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最終更新日:2026年7月24日

Macの使い方・設定

WindowsからMacに乗り換えて最初にやる設定|キーボード・トラックパッド・Finder

はじめてMacを買って、いざ使ってみたら、「Windowsと違いすぎて、戸惑う」「右クリックがない」「ファイルがどこにあるのか分からない」と、慣れずに困っていませんか。長くWindowsを使ってきた方ほど、最初は、操作の違いに、とまどうものです。でも、ご安心ください。乗り換えたときに、いくつかの設定を、最初に済ませておくと、ぐっと使いやすくなり、慣れるのも早くなります。しかも、特別なアプリは不要で、すべてMac標準の設定でできます。このページでは、WindowsからMacに乗り換えたとき、最初にやっておきたい設定と、慣れ方のコツを、やさしくご紹介します。なお、画面の表示や設定の場所は、お使いのmacOSのバージョンによって、少し異なる場合があります。

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IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

はじめてMacを買ったんですけど、Windowsと違いすぎて…。キーも操作も、戸惑っちゃって。右クリックもないし、ファイルもどこにあるのか…。慣れられるか、不安です。

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

最初に少し設定すれば、大丈夫だよ。ポイントは3つ。①キーボードは、Windowsの「Ctrl」が、Macの「command(⌘)」キーに置き換わると覚える ②トラックパッドで、「タップでクリック」と「2本指で右クリック」を設定 ③ファイル管理は「Finder」。全部、Mac標準の設定でできるよ。最初は戸惑っても、すぐ慣れるから安心してね。

この記事でわかること

  • 乗り換えで戸惑うポイント(全体像)
  • キーボードの違い(CtrlはCommand)
  • トラックパッドの設定
  • 日本語入力とFinderを整える
  • アプリの入れ方とDock・Spotlight
  • 最初に覚える基本と慣れ方のコツ

結論

「最初に少し設定」すれば、すぐ慣れます

WindowsからMacへの乗り換えは、「最初に、いくつかの設定を済ませておく」ことで、ぐっと快適になり、慣れるのも早くなります。しかも、すべてMac標準の機能でできるので、特別なアプリは要りません。まず、いちばん戸惑いやすい「キーボード」。Windowsの「Ctrl」キーの役割が、Macでは「command(⌘)」キーに置き換わる、と覚えるのが基本です。コピーは⌘+C、貼り付けは⌘+V、というように、CtrlをCommandに読み替えるだけで、多くの操作が、すんなり理解できます。次に、「トラックパッド」。Macは、初期設定だと、Windowsと操作感が違うので、システム設定の「トラックパッド」で、「タップでクリック」をオンにし、「2本指でクリック(右クリックに相当)」を確認しておくと、ぐっと使いやすくなります。そして、「ファイル管理」。Windowsの「エクスプローラー」にあたるのが、Macの「Finder」です。最初は使いにくく感じても、設定で見やすくできます。

これらに加えて、知っておくと安心なことが、いくつかあります。Macの日本語入力には「ライブ変換」という、入力中に自動で変換される機能があり、慣れないうちは戸惑うことがあるので、オフにすることもできます。アプリの入れ方も、Windowsとは違い、「App Store」から入れるか、ダウンロードしたファイルを「アプリケーション」フォルダにドラッグする、という方式が一般的です。画面下の「Dock」は、Windowsのタスクバーのような存在で、よく使うアプリを並べておけます。そして、「Spotlight(⌘+スペース)」を使うと、アプリやファイルを、すばやく検索できて便利です。最初は「Windowsと違う」と戸惑うかもしれませんが、「Macではこうするんだ」と受け入れていくと、多くの方が、数日から数週間で、自然に慣れていきます。それでは、順番に見ていきましょう。

WindowsからMacに乗り換えて最初にやる設定を七海が大介に相談している導入漫画
乗り換えに戸惑う七海さんに、大介先輩が「最初に少し設定すれば大丈夫・CtrlはCommandキーに置き換わると覚える・トラックパッドでタップと2本指の右クリックを設定・ファイルはFinder・全部Mac標準でできる」と整理します。

