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最終更新日:2026年6月13日

Mac初期化ガイド

【2026年版】Macを初期化(クリーンインストール)する方法|売る時・不調な時の完全ガイド

Macを売りたいとき、調子が悪くてまっさらに戻したいとき、「初期化のやり方がWindowsと違って分からない」と戸惑う方は多いものです。でも、最近のMacは驚くほど簡単に初期化できます。この記事では、初めての方にもわかるように、そして仕組みから知りたい方にも役立つように、Macの初期化(クリーンインストール)を、機種ごとの違いや注意点まで含めて解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。

  • Mac
  • 初期化
  • クリーンインストール
  • 消去アシスタント
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

Macを売ろうと思うんですけど、初期化のやり方がWindowsと違うみたいで、よく分からなくて…。調子も悪くて、まっさらに戻したい気持ちもあって。Macって、どう初期化すればいいんですか?

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

最近のMacは簡単だよ。まずバックアップを取って、「すべてのコンテンツと設定を消去」を使う。これでサインアウトやアクティベーションロックの解除まで自動でやってくれるんだ。難しい操作はいらない。機種ごとの違いも含めて、順番に見ていこう。

この記事でわかること

  • 初期化の前に必ずやるべき準備(バックアップ・サインアウト)
  • 自分のMacがAppleシリコンかIntelかの確認方法
  • いちばん簡単な「すべてのコンテンツと設定を消去」の手順
  • リカバリーモードからのクリーンインストール手順
  • 売却時に重要なアクティベーションロックの扱い
  • 初期化できないときの対処と買い替えの目安

結論

最近のMacは「すべてのコンテンツと設定を消去」が最も簡単で安全です

結論から言うと、比較的新しいMac(Appleシリコン搭載、またはT2チップ搭載のIntel Mac)でmacOS Monterey以降をお使いなら、「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を使うのが、いちばん簡単で安全な初期化方法です。この消去アシスタントが、Apple IDのサインアウト、「探す」やアクティベーションロックの解除、データとアプリの消去までを、自動でまとめて行ってくれます。

大切なのは、初期化の前の準備です。まず、必要なデータはTime Machineや外付けドライブ、iCloudにバックアップします。そのうえで作業を進めれば、消去アシスタントが面倒な手続きを代行してくれます。古いIntel Macや、より深くクリーンインストールしたい場合は、リカバリーモードからディスクユーティリティで消去し、macOSを再インストールする方法を使います。この記事では、自分のMacに合った手順を、準備から再インストールまで順番に解説します。なお、売却・譲渡の際は、データ消去の考え方もあわせて確認しておくと安心です。

Macの初期化の方法を七海が大介に相談している導入漫画
Macの初期化に戸惑う七海さんに、大介先輩が「バックアップ・すべてのコンテンツと設定を消去・自動でロック解除」という3つのポイントを整理します。

初期化の前に必ずやる準備

Mac初期化の前に必ずやる準備を初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

初期化を始める前に、準備を整えておくと安心です。とくにバックアップは、消してから後悔しないために欠かせません。

  • 必要なデータをTime Machineや外付けドライブ、iCloudにバックアップする
  • 電源アダプターを接続し、作業中に電源が切れないようにする
  • 電源ケーブル以外の外部機器(USB機器など)は取り外す
  • 安定したインターネット接続を用意する(再インストールに必要)
  • Apple IDのパスワードを確認しておく

バックアップは「消す前」が鉄則

初期化するとデータはすべて消えます。写真や書類、アプリの設定など、必要なものは必ず先にバックアップしましょう。環境ごと新しいMacへ移すならTime Machine、大事なファイルだけならiCloud Driveや外付けドライブが便利です。Macのバックアップの考え方はMac OSの最適なバックアップ戦略で詳しく解説しています。

消去アシスタント

macOS Monterey以降の、Appleシリコン搭載MacまたはT2チップ搭載Macで使える初期化機能です。「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶと起動し、Apple IDのサインアウト、「探す」やアクティベーションロックの解除、データ・設定・アプリの消去を、自動でまとめて実行してくれます。iPhoneの初期化に近い手軽さで、従来の複雑な手順が不要になりました。

自分のMacの種類を確認する

自分のMacがAppleシリコンかIntelかを確認する方法を七海と大介が案内している様子

初期化の手順は、Macの種類とmacOSのバージョンで少し変わります。まず自分のMacを確認しましょう。

1

チップを確認|このMacについて

画面左上のリンゴマークから確認できます。

  1. 開く
    リンゴマーク→「このMacについて」を選びます。
  2. 見る
    「チップ」にM〇〇とあればAppleシリコンです。
2

Intelか確認|プロセッサ表示

「プロセッサ」にