えば、復元されてしまう可能性があります。ですから、初期化だけで安心しないことが大切です。とくに、大切な個人情報が入っていたパソコンは、確実に消去したいもの。確実な消去には、メーカーや、国の認定を受けた事業者、専門業者が提供する「データ消去サービス」を利用するのが、安心です。なお、心配なのが、「無料で回収します」とうたう、怪しい業者の存在です。あとから高額な料金を請求されたり、データを不適切に扱われたりするトラブルもあるため、正規のルートを選ぶことが、とても大切です。それでは、順番に見ていきましょう。
パソコンはゴミに出せない(法律とリサイクル)

まず、大前提を知っておきましょう。パソコンは、ほかのゴミとは違い、決められた方法で処分する必要があります。
意外と知られていませんが、パソコンは、そのまま粗大ごみや不燃ごみとして、捨てることが、原則できません。これは、「資源有効利用促進法」という法律によって、パソコンメーカーに、製品の回収とリサイクルが、義務づけられているためです。パソコンの内部には、鉄やアルミ、そして「レアメタル」と呼ばれる貴重な金属が、使われています。これらを、ゴミとして埋め立ててしまうのは、もったいないため、資源として再利用する仕組みが、法律で整えられているのです。そのため、多くの自治体では、パソコンを、ゴミとして引き取っていません(一部、独自に回収している自治体もあります)。「燃えないゴミの日に出せばいいだろう」と思って出しても、回収されずに、残されてしまうことが多いのです。では、どうやって処分するのか。正規のルートを、これからご紹介します。
「パソコンは正規ルートで・まず自治体ルールも確認」
パソコンは、法律でリサイクルが定められているため、「正規のルートで処分する」のが基本です。正規のルートには、大きく分けて、「メーカーによる回収」「小型家電リサイクル法に基づく回収(自治体・認定事業者・家電量販店)」があり、後ほど、それぞれくわしくご紹介します。なお、自治体によっては、独自にパソコンを回収していたり、回収ボックスを設置していたりする場合もあります。まずは、お住まいの市区町村の、ゴミ出しのルールや、パソコンの回収方法を、自治体のホームページなどで確認してみるのが、第一歩です。処分のルールは、地域によって異なり、変わることもあるため、最新の情報を、自治体の公式情報で確認するのが確実です。処分は、ルールさえ分かれば、決して難しくありません。安心して、正しい方法で手放しましょう。買い替え全体の流れは、パソコンの買い替え・処分・データ移行 総合ガイドにまとめています。
資源有効利用促進法とPCリサイクルマーク
「資源有効利用促進法」は、限られた資源を有効に使い、ゴミを減らすことを目的とした法律です。この法律により、使用済みのパソコンは、メーカーが回収して、リサイクル(再資源化)することが、義務づけられています。回収されたパソコンは、データを破壊したうえで分解され、樹脂や金属などの素材として、再利用されます。家庭で使われていたパソコンも、企業で使われていたパソコンも、対象です。「PCリサイクルマーク」は、このリサイクル制度に対応した製品に貼られている、小さなマークです。2003年(平成15年)10月以降に販売された家庭向けのパソコンには、原則このマークが付いており、購入時にリサイクル費用が支払い済みのため、メーカーに無料で回収してもらえます。マークが付いていない、それ以前の製品は、回収に費用がかかることがあります(ただし、マークがなくても家庭用なら無料の場合もあるため、メーカーへの確認がおすすめです)。お手元のパソコンに、このマークが付いているか、確認してみましょう。
処分の前にデータを消去する(最重要)

処分の方法を選ぶ前に、必ずやるべき、最も重要なことです。中のデータを、しっかり消してから手放しましょう。
処分の方法以上に、大切で、絶対に忘れてはいけないのが、「データの消去」です。パソコンの中には、写真、書類、メール、ネットバンキングやショッピングサイトのID・パスワードなど、たくさんの個人情報が、保存されています。これらが残ったまま手放すと、悪意のある第三者の手に渡り、情報が漏えいする危険があります。ここで、とても大切なことを、正直にお伝えします。それは、「初期化(リセット)をしただけでは、データは完全には消えていない」ということです。初期化は、見かけ上、データが消えたように見えますが、実際には、データの痕跡が残っており、専用の復元ソフトなどを使うと、写真や書類が、復元されてしまう可能性があります。ですから、「初期化したから大丈夫」と、安心しないことが大切です。とくに、大切な個人情報が入っていたパソコンは、より確実な方法で、データを消去する必要があります。
「初期化だけでは不十分・確実な消去は消去サービスを」
大切な個人情報を守るためには、初期化だけでなく、より確実なデータ消去を、心がけましょう。確実にデータを消去する、安心な方法は、メーカーや、国の認定を受けた事業者、信頼できる専門業者が提供する「データ消去サービス」を利用することです。専門のサービスなら、復元できない形で、確実にデータを消去してくれ、希望すれば、消去したことの証明書を発行してくれる場合もあります。とくに、仕事のデータや、重要な個人情報が入っていたパソコンは、こうしたサービスの利用が安心です。なお、ご自身でデータ消去を行う場合の、専用ソフトの使い方や、物理的にディスクを壊す方法などは、扱いを誤るとパソコンを壊したり、ケガをしたりする危険もあるため、この記事ではくわしく触れません。確実に、安全に消去したい場合は、専門のサービスに任せるのが、いちばんです。パソコンを売却する場合のデータ消去については、売却前のパソコンのデータ消去もご覧ください。
データ消去と初期化(リセット)の違い
「初期化(リセット)」と「データ消去」は、似ているようで、安全性が大きく異なります。「初期化(リセット)」は、パソコンを、買ったときのような状態に戻す操作です。Windowsには「このPCをリセットする」、Macには「消去してmacOSを再インストール」といった機能があります。これらは、設定やアプリを消して、まっさらにするものですが、内部的には、データの保存場所を「空き」として扱うだけで、実際のデータの痕跡は、しばらく残っていることがあります。そのため、専用の復元ソフトを使われると、データが復元されてしまう可能性があります(なお、近年のパソコンには、より消去に近い動作をするリセットの選択肢もありますが、それでも完璧とは限りません)。一方、「データ消去」は、データを、復元できないように、完全に消し去ることを指します。専用のソフトでデータを上書きする方法や、ディスクを物理的に破壊する方法などがあり、専門のデータ消去サービスでは、これらを確実に行ってくれます。大切な個人情報を守るには、初期化だけで終わらせず、確実なデータ消去を行うことが重要です。
メーカー回収で処分する

最も確実な処分方法のひとつです。メーカーに回収してもらう、基本のルートを見ていきましょう。
正規の処分ルートのうち、最も確実で、手間も少ないのが、「メーカーによる回収」です。これは、資源有効利用促進法に基づき、各メーカーが、自社製品を回収・リサイクルする制度です。手順は、シンプルです。まず、パソコンを作ったメーカーの、回収申し込み窓口(ホームページなど)から、申し込みます。すると、「エコゆうパック」の伝票が、自宅に届きます。パソコンを、簡単に梱包して、その伝票を貼り、郵便局から発送する(または郵便局に引き取りに来てもらう)だけです。全国どこからでも、郵便局のネットワークを使って発送できるのが、大きなメリットです。費用については、2003年10月以降に販売された製品(PCリサイクルマーク付き)なら、購入時にリサイクル費用が支払い済みのため、原則無料です。マークのない古い製品は、費用がかかることもありますが、家庭用なら無料の場合もあるため、メーカーに確認しましょう。なお、メーカーが倒産・撤退している場合は、「パソコン3R推進協会」が回収を受け付けています。
「メーカー回収は確実・申し込んで郵便局から発送」
メーカー回収は、「申し込み →伝票が届く →梱包して郵便局から発送」という、分かりやすい流れで、確実にリサイクルしてもらえる、おすすめの方法です。まずは、お手元のパソコンの、メーカー名を確認し、そのメーカーの公式サイトで、回収の申し込み方法を調べてみましょう。手続きや料金は、メーカーの公式サイトで、くわしく案内されています。なお、メーカー回収でも、パソコン内のデータは、原則として、自分で消去してから送る必要があります(前の章の通り、確実な消去が心配な場合は、データ消去サービスの利用を検討しましょう)。回収されたパソコンは、データを破壊する措置をとったうえで、資源として再利用されるので、環境にもやさしい方法です。メーカーが分からない、倒産している、自作パソコンである、といった場合は、「パソコン3R推進協会」の窓口や、次の章でご紹介する小型家電リサイクルが、選択肢になります。困ったときは、公式の窓口に問い合わせるのが、確実です。
小型家電リサイクルで処分する

もうひとつの正規ルートです。自治体や認定事業者、家電量販店を通じて処分する方法を見ていきましょう。
