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最終更新日:2026年7月6日

iOSのお役立ち情報

【2026年版】iPhoneの機種変更・データ移行|クイックスタートで簡単・安全に引き継ぐ方法

新しいiPhoneに替えたいけれど、「データ移行が不安で、なかなか機種変更できない」という方は、とても多いです。写真や連絡先、ちゃんと移せるか、心配になりますよね。でも、ご安心ください。今のiPhoneには、「クイックスタート」という、2台を近づけるだけで、データをまるごと移せる、簡単な方法があります。このページでは、機種変更の前の準備から、クイックスタートでの移行手順、LINEなど一部のアプリで必要な引き継ぎ、移行後の確認、古いiPhoneの手放し方まで、失敗しないコツを、やさしくご紹介します。Apple公式の標準的な方法に沿って、安全に進めましょう。

  • iPhone機種変更
  • データ移行
  • クイックスタート
  • 失敗しないコツ
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

新しいiPhoneに替えたいんですけど、データ移行が不安で…。写真や連絡先、ちゃんと移せるか心配なんです。難しい操作は苦手で…。簡単で、失敗しない方法ってありますか?

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

「クイックスタート」を使えば、簡単だよ。ポイントは3つ。①新旧2台のiPhoneを近づけるだけで、データがまるごと移る ②先に、Appleアカウントとパスワードを準備しておく ③LINEなど一部のアプリは、別途、引き継ぎの作業が必要。そして、移し終わって確認できるまで、古いiPhoneは消さないこと。順番に見ていこう。

この記事でわかること

  • データ移行の前に準備すること
  • クイックスタートで移行する(いちばん簡単)
  • 古いiPhoneが手元にない・壊れたとき
  • アプリ個別の引き継ぎ(LINE・決済など)
  • 移行後にやること・確認
  • 古いiPhoneを手放す前に

結論

iPhone同士なら「クイックスタート」が簡単・確実です

iPhoneからiPhoneへの機種変更で、いちばん簡単で、失敗が少ない方法が、Apple公式の「クイックスタート」です。新旧2台のiPhoneを近づけて、画面の案内に従うだけで、写真、連絡先、アプリ、設定の多くが、まるごと新しいiPhoneに移ります。とくに、データを直接転送する方法なら、事前のバックアップも、パソコンやケーブルも不要で、2台のiPhoneさえあれば、進められます。大切なのは、始める前の、ちょっとした準備です。第一に、Appleアカウント(旧Apple ID)とパスワードを、把握しておくこと。移行の途中で必要になります。第二に、できれば、新旧両方のiPhoneを、最新のiOSにしておくこと。バージョンが違うと、まれにうまくいかないことがあります。第三に、念のため、移行前にバックアップを取っておくと、より安心です。

そして、知っておいてほしい、大切な注意が、2つあります。ひとつは、「LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、クイックスタートだけでは移らない」ことです。LINEなどは、アプリ側で、別途、引き継ぎの作業が必要です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまうことがあるので、注意が必要です。もうひとつは、「データの移行が終わり、新しいiPhoneで、ちゃんと使えることを確認するまで、古いiPhoneは初期化しない」ことです。確認前に消すと、移し忘れたデータを、取り戻せなくなります。この2点さえ押さえれば、機種変更は、こわくありません。それでは、準備から順番に、見ていきましょう。

iPhoneの機種変更とデータ移行を七海が大介に相談している導入漫画
データ移行に不安な七海さんに、大介先輩が「クイックスタートが簡単・新旧2台を近づけるだけ・アカウントとパスワードを準備・LINEなど一部アプリは別途引き継ぎ・移し終わるまで古い方は消さない」と整理します。

データ移行の前に準備すること

iPhoneのデータ移行の前に準備することを初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

スムーズな移行のカギは、始める前の準備です。ここを整えておくと、途中で止まったり、失敗したりするのを、防げます。

データ移行を始める前に、いくつか準備をしておくと、ぐっとスムーズになります。第一に、「Appleアカウント(旧Apple ID)と、そのパスワード」を、確認しておきましょう。移行の途中で、サインインを求められるので、分からないと、そこで止まってしまいます。パスワードがあやしい方は、事前に確認・リセットしておくと安心です。第二に、できれば、今使っているiPhoneを、最新のiOSに更新しておきます。新旧のiPhoneで、iOSのバージョンが大きく違うと、まれに、移行がうまくいかないことがあるためです。第三に、念のため、移行前に、iCloudなどでバックアップを取っておくと、万一のときも安心です。第四に、移行作業中は、両方のiPhoneを、Wi-Fiにつなぎ、電源(充電器)につないでおきましょう。

「アカウント・パスワードの把握と、iOS更新が大切」

この準備の中で、とくに大切なのが、Appleアカウントとパスワードの把握です。これは、データ移行だけでなく、その後のアプリの引き継ぎや、各種サービスの利用にも、必要になります。安全な方法で、控えておきましょう。なお、クイックスタート(次の章で解説)を使う場合は、直接転送なら、事前のバックアップは必須ではありませんが、「念のため取っておく」と、より安心です。バックアップは、「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」で取れます(iCloudの空き容量が必要です。容量については、iPhoneの容量を空ける・ストレージ管理も参考になります)。準備が整ったら、いよいよ移行です。

Appleアカウント(Apple ID)

「Appleアカウント」は、iPhoneやiPad、Macなど、Appleのサービス全体で使う、共通のアカウント(メールアドレスとパスワード)です。以前は「Apple ID」という名称でしたが、Appleアカウントに変わりました。App Storeでのアプリ入手、iCloud(クラウド保存・バックアップ)、各種サービスの利用、そして機種変更時のデータ移行など、さまざまな場面で使う、とても大切なアカウントです。データ移行の途中でも、本人確認のために、このアカウントとパスワードの入力を求められます。分からないと、移行が進められないので、事前に、確認しておきましょう。「設定」アプリの、いちばん上に表示される自分の名前の部分から、アカウントの情報を確認できます。パスワードを忘れた場合は、画面の案内に従って、リセットできます。日ごろから、忘れないよう、安全に管理しておくことが大切です。

クイックスタートで移行する(いちばん簡単)

iPhoneのクイックスタートでデータ移行する方法を大介が七海に説明している様子

いよいよ、移行の本番です。クイックスタートは、想像よりずっと簡単。2台を近づけるだけで、ほぼ自動で進みます。

iPhone同士の機種変更で、いちばんおすすめなのが「クイックスタート」です。流れは、こうです。まず、新しいiPhoneの電源を入れ、「こんにちは」の画面が出たら、それを、古いiPhoneの近くに置きます。すると、古いiPhoneに「新しいiPhoneを設定」という案内が出るので、「続ける」をタップします。次に、新しいiPhoneに、青いもやのようなアニメーションが表示されるので、それを、古いiPhoneのカメラで読み取ります。あとは、画面の案内に従い、古いiPhoneのパスコードを入力し、Face IDなどを設定していきます。途中で、「iPhoneから転送(直接転送)」か「iCloudからダウンロード」を選ぶ画面が出ます。古いiPhoneが手元にあるなら、「直接転送」が簡単で確実です。

「2台を近づけ、転送中は触らず待つ」

「直接転送」を選ぶと、古いiPhoneから新しいiPhoneへ、データの転送が始まります。あとは、待つだけです。このとき、2台のiPhoneを、近づけたまま、両方とも電源(充電器)につないで、転送が終わるまで、触らずに置いておきましょう。途中で動かしたり、操作したりすると、失敗の原因になります。転送にかかる時間は、データの量によりますが、たとえば128GBのデータで、1時間前後が目安です。時間に余裕のあるときに、行うのがおすすめです。転送中は、基本的に、どちらの端末も操作できないようになっているので、安心してください。転送が終われば、新しいiPhoneに、写真も連絡先も、アプリの多くも、引き継がれています。なお、移行後に必要な作業(アプリの引き継ぎなど)が、まだあるので、次の章以降も、ご確認ください。

クイックスタートと、直接転送・iCloudダウンロード

「クイックスタート」は、新旧2台のiPhone(やiPad)を近づけるだけで、新しい端末のセットアップと、データ移行ができる、Apple公式の機能です。移行の途中で、データの移し方を、2つから選べます。ひとつは「iPhoneから転送(直接転送)」で、古いiPhoneから新しいiPhoneへ、データを直接、無線で送ります。事前のバックアップが不要で、確実なのが利点です。もうひとつは「iCloudからダウンロード」で、iCloudに保存されたバックアップから、データを取得します。こちらは、バックグラウンドでダウンロードされるため、新しい端末を、比較的すぐ使い始められます。古いiPhoneが手元にあって、まるごと確実に移したいなら「直接転送」、iCloudバックアップを使いたいなら「iCloudからダウンロード」、と選ぶとよいでしょう。どちらも、Apple公式の、安全な方法です。

