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最終更新日:2026年7月26日

Macの使い方・設定

Macの容量を空ける・ストレージ管理|標準機能で安全に空き容量を増やす

Macを使っていて、「ストレージの空き容量がありません」と表示されたり、動作が重く感じたり、して困っていませんか。容量がいっぱいになると、ファイルが保存できなかったり、アップデートができなかったり、と不便です。でも、「何を消せばいいのか分からない」「下手に消して、壊れたら怖い」と、手が止まってしまう方も多いはずです。ご安心ください。Macには、安全に空き容量を増やすための、標準の機能が、しっかり備わっています。特別なアプリは要りません。このページでは、Macの容量を、安全に空ける方法と、ストレージ管理のコツを、やさしくご紹介します。なお、画面の表示や項目は、お使いのmacOSのバージョンによって、少し異なる場合があります。

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IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

Macの容量がいっぱいって出ちゃって…。何を消せばいいのか、分からなくて。下手に消して、壊れたりしないか心配です。安全な方法ってありますか?

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

大丈夫、Mac標準の機能で、安全にできるよ。ポイントは3つ。①まず「ストレージ」で、何が容量を使っているか、使用状況を確認 ②ゴミ箱や「ダウンロード」フォルダ、使わないアプリを整理 ③写真や書類は、iCloudや外付けストレージへ。「システムデータ」など、よく分からないものは、触らないのが安心だよ。それから、消す前に、バックアップを忘れずにね。

この記事でわかること

  • まず使用状況を確認する
  • 標準の「おすすめ」設定で空ける
  • 手動でできる安全な整理
  • 写真・動画とiCloudの活用
  • 外付けストレージの活用
  • やってはいけないこと・削除前の備え

結論

「標準機能で・確認してから・安全な範囲で」が基本です

Macの容量を空けるときは、「①まず、何が容量を使っているか確認し、②Mac標準の機能を使って、③安全な範囲で整理する」のが基本です。やみくもにファイルを消すのは、危険なので、避けましょう。まず、最初にやるべきは、「使用状況の確認」です。Appleメニュー(リンゴのマーク)→「このMacについて」→「ストレージ」、または「システム設定」→「一般」→「ストレージ」を開くと、何に、どれくらい容量を使っているかが、アプリ・書類・写真・システムデータ、といったカテゴリ別に、表示されます。これを見れば、「写真が多いな」「アプリが容量を取っているな」と、整理すべきポイントが、分かります。そのうえで、Mac標準の「おすすめ」機能(iCloudに保存、ストレージを最適化、ゴミ箱を自動的に空にする、不要なファイルを削除)を使ったり、手動で、ゴミ箱を空にしたり、「ダウンロード」フォルダや、使わないアプリを整理したり、していきます。

大きな容量を取りがちな、写真や動画、書類などは、iCloud(クラウド)や、外付けのストレージ(SSD・HDD)に移すのが、効果的です。とくに、近年のMacは、内蔵ストレージ(SSD)を、あとから自分で増やせない機種が多いので、外付けの活用も、現実的な選択肢です。ここで、大切な注意点を、2つ。ひとつは、「システムデータ(その他)」と表示される領域や、よく分からないファイルは、むやみに削除しないこと。Macの動作に必要なものが多く、消すと、不具合が起きる恐れがあります。標準の機能で、安全に減らせる範囲に、留めましょう。もうひとつは、ファイルを削除する前に、必ず「バックアップ」を取ること。一度消したファイルは、元に戻せないことがあるためです。なお、世の中には「容量を空ける」とうたう、別売りのお掃除アプリも、ありますが、この記事では、安全で確実な、Mac標準の方法だけを、ご紹介します。標準の機能だけで、十分に、空き容量を増やせます。それでは、順番に見ていきましょう。

Macの容量を空ける・ストレージ管理を七海が大介に相談している導入漫画
容量不足に困る七海さんに、大介先輩が「標準の機能で安全にできる・まずストレージで使用状況を確認・ゴミ箱やダウンロードや不要アプリを整理・写真や書類はiCloudや外付けへ・システムデータは触らないのが安心」と整理します。