メーカー回収のほかに、「小型家電リサイクル法」に基づく回収も、正規のルートです。この法律は、2013年に始まり、パソコンを含む、さまざまな小型家電を、資源として再利用する仕組みを定めています。回収の窓口は、主に3つです。ひとつめは、「自治体の回収ボックス」。公共施設やスーパー、家電量販店などに設置されており、無料で、申し込み不要で、投入するだけです。ただし、投入口にサイズの制限(多くは長さ30cm未満程度)があり、小型のノートパソコンやタブレットが対象で、デスクトップパソコンや大型のノートは、入らないことが多いです。ふたつめは、「国の認定を受けた事業者の宅配回収」(例として、リネットジャパンなどがあります)。自宅から宅配便で送る方式で、条件を満たせば無料のこともあり、デスクトップや故障品も対象です。みっつめは、「一部の家電量販店」での回収です。いずれも、お住まいの地域での対応状況は、事前に確認しましょう。
「サイズや対応を確認・回収ボックスは事前にデータ消去を」
小型家電リサイクルは、身近な窓口で手軽に処分できるのが魅力ですが、いくつか注意点があります。まず、自治体の回収ボックスは、投入口のサイズ制限があるため、デスクトップパソコンや大型ノートは、入らないことが多いです。その場合は、メーカー回収や、認定事業者の宅配回収を利用しましょう。次に、回収ボックスには、データ消去のサービスがないため、必ず、自分で事前にデータを消去(または消去サービスを利用)してから、投入してください。認定事業者の宅配回収では、データ消去を別途依頼できる場合もあります。どの自治体が、どの家電量販店が、パソコンを回収しているか、対応状況は地域によって異なります。お住まいの市区町村の窓口や、環境省の小型家電リサイクルのポータルサイト、パソコン3R推進協会のサイトなどで、最新の情報を確認するのが確実です。ご自身の状況(パソコンの大きさ、お住まいの地域、データ消去の要否)に合わせて、合う方法を選びましょう。
小型家電リサイクル法
「小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)」は、2013年(平成25年)4月に施行された法律です。パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、ゲーム機など、これまでの家電リサイクル法(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4品目)の対象外だった、ほぼすべての小型家電を対象に、資源としてリサイクルを進めることを目的としています。これらの小型家電には、貴重な金属が含まれており、「都市鉱山」とも呼ばれ、有効活用が期待されています。この法律により、パソコンは、メーカー回収だけでなく、制度に参加する市区町村や、国(環境省・経済産業省)が認定した事業者、一部の家電量販店でも、回収されるようになりました。ただし、すべての自治体・店舗で、全品目が回収されるわけではなく、回収の対象や方法は、地域や店舗によって異なります。なお、パソコンを回収する家電量販店は、国の認定で情報漏えい対策がチェックされ、回収する市区町村も情報漏えい対策が取れるところに限られていますが、データ消去は、利用者自身で事前に行うのが基本です。対応状況は、お住まいの自治体や、環境省のポータルサイトでご確認ください。
悪質な回収業者に注意する

処分で、とくに気をつけたいことです。便利そうに見える「無料回収」には、思わぬ落とし穴があります。
パソコンの処分で、注意していただきたいのが、悪質な「無料回収業者」の存在です。「無料で回収します」と、トラックで街を巡回していたり、ネット広告やチラシで宣伝していたりする業者の中には、悪質なものが、まぎれています。よくあるトラブルが、いくつかあります。まず、「無料」と言っておきながら、集荷の際に「特殊な処理が必要」などと理由をつけて、あとから高額な料金を請求するケース。次に、回収したパソコンを、適切に処理せず、データが残ったまま、国外へ違法に転売するなどして、情報漏えいの原因になるケース。さらに、不適切な処理によって、環境汚染を引き起こすケースもあります。こうした業者の多くは、市町村から、廃棄物を回収する正式な許可を得ていない、無許可の業者です。手軽さや「無料」という言葉につられて、安易に依頼すると、思わぬトラブルや、情報漏えいの被害に、遭ってしまうことがあります。
「認定マークを目印に・正規のルートを自分で手配」
悪質な業者によるトラブルを避けるには、「正規のルートを、自分で手配する」のが、いちばん安心です。これまでご紹介した、メーカー回収や、自治体・国の認定事業者による小型家電リサイクルなら、適切に処理され、情報漏えいの対策もされているため、安心して任せられます。回収サービスを選ぶときの、ひとつの目印になるのが、環境省・経済産業省の認定を受けた「小型家電適正リサイクル」のマークです。このマークがある回収サービスは、国の認定を受けた、正規の事業者です。逆に、「無料回収」とだけ大きく宣伝し、許可や認定がはっきりしない業者、連絡先が不明確な業者は、避けるのが賢明です。少しでも不安を感じたら、依頼を断る勇気も大切です。大切なデータと、環境を守るためにも、手間を惜しまず、正規のルートを選びましょう。「どこに頼めばいいか分からない」というときは、まずはお住まいの自治体や、メーカーの公式窓口に、相談するのが確実です。
