PDFの結合
複数のPDF全体を1つにまとめたり、必要なページだけを別のPDFへ追加したりできます。
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最終更新日:2026年6月7日
Mac・PDF編集初心者ガイド
Macで複数のPDFを1つにまとめたい、ページの順番を入れ替えたい、不要なページを削除したい、注釈や署名を追加したい――そんなときは、Macに標準搭載されている「プレビュー」を活用できます。この記事では、PDFの結合、ページの並べ替え・追加・削除・回転、テキストや図形の追加、署名、別名保存、ファイルサイズの縮小まで、初心者が迷いやすいポイントと注意点を含めてわかりやすく解説します。
複数のPDFを1つにまとめたり、いらないページを削除したりしたいのですが、専用のPDF編集ソフトを購入しないとできませんか?
基本的なPDF編集なら、Macに標準搭載されている「プレビュー」で対応できます。結合や並べ替えだけでなく、注釈や署名も追加できますよ。ただし、元のPDFを上書きしないよう、作業前に複製しておくことが大切です。
結論
MacでPDFを結合したり、ページを並べ替えたりする場合は、まず標準アプリの「プレビュー」を使いましょう。「表示」から「サムネール」を開くと、ページをドラッグして移動したり、別のPDFから必要なページを追加したりできます。
文字、図形、ハイライト、署名などはマークアップツールバーから追加できます。ただし、PDF内にある既存の文章をWordのように直接書き換える機能ではありません。本文やレイアウト自体を修正したい場合は、元の作成データまたは専用のPDF編集ソフトが必要です。

「プレビュー」は、macOSに標準搭載されている画像・PDF閲覧アプリです。PDFを見るだけでなく、ページ整理、注釈、署名、書き出しなど、日常的に使う基本的な編集機能も備えています。
PDFをダブルクリックしてプレビューで開ける環境であれば、新しいアプリをインストールせずに作業を始められます。Macの基本操作やFinderでのファイル管理に不慣れな方は、先にMac OSの基本操作とFinder・Dockの使い方を確認しておくとスムーズです。
複数のPDF全体を1つにまとめたり、必要なページだけを別のPDFへ追加したりできます。
サムネールを使って、ページの並べ替え、追加、削除、回転ができます。
テキスト、図形、矢印、ハイライト、メモ、署名などをPDF上に追加できます。
編集後のPDFを別名で保存したり、ファイルサイズを小さくして書き出したりできます。
プレビューで追加できるテキストは、既存の本文を書き換えるものではなく、PDF上へ新しいテキストボックスを重ねる機能です。本文そのものを修正したい場合は、WordやPagesなどの元データを編集して、再度PDFへ書き出す方法が適しています。
プレビューの機能や画面構成は、Apple公式のMac用「プレビュー」ユーザガイドでも確認できます。

プレビューを使ったPDF結合には、主に「PDF全体を追加する方法」と「必要なページだけを追加する方法」があります。どちらもサイドバーに表示されるページサムネールを使います。
プレビューでは、編集内容が自動的に保存される場合があります。元のPDFを残したい場合は、作業前に「ファイル」から「複製」を選び、複製したPDFを編集してください。
資料や請求書など、追加元PDFの全ページをまとめて結合したい場合に適した方法です。
複数の見積書、請求書、会議資料などを、ファイル単位でそのまま1つのPDFにまとめたい場合に向いています。
複数のPDFから必要なページを選び、提出用や共有用の資料を作成したい場合に適した方法です。
複数の資料から必要なページだけを抜き出し、短い提出資料や説明資料を作りたい場合に向いています。
| 結合方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| PDF全体を追加 | 資料や請求書などをファイル単位でまとめたい場合 | 不要なページが含まれていないか確認する |
| 必要なページだけ追加 | 複数資料から必要なページだけを抜き出したい場合 | 選択漏れや順番の間違いに注意する |
| FinderでPDFを作成 | 画像や複数ファイルを短時間で1つにまとめたい場合 | 選択順がPDF内のページ順になる |
複数の画像やPDFをすばやく1つにまとめたい場合は、Finderで対象ファイルを選択し、Controlキーを押しながらクリックして「クイックアクション」から「PDFを作成」を選びます。
Finderでは選択したファイルの順番でPDFが作成されます。作成後に順番を調整したい場合は、完成したPDFをプレビューで開き、サムネールをドラッグして並べ替えましょう。
詳しい手順は、Apple公式のプレビューでPDFを結合する方法と、FinderでファイルをPDFに結合する方法でも確認できます。