まず使用状況を確認する

Macのストレージの使用状況をまず確認する方法を初心者向けに七海と大介が案内している様子

容量を空ける前に、まずやること。「何が容量を使っているか」を、確認しましょう。

Macの容量を空けるとき、いきなりファイルを消し始めるのは、おすすめしません。まず、「何が、どれくらい、容量を使っているか」を、確認することから、始めましょう。確認するには、画面左上のAppleメニュー(リンゴのマーク)をクリックして、「このMacについて」を選び、「ストレージ」を開きます(macOSのバージョンによっては、「システム設定」→「一般」→「ストレージ」から確認します)。すると、内蔵ストレージの、使用済み容量と、空き容量が、表示され、その内訳が、「アプリケーション」「書類」「写真」「システムデータ」といった、カテゴリ別の、色分けされたバーで、ひと目で分かります。各カテゴリの横にある、詳細ボタン(i のマークなど)をクリックすると、さらにくわしい内訳や、整理のためのオプションが、表示されます。この使用状況を見れば、「写真が、思ったより容量を取っている」「アプリが多いな」など、どこを重点的に整理すればよいかが、分かります。まずは、現状を、把握しましょう。

「このMacについて→ストレージで内訳を把握」

容量を空ける、最初のステップは、「このMacについて」→「ストレージ」(または「システム設定」→「一般」→「ストレージ」)で、使用状況を確認することです。何が容量を使っているかが分かれば、整理すべきポイントが、はっきりします。やみくもに消すより、ずっと効率的で、安全です。表示される内訳の中で、「システムデータ」(または「その他」)という項目を見て、「これが大きいけど、何だろう?」と思うかもしれません。これは、特定のカテゴリに当てはまらない、キャッシュやシステムのファイルなどの、集まりです。ここは、自分で直接消そうとすると、不具合のもとになりやすいので、基本的には、触らないのが安心です(後の章でくわしく説明します)。まずは、「写真」「書類」「アプリケーション」など、自分で内容が分かるカテゴリから、整理していくのが、おすすめです。Macの動作が、容量不足で重くなっている場合は、Macの動作を速くする方法も、あわせてご覧ください。

ストレージとシステムデータ(その他)

「ストレージ」は、Macの中で、データ(アプリ、書類、写真、動画など)を保存しておく場所のことです。多くのMacでは、「SSD」という、高速な記憶装置が使われています。このストレージの容量がいっぱいになると、新しいファイルを保存できなくなったり、動作が遅くなったり、アップデートができなくなったり、します。ストレージの使用状況は、「このMacについて」→「ストレージ」で、カテゴリ別に確認できます。その内訳に表示される「システムデータ」(古いmacOSでは「その他」と呼ばれます)は、アプリ・書類・写真などの、特定のカテゴリに当てはまらない、さまざまなファイルの、集まりを指します。具体的には、各種のキャッシュ(一時的に保存されるデータ)、ログ、フォント、機能拡張、システムが使う一時ファイルなどが、含まれます。この「システムデータ」は、Macが正常に動くために必要なものも多く含まれているため、中身を、自分で直接探して削除しようとすると、不具合の原因になることがあります。基本的には、Mac標準の機能(後述)で、安全に減らせる範囲に留めるのが、おすすめです。