まだ使えるなら売却・譲渡も

最後に、もうひとつの選択肢です。捨てる前に、「まだ使えないか」を考えてみるのも、よい方法です。
これまで、処分(リサイクル)の方法をご紹介してきましたが、「まだ使えるパソコン」なら、捨てる前に、「売却・譲渡」という選択肢も、ぜひ考えてみてください。パソコンを、ゴミとして処分するのではなく、必要としている誰かに、もう一度使ってもらう「リユース(再利用)」は、ものを大切にする、循環型社会の考え方にも、かなっています。古くなって、自分には合わなくなったパソコンでも、用途によっては、まだ十分に使えることがあります。売却の方法としては、中古パソコンの専門店に買い取ってもらう、下取りに出す、などがあります。専門店なら、状態を見て、適正な価格を提示してくれ、データ消去にも対応してくれる場合が多いので、安心です。ただし、売却や譲渡の場合も、手放す前のデータ消去は、必須です。また、買い替えと同時に、古いパソコンを下取りに出せば、処分の手間も省け、新しいパソコンの購入費用に、充てることもできます。
「使えるならリユース・データ消去は売却でも必須」
「まだ動くし、状態も悪くない」というパソコンは、処分してしまう前に、売却や下取りを検討する価値が、十分にあります。とくに、信頼できる中古パソコンの専門店なら、買い取りや下取りの相談に乗ってくれ、データ消去も含めて、安心して任せられることが多いです。「処分にお金や手間をかけるくらいなら、買い取ってもらえたほうが嬉しい」という方には、ぴったりの選択肢です。ただし、繰り返しになりますが、売却・譲渡の場合も、手放す前に、データ消去は必ず行いましょう(専門店が消去に対応してくれる場合も、何が大切なデータかは自分で把握し、必要なものはバックアップを取っておきましょう)。買い替えに伴うデータの移行については、パソコンのデータ移行の方法も参考になります。捨てる前に「まだ使えるか」を考えることが、賢く、環境にもやさしい選択につながります。
PC STOREは買い替え・下取りのご相談も承っています
PC STOREでは、SSD搭載で快適な中古パソコンのご提案に加え、買い替えに伴う、古いパソコンの扱いについても、ご相談を承っています。「処分すべきか、まだ使えるのか」「データの扱いが不安」という方も、ご安心ください。新しい一台選びから、古い端末のことまで、正直にご案内します。お気軽にご相談ください。
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よくある質問

パソコンを、燃えないゴミや粗大ごみに出してもいいですか?
原則できません。正規のルートで処分しましょう。パソコンは、「資源有効利用促進法」という法律により、メーカーによる回収・リサイクルが義務づけられているため、そのまま粗大ごみや不燃ごみとして出すことは、原則できません。パソコンには、レアメタルなどの貴重な金属が含まれており、資源として再利用する仕組みが、法律で定められているためです。多くの自治体では、パソコンをゴミとして引き取っていません(一部、独自に回収している自治体もあります)。正しい処分方法は、主に「メーカーによる回収」と、「小型家電リサイクル法に基づく回収(自治体の回収ボックス、国の認定事業者の宅配回収、一部の家電量販店)」です。まずは、お住まいの市区町村のルールを確認し、メーカー回収や小型家電リサイクルなど、ご自身に合った正規のルートを選びましょう。処分のルールは地域によって異なり、変わることもあるため、自治体やメーカーの公式情報で、最新をご確認ください。
初期化(リセット)すれば、データは完全に消えますか?
いいえ、初期化だけでは、完全には消えない可能性があります。これは、とても大切なポイントです。「初期化(リセット)」は、パソコンを買ったときの状態に戻す操作で、見かけ上はデータが消えたように見えます。しかし、内部的には、データの痕跡が残っていることがあり、専用の復元ソフトなどを使われると、写真や書類などが、復元されてしまう可能性があります。そのため、「初期化したから安心」とは言えません。とくに、ネットバンキングのID・パスワードや、重要な個人情報、仕事のデータが入っていたパソコンは、より確実な消去が必要です。確実にデータを消去するには、メーカーや、国の認定を受けた事業者、信頼できる専門業者が提供する「データ消去サービス」を利用するのが、安心です。復元できない形で消去してくれ、希望すれば証明書を発行してくれる場合もあります。大切な情報を守るため、初期化だけで終わらせないようにしましょう。
デスクトップパソコンは、どうやって処分すればいいですか?