乗り換えで戸惑うポイント(全体像)

WindowsからMacへの乗り換えで戸惑うポイントの全体像を初心者向けに七海と大介が案内している様子

まず、どこで戸惑いやすいのか、全体像を知っておきましょう。ポイントが分かれば、対処も簡単です。

WindowsからMacに乗り換えたとき、多くの方が戸惑うポイントは、だいたい決まっています。先に知っておくと、心の準備ができて、安心です。主なものは、こうです。①「キーボード」。WindowsのCtrlキーにあたる役割が、Macではcommand(⌘)キーになるなど、よく使うキーが違います。②「トラックパッド(マウス)」。Macは、初期設定だと、右クリックの操作が分かりにくかったり、スクロールの向きが逆だったり、と戸惑います。③「ファイル管理」。Windowsの「エクスプローラー」にあたるのが、Macの「Finder」で、見た目や操作が少し違います。④「設定の場所」。Windowsの「コントロールパネル」や「設定」にあたるのが、Macの「システム設定」です。⑤「ウィンドウのボタン」。閉じる・しまう・最大化のボタンが、Macではウィンドウの左上にあります。⑥「アプリの入れ方」。これも、Windowsとは方式が違います。これらは、どれも、慣れと、最初の設定で、解決できます。

「戸惑うのは最初だけ・設定と慣れで解決できる」

乗り換えで戸惑うのは、「キーボード」「トラックパッド」「ファイル管理(Finder)」「設定の場所」「ウィンドウのボタン位置」「アプリの入れ方」あたりです。でも、安心してください。これらは、どれも、最初にいくつかの設定をしておくことと、少し使って慣れることで、自然に解決していきます。実際、多くの方が、数日から数週間で、Macの操作に慣れていきます。大切なのは、「Windowsならこうだったのに」と比べ続けて、ストレスをためないこと。「Macでは、こうするんだ」と、受け入れていくと、ぐっと楽になります。Macは、操作の一貫性が高いので、基本を覚えれば、応用がきくようになっています。この記事で、最初にやっておきたい設定を、ひとつずつ見ていきましょう。WindowsとMacの、より具体的な操作の違いは、WindowsからMacへの操作の違いでも、くわしく解説しています。あわせてご覧ください。

キーボードの違い(CtrlはCommand)

WindowsとMacのキーボードの違いとしてCtrlがCommandになることを大介が七海に説明している様子

いちばん戸惑いやすいのが、キーボードです。でも、覚え方のコツが、ひとつあります。

乗り換えで、最初に戸惑うのが、キーボードです。Windowsと、キーの配列や、役割が、少し違うためです。とくに、スペースキーの周りにある「修飾キー」(ほかのキーと組み合わせて使うキー)が異なります。でも、覚え方のコツが、ひとつあります。それは、「Windowsの『Ctrl』キーの役割が、Macでは『command(⌘)』キーに置き換わる」と覚えることです。これだけで、多くの操作が、理解できます。たとえば、コピーは、Windowsの「Ctrl+C」が、Macでは「⌘+C」。貼り付けは「⌘+V」、保存は「⌘+S」、すべて選択は「⌘+A」、というように、CtrlをCommandに読み替えるだけで、おなじみのショートカットが、そのまま使えます。Macには、ほかにも「option(⌥)」キーや「control」キーがありますが、まずは「CtrlはCommand」と覚えれば十分です。なお、Macの「control」キーは、Windowsの「Ctrl」とは役割が違い、主に右クリックなどに使うので、混同しないようにしましょう。

「CtrlはCommandに読み替え・コピペもそのまま」

キーボードは、「WindowsのCtrl = Macのcommand(⌘)」と、まず覚えましょう。コピー(⌘+C)、貼り付け(⌘+V)、保存(⌘+S)など、よく使うショートカットは、Ctrlの場所がCommandに変わるだけで、ほとんど同じ感覚で使えます。最初は、キーの位置に手が迷うかもしれませんが、使っているうちに、自然と指が覚えていきます。どうしても、Windowsのキー配置に慣れていて、使いにくい、という場合は、Mac標準の設定で、キーの割り当て(修飾キーの役割)を変更することもできます(システム設定→「キーボード」→「キーボードショートカット」→「修飾キー」)。ただ、まずは、Macの標準のまま、「CtrlはCommand」と覚えて使ってみることを、おすすめします。多くの操作は、それで対応できますし、無理に変更すると、かえって混乱することもあるためです。Macの便利なショートカットは、Macの便利なショートカットキーも参考になります。慣れてきたら、ぜひご覧ください。

commandキーとoptionキー・controlキー

Macのキーボードには、Windowsにはない「修飾キー」があります。「command(⌘・コマンド)」キーは、Macで最もよく使う修飾キーで、Windowsの「Ctrl」キーに近い役割をします。コピー(⌘+C)、貼り付け(⌘+V)、保存(⌘+S)など、多くのショートカットで使います。スペースキーの、すぐ隣にあります。「option(⌥・オプション)」キーは、Windowsの「Alt」キーに近い役割で、特殊な文字の入力や、隠れた機能の呼び出しなどに使います。「control(コントロール)」キーは、名前はWindowsの「Ctrl」と似ていますが、役割は異なり、Macでは、主に「右クリック(副ボタンのクリック)」の代わり(controlを押しながらクリック)や、一部のショートカットに使います。Windowsの「Ctrl」の感覚で「control」を使うと、思った動作にならないので、注意しましょう(Windowsの「Ctrl」にあたるのは「command」です)。これらのキーは、組み合わせて使うことで、さまざまな操作ができます。まずは「command」から覚えるのがおすすめです。

トラックパッドの設定

Macのトラックパッドの設定をWindowsユーザー向けに七海と大介が用途別に案内している様子

次に、トラックパッドです。最初に設定しておくと、操作がぐっと快適になります。

MacBookのトラックパッドは、とても優秀ですが、初期設定のままだと、Windowsと操作感が違って、戸惑うことがあります。そこで、乗り換えたら、最初に、システム設定の「トラックパッド」を開いて、いくつか設定しておくと、ぐっと使いやすくなります。まず、「タップでクリック」をオンにしましょう。これをオンにすると、トラックパッドを、ぐっと押し込まなくても、指で軽く触れるだけで、クリックできるようになり、指が疲れにくくなります。次に、「右クリック」の設定。Macには、Windowsのような「右ボタン」がなく、初期状態だと戸惑いますが、「副ボタンのクリック」を「2本指でクリックまたはタップ」に設定すると、2本指でタップするだけで、Windowsの右クリックと同じ動作(メニュー表示など)ができます。さらに、「軌跡の速さ(カーソルの速さ)」を、少し速めに設定すると、画面内でのカーソル移動が、サクサクして快適です。これらを設定するだけで、トラックパッドの使い心地が、大きく変わります。

「タップでクリック・2本指で右クリックを最初に設定」

トラックパッドは、システム設定の「トラックパッド」で、「①タップでクリックをオン ②副ボタンのクリック(2本指)を設定 ③軌跡の速さを調整」の3つを、最初にやっておくのがおすすめです。とくに、「タップでクリック」と「2本指で右クリック」は、Windowsから来た方には、ぜひ設定してほしい項目です。これだけで、「Macのトラックパッド、使いにくい」という不満の、多くが解消されます。なお、Macのトラックパッドは、指の本数によって、いろいろな操作(ジェスチャ)ができます。たとえば、2本指で上下になぞるとスクロール、などです。このジェスチャは、慣れると、とても便利で、Macの大きな魅力のひとつです。トラックパッドのジェスチャの、くわしい使い方は、別の記事で、あらためてご紹介します。まずは、この章でご紹介した、基本の3つの設定をして、トラックパッドに慣れていきましょう。スクロールの向きが、Windowsと逆で気になる場合も、設定で変更できます(好みに合わせて調整してください)。

日本語入力とFinderを整える

Macの日本語入力とFinderを使いやすく整える方法を七海と大介が比較しながら整理している様子

続いて、日本語入力と、ファイル管理(Finder)です。ここも、少し整えると快適になります。

次に整えたいのが、「日本語入力」と「Finder(ファイル管理)」です。まず、日本語入力。Macの標準の日本語入力には、「ライブ変換」という機能があります。これは、スペースキーを押す前に、入力中に、自動で漢字に変換してくれる機能ですが、Windowsの入力に慣れていると、勝手に変換されて、戸惑ったり、誤変換のもとになったりすることがあります。慣れないうちは、オフにするのも、ひとつの方法です(システム設定→「キーボード」→入力ソースの設定から、ライブ変換をオフにできます)。次に、「Finder」。Windowsの「エクスプローラー」にあたる、ファイル管理のアプリです。最初は、必要な情報が表示されておらず、使いにくく感じるかもしれませんが、設定で見やすくできます。たとえば、Finderの「表示」メニューから、「ステータスバーを表示」を選ぶと、画面下に、ファイルの数や、ディスクの空き容量が表示され、Windowsのエクスプローラーに近い感覚になります。「パスバー」を表示すると、今どのフォルダにいるかも、分かりやすくなります。

「ライブ変換はオフにでき・Finderは表示設定で見やすく」

日本語入力は、「ライブ変換」が、最初は戸惑いやすいので、慣れないうちは、オフにしてみるのがおすすめです。Windowsと同じように、スペースキーを押してから変換する、いつもの感覚で入力できます。慣れてきたら、ライブ変換を試して、自分に合うほうを選べば大丈夫です。Finder(ファイル管理)は、「表示」メニューから、「ステータスバーを表示」「パスバーを表示」をオンにすると、ぐっと見やすく、使いやすくなります。Windowsのエクスプローラーに近い感覚で、ファイルを扱えるようになります。なお、Macで、ひとつ覚えておきたいのが、「アプリは、ウィンドウを閉じても(赤い×ボタンを押しても)、完全には終了していないことが多い」という点です。完全に終了するには、そのアプリを選んだ状態で、「⌘+Q」を押します(または、メニューバーのアプリ名から「終了」)。最初は戸惑いますが、これも、慣れれば自然に使えるようになります。Macの基本的な操作は、Mac OSの基本操作も参考になります。

Finderとライブ変換

「Finder(ファインダー)」は、Macで、ファイルやフォルダを管理するための、基本アプリです。Windowsの「エクスプローラー」にあたります。Dock(画面下のバー)の左端にある、青と白の、顔のようなアイコンが、Finderです。書類や写真などのファイルを探したり、フォルダを開いたり、コピーしたり、といった操作を行います。初期状態では、表示される情報が少なめなので、「表示」メニューから「ステータスバーを表示」「パスバーを表示」などをオンにすると、Windowsのエクスプローラーに近い感覚で、使いやすくなります。「ライブ変換」は、Macの標準の日本語入力の機能で、文字を入力していくと、スペースキーを押す前に、自動的に、漢字かな交じりの文章に変換してくれる機能です。スムーズに入力できる利点がありますが、Windowsの「入力してからスペースキーで変換する」操作に慣れていると、勝手に変換されて、戸惑うことがあります。その場合は、システム設定の「キーボード」の、入力ソースの設定から、ライブ変換をオフにできます。自分の入力スタイルに合わせて、調整しましょう。