標準の「おすすめ」設定で空ける

Mac標準のおすすめ設定でストレージを空ける方法を大介が七海に説明している様子

Macには、容量を空けるための、便利な「おすすめ」機能があります。まず、これを活用しましょう。

Macのストレージの管理画面には、容量を空けるための、「おすすめ」の機能が、用意されています。これを使うのが、安全で、手軽です。ストレージの画面で表示される、主な「おすすめ」は、次の4つです。①「iCloudに保存」。デスクトップと書類、写真、メッセージなどを、自動でiCloud(クラウド)に保存し、最近使ったものだけを、Mac本体に残すことで、容量を節約します。②「ストレージを最適化」。Apple TVで視聴済みの映画やテレビ番組を、自動で削除したり、メールの添付ファイルを、一定期間後にiCloudへ移したり、します。③「ゴミ箱を自動的に空にする」。ゴミ箱に入れてから30日経過した項目を、自動で削除します。④「不要なファイルを削除」。「ファイルを確認」から、大きいファイルや、書類などを、容量順に確認して、不要なものを、手動で削除できます。これらは、Macが用意した、安全な整理方法なので、安心して使えます。まずは、ここから試してみましょう。

「iCloud保存・最適化・ゴミ箱・不要ファイルを活用」

Mac標準の「おすすめ」機能は、「①iCloudに保存 ②ストレージを最適化 ③ゴミ箱を自動的に空にする ④不要なファイルを削除」の4つです。とくに、「ゴミ箱を自動的に空にする」は、オンにしておくと、消し忘れを防げて便利です。「不要なファイルを削除(ファイルを確認)」では、容量の大きいファイルを、一覧で確認できるので、「もう使わない、大きな動画ファイル」などを、見つけて消すのに、役立ちます。「iCloudに保存」は、効果が大きいですが、ひとつ注意点があります。iCloudの無料の容量は、5GBまでで、それを超えて保存するには、有料のプラン(iCloud+)が必要です。また、ファイルを開くときに、インターネットからダウンロードが必要になることもあります。仕組みを理解したうえで、使いましょう(次の章でも説明します)。これらの「おすすめ」機能を使うだけでも、かなりの容量を、安全に空けられることが多いです。まずは、ここから始めてみてください。

手動でできる安全な整理

Macで手動でできる安全なストレージ整理を七海と大介が用途別に案内している様子

「おすすめ」機能に加えて、手動でできる、安全な整理もあります。身近なところから片付けましょう。

「おすすめ」機能とあわせて、手動でも、安全に整理できるポイントが、いくつかあります。身近なところから、片付けていきましょう。まず、「ゴミ箱を空にする」。ファイルを、ゴミ箱に入れただけでは、まだ容量は減っていません。Dockのゴミ箱を右クリックして、「ゴミ箱を空にする」を選ぶと、容量が解放されます。次に、「ダウンロードフォルダの整理」。インターネットからダウンロードした、インストール用のファイル(dmgファイルなど)や、一度見ただけの書類が、たまりがちな場所です。Finderの「移動」メニューから「ダウンロード」を開いて、不要なものを、削除しましょう。そして、「使わないアプリの削除」。インストールしたまま、使っていないアプリは、アンインストール(削除)すると、容量が空きます。アプリは、「Launchpad(アプリ一覧)」から削除するか、「アプリケーション」フォルダから、アプリのアイコンを、ゴミ箱に入れる方法があります。これらは、いずれも、自分で内容が分かる、安全な整理です。

「ゴミ箱・ダウンロード・不要アプリを片付ける」

手動でできる、安全な整理は、「①ゴミ箱を空にする ②ダウンロードフォルダの不要なファイルを消す ③使わないアプリを削除する」の、3つが基本です。どれも、自分で中身が分かるものなので、安心して整理できます。とくに、「ダウンロード」フォルダは、気づかないうちに、たくさんのファイルがたまっていることが多いので、一度、開いて確認してみると、驚くほど容量が空くことが、あります。また、ブラウザ(Safariなど)のキャッシュ(一時保存データ)も、ブラウザの設定から、削除できます。メールアプリを使っている場合は、迷惑メールや、削除済みのメールを、消去するのも効果的です。これらの整理は、定期的に行うと、容量不足になりにくくなります。なお、アプリを削除する際は、本当に使わないか、よく確認してから、消しましょう(もし、あとで必要になっても、多くのアプリは、App Storeや配布元から、再インストールできます)。ファイルの整理術については、Macのファイル整理とデータ管理も参考になります。

