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最終更新日:2026年6月18日

Macトラブル解決ガイド

【2026年版】Macが重い・メモリリークの調べ方|アクティビティモニタでの原因特定と、できること・できないこと

Macが重い。調べてみたら、特定のアプリが、信じられないほど多くのメモリを使っていた——。それは「メモリリーク」かもしれません。でも、慌てないでください。じつは、最近のMacはメモリを賢く管理していて、使用量が多い=すぐ異常、とは限らないのです。この記事では、初めての方にもわかるように、アクティビティモニタでの原因の調べ方と、ユーザーにできること・できないことを、正直に解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。

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  • Macが重い
  • メモリ管理
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

Macが重くて…。調べたら、あるアプリがすごい量のメモリを使ってたんです。これって異常ですか?終了すると軽くなるけど、しばらくするとまた重くて。原因も直し方も分からなくて…。

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

それはメモリリークかもしれないね。でも、慌てないで。まず大事なことを3つ。最近のMacはメモリを賢く管理しているので、使用量が多い=すぐ異常、とは限らない。次に、アクティビティモニタで、メモリが増え続けるアプリを確認する。そして、終了や更新で対処する。メモリリークはアプリのバグが多いから、更新を待つことも大事なんだ。順番に教えるね。

この記事でわかること

  • メモリリークとは何か
  • 「使用量が多い=異常」ではない理由
  • アクティビティモニタの見方
  • 原因のアプリを特定する手順
  • ユーザーにできる対処・できないこと
  • 予防と、メモリ不足が続く場合

結論

まず落ち着いて確認を。メモリリークはアプリのバグが多く、対処は終了・更新が中心

メモリリークとは、アプリが使うために確保したメモリを、使い終わっても解放せず、時間とともに使用量がじわじわ増え続ける現象です。多くの場合、これはアプリ側の不具合(バグ)です。特定のアプリが異常に多くのメモリを使い、終了すると軽くなるが、しばらくするとまた重くなる、という場合、メモリリークの可能性があります。

ただ、ここで大切なことを、先に正直にお伝えします。第一に、最近のMacは、メモリをとても賢く管理しています(圧縮メモリなどの仕組み)。そのため、アプリのメモリ使用量が多いことや、後述する表示が黄色になることは、それだけですぐに異常、というわけではありません。慌てて対処する必要がないことも多いのです。第二に、メモリリークがアプリのバグである以上、私たちユーザーが、その根本原因をプログラムレベルで直すことはできません。できるのは、アクティビティモニタで原因を見つけ、そのアプリを終了・再起動する、アプリやmacOSを最新に更新する、といった対処です。バグなら、開発元の修正(アップデート)を待つことも、大事な対応です。第三に、巷でよく見る「メモリ解放アプリ」は、最近のMacでは基本的に不要です。この記事で、正しい見方と対処を、順に解説します。

Macが重いメモリリークの調べ方を七海が大介に相談している導入漫画
アプリのメモリ使用量に驚く七海さんに、大介先輩が「最近のMacは賢く管理・アクティビティモニタで増え続けるアプリを確認・終了と更新で対処」と整理します。

メモリリークとは

メモリリークとは何かを初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

まず、メモリリークとは何かを、やさしく押さえましょう。名前は難しそうですが、考え方はシンプルです。

パソコンは、作業に使うデータを、メモリ(RAM)という場所に一時的に置いて処理します。アプリは、必要なときにメモリを「確保」し、使い終わったら「解放」して、空きを作るのが正しい動きです。メモリリークは、この「解放」がうまくいかず、使い終わったメモリを抱えたままになり、使用量が時間とともに増え続けてしまう現象です。机にたとえると、作業のたびに資料を広げるのに、終わった資料を片付けないので、だんだん机の上が埋まっていく、というイメージです。

「アプリ側のバグ」であることが多い

大切なのは、メモリリークは、ハードウェア(Mac本体)の故障ではなく、多くの場合、アプリ側の不具合(バグ)だということです。ですから、特定のアプリでだけ起こることが多く、そのアプリを終了すれば、抱えていたメモリは解放されて、いったん軽くなります。ただ、根本はアプリのバグなので、使い続けるとまた増えていきます。Macの動作が重いとき全般の対処はMacのパフォーマンスを上げる方法もあわせてどうぞ。

メモリリークとRAM(メモリ)