古いiPhoneが手元にない・壊れたとき

古いiPhoneが手元にないときのiCloudからの復元方法を七海と大介が用途別に案内している様子

クイックスタートは、2台が手元にあるのが前提です。では、古いiPhoneが、壊れた・紛失した、という場合は、どうすればよいでしょう。

クイックスタートは、新旧2台のiPhoneが、両方とも手元にあることが、前提です。では、古いiPhoneが、故障して動かない、紛失した、すでに下取りに出した、という場合は、どうするか。このときは、「iCloudバックアップから復元」する方法を使います。これは、あらかじめ、古いiPhoneのデータを、iCloudにバックアップしておき、そのバックアップを、新しいiPhoneに復元する、という方法です。新しいiPhoneのセットアップ中に、「iCloudバックアップから復元」を選び、Appleアカウントでサインインして、復元したいバックアップを選ぶと、データが、新しいiPhoneにダウンロードされます。ポイントは、「古いiPhoneが使えるうちに、バックアップを取っておく」ことです。

「日ごろのiCloudバックアップが、いざというとき効く」

この方法で大切なのは、「事前のバックアップ」です。バックアップを取った時点までのデータしか、復元できないので、古いiPhoneが使えるうちに、なるべく新しいバックアップを、取っておくことが肝心です。とくに、突然の故障や、紛失、盗難に備えるなら、日ごろから、iCloudバックアップを自動でオンにしておくのが、おすすめです(「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」をオン。Wi-Fi接続時に自動で取られます)。バックアップは、機種変更だけでなく、トラブルのときの「保険」にもなります。なお、iCloudの無料の保存容量は限られているため、データが多い場合は、有料のiCloud+で、容量を追加する必要があることもあります。万一に備えて、バックアップの習慣を、つけておきましょう。

アプリ個別の引き継ぎ(LINE・決済など)

LINEや決済など個別の引き継ぎが必要なアプリを七海と大介が慎重に確認している様子

ここが、いちばんの落とし穴です。クイックスタートで移っても、一部のアプリは、別の引き継ぎ作業が必要です。

クイックスタートで、多くのデータやアプリは移りますが、ここで、とても大切な注意があります。「一部のアプリは、クイックスタートだけでは、データが引き継がれない」のです。代表が、LINEです。クイックスタートで、LINEのアプリ自体は新しいiPhoneに入りますが、トーク履歴は、そのままでは引き継がれません。LINEのトーク履歴を引き継ぐには、古いiPhoneのLINEで、あらかじめ「トーク履歴をiCloudにバックアップ」し、新しいiPhoneのLINEで、ログインの際に「復元」する、という、LINEアプリ内での作業が、別途必要です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまい、二度と戻せないことがあります。LINE以外にも、Suica(モバイルSuica)などの決済・交通系、一部のゲーム、認証(ワンタイムパスワード)アプリなどは、個別の引き継ぎ作業が必要なことがあります。

「LINEのトーク履歴は、必ず事前にバックアップ・引き継ぎを」

とくに、LINEのトーク履歴は、消えてしまうと困る、大切なデータです。機種変更の前に、必ず、古いiPhoneのLINEで、トーク履歴のバックアップ(LINEアプリの設定→トークのバックアップ)を取り、新しいiPhoneで復元する手順を、確認しておきましょう。同様に、Suicaなどの交通系・決済サービスは、古い端末で「いったん預ける(サーバーに退避)」操作をしてから、新しい端末で受け取る、という手順が必要なことがあります。認証アプリも、移行設定を忘れると、ログインできなくなることがあるので注意です。これらのアプリは、「アプリ名 引き継ぎ方法」で検索すると、各社の正式な手順が見つかります。クイックスタートで満足せず、こうした「個別の引き継ぎが必要なアプリ」を、忘れずにチェックすることが、失敗しないコツです。

移行後にやること・確認

iPhoneの移行後にやることや確認を七海と大介が比較しながら整理している様子

移行が終わったら、もう一息。新しいiPhoneが、ちゃんと使えるか、確認する作業です。ここを省かないことが大切です。

データの転送が終わったら、すぐに古いiPhoneを片付けず、新しいiPhoneが、ちゃんと使えるかを、確認しましょう。まず、写真、連絡先、メール、よく使うアプリが、きちんと移っているか、開いて確かめます。次に、前の章で触れた、LINEや決済アプリなど、個別の引き継ぎが必要なものが、正しく引き継がれているかを、確認します。LINEのトーク履歴が復元できているか、Suicaの残高が移っているか、などです。また、アプリによっては、新しいiPhoneで、もう一度ログインが必要なことがあります。各アプリを開いて、ログイン状態を確認しましょう。さらに、携帯電話の回線(電話番号)の切り替えが必要な場合は、その手続きも行います(eSIMの場合は、移行の手順が別途あります)。

「データ・アプリの引き継ぎを確認するまで、古い端末は残す」

いちばん大切なのは、「すべてのデータとアプリが、新しいiPhoneで、ちゃんと使えることを確認するまで、古いiPhoneは初期化しない」ことです。確認の前に古いiPhoneを消してしまうと、移し忘れたデータや、引き継ぎに失敗したアプリのデータを、取り戻せなくなる恐れがあります。数日間は、古いiPhoneを、手元に残しておくと安心です。新しいiPhoneを、しばらく使ってみて、「問題なく使えている」と確信できてから、次の章の手順で、古いiPhoneを手放しましょう。あわてず、確認をていねいに行うことが、データ移行の失敗を防ぐ、最後のポイントです。新しいiPhoneの容量管理や、バッテリー設定は、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる設定も、あわせてご覧ください。

古いiPhoneを手放す前に

古いiPhoneを手放す前のデータ消去や手続きを七海と大介が落ち着いて整理している様子

最後に、古いiPhoneの手放し方です。売る・下取りに出す・処分する、いずれの場合も、安全のための手順があります。

新しいiPhoneへの移行と確認が終わったら、古いiPhoneを、手放すことになります。売却、下取り、譲渡、処分、いずれの場合も、その前に、必ずやっておくべきことがあります。第一に、「探す(iPhoneを探す)」をオフにすること。これをオンのまま手放すと、次に使う人が、設定できないことがあります。第二に、Appleアカウントから、サインアウトすること。第三に、すべてのデータを消去する「初期化(すべてのコンテンツと設定を消去)」を行うことです。初期化をすると、写真や連絡先、アカウント情報などが消去され、安全に手放せます。順番としては、移行と確認が完全に終わってから、「探す」をオフ→サインアウト→初期化、と進めると、スムーズです。これらをせずに手放すと、個人情報の漏洩や、トラブルの原因になります。

「探すをオフ・サインアウト・初期化してから手放す」

古いiPhoneを手放す前の、データ消去(初期化)は、情報漏洩を防ぐために、とても大切です。iPhoneの初期化は、「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」から行えます。これにより、データが消去されます。なお、フリマアプリなどで個人に売る場合も、お店に下取りに出す場合も、この手順は共通して大切です。古いiPhoneが、まだ新しめで状態がよければ、売却・下取りで、次の購入費用にあてることもできます。スマートフォンを含む、パソコンやスマホの買い替え・処分・データ消去の全体像は、パソコンの買い替え・処分・データ移行 総合ガイドでも、考え方を解説しています。新しい一台を、気持ちよく使い始めるためにも、古い端末は、正しく、安全に手放しましょう。

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よくある質問

iPhoneの機種変更やデータ移行に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
クイックスタートに、事前のバックアップは必要ですか?

直接転送なら必須ではありませんが、取っておくと安心です。クイックスタートで「iPhoneから転送(直接転送)」を選ぶ場合、古いiPhoneから新しいiPhoneへ、データを直接送るため、事前のバックアップは、必須ではありません。2台のiPhoneがあれば、進められます。ただし、何らかの理由で、移行がうまくいかないことも、まれにあります。そうしたときの保険として、移行前に、iCloudなどでバックアップを取っておくと、より安心です。「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」から、「今すぐバックアップを作成」で取れます。バックアップがあれば、万一クイックスタートが失敗しても、バックアップから復元できます。念のための備えとして、おすすめします。

LINEのトーク履歴も、自動で移りますか?