PDFのページ整理は、サムネールを表示すると操作しやすくなります。ページ数が多いPDFでは、変更前に全体の構成を確認し、必要に応じてページ番号をメモしてから作業すると安心です。
| 操作 | 基本的な方法 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 並べ替え | サムネールを目的の位置へドラッグする | 青い区切り線が表示された位置へ移動する |
| ページ追加 | 別PDFのサムネールをドラッグするか、編集メニューから挿入する | 追加する位置とページの向きを確認する |
| ページ削除 | 対象サムネールを選択してDeleteキーを押す | 必要なページを誤って削除していないか確認する |
| ページ回転 | 対象ページを選択して回転ボタンを使用する | 選択中のすべてのページが回転する場合がある |
| 別PDFへ追加 | サムネールを別のPDFのサイドバーへドラッグする | 追加先のPDFと挿入位置を確認する |
最初のページをクリックし、Shiftキーを押しながら最後のページをクリックします。
Commandキーを押しながら、必要なページを1枚ずつクリックします。
サムネール部分をクリックした状態でCommand+Aを押します。
削除直後であれば、Command+Zで操作を取り消せる場合があります。すでに保存した場合は、「ファイル」から「バージョンを戻す」を開き、以前の状態が残っているか確認しましょう。

PDFへ補足説明、確認箇所、署名などを追加する場合は、プレビューのマークアップツールバーを使います。マークアップツールバーが表示されていない場合は、ツールバー内の「マークアップツールバーを表示」ボタンをクリックしてください。
PDF上にテキストボックスを配置し、名前、日付、補足事項などを入力できます。
四角形、円、線、矢印を追加し、確認してほしい部分を分かりやすく示せます。
重要な文章を強調したり、下線、取り消し線、メモを追加したりできます。
トラックパッド、カメラ、対応するiPhoneやiPadなどを使って署名を作成できます。
補足説明、入力内容、確認箇所などをPDF上へ追加する場合の手順です。
テキストや図形を増やしすぎると、元の文章が読みにくくなります。重要な箇所だけに絞り、文字色や線の太さも統一しましょう。
申込書や確認書などの署名欄へ、作成済みまたは新規の署名を配置する手順です。
共用Macでは、登録した署名を残したままにしないよう注意してください。必要に応じて作業後に署名データを削除しましょう。
契約書、申込書、見積書、行政手続きなどのPDFでは、署名、氏名、日付、入力欄、ページ数を確認してください。提出先が電子署名サービスや指定アプリを案内している場合は、その手順を優先しましょう。
フォーム入力や署名の詳しい操作は、Apple公式のPDFフォームに入力・署名する方法と、PDFに注釈を付ける方法でも確認できます。
Word文書をPDFにする方法や、文書作成の基本から確認したい方は、Word初心者向け基本操作ガイドも参考になります。