「RAM(メモリ)」は、パソコンが、今まさに使っているデータを一時的に置いておく場所です。作業机にたとえられ、広い(容量が大きい)ほど、たくさんの作業を同時にこなせます。「メモリリーク」は、アプリが確保したメモリを、使い終わっても解放しないまま増え続けてしまう不具合です。英語の「leak(漏れる)」が語源です。メモリリークが起きると、空きメモリが徐々に減り、やがてMacの動作が重くなることがあります。多くはアプリ側のプログラムの不具合(バグ)で、アプリを終了・再起動すると、確保されていたメモリは解放されます。

使用量が多い=異常ではない

メモリ使用量が多いことが必ずしも異常ではない理由を大介が七海に説明している様子

原因を調べる前に、知っておきたい、大切な前提があります。それは、「メモリをたくさん使っている=悪いこと」とは限らない、ということです。

正直にお伝えすると、最近のMacは、メモリをとても賢く管理しています。たとえば、あまり使っていないデータを圧縮して、限られたメモリを有効に使う「圧縮メモリ」という仕組みがあります。そのため、空きメモリが少なくても、実際には問題なく動いていることが多いのです。「メモリの空きが少ない」と不安になる必要は、必ずしもありません。むしろ、メモリを有効に使い切っているのは、効率的な状態とも言えます。

「黄色は正常範囲・赤が続くと注意」が目安

後で見る「メモリプレッシャー」というグラフは、緑・黄・赤で状態を示します。緑は余裕がある状態、黄色は管理の負荷が少しかかっているものの、まだ正常な範囲です。問題なのは、赤色が続く状態で、これはメモリが本当に足りず、低速なストレージで補い始めている(スワップ)サインです。つまり、黄色を見ただけで慌てる必要はありません。「赤が続くかどうか」を一つの目安にしましょう。だからこそ、巷の「メモリ解放アプリ」も、最近のMacでは基本的に不要です。

圧縮メモリとスワップ

「圧縮メモリ」は、macOSが、しばらく使っていないメモリ上のデータを圧縮して、空きを増やす仕組みです。これにより、限られたメモリを効率よく使えます。「スワップ」は、メモリが本当に足りなくなったとき、その不足分を、ストレージ(SSDなど)の一部を借りて補う仕組みです。ストレージはメモリより低速なため、スワップが多発すると、動作が遅くなります。アクティビティモニタで「スワップ使用量」が多い、メモリプレッシャーが赤い、という状態が続くなら、メモリが不足しているサインです。逆に、緑や黄色なら、過度に心配する必要はありません。

アクティビティモニタの見方

アクティビティモニタの見方を七海と大介が用途別に案内している様子

では、実際に状態を確認してみましょう。使うのは、Macに標準で入っている「アクティビティモニタ」です。難しいツールではありません。

アクティビティモニタは、「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダにあります。あるいは、Spotlight(command+スペース)で「アクティビティモニタ」と検索すれば、すぐ開けます。Windowsをお使いだった方には、「タスクマネージャー」のMac版、と言えば分かりやすいでしょう。今、どのアプリが、どれくらいのメモリやCPUを使っているかが、一覧で見られます。

「メモリ」タブと「メモリプレッシャー」を見る

アクティビティモニタを開いたら、上部の「メモリ」タブをクリックします。ウインドウの下部に、「メモリプレッシャー」というグラフが表示されます。これが、メモリの状態を、緑・黄・赤の色で教えてくれる、いちばん分かりやすい目安です。前の章でお伝えしたとおり、緑や黄色なら、過度に心配はいりません。赤が続いている場合に、メモリ不足を疑います。まずは、この色を確認するのが、状態把握の第一歩です。Macの基本的な使い方はMac OSの基本操作ガイドもどうぞ。

アクティビティモニタとメモリプレッシャー

「アクティビティモニタ」は、Macに標準搭載されている、システムの動作状況を確認するツールです。「アプリケーション」→「ユーティリティ」から、またはSpotlight検索で起動できます。CPU、メモリ、エネルギー、ディスク、ネットワークのタブがあり、各アプリ(プロセス)の負荷をリアルタイムで確認できます。「メモリプレッシャー」は、メモリタブの下部に表示されるグラフで、メモリがどれくらい逼迫しているかを、緑(余裕あり)・黄(やや負荷/正常範囲)・赤(不足)の色で示します。動作が重いとき、まずここを見るのが基本です。