メーカー回収か、認定事業者の宅配回収が向いています。デスクトップパソコンは、自治体の回収ボックスでは、投入口のサイズ制限(多くは長さ30cm未満程度)があるため、入らないことがほとんどです。そのため、デスクトップの処分には、「メーカーによる回収」か、「国の認定を受けた事業者による宅配回収」が、向いています。メーカー回収は、メーカーの窓口に申し込むと、エコゆうパックの伝票が届き、梱包して郵便局から発送する方式です。PCリサイクルマークの付いた製品(2003年10月以降の販売)なら、多くの場合、無料です。認定事業者の宅配回収は、自宅から宅配便で送る方式で、デスクトップや故障品、自作パソコンにも対応していることが多いです。条件によっては無料の場合もあります。どちらの場合も、処分の前に、データの消去は必ず行いましょう。お使いのデスクトップのメーカーや、お住まいの地域で利用できる認定事業者を、公式サイトで確認してみてください。
「無料回収」のトラックに頼んでも大丈夫ですか?
おすすめしません。トラブルの危険があります。「無料で回収します」と、トラックで巡回していたり、ネット広告で宣伝していたりする業者の中には、悪質なものがあります。よくあるトラブルとして、「無料」と言いながら、あとから「特殊な処理が必要」などと理由をつけて、高額な料金を請求されるケースがあります。また、回収したパソコンを適切に処理せず、データが残ったまま国外へ違法に転売するなどして、情報漏えいにつながるケースや、不適切な処理で環境汚染を起こすケースもあります。これらの業者の多くは、廃棄物を回収する正式な許可を得ていない、無許可の業者です。安全に処分するには、メーカー回収や、環境省・経済産業省の認定を受けた事業者による小型家電リサイクルなど、正規のルートを、自分で手配するのが安心です。回収サービスを選ぶときは、「小型家電適正リサイクル」の認定マークを目印にし、許可や連絡先がはっきりしない業者は、避けましょう。
まだ動くパソコンなのですが、捨てるしかないですか?
いいえ、売却・譲渡(リユース)という選択肢があります。まだ使えるパソコンなら、処分してしまう前に、「売却」や「譲渡」を検討するのが、おすすめです。ゴミとして処分するのではなく、必要としている誰かに、もう一度使ってもらう「リユース(再利用)」は、ものを大切にする、環境にやさしい選択です。売却の方法としては、中古パソコンの専門店に買い取ってもらったり、下取りに出したりする方法があります。専門店なら、状態を見て適正な価格を提示してくれ、データ消去にも対応してくれる場合が多いので、安心です。とくに、買い替えと同時に下取りに出せば、処分の手間が省け、新しいパソコンの購入費用にも充てられます。ただし、売却・譲渡の場合も、手放す前のデータ消去は必須です。専門店が消去してくれる場合でも、大切なデータは、事前に自分でバックアップを取っておきましょう。「まだ使えるか」を考えることが、賢い選択につながります。
まとめ

古いパソコンの処分は、「データを消去してから、正規のルートで処分する」のが基本です。まず、パソコンは、「資源有効利用促進法」により、そのまま粗大ごみや不燃ごみとしては捨てられません。正規の処分ルートには、最も確実な「メーカーによる回収」(申し込み→エコゆうパックの伝票→郵便局から発送、PCリサイクルマーク付きなら多くは無料)と、「小型家電リサイクル法に基づく回収」(自治体の回収ボックス、国の認定事業者の宅配回収、一部の家電量販店)があります。デスクトップや大型ノートは、回収ボックスに入らないことが多いので、メーカー回収や宅配回収が向いています。
そして、何より大切なのが、処分前の「データ消去」です。初期化(リセット)だけでは、データが完全には消えず、復元される可能性があるため、安心しないことが大切です。大切な個人情報が入っていたパソコンは、メーカーや認定事業者、専門業者の「データ消去サービス」を利用するのが、確実で安心です。また、「無料回収」をうたう、許可や認定のはっきりしない業者は、高額請求や情報漏えいのトラブルの危険があるため、避けましょう。「小型家電適正リサイクル」の認定マークを目印に、正規のルートを選んでください。なお、まだ使えるパソコンなら、売却・下取り(リユース)も、賢くて環境にやさしい選択肢です。処分のルールや制度は、地域やメーカーで異なり、変わることもあるため、最新の情報は、自治体やメーカーの公式情報でご確認ください。データを守り、正しく手放しましょう。
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