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最終更新日:2026年6月17日

ノートPCトラブル対処ガイド

【2026年版】ノートPCのカメラが映らない・マイクが認識しない時の対処法|Zoom/Teamsの原因切り分け

もうすぐオンライン会議なのに、カメラが映らない。マイクが声を拾ってくれない。会議の直前にこうなると、本当に焦りますよね。「パソコンが壊れたのかも」と不安になるかもしれません。でも、落ち着いてください。こうしたトラブルの多くは、故障ではなく、設定が原因です。順番に確認すれば、たいてい自分で直せます。この記事では、初めての方にもわかるように、原因を切り分けて解決する手順を、誇張せず正直に解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。

  • 内蔵カメラ
  • マイク
  • Zoom・Teams
  • 原因切り分け
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

もうすぐオンライン会議なのに、カメラが映らないんです…!マイクも声を拾ってくれなくて、どうしよう。これって、パソコンが壊れちゃったんでしょうか…?会議に間に合わないと困るのに。

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

落ち着いて。たいてい、設定で直るよ。確認は、3つの順番で。まず、物理スイッチやカメラのカバー。次に、Windowsの「許可」設定。最後に、アプリ側のデバイス選択。壊れたとは限らないんだ。軽いところから順番に見ていけば、原因はだいたい見つかる。一緒に確認しよう。

この記事でわかること

  • 「故障」と決めつけない方がいい理由
  • 原因を切り分ける3つの順番
  • 物理スイッチ・カバーの確認
  • Windowsの「許可」設定(よくある原因)
  • Zoom/Teams側のデバイス選択
  • それでも直らないときの判断

結論

多くは設定が原因。「物理 → Windowsの許可 → アプリ」の順で切り分けましょう

カメラが映らない、マイクが反応しない。こうしたとき、つい「壊れた」と思いがちですが、実際には、設定が原因であることがほとんどです。だから、まずは落ち着いて、設定を順番に確認していきましょう。

確認は、3つの段階に分けると、すっきり切り分けられます。第一に、物理的な確認。ノートPCには、カメラを物理的に隠すカバーやスイッチ、マイクのミュートボタンがあることがあります。まずここを確認します。第二に、Windowsの「許可」設定。これが、いちばんよくある原因です。Windowsには、アプリがカメラやマイクを使ってよいかを管理するプライバシー設定があり、これがオフだと、機器は正常でも、映らない・拾わないのです。第三に、アプリ側の確認。ZoomやTeamsで、正しいカメラ・マイクが選ばれているか、ミュートになっていないかを見ます。また、カメラは複数のアプリで同時に使えないので、他の会議アプリが起動していたら閉じます。この順番で確認すれば、多くの場合、原因が見つかり、自分で解決できます。それでも直らない場合の判断も、最後に正直にお伝えします。

ノートPCのカメラとマイクが使えない時の対処法を七海が大介に相談している導入漫画
会議前にカメラとマイクが使えず焦る七海さんに、大介先輩が「物理スイッチ・Windowsの許可設定・アプリ側の選択の順で確認」と整理します。

「故障」と決めつけない

カメラやマイクのトラブルを故障と決めつけない理由を初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

まず、心構えから。カメラやマイクが使えないと、すぐ「壊れた」と思ってしまいますが、その前に知っておいてほしいことがあります。

カメラやマイクのトラブルは、ハードウェアの故障よりも、設定が原因であることが、圧倒的に多いのです。とくに、何かのきっかけで設定が変わってしまったり、アプリに使用が許可されていなかったり、というケースがよくあります。だから、慌てて修理に出したり、買い替えを考えたりする前に、まず設定を確認するのが、賢い順番です。

「いちばん簡単で可能性の高い原因」から潰す

トラブル解決のコツは、最も可能性が高く、最も簡単に直せる原因から、順番に潰していくことです。いきなり「故障だ」と最悪の結論に飛びつくと、簡単に直せたはずのものを見逃してしまいます。この記事では、その「簡単な順」に確認していきます。カメラ・マイクの基本的な使い方はノートパソコンの内蔵カメラ・マイクの使い方もあわせてどうぞ。

切り分ける3つの順番

カメラとマイクの原因を切り分ける3つの順番を七海と大介が比較しながら整理している様子

やみくもに探すより、順番が大切です。カメラ・マイクの信号は、3つの「関門」を通って、相手に届きます。どこで止まっているかを、順に確認します。

1

物理|本体のスイッチ

ハード側を確認。

  1. 確認
    カバーやスイッチ、ミュート。
  2. 対処
    物理的にオンにする。
2

OS|Windowsの許可

最も多い原因。

  1. 確認
    アプリのアクセス許可。
  2. 対処
    許可をオンにする。
3

アプリ|デバイス選択

会議アプリ側を確認。

  1. 確認
    正しい機器の選択・ミュート。
  2. 対処
    正しく選び直す。

「物理 → OS → アプリ」の順で、どこで止まったか探す

この3段階を、上から順に確認していくのがポイントです。手前(物理)でつまずいていることもあれば、いちばん奥(アプリ)の設定ミスのこともあります。順番に見ていけば、必ずどこかで原因が見つかります。次の章から、それぞれを詳しく見ていきましょう。会議アプリ自体の使い方はTeams会議の文字起こし・要約も参考になります。

物理スイッチ・カバーの確認

ノートPCのカメラの物理スイッチやカバーの確認を大介が七海に説明している様子

まずは、いちばん手前。物理的な確認です。意外と、これが原因のことが多く、しかも一瞬で直せます。

最近のノートパソコンには、プライバシー保護のため、カメラを物理的にふさぐ「プライバシーシャッター(カバー)」や、カメラ・マイクをオフにする物理スイッチ、キーボード上の専用キーが付いていることがあります。これらがオフ(閉じている・無効)になっていると、当然、カメラは映らず、マイクも反応しません。

「カバーが閉じていた」だけ、ということも

カメラのレンズ部分に、小さなスライド式のカバーが付いていないか、確認してみてください。これが閉じているだけ、というケースは、実はとても多いのです。また、キーボードに、カメラやマイクのオン・オフを切り替えるキー(アイコンが描かれていることが多い)がないかも見てみましょう。マイクなら、ミュートになっていないかも確認します。拍子抜けするほど簡単に直ることもあります。

プライバシーシャッター(カバー)

ノートパソコンの内蔵カメラのレンズ部分に付いている、物理的なカバーのことです。スライド式になっていることが多く、使わないときに閉じておくことで、カメラに映り込む心配がなくなり、プライバシーを守れます。一方で、これが閉じていることに気づかず、「カメラが映らない」と慌てるケースも少なくありません。カメラが映らないときは、まずこのカバーが開いているか、確認してみるとよいでしょう。機種によっては、物理スイッチやキーボードのキーで切り替えるタイプもあります。

Windowsの「許可」設定

Windowsのカメラとマイクの許可設定を七海と大介が慎重に確認している様子

物理的に問題がなければ、次はここ。Windowsの「許可」設定です。正直に言うと、カメラ・マイクのトラブルで、いちばんよくある原因がこれです。

Windowsには、アプリがカメラやマイクを使ってよいかを管理する「プライバシー設定」があります。この許可がオフになっていると、カメラやマイク自体は正常でも、アプリから使えません。設定は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「カメラ」(または「マイク」)から確認できます。

確認したい許可設定

  • 「カメラへのアクセス」がオンになっているか
  • 「アプリにカメラへのアクセスを許可する」がオンか
  • 「デスクトップアプリにカメラへのアクセスを許可する」がオンか
  • マイクについても、同様に許可を確認する
  • 使いたいアプリ(ZoomやTeams)が許可されているか

「デスクトップアプリの許可」が見落としがち

とくに見落としやすいのが、「デスクトップアプリにカメラ(マイク)へのアクセスを許可する」という項目です。アプリ版のZoomやTeamsを使っている場合、ここがオフだと映りません。アプリごとの許可と合わせて、この項目もオンになっているか、確認しましょう。ここがオフだっただけ、というのは、本当によくあるケースです。セキュリティとプライバシーの考え方はユーザーアカウント制御(UAC)の設定もどうぞ。

プライバシー設定(アプリのアクセス許可)

Windowsで、どのアプリにカメラやマイク、位置情報などの利用を許可するかを管理する設定です。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」から、カメラやマイクの項目を開いて設定します。プライバシー保護のための仕組みで、許可していないアプリは、カメラやマイクを使えません。便利な反面、知らないうちにオフになっていると、「カメラが映らない」というトラブルの原因になります。アプリごとの許可のほか、「デスクトップアプリへの許可」という項目もあり、両方の確認が大切です。

アプリ側のデバイス選択

ZoomやTeamsのアプリ側のデバイス選択を七海と大介が用途別に案内している様子

物理もOSも問題なければ、最後はアプリ側です。ZoomやTeamsの中の設定を確認します。ここで正しく選べていないと、やはり映りません。

ZoomやTeamsには、どのカメラ・どのマイクを使うかを選ぶ設定があります。複数のカメラやマイク(外付けを含む)がある場合、意図しないものが選ばれていると、映像や音声が出ません。アプリの設定(ビデオ/オーディオの項目)で、お使いのノートパソコンの内蔵カメラ・マイクが、正しく選択されているかを確認しましょう。

「他の会議アプリを閉じる」のも大切

もうひとつ大事なのが、カメラは複数のアプリで同時に使えない、ということです。たとえば、ZoomとTeamsとSkypeを同時に起動していると、先に使っているアプリがカメラを占有し、他のアプリで映らなくなります。使わない会議アプリは、しっかり終了させましょう。また、アプリ内でカメラやマイクがミュート(オフ)になっていないかも確認を。多くのアプリには「テスト通話」機能があるので、会議前に試しておくと安心です。Teamsの活用はTeamsの通知設定と集中モードもどうぞ。

デバイス選択とテスト通話

「デバイス選択」は、ZoomやTeamsなどの会議アプリで、使用するカメラやマイク、スピーカーを指定する設定です。アプリの設定画面(ビデオ、オーディオなどの項目)から選べます。複数の機器がある場合、正しいものを選ばないと、映像や音声が出ません。「テスト通話」は、多くの会議アプリに備わっている、本番前にカメラ・マイク・スピーカーが正しく動くかを確認できる機能です。会議の前にテスト通話で確認しておくと、本番で慌てずにすみます。

それでも直らないときの判断

カメラやマイクがそれでも直らないときの判断を七海と大介が落ち着いて整理している様子

3段階を確認しても直らない。そんなときの、正直な判断についてお伝えします。まだ試せることもありますが、見極めも大切です。

3つの関門を確認しても直らない場合、次に試せるのは、パソコンの再起動、カメラのドライバの更新、Windowsやアプリを最新版にすること、です。再起動で直ることも多いので、まず試しましょう。それでもだめなら、別のアカウントや別のパソコンで試して、問題を切り分けます。

「別PCでもダメなら故障」「組織PCは管理者に相談」

正直にお伝えすると、ここまで試して、どのアプリでもカメラ・マイクが使えない、別のパソコンに同じ機器をつないでも認識しない、という場合は、機器そのものの故障の可能性があります。また、会社や学校のパソコンでは、管理者がポリシーでカメラ・マイクの使用を制限していることもあるので、その場合はIT管理者に相談しましょう。個人のパソコンで、故障が疑われる場合は、無理せず、メーカーや販売店に相談するのが安全です。トラブル全般の切り分けはパソコンのトラブルシューティングもどうぞ。

ドライバ

パソコンに接続された機器(カメラ、マイク、プリンターなど)を、OSが正しく動かすためのソフトウェアです。ドライバが古かったり、不具合を起こしたりすると、機器が正常に動作しないことがあります。カメラが映らないときは、ドライバを最新版に更新する、いったん削除して入れ直す(再インストール)といった対処で、改善することがあります。Windowsの「デバイスマネージャー」から操作できますが、不安な場合は、無理に操作せず、メーカーのサポートや販売店に相談すると安心です。

PC STOREはカメラ・マイク確認済みの中古PCをご用意

PC STOREでは、カメラやマイクを含めて動作確認をした、保証つきの中古パソコンをご用意しています。オンライン会議も安心して使える一台を、用途に合わせてご提案します。会議用途のご相談も歓迎です。

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よくある質問

カメラとマイクのトラブルに関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
カメラが映りません。まず何を確認すればいい?

まず、物理的なカバーやスイッチを確認してください。最近のノートパソコンには、カメラを物理的にふさぐスライド式のカバーや、オン・オフの物理スイッチ、専用キーが付いていることがあります。これが閉じている・オフになっているだけ、というケースは意外と多いです。次に、Windowsの「許可」設定、最後にアプリ側の設定、という順で確認しましょう。多くは、この中のどこかで原因が見つかります。

設定を見ても、どこが原因か分かりません。

「物理→Windowsの許可→アプリ」の順で確認しましょう。いちばん多い原因は、Windowsのプライバシー設定(アプリのアクセス許可)がオフになっていることです。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「カメラ」「マイク」で、アプリへの許可がオンか確認してください。とくに「デスクトップアプリへの許可」は見落としがちです。それでも分からなければ、再起動や、別のアプリでも同じか試すと、切り分けに役立ちます。

Teamsだけカメラが映りません。Zoomは映ります。

Teams側の設定か、アプリの競合が考えられます。Zoomで映るなら、カメラ自体とWindowsの許可は正常です。Teamsの設定で、正しいカメラが選択されているか、確認してください。また、カメラは複数アプリで同時に使えないため、Zoomなど他の会議アプリが起動したままだと、Teamsで使えないことがあります。不要なアプリを終了してから、Teamsを試してみましょう。Teamsアプリの再起動も有効です。

マイクが声を拾いません。どうすれば?

カメラと同様に、3段階で確認します。まず、マイクのミュートスイッチや、キーボードのミュートキーがオンになっていないか。次に、Windowsの「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、アプリへの許可がオンか。最後に、ZoomやTeamsで、正しいマイクが選択され、アプリ内でミュートになっていないか。この順で確認すれば、多くの場合、原因が見つかります。テスト通話での確認もおすすめです。

全部試しても直りません。故障でしょうか?

その可能性もありますが、まず切り分けを。再起動、ドライバの更新、Windows・アプリの更新を試しても、どのアプリでもカメラ・マイクが使えない場合は、故障も考えられます。別のパソコンに同じ機器をつないで認識しないなら、機器の故障の可能性が高いです。なお、会社や学校のパソコンは、管理者が使用を制限していることもあるので、その場合はIT管理者に相談を。個人のPCで故障が疑われるなら、メーカーや販売店に相談しましょう。

まとめ

ノートPCのカメラとマイクのトラブル対処を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

ノートパソコンのカメラが映らない、マイクが反応しないとき、つい「故障」と思いがちですが、実際は設定が原因のことがほとんどです。まずは落ち着いて、3つの順番で切り分けましょう。第一に、物理的な確認。カメラのカバーやスイッチ、マイクのミュートを見ます。第二に、Windowsの「許可」設定。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」で、アプリのアクセス許可がオンか確認します(とくに「デスクトップアプリへの許可」は見落としがち)。これがいちばん多い原因です。第三に、アプリ側。ZoomやTeamsで、正しいカメラ・マイクが選ばれ、ミュートでないか、他の会議アプリが起動していないかを確認します。

この「物理→Windowsの許可→アプリ」の順で見ていけば、多くの場合、原因が見つかり、自分で解決できます。会議前には、テスト通話で確認しておくと安心です。それでも直らない、別のパソコンでも機器が認識しない、という場合は、故障の可能性があるので、無理せずメーカーや販売店に相談を。会社や学校のPCなら、管理者の設定が関係していることもあるので、IT担当に相談しましょう。慌てず順番に確認することが、トラブルを乗り切るコツです。

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