写真・動画とiCloudの活用

Macの写真や動画の整理とiCloudの活用を七海と大介が比較しながら整理している様子

容量を、いちばん使いがちなのが、写真と動画です。これを整理すると、効果は大きいです。

ストレージの中で、大きな割合を占めることが多いのが、「写真」と「動画」です。ここを整理すると、効果は大きいです。まず、シンプルに、不要な写真・動画を、削除しましょう。写真アプリで、ぶれた写真や、重複した写真、不要な動画などを、削除します。ただし、注意点があります。写真アプリで削除しても、すぐには容量が空かず、「最近削除した項目」に、一定期間(通常30日)残ります。完全に消すには、「最近削除した項目」を開いて、そこからも削除する必要があります。次に、写真や動画を、消さずに容量を空けたい場合は、「iCloud写真」の活用が、便利です。「iCloud写真」をオンにし、「Macストレージを最適化」を選ぶと、オリジナルの高画質データはiCloud(クラウド)に保存され、Mac本体には、軽い縮小版だけが残るため、容量を節約できます。ただし、これも、iCloudの容量(無料は5GBまで、超過は有料)を使う点と、写真を見るときに、ネット接続が必要になることがある点には、注意が必要です。

「不要な写真を完全削除・残すならiCloudや外付けへ」

写真・動画の整理は、「①不要なものを削除し、『最近削除した項目』からも消す ②残したいものは、iCloudや外付けストレージへ」が基本です。とくに、「最近削除した項目」を空にしないと、容量が空かないので、忘れずに行いましょう。たくさんの思い出の写真を、消さずに、Macの容量だけ空けたい、という場合は、iCloud写真の「Macストレージを最適化」が便利ですが、iCloudの容量と、料金(無料は5GBまで)を、考慮する必要があります。写真の量が多い方は、iCloudの有料プランを検討するか、あるいは、外付けのストレージ(SSDやHDD)に、写真・動画を移して保存する方法も、あります(次の章で説明します)。大切な写真や動画は、容量を空けるために削除する前に、必ず、別の場所(外付けやクラウド)に、バックアップを取ってからにしましょう。バックアップの方法は、Macのバックアップ戦略でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。

iCloudとMacストレージを最適化

「iCloud(アイクラウド)」は、Appleが提供する、クラウドストレージ(インターネット上にデータを保存できるサービス)です。写真、書類、バックアップなどを保存でき、ほかのApple製品(iPhone、iPadなど)とも、データを共有できます。iCloudは、無料で5GBまで使え、それを超えて使う場合は、有料の「iCloud+」(たとえば50GBで月150円程度から)に、アップグレードします。「Macストレージを最適化」は、iCloudの設定にある機能です。これをオンにすると、iCloudに保存されている、写真やファイルの、オリジナル(高画質・フルサイズのデータ)は、クラウド上に置いておき、Mac本体には、最近使ったものや、軽い縮小版だけを残す、という動作になります。これにより、Mac本体の容量を、節約できます。必要なときに、クラウドから、オリジナルをダウンロードして使う、という仕組みです。便利な反面、注意点もあります。オリジナルを開くときに、インターネット接続と、ダウンロードの時間が必要になること、そして、iCloudの容量を使うこと、です。よく使うファイルは、本体に残す、大容量の保存は外付けも検討する、など、仕組みを理解して、使い分けるのがおすすめです。