いいえ、LINEは別途、引き継ぎの作業が必要です。これは、機種変更で、いちばん多い落とし穴です。クイックスタートで、LINEのアプリ自体は新しいiPhoneに入りますが、トーク履歴は、そのままでは引き継がれません。トーク履歴を残すには、機種変更の前に、古いiPhoneのLINEで、「トーク履歴をiCloudにバックアップ」しておき、新しいiPhoneのLINEに、ログインする際に「復元」する、という作業が必要です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまい、二度と戻せないことがあります。LINEアプリの設定の中に、「トークのバックアップ」があるので、機種変更の前に、必ず行っておきましょう。LINE以外にも、決済や認証など、個別の引き継ぎが必要なアプリがあるので、注意が必要です。

古いiPhoneが壊れて使えません。データは移せますか?

事前のiCloudバックアップがあれば、移せます。クイックスタートは、新旧2台のiPhoneが、両方とも使える状態であることが前提です。古いiPhoneが壊れて動かない場合は、クイックスタートは使えません。この場合、古いiPhoneのデータを、以前にiCloudにバックアップしてあれば、新しいiPhoneのセットアップ時に「iCloudバックアップから復元」を選ぶことで、そのバックアップ時点のデータを、復元できます。逆に、バックアップを一度も取っていなかった場合は、残念ながら、壊れたiPhoneからのデータ復元は、難しいことが多いです。だからこそ、日ごろから、iCloudバックアップを自動でオンにしておくことが、大切です。万一の故障や紛失に備える「保険」として、バックアップの習慣をおすすめします。

移行が終わったら、すぐ古いiPhoneを初期化していいですか?

いいえ、確認が済むまでは、残しておきましょう。データの転送が終わっても、すぐに古いiPhoneを初期化するのは、おすすめしません。まず、新しいiPhoneで、写真・連絡先・アプリが、ちゃんと移っているか、LINEなど個別の引き継ぎが必要なアプリが、正しく引き継がれているかを、確認してください。確認の前に古いiPhoneを消すと、移し忘れや、引き継ぎ失敗があったとき、データを取り戻せなくなります。数日間、新しいiPhoneを使ってみて、問題ないと確信できてから、古いiPhoneを手放すのが安全です。手放す際は、「探す」をオフにし、Appleアカウントからサインアウトし、「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化してから、売却・処分しましょう。

移行にかかる時間は、どのくらいですか?

データ量によりますが、目安は1時間前後です。クイックスタートの「直接転送」でかかる時間は、移すデータの量や、通信環境によって変わります。たとえば、128GB程度のデータで、1時間前後が、ひとつの目安です。写真や動画が多いほど、時間がかかります。転送中は、2台のiPhoneを、近づけたまま、両方とも電源(充電器)につないで、触らずに待ちましょう。時間に余裕のあるとき(就寝前や、休日など)に行うのが、おすすめです。なお、「iCloudからダウンロード」を選んだ場合は、データがバックグラウンドでダウンロードされるため、新しいiPhoneを、比較的すぐ使い始められますが、すべてのデータがそろうまでには、時間がかかることがあります。あわてず、余裕をもって行いましょう。

まとめ

iPhoneの機種変更とデータ移行を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

iPhoneからiPhoneへの機種変更は、Apple公式の「クイックスタート」を使えば、2台を近づけるだけで、簡単にデータを移せます。始める前に、Appleアカウントとパスワードを確認し、できれば両方のiPhoneを最新のiOSにし、念のためバックアップを取っておくと、安心です。移行は、新旧2台を近づけ、案内に従って進め、「直接転送」を選べば、データがまるごと移ります。転送中は、2台を近づけ、電源につないだまま、触らずに待ちましょう。古いiPhoneが壊れて手元にない場合は、事前のiCloudバックアップから復元します。日ごろのバックアップが、いざというときの保険になります。

いちばんの注意点は、2つ。ひとつは、LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、クイックスタートだけでは移らず、アプリ側で別途、引き継ぎ作業が必要なこと(とくにLINEは、事前のバックアップと復元が必須)。もうひとつは、新しいiPhoneで、すべてのデータとアプリが、ちゃんと使えることを確認するまで、古いiPhoneは初期化しないことです。確認が済んだら、古いiPhoneは、「探す」をオフ、サインアウト、初期化(すべてのコンテンツと設定を消去)をしてから、安全に手放しましょう。これらを押さえれば、機種変更は、こわくありません。新しいiPhoneを、気持ちよく使い始められます。データ移行が不安で迷っていた方も、ぜひ、安心して機種変更してください。

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