アプリの入れ方とDock・Spotlight

MacのアプリのインストールとDockやSpotlightの使い方を七海と大介が確認している様子

最後に、アプリの入れ方と、便利な機能(Dock・Spotlight)です。これも、Windowsとは少し違います。

Macでは、アプリの入れ方も、Windowsとは少し違います。Macでアプリを入れるには、主に2つの方法があります。ひとつは、「App Store」から入手する方法(Dockや、システムにある「App Store」を開いて、アプリを探してインストール)。もうひとつは、配布元のサイトから、ファイル(dmgファイルなど)をダウンロードして、開き、表示された、アプリのアイコンを、「アプリケーション」フォルダにドラッグする方法です。Windowsのような、「次へ」「次へ」と進める、インストーラーの画面は、あまり見かけません。最初は戸惑いますが、慣れると、シンプルです。次に、画面下に並ぶ「Dock(ドック)」。これは、Windowsの「タスクバー」のような存在で、よく使うアプリのアイコンが並んでいます。アイコンをクリックすると、アプリが起動します。よく使うアプリは、ここに登録(ドラッグ)しておくと便利です。そして、覚えておくと、とても便利なのが「Spotlight(スポットライト)」。「⌘+スペース」を押すと、検索窓が出て、アプリやファイル、設定などを、すばやく検索して開けます。

「アプリはApp Storeかドラッグで・Spotlightで素早く検索」

アプリの入れ方は、「①App Storeから入手 ②サイトからダウンロードして、アプリケーションフォルダにドラッグ」の、2つの方法を覚えておけば大丈夫です。よく使うブラウザなどを、入れていきましょう。Macでの便利機能として、ぜひ覚えてほしいのが「Spotlight(⌘+スペース)」です。アプリをたくさん探さなくても、⌘+スペースを押して、アプリ名やファイル名を入力すれば、すぐに見つけて開けます。「アプリがどこにあるか分からない」というときも、これを使えば一発です。Windowsで、検索をよく使っていた方には、とくに便利です。画面下の「Dock」には、よく使うアプリを並べておくと、ワンクリックで起動できます。Dockのサイズや、自動的に隠す設定なども、システム設定の「デスクトップとDock」で調整できます。これらの便利機能を使いこなすと、Macが、ぐっと快適になります。Macでパソコンを買い替える、買い足すなら、macOS搭載のMacも、ぜひご覧ください。

最初に覚える基本と慣れ方のコツ

Macで最初に覚える基本と慣れ方のコツを七海と大介が落ち着いて整理している様子

たくさん設定してきましたが、最初に覚えるべきことは、実はシンプルです。コツもお伝えします。

ここまで、いろいろな設定をご紹介してきましたが、「全部、一度に覚えなきゃ」と、気負う必要はありません。まず、最初に覚えるべき基本は、たった5つです。①コピー&ペースト(⌘+C、⌘+V)。②右クリック(トラックパッドを2本指でタップ)。③Finderの使い方(ファイル管理)。④Spotlight(⌘+スペースで検索)。⑤アプリの終了(⌘+Q)。この5つを覚えれば、日常の作業の、大半ができるようになります。あとは、使いながら、少しずつ覚えていけば大丈夫です。そして、慣れ方の、いちばんのコツは、「Windowsならこうだったのに、と比べ続けないこと」です。最初は、どうしても、慣れたWindowsと比べて、「使いにくい」と感じてしまいますが、「Macでは、こうするんだ」と、新しいやり方として、受け入れていくと、ストレスが、ぐっと減ります。Macは、操作の一貫性が高いので、基本を覚えれば、いろいろな場面で、応用がききます。あせらず、楽しみながら、慣れていきましょう。

「基本5つを覚え・比べず受け入れると早く慣れる」

最初に覚える基本は、「①コピペ(⌘+C/V)②右クリック(2本指タップ)③Finder ④Spotlight(⌘+スペース)⑤アプリ終了(⌘+Q)」の5つで十分です。これだけで、日常の作業は、ほとんどできます。そして、慣れ方のコツは、「Windowsと比べすぎず、Macのやり方を受け入れる」こと。多くの方が、数日から数週間で、自然に慣れていきます。最初の「使いにくい」は、たいてい、一時的なものです。なお、ひとつ実用的な注意点として、USBメモリや外付けドライブを使ったときは、抜く前に、必ず「取り出し」の操作をしましょう(デスクトップのアイコンを、ゴミ箱にドラッグするか、Finderで取り出しボタンを押す)。いきなり抜くと、データが壊れることがあります。これは、Macに限らず大切な操作です。Macに慣れてくると、iPhoneやiPadとの連携など、Macならではの便利さも、味わえるようになります。なお、ここでご紹介した設定の場所や画面は、macOSのバージョンによって、変わることがあります。説明と画面が違う場合は、Appleの公式サポートで、最新の操作を確認すると確実です。

よくある質問

WindowsからMacへの乗り換え設定に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
Macには右クリックがないのですか?