外付けストレージの活用

Macで外付けストレージを活用して容量を確保する方法を七海と大介が確認している様子

クラウド以外に、もうひとつの選択肢が、外付けストレージです。大容量データの保存に向きます。

写真や動画などの、大容量のデータを、Mac本体から逃がす方法として、iCloud(クラウド)のほかに、「外付けストレージ」の活用が、あります。外付けのSSDや、HDD(ハードディスク)を、Macに接続して、そこに、使用頻度の低いデータ(過去の写真・動画のアーカイブ、大きなファイルなど)を、移して保存する方法です。とくに、近年のMacは、内蔵のストレージ(SSD)が、本体の基板に、直接組み込まれていて、あとから、自分で容量を増やす(増設・交換する)ことが、できない機種が、ほとんどです。そのため、内蔵ストレージの容量を、根本的に増やすことは難しく、「外付けに逃がす」のが、現実的な対処法に、なります。外付けストレージには、速度が速く、持ち運びにも強い「SSD」と、容量あたりの価格が安い「HDD」があります。よくアクセスするデータや、作業用なら「SSD」、めったに見ない、大量のデータの保管なら「HDD」、といった、使い分けが、おすすめです。接続するだけで使え、Macで使う場合は、必要に応じて、フォーマット(初期化)します。

「大容量データは外付けへ・近年のMacは増設不可が多い」

大容量のデータは、外付けストレージ(SSD・HDD)に移すと、Mac本体の容量を、大きく空けられます。近年のMacは、内蔵SSDを、自分で増やせない機種が多いので、この「外付けの活用」は、覚えておくと、とても役立ちます。選び方の目安は、「よく使う・速度が欲しいならSSD」「保管用で、容量重視ならHDD」です。ただし、注意点があります。外付けストレージに、大切なデータの「唯一のコピー」を、置くのは、避けましょう。外付けも、故障することがあるためです。重要なデータは、外付けと、別の場所(クラウドや、もうひとつの外付け)に、二重にバックアップしておくと、安心です。「Macの本体には、今使うものだけ」「過去のデータは、外付けに保管(+バックアップ)」という形にすると、本体の容量を、すっきり保てます。なお、購入を検討する際は、お使いのMacの接続端子(USB-Cなど)に、対応した製品を選びましょう。ストレージ全般や、Mac選びのご相談は、macOS搭載のMacのページや、お問い合わせから、お気軽にどうぞ。

やってはいけないこと・削除前の備え

Macの容量を空けるときにやってはいけないことと削除前の備えを七海と大介が落ち着いて整理している様子

最後に、安全に容量を空けるために、避けたいことと、必ずやっておきたい備えを、お伝えします。

容量を空けるときに、安全のために、避けてほしいことと、必ずやっておきたい備えが、あります。まず、「やってはいけないこと」。ひとつめは、「システムデータ(その他)の中身や、よく分からないファイルを、むやみに削除すること」です。とくに、「ライブラリ」フォルダの中などには、Macが動くために必要なファイルが、たくさんあり、これらを削除すると、アプリが起動しなくなったり、Macが正常に動かなくなったり、する恐れがあります。中身が分からないものは、触らないのが鉄則です。ふたつめは、「出どころのあやしい、お掃除アプリや最適化アプリに頼ること」です。「ワンクリックで容量を空ける」とうたうアプリの中には、かえって不具合を起こしたり、必要なファイルまで消してしまったり、するものもあります。この記事でご紹介した、Mac標準の機能だけで、十分に、安全に空けられるので、まずは標準機能を使いましょう。そして、何より大切なのが、「削除する前のバックアップ」です。

「システムデータは触らない・あやしいアプリも避ける」

安全に容量を空けるための、鉄則は、「①『システムデータ』やライブラリの中身など、よく分からないものは触らない ②出どころのあやしいお掃除・最適化アプリは使わない ③削除前に必ずバックアップを取る」の、3つです。Macの容量を空けるのに、特別なアプリは必要ありません。この記事でご紹介した、Mac標準の機能(ストレージの確認、おすすめ機能、ゴミ箱・ダウンロード・アプリの整理、iCloud、外付け)だけで、安全に、十分な空き容量を、確保できます。そして、ファイルを削除する前には、必ず、Time Machine(Macの標準バックアップ機能)や、iCloud、外付けストレージなどに、バックアップを取りましょう。一度削除したファイルは、元に戻せないことが、多いためです。「消してから、しまった」とならないよう、備えが大切です。もし、どうしても容量が足りない、操作に不安がある、という場合は、無理をせず、Appleの公式サポートや、購入したお店に、相談しましょう。なお、ストレージの容量が、根本的に小さくて困っている場合は、より大容量のMacへの買い替えも、選択肢のひとつです。

よくある質問

Macの容量を空ける・ストレージ管理に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
「システムデータ」が大きいのですが、消しても大丈夫ですか?