PDF編集後は、そのまま上書きするのではなく、用途に応じて複製、書き出し、容量削減を使い分けることが大切です。
編集前の状態を残しておきたい場合は、最初にPDFを複製してから作業します。
保存先、ファイル名、暗号化などを指定して、編集済みPDFを新しいファイルとして保存します。
リンク、画像、注釈、署名が正しく表示されるか確認してください。別の端末で開く予定がある場合は、可能であれば送信前に別端末でも確認しましょう。
メール添付やWebフォームへのアップロードで容量制限がある場合に使用します。
「資料_圧縮版」「申込書_送信用」のように名前を分けると、元の高画質PDFと混同しにくくなります。
「ファイルサイズを減らす」を選ぶと、PDF内の画像が粗くなったり、小さな文字が読みにくくなったりする場合があります。元のPDFは削除せず、圧縮後のPDFを実際に開いて確認してから送信しましょう。
ファイルサイズを小さくする詳しい手順は、Apple公式のプレビューでPDFのサイズを減らす方法でも確認できます。
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PDFの閲覧や軽い編集であれば幅広いMacで対応できます。複数のPDF、ブラウザ、Officeソフトを同時に使う方は、メモリやストレージにも余裕のあるモデルが安心です。

PDF編集を効率化するには、操作方法だけでなく、ファイルの保存ルールやMacの性能、作業環境も見直すことが大切です。
フォルダを「元データ」「作業中」「完成版」に分けると、元ファイルの上書きや誤送信を防ぎやすくなります。
「資料_2026-06-07」「見積書_v02」のように、更新日や版数を入れると最新版を判断しやすくなります。
保存直後に完成版を開き、ページ順、署名、画像、文字の表示を確認するとミスを防げます。
| ショートカット | 操作 | 活用場面 |
|---|---|---|
| Command+S | 保存 | 編集途中の内容を保存する |
| Command+Z | 取り消す | ページ削除や移動を元に戻す |
| Command+A | すべて選択 | 全ページをまとめて選択する |
| Command+F | 検索 | PDF内の文字を探す |
| Command+P | 印刷 | 印刷画面を開く |
Macの操作をさらに効率化したい方は、Mac OSの隠れたショートカットキー15選も参考になります。
| 主な用途 | メモリの目安 | ストレージの目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| PDF閲覧・軽い結合 | 8GB以上 | 256GB以上 | 家庭用、学習、簡単な書類確認 |
| 複数PDF・ブラウザ・Office併用 | 16GB以上 | 512GB以上 | 仕事、事務、在宅ワーク |
| 画像入りPDF・デザイン作業 | 16GB以上を基準に検討 | 512GB以上 | 制作、画像編集、資料作成 |
複数のPDF、ブラウザ、Officeソフトを同時に使う方は、メモリ16GB以上のパソコンが選びやすい目安です。画像入りPDFや大量の書類を保存する場合は、ストレージ512GB以上のモデルも確認しましょう。
外出先、学校、会議室などへ持ち運び、場所を選ばずPDFを確認・編集したい方に向いています。
自宅や事務所で複数の書類を並べ、大きな画面を使って作業したい方に向いています。

はい。Macに標準搭載されている「プレビュー」を使えば、追加料金なしで複数のPDFや必要なページを結合できます。元のPDFを残したい場合は、作業前に複製しておきましょう。
既存の文章をWordのように直接書き換えることはできません。テキストボックス、図形、ハイライトなどは追加できますが、本文そのものを修正する場合は、元データまたは専用のPDF編集ソフトが必要です。
はい。追加元と追加先のPDFでサムネールを表示し、必要なページを追加先のサイドバーへドラッグすると追加できます。複数ページはCommandキーやShiftキーを使って選択できます。
はい。プレビューでサムネールを表示し、各ページを目的の位置へドラッグすると並べ替えられます。変更後は、表紙、目次、ページ番号の順番も確認しましょう。
はい。プレビューのマークアップツールバーから署名機能を開き、トラックパッド、カメラ、対応するiPhoneやiPadなどを使って署名を作成し、PDF上へ配置できます。
Quartzフィルタの「ファイルサイズを減らす」を使用すると、画像の解像度や画質が下がる場合があります。元のPDFを残し、圧縮後の文字や画像を確認してから使用してください。

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