あります。設定すれば、トラックパッドの2本指タップで右クリックできます。Macにも、右クリック(Windowsでいう右クリック)に相当する操作は、ちゃんとあります。ただ、Macのトラックパッドには、Windowsのような「右ボタン」がなく、初期設定のままだと、分かりにくいだけです。システム設定の「トラックパッド」を開き、「副ボタンのクリック」を「2本指でクリックまたはタップ」に設定すると、トラックパッドを2本指でタップするだけで、右クリックと同じ動作(メニュー表示など)ができるようになります。これは、乗り換えたら、最初に設定しておきたい項目のひとつです。また、キーボードの「control」キーを押しながら、1本指でクリックする方法でも、右クリックと同じ動作になります(これは「controlクリック」と呼ばれます)。マウスを使っている場合も、システム設定の「マウス」で、副ボタンのクリックを有効にできます。最初に、これらを設定しておけば、右クリックの操作で、困ることはなくなります。Macでも、右クリックは、しっかり使えるので、ご安心ください。

WindowsのCtrlキーは、Macではどのキーですか?

主に「command(⌘)」キーに置き換わります。WindowsのCtrlキーで行っていた操作の多くは、Macでは「command(⌘)」キーに置き換わります。たとえば、コピーは「Ctrl+C」が「⌘+C」に、貼り付けは「⌘+V」に、保存は「⌘+S」に、というように、Ctrlの代わりにCommandを使えば、おなじみのショートカットが、ほぼそのまま使えます。commandキーは、スペースキーの、すぐ隣にあります。「WindowsのCtrl = Macのcommand」と覚えるのが、乗り換えの、いちばんのコツです。ひとつ注意したいのが、Macにも「control」というキーがありますが、これはWindowsのCtrlとは役割が違い、主に右クリックの代わりなどに使う、別のキーだ、という点です。名前が似ているので、混同しやすいですが、「Windowsの Ctrl にあたるのは、Macの command」と、覚えておきましょう。最初は、キーの位置に手が迷うかもしれませんが、使っているうちに、自然と慣れていきます。どうしても気になる場合は、Mac標準の設定で、キーの割り当てを変更することもできます。

Macのファイル管理(Finder)が使いにくいです。どうすればいいですか?

表示設定を変えると、Windowsのエクスプローラーに近づきます。Windowsの「エクスプローラー」に慣れていると、Macの「Finder」は、最初、使いにくく感じることが多いです。これは、Finderが、初期状態では、表示される情報が少なめだからです。でも、設定を変えると、ぐっと見やすく、使いやすくなります。まず、Finderを開いた状態で、画面上部の「表示」メニューから、「ステータスバーを表示」を選びましょう。すると、画面下に、ファイルの数や、ディスクの空き容量が表示され、Windowsのエクスプローラーに近い感覚になります。同じく「表示」メニューの「パスバーを表示」をオンにすると、今、どのフォルダにいるかが、画面下に表示され、分かりやすくなります。また、Finderの「設定」(環境設定)で、サイドバーに表示する項目(よく使うフォルダなど)を、選ぶこともできます。これらを設定すると、「結局、エクスプローラーと同じように使える」と、安心できるはずです。最初に、表示設定を整えておくのが、おすすめです。