自分で直接消すのは、おすすめしません。「システムデータ」(古いmacOSでは「その他」)は、アプリ・書類・写真などの、特定のカテゴリに当てはまらない、さまざまなファイルの集まりです。各種のキャッシュ、ログ、フォント、システムが使う一時ファイルなどが含まれます。これが大きく表示されると、「消したい」と思うかもしれませんが、自分で、中身を探して直接削除するのは、おすすめしません。なぜなら、この中には、Macが正常に動くために必要なファイルも、多く含まれており、誤って消すと、アプリが起動しなくなったり、Macに不具合が出たり、する恐れがあるためです。システムデータは、Macを使っているうちに、ある程度は自然に増減するものです。減らしたい場合は、この記事でご紹介した、標準の機能(ゴミ箱を空にする、不要なアプリの削除、再起動など)を行うと、間接的に減ることがあります。一時的に増えたキャッシュは、Macを再起動すると、整理されることもあります。それでも、容量を圧迫していて困る場合は、Appleの公式サポートに相談するのが、安全です。無理に手動で消そうとしないのが、賢明です。

ファイルを削除したのに、容量が増えません。なぜですか?

ゴミ箱や「最近削除した項目」を、空にする必要があります。ファイルを削除したのに、空き容量が増えない、というときは、いくつか理由が考えられます。いちばん多いのが、「ゴミ箱を空にしていない」ケースです。Macでは、ファイルを削除しても、まずは「ゴミ箱」に移動するだけで、容量は、まだ使われたままです。Dockのゴミ箱を右クリックして、「ゴミ箱を空にする」を選ぶと、容量が解放されます。写真の場合は、写真アプリの「最近削除した項目」も、空にする必要があります(削除後、通常30日間、ここに残ります)。また、アプリなどが、そのファイルを、まだ使用中(開いたまま)だと、削除が完了しないことも、あります。その場合は、Macを再起動してから、もう一度試すと、解決することがあります。ほかにも、iCloudと同期している場合、反映に少し時間がかかることもあります。まずは、「ゴミ箱を空にする」「最近削除した項目を空にする」「再起動する」を、試してみてください。たいていは、これで、容量が反映されます。

容量を空けるアプリ(お掃除アプリ)は、使ったほうがいいですか?

まずはMac標準の機能で十分で、あやしいアプリは避けましょう。インターネットで検索すると、「ワンクリックでMacの容量を空ける」「不要ファイルを一括削除」とうたう、別売り(または無料)のお掃除アプリ・最適化アプリが、たくさん出てきます。しかし、まずは、Mac標準の機能だけで、十分に、安全に容量を空けられます。この記事でご紹介した、ストレージの確認、おすすめ機能、ゴミ箱・ダウンロード・アプリの整理、iCloudや外付けの活用で、対応できることが、ほとんどです。とくに、出どころのよく分からない、お掃除アプリには、注意が必要です。中には、必要なファイルまで削除してしまったり、かえってMacの動作を不安定にしたり、過剰な警告を出して有料版を勧めてきたり、するものも、あります。安全のためにも、まずは、信頼できるMac標準の機能を、使いましょう。標準機能で、どうしても解決しない場合は、アプリに頼る前に、Appleの公式サポートや、購入したお店に、相談することを、おすすめします。安全で確実な方法を、選んでください。

iCloudにすれば、Macの容量は完全に空きますか?

