残す|必須のもの
動いてほしい。
-
例
クラウド同期。 -
例
入力・バックアップ。
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最終更新日:2026年6月19日
Mac活用・高速化ガイド
Macの起動が、だんだん遅くなってきた。そんなとき、「ログイン項目」と「バックグラウンドでの実行を許可」を整理するのは、有効な対処の一つです。ただ、正直にお伝えすると、「全部オフにすれば速くなる」わけではありません。残すべきものを消すと、かえって不便になります。また、起動の遅さは、ログイン項目だけが原因とも限りません。この記事では、初めての方にもわかるように、残すものと外すものの見極め方を、ほかの原因や注意点も含めて正直に解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。
Macの起動、最近すごく遅くて…。ログイン項目を整理すると速くなるって聞きました。全部オフにすればいいんですか?たくさん並んでいて、どれを消していいのか分からなくて。間違えて大事なものを消したら困るし…。
いい質問だね。でも、全部オフは逆効果なんだ。大事なのは見極め。①クラウド同期みたいに、必須のものは残す ②使っていない不要なものだけ外して、再起動して確認する ③そもそも起動の遅さは、更新や空き容量が原因のこともある。あれもこれもと、やりすぎないのがコツだよ。順番に教えるね。
結論
Macの起動が遅いとき、起動時に自動で立ち上がるアプリ(ログイン項目)と、裏で動くアプリ(バックグラウンドでの実行を許可された項目)を見直すのは、効果が期待できる対処の一つです。アプリを使い続けるうちに、クラウド同期、メニューバー常駐、アップデート確認といったものが少しずつ増え、ログイン直後に一斉に動くと、起動や動作が重くなることがあるからです。これらは「システム設定」→「一般」→「ログイン項目(と機能拡張)」で、確認・整理できます。
ただ、ここで大切な注意点があります。「全部オフにすれば速くなる」という考えは、間違いです。常駐するアプリの中には、クラウドの同期のように、ログイン時に動いていてほしい、必須のものもあります。これらまでオフにすると、同期されない、通知が来ない、といった不便が生じます。正しいのは、必須のものは残し、使っていない不要なものだけを見極めて外すことです。また、起動の遅さは、ログイン項目だけが原因とは限りません。再起動していない、macOSやアプリが古い、ストレージの空き容量が少ない、そもそもMacが古い、といった要因も関係します。さらに、ネット上には効果の薄い、あるいは逆効果な「高速化術」も出回っています。この記事では、安全で効果的な整理の仕方と、やりすぎないための線引きを、正直に解説します。

まず、「ログイン項目」が何かを、知っておきましょう。ここを理解すると、なぜ起動が遅くなるのか、何を整理すればよいのかが、見えてきます。
ログイン項目とは、Macにログインした(電源を入れて使い始めた)ときに、自動的に起動するアプリのリストのことです。たとえば、クラウドストレージの同期アプリ、チャットアプリ、周辺機器のユーティリティなどが、ここに登録されていることが多いです。さらに、現在のmacOSでは、目に見えて起動するアプリだけでなく、「バックグラウンドでの実行を許可」された項目もあります。これは、アプリの画面が開いていなくても、裏で同期や更新確認などを行うものです。これらが増えすぎると、ログイン直後にいくつものアプリが同時に動き、起動が重くなります。
Appleも、ログイン項目を、自動で開くアプリや書類、サーバ接続などを管理する場所と説明しており、バックグラウンド動作もここで許可できる、としています。つまり、起動を軽くする第一歩は、この「起動時に何が動いているか」を把握することです。Macの動作を軽くする方法を幅広く知りたい方は、Macのパフォーマンスを上げる方法もあわせてどうぞ。
「ログイン項目」は、Macにログインしたときに、自動で起動するアプリや書類などの一覧です。「システム設定」→「一般」→「ログイン項目(と機能拡張)」で確認でき、画面上部の「ログイン時に開く」に、自動起動するアプリが並びます。「バックグラウンドでの実行を許可」は、同じ画面の下部にある一覧で、アプリの画面が開いていなくても、裏で同期や更新確認などのタスクを行うことを、許可する設定です。どちらも、増えすぎると起動や動作の負担になります。一方で、クラウド同期など、動いていてほしいものもあるため、すべてを止めるのではなく、必要・不要を見極めて整理することが大切です。

「速くしたいなら、全部オフにすればいい」——そう思いがちですが、これは逆効果になることがあります。ここは正直に、お伝えしておきたい部分です。
常駐するアプリの中には、ログイン時に動いていることに、意味があるものがあります。たとえば、クラウドストレージ(iCloud Drive、Dropboxなど)の同期アプリ。これをオフにすると、ファイルが自動で同期されず、最新の状態が保たれません。ほかにも、バックアップ、セキュリティ関連、日本語入力の補助、周辺機器のユーティリティなど、止めると不便になったり、機能が働かなくなったりするものがあります。これらまで一律にオフにすると、起動はわずかに速くなっても、日々の使い勝手が悪くなってしまいます。
ある専門メディアも、常駐型のソフトはログイン項目として自動起動させておくべきものもあり、必須でないものだけを必要に応じて外すのがよい、と指摘しています。大切なのは、「全部消す」のではなく、「自分が使っていない、なくても困らないものだけを外す」という考え方です。次の章で、その見極め方を具体的に説明します。Macの基本操作に不慣れな方は、Mac OSの基本操作ガイドも参考になります。

では、どれを残し、どれを外せばよいのでしょうか。判断の目安を、整理してみましょう。迷ったときの考え方を持っておくと、安心です。
動いてほしい。
使っていない。
慎重に。
残すのは、クラウド同期、日本語入力、バックアップ、セキュリティなど、動いていてほしいもの。外す候補は、もう使っていないアプリの常駐や、頻繁でなくてよい更新確認などです。判断のコツは、「これは自分が普段使っているか」「オフにして困ることがあるか」を考えること。名前を見てもわからない項目は、その名前を検索して、何のアプリかを調べてから判断しましょう。心配なら、一度に全部ではなく、一つ外して再起動し、問題がないか確かめてから、次を外すと安全です。万一不便になっても、また登録し直せるので、慎重に進めれば大丈夫です。

見極め方がわかったら、実際の手順です。操作はシンプルで、設定画面から数クリックで行えます。最後に再起動で効果を確認するところまでが、ワンセットです。
まず「アップルメニュー」→「システム設定」→「一般」→「ログイン項目(と機能拡張)」と進みます。画面上部の「ログイン時に開く」に、自動起動するアプリが並んでいます。外したいものを選び、リスト下の「−(マイナス)」ボタンを押せば、削除できます。次に、画面下部の「バックグラウンドでの実行を許可」のリストで、不要なものの右側のスイッチをオフにします。Appleも、まずログイン項目をリストアップして把握し、不要な項目を選んで削除・オフにする、という切り分けの手順を案内しています。
整理が終わったら、必ずMacを再起動してください。設定を変えただけでは、効果は確認できません。再起動して、起動直後の軽さ、デスクトップが安定するまでの時間、SafariやFinderの反応などを、実際に確かめましょう。なお、アプリによっては、アプリ自身の設定(Dockのアイコンを右クリック→「オプション」→「ログイン時に開く」など)からも、起動のオン・オフを変えられます。一度に大量に変えず、少しずつ確認しながら進めるのが、失敗しないコツです。
「機能拡張」は、アプリがmacOSに追加する、補助的な機能(共有メニューやFinderの追加項目など)のことです。現在のmacOSでは、ログイン項目と同じ設定画面(ログイン項目と機能拡張)にまとめられていることがあります。「再起動」は、Macをいったん終了して、もう一度起動し直すことです。起動時に動く項目を整理したら、再起動して初めて、その効果が反映され、確認できます。また、再起動そのものにも、一時的に不具合を起こしているアプリやプロセスをリセットして、動作を軽くする効果があります。整理の後は、必ず再起動して、変化を確かめましょう。

大切な視点をお伝えします。起動の遅さは、ログイン項目だけが原因とは限りません。ほかの要因も、あわせて見ておきましょう。
第一に、再起動です。長時間つけっぱなしだと、動作が重くなることがあります。まずは再起動を試しましょう。第二に、macOSとアプリの更新です。古いバージョンは不具合を抱えていることがあり、最新に保つことで、起動の問題が解消する場合があります。第三に、ストレージの空き容量です。空きが少ないと、動作が遅くなります。一般に、ストレージ全体の15〜20%程度は空けておくのが目安とされます。不要なファイルや、使っていない大きなアプリを整理しましょう。
そして第四に、Mac本体の古さです。とくに、古い、ストレージがHDD(ハードディスク)のモデルは、ログイン項目を整理しても、起動の速さには限界があります。これらの対処をすべて試しても、起動が遅くて作業に支障が出る場合は、買い替えも、現実的な選択肢の一つです。ログイン項目の整理は、あくまで対処の一つ、と捉え、ほかの要因もあわせて見ていきましょう。Macのメモリまわりの重さが気になる場合はMacのメモリリークとアクティビティモニタも参考になります。
「ストレージの空き容量」は、Mac内のディスク(SSDやHDD)の、空いている容量です。空きが極端に少ないと、macOSが一時的な作業領域を確保しにくくなり、動作が遅くなることがあります。全体の15〜20%程度を空けておくのが、目安とされます。「Appleシリコン」は、近年のMacに搭載されている、Apple独自の高性能なチップ(M1、M2などのシリーズ)です。Appleシリコン搭載のMacは、動作が速く、効率的にメモリを管理します。ただし、これらのMacは、後からメモリを増設できないため、購入時に十分な容量を選んでおくことが大切です。古いHDDモデルなどは、整理しても速さに限界があります。

最後に、これも正直にお伝えしたい、大切な章です。ネット上には、効果の薄い、あるいは逆効果な「高速化術」も、たくさん出回っています。やりすぎは禁物です。
あるパソコン専門メディアは、ネットでよく見かける高速化の手法のうち、「ディスクのアクセス権を修復する」「メモリ解放ソフトを使う」「ダークモードなど視覚効果を無効にする」といった方法は、以前は有効だったものの、現在のmacOSでは効果が薄い、もしくは逆効果なものがある、と指摘しています。とくに、現在のMacはメモリを賢く管理するため、メモリ解放ソフトは基本的に不要です。良かれと思って、こうした作業やアプリの導入をしても、効果がない、あるいはかえって不安定になることがあります。
もう一つ、注意したいことがあります。ネット上には、「バックグラウンド項目を完全に消すために、隠しフォルダ内の設定ファイル(plist)を手動で削除する」といった、踏み込んだ方法や、「専用の解放ツール(クリーナーアプリ)を使う」方法も紹介されています。しかし、システム関連のファイルを手動で削除するのは、トラブルのもとになりやすく、おすすめしません。クリーナーアプリも、必ずしも必要ではありません。本記事で紹介した、標準の設定画面(システム設定)での整理だけで、十分に対処できます。「あれもこれも」と、やりすぎないこと。これが、安全に、そして本当に効果を出すための、いちばんのコツです。
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全部オフは、おすすめしません。常駐するアプリの中には、クラウドストレージの同期、バックアップ、日本語入力の補助、セキュリティなど、ログイン時に動いていてほしい、必須のものがあります。これらまでオフにすると、ファイルが同期されない、通知が来ないといった不便が生じます。正しいのは、自分が使っていない、なくても困らないものだけを見極めて外すことです。迷う項目は、名前を検索して何のアプリか調べたうえで、判断しましょう。
システム設定から行えます。「アップルメニュー」→「システム設定」→「一般」→「ログイン項目(と機能拡張)」と進みます。画面上部の「ログイン時に開く」で、自動起動するアプリを、リスト下の「−」ボタンで削除できます。下部の「バックグラウンドでの実行を許可」では、不要なもののスイッチをオフにできます。整理したら、必ずMacを再起動して、起動が軽くなったか、動作に問題がないかを確認してください。一度に大量に変えず、少しずつ進めるのが安全です。
ログイン項目以外に原因があるかもしれません。起動の遅さは、ログイン項目だけでなく、さまざまな要因で起こります。まず再起動を試し、macOSとアプリを最新に更新し、ストレージの空き容量(全体の15〜20%程度)を確保してみてください。それでも改善しない場合、Mac本体が古い、ストレージがHDDのモデルである、といったことも考えられます。古い機種では、整理しても起動の速さに限界があるため、買い替えも選択肢になります。
基本的に、必要ありません。現在のMacは、メモリを賢く管理するため、メモリ解放アプリは基本的に不要です。また、ネットでよく見る「ディスクのアクセス権の修復」「視覚効果をオフにする」といった方法も、現在のmacOSでは効果が薄い、または逆効果なことがあると、専門メディアが指摘しています。クリーナーアプリも必須ではありません。本記事で紹介した、標準の設定画面での整理と、再起動・更新・空き容量の確保で、十分に対処できます。やりすぎないことが大切です。
おすすめしません。ネット上には、バックグラウンド項目を完全に消すために、隠しフォルダ内の設定ファイル(plist)を手動で削除する、といった踏み込んだ方法も紹介されています。しかし、システム関連のファイルを手動で削除するのは、思わぬトラブルや不具合のもとになりやすく、初心者の方にはおすすめできません。標準の設定画面(システム設定→ログイン項目と機能拡張)での、オン・オフや削除だけで、十分に整理できます。安全な範囲で行うのが、結局はいちばんの近道です。

Macの起動が遅いとき、ログイン項目と、バックグラウンドでの実行を許可された項目を見直すのは、有効な対処の一つです。「システム設定」→「一般」→「ログイン項目(と機能拡張)」で、起動時に動くアプリを確認・整理できます。ただし、「全部オフにすれば速くなる」というのは間違いです。クラウド同期など、動いていてほしい必須のものは残し、自分が使っていない不要なものだけを、見極めて外しましょう。迷う項目は名前を調べ、一つずつ外して再起動で確認すると、安全です。
また、起動の遅さは、ログイン項目だけが原因とは限りません。再起動、macOSとアプリの更新、ストレージの空き容量(15〜20%程度)の確保も、あわせて行いましょう。古いMacやHDDモデルでは、整理しても速さに限界があり、買い替えも選択肢になります。そして、正直にお伝えすると、ネットでよく見る「ディスクのアクセス権の修復」「メモリ解放ソフト」「視覚効果オフ」などは、現在のmacOSでは効果が薄い、または逆効果なことがあります。設定ファイル(plist)の手動削除や、クリーナーアプリも、基本的には不要です。標準の設定画面での整理にとどめ、やりすぎないこと。効果は環境によりますが、安全な範囲で、無理なくメンテナンスしていきましょう。
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