文字を入力すると、勝手に変換されて使いにくいです。

「ライブ変換」をオフにすると、解消できます。Macの標準の日本語入力には、「ライブ変換」という機能があり、これが初期状態でオンになっています。これは、スペースキーを押す前に、入力した文字を、自動で漢字かな交じりに変換してくれる機能です。便利な反面、Windowsの「入力してからスペースキーで変換する」操作に慣れていると、勝手に変換されて、戸惑ったり、誤変換が増えたり、と感じることがあります。その場合は、ライブ変換を、オフにしましょう。システム設定の「キーボード」を開き、入力ソース(日本語)の設定の中に、「ライブ変換」のオン・オフの項目があります。これをオフにすると、Windowsと同じように、入力してから、スペースキーで変換する、いつもの感覚で、入力できるようになります。慣れてきたら、ライブ変換を、もう一度試してみて、自分に合うほうを選べば大丈夫です。なお、設定の項目名や場所は、macOSのバージョンによって、少し異なることがあるので、見つからない場合は、Appleの公式サポートで確認すると確実です。

WindowsからMacに乗り換えると、どれくらいで慣れますか?

個人差はありますが、多くの方が数日から数週間で慣れます。WindowsからMacへの乗り換えは、最初こそ、操作の違いに戸惑いますが、多くの方が、数日から数週間で、自然に慣れていく、と言われています。とくに、この記事でご紹介した、最初の設定(トラックパッドのタップや右クリック、ライブ変換のオフ、Finderの表示設定など)を済ませ、基本の5つ(コピペ、右クリック、Finder、Spotlight、アプリ終了)を覚えれば、日常の作業は、すぐにこなせるようになります。慣れるための、いちばんのコツは、「Windowsならこうだった、と比べ続けないこと」です。「Macでは、こうするんだ」と、新しいやり方として受け入れていくと、ストレスが減り、慣れるのも早くなります。Macは、操作の一貫性が高く、基本を覚えれば、応用がきくように作られています。最初の数日を乗り越えれば、Macならではの、快適さや、iPhone・iPadとの連携の便利さも、感じられるようになります。あせらず、楽しみながら、少しずつ慣れていきましょう。分からないことは、Appleの公式サポートも頼りになります。

まとめ

WindowsからMacに乗り換えて最初にやる設定を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

WindowsからMacへの乗り換えは、最初に、いくつかの設定を済ませておくと、ぐっと快適になり、慣れるのも早くなります。すべてMac標準の機能でできるので、特別なアプリは要りません。まず、「キーボード」は、Windowsの「Ctrl」キーが、Macの「command(⌘)」キーに置き換わる、と覚えるのが基本です。コピー(⌘+C)、貼り付け(⌘+V)など、CtrlをCommandに読み替えれば、おなじみのショートカットが使えます。次に、「トラックパッド」は、システム設定で、「タップでクリック」をオンにし、「2本指で右クリック(副ボタンのクリック)」を設定すると、ぐっと使いやすくなります。「日本語入力」は、戸惑いやすい「ライブ変換」を、慣れないうちはオフにできます。「Finder(ファイル管理)」は、「表示」メニューから、ステータスバーやパスバーを表示すると、Windowsのエクスプローラーに近い感覚になります。

アプリの入れ方は、「App Store」から入手するか、ダウンロードしたファイルを「アプリケーション」フォルダにドラッグする方式です。画面下の「Dock」は、タスクバーのような存在で、よく使うアプリを並べておけます。「Spotlight(⌘+スペース)」を使うと、アプリやファイルを、すばやく検索できて便利です。最初に覚える基本は、「コピペ(⌘+C/V)、右クリック(2本指タップ)、Finder、Spotlight(⌘+スペース)、アプリ終了(⌘+Q)」の5つで十分。あとは、使いながら覚えていけば大丈夫です。慣れ方のコツは、「Windowsと比べすぎず、Macのやり方を受け入れること」。多くの方が、数日から数週間で慣れていきます。あせらず、楽しみながら、Macに慣れていってください。なお、設定の場所や画面は、macOSのバージョンで変わることがあるため、迷ったらAppleの公式サポートをご確認ください。

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