容量は節約できますが、iCloudの容量と仕組みの理解が必要です。「iCloud写真」や「iCloudに保存」「Macストレージを最適化」を使うと、写真やファイルのオリジナルを、iCloud(クラウド)に保存し、Mac本体には、軽い縮小版や、最近使ったものだけを残せるので、Mac本体の容量を、節約できます。ただし、いくつか、理解しておくべき点があります。まず、iCloudの保存容量です。無料で使えるのは5GBまでで、それを超えて保存するには、有料の「iCloud+」(50GBで月150円程度から)への、アップグレードが必要です。写真や動画が多い方は、有料プランが必要になることが、多いです。次に、ファイルを開くときに、インターネット接続と、ダウンロードの時間が、必要になることがあります。オフラインでは、最適化されたファイルを開けないことも、あります。つまり、iCloudは「Macの容量を、クラウドに肩代わりしてもらう」イメージで、完全に無料・無制限で空く、わけではありません。仕組みと容量・料金を理解して、外付けストレージなどとも、組み合わせて使うのが、おすすめです。

どうしても容量が足りません。買い替えたほうがいいですか?

整理や外付けで難しければ、買い替えも選択肢です。この記事でご紹介した方法(不要ファイルの整理、iCloudや外付けストレージの活用)を試しても、どうしても容量が足りない、という場合は、より大容量のMacへの買い替えも、選択肢のひとつです。とくに、近年のMacは、内蔵ストレージ(SSD)を、あとから自分で増やせない機種が、ほとんどなので、「最初から、容量に余裕のあるモデルを選ぶ」ことが、大切です。日常的に、写真・動画をたくさん扱う方や、容量の大きいアプリを使う方は、購入時に、ストレージ容量を、大きめに選んでおくと、安心です。ただし、買い替える前に、まずは、外付けストレージの活用を、検討してみるのも、おすすめです。外付けSSDなら、比較的手頃な費用で、大容量のデータを、逃がせます。買い替えと、外付けの追加、どちらが良いかは、使い方や予算によります。中古のMacも、容量で選べば、費用を抑えつつ、余裕のある一台が、手に入ります。買い替えを検討される際は、用途に合った容量を、ご相談ください。

まとめ

Macの容量を空ける・ストレージ管理を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

Macの容量を空けるときは、「①まず使用状況を確認し、②Mac標準の機能で、③安全な範囲で整理する」のが基本です。最初に、「このMacについて」→「ストレージ」(または「システム設定」→「一般」→「ストレージ」)で、何が容量を使っているかを、確認しましょう。次に、Mac標準の「おすすめ」機能(iCloudに保存、ストレージを最適化、ゴミ箱を自動的に空にする、不要なファイルを削除)を活用します。あわせて、手動で、ゴミ箱を空にしたり、「ダウンロード」フォルダや、使わないアプリを整理したり、します。容量を大きく使いがちな、写真・動画は、不要なものを削除し(「最近削除した項目」も空に)、残したいものは、iCloudや、外付けストレージに移すと、効果的です。近年のMacは、内蔵ストレージを、自分で増やせない機種が多いので、外付けの活用は、覚えておくと役立ちます。

大切な注意点が、2つあります。ひとつは、「システムデータ(その他)」や、ライブラリの中身など、よく分からないものは、むやみに削除しないこと。Macの動作に必要なものが多く、不具合の恐れがあります。また、出どころのあやしい、お掃除アプリ・最適化アプリも、避けましょう。Mac標準の機能だけで、十分に、安全に空けられます。もうひとつは、ファイルを削除する前に、必ず、バックアップ(Time Machine、iCloud、外付け)を取ること。一度消したファイルは、元に戻せないことがあるためです。これらを守れば、安全に、Macの容量を空けられます。もし、整理しても容量が足りない場合は、外付けストレージの追加や、より大容量のMacへの買い替えも、選択肢です。なお、画面や項目は、macOSのバージョンで変わることがあるため、迷ったらAppleの公式サポートをご確認ください。すっきり整理して、Macを快適に使いましょう。

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