原因のアプリを特定する

メモリを多く使う原因のアプリを特定する手順を七海と大介が慎重に確認している様子

メモリプレッシャーが赤い、動作が重い、というときは、どのアプリが原因かを特定します。手順はシンプルです。

1

並べ替え|メモリ順

多い順に。

  1. クリック
    「メモリ」列の見出し。
  2. 上位
    使用量の多い順に。
2

観察|増え続けるか

時間で見る。

  1. 注目
    じわじわ増える物。
  2. 疑い
    リークの可能性。
3

判断|アプリ名

安全に。

  1. 確認
    名前が分かる物。
  2. 注意
    システムは触らない。

「増え続けるプロセス」を探す(システムは終了しない)

メモリタブで、「メモリ」という列の見出しをクリックすると、使用量の多い順に並びます。上位にあり、しかも、何もしなくても使用量がじわじわ増え続けるアプリがあれば、それがメモリリークの疑いがあるものです。ここで注意したいのは、システム関連のプロセス(名前が分かりにくいもの)は、むやみに終了しないことです。終了すると、Macが不安定になることがあります。終了するのは、自分が使っている、名前のはっきりしたアプリ(ブラウザなど)だけにしましょう。Macのファイル整理はMacのファイル整理とデータ管理も参考になります。

できる対処・できないこと

メモリリークに対してユーザーができる対処とできないことを七海と大介が比較しながら整理している様子

原因のアプリが分かったら、対処します。ただ、ここでも正直にお伝えしたいのが、ユーザーに「できること」と「できないこと」がある、という点です。

まず、できる対処です。第一に、原因のアプリを、いったん終了して、再起動します。これで抱えていたメモリは解放され、軽くなります。第二に、そのアプリと、macOSを、最新のバージョンに更新します。メモリリークはバグなので、開発元が修正版を出していれば、更新で直ることがあります。第三に、Mac本体を再起動します。これで一時的なものはリセットされます。一方、できないこともあります。メモリリークはアプリのプログラムの不具合なので、私たちユーザーが、その原因を根本から直すことは、できません。

「根本修正はできない・更新待ちと報告が現実的」

正直にお伝えすると、特定のアプリのメモリリークが、更新しても直らない場合、ユーザーにできるのは、こまめにそのアプリを再起動して使う、という対症療法か、開発元に不具合を報告して、修正アップデートを待つ、という対応になります。歯がゆいかもしれませんが、バグの修正は開発元の役割なので、これが現実的なところです。なお、繰り返しになりますが、市販の「メモリ解放アプリ」は、最近のMacでは効果が薄く、基本的に不要です。あわてて何かを入れるより、まず再起動と更新を試しましょう。

プロセスとアプリの強制終了

「プロセス」は、Mac上で動いている、一つひとつのプログラムの単位です。アプリだけでなく、システムが裏で動かしているものも含まれます。アクティビティモニタでは、これらが一覧表示されます。反応しなくなったアプリは、アクティビティモニタで選んで終了(強制終了)できますが、その前に、作業中のデータは保存しておきましょう。また、名前がはっきりしないシステム関連のプロセスは、終了するとMacが不安定になることがあるため、触らないのが安全です。終了の対象は、自分が使っている、名前の分かるアプリに限るのが基本です。

予防とメモリ不足が続く場合

メモリ不足の予防と物理メモリが足りない場合の対応を七海と大介が落ち着いて整理している様子

最後に、日ごろの予防と、そもそもメモリが足りていない場合の考え方を、お伝えします。快適に使い続けるための、現実的な視点です。

予防としては、いくつか習慣にできることがあります。使っていないアプリは閉じる、ブラウザのタブを開きすぎない、起動時に自動で立ち上がる「ログイン項目」を整理する、ときどきMacを再起動する、といったことです。とくに再起動は、メモリの状態をリセットでき、手軽で効果的です。週に一度くらい再起動すると、メモリの問題を防ぎやすくなります。

日ごろの予防

  • 使っていないアプリは閉じる
  • ブラウザのタブを開きすぎない
  • ログイン項目(自動起動)を整理する
  • ときどき(週1回など)Macを再起動する
  • アプリとmacOSを最新の状態に保つ

「メモリ不足が常態なら、容量の大きいモデルも選択肢」

正直にお伝えすると、特定のアプリのバグではなく、そもそも搭載しているメモリの量に対して、ふだんの使い方が重い(赤い表示が常に続く)場合は、対処にも限界があります。最近のMac(Appleシリコン)はメモリの増設が基本的にできないため、その場合は、メモリ容量の大きいモデルへの買い替えが、現実的な選択肢になります。動画編集や多数のアプリの同時利用が多いなら、16GB以上を目安に考えるとよいでしょう。ご自身の使い方に合った容量を選ぶことが、長く快適に使うコツです。

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よくある質問

Macのメモリリークに関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
アプリがメモリをたくさん使っています。異常ですか?

必ずしも異常ではありません。最近のMacは、メモリを賢く管理しているため、アプリの使用量が多いことや、メモリの空きが少ないことは、それだけですぐに問題とは限りません。判断の目安は、アクティビティモニタの「メモリプレッシャー」の色です。緑や黄色なら、過度に心配はいりません。赤が続く場合に、メモリ不足を疑います。また、同じアプリの使用量が、何もしないのに、じわじわ増え続けるなら、メモリリークの可能性があります。

メモリリークは、自分で直せますか?

根本的には直せません。メモリリークは、アプリ側のプログラムの不具合(バグ)であることが多く、ユーザーが原因をプログラムレベルで修正することはできません。できるのは、そのアプリを終了・再起動してメモリを解放する、アプリやmacOSを最新版に更新する、Macを再起動する、といった対処です。更新で修正されることもあるので、まずは最新版にしましょう。直らない場合は、開発元に報告し、修正アップデートを待つのが、現実的な対応です。

「メモリ解放アプリ」を入れたほうがいいですか?

最近のMacでは、基本的に不要です。macOSには、メモリを効率よく管理する仕組み(圧縮メモリなど)が備わっているため、市販のメモリ解放アプリを使う必要は、基本的にありません。効果が薄いことも多く、かえって常駐して負荷になる場合もあります。動作が重いと感じたら、まずは、原因のアプリの終了や、Mac本体の再起動を試すのがおすすめです。これだけで、多くの場合は改善します。あわてて何かをインストールする前に、シンプルな対処を試しましょう。

アクティビティモニタで、何を終了していいか分かりません。

名前のはっきりしたアプリだけにしましょう。アクティビティモニタには、自分が使っているアプリのほか、システムが裏で動かしているプロセスも表示されます。安全に終了してよいのは、ブラウザやエディタなど、自分で起動した、名前の分かるアプリです。一方、名前が分かりにくいシステム関連のプロセスは、終了するとMacが不安定になることがあるので、触らないでください。迷ったら終了せず、Mac本体の再起動で全体をリセットするほうが、安全で簡単です。

再起動してもすぐ重くなります。買い替えるべき?

使い方とメモリ量を見直しましょう。特定のアプリのバグでなく、ふだんの使い方に対して、搭載メモリが足りない(赤い表示が常に続く)場合は、対処にも限界があります。最近のMacはメモリの増設が基本的にできないため、その場合は、メモリ容量の大きいモデルへの買い替えも、現実的な選択肢です。動画編集や、多数のアプリを同時に使うなら、16GB以上が目安です。まずはご自身の使い方を振り返り、本当にメモリ不足が原因かを、アクティビティモニタで確認してから判断しましょう。

まとめ

Macのメモリリークの調べ方と対処を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

Macが重く、特定のアプリが多くのメモリを使っているとき、それはメモリリーク(アプリが確保したメモリを解放せず増え続ける現象)かもしれません。ただ、慌てる前に、知っておきたいことがあります。最近のMacは、圧縮メモリなどでメモリを賢く管理しているため、使用量が多いことや、メモリプレッシャーが黄色になることは、それだけですぐに異常ではありません。判断の目安は「赤が続くかどうか」です。

調べるには、アクティビティモニタ(アプリケーション→ユーティリティ、またはSpotlightで起動)の「メモリ」タブを開き、メモリプレッシャーの色を確認します。原因を特定するには、メモリ列で並べ替え、使用量が増え続けるアプリを探します。このとき、名前の分からないシステム関連は終了しないでください。対処は、そのアプリの終了・再起動、アプリとmacOSの更新、Mac本体の再起動が中心です。正直にお伝えすると、メモリリークはアプリのバグなので、ユーザーが根本修正はできず、更新待ちや開発元への報告が現実的な対応です。メモリ解放アプリは基本的に不要です。日ごろは、不要なアプリやタブを閉じ、ときどき再起動を。メモリ不足が常に続くなら、容量の大きいモデルも選択肢です。落ち着いて、正しく対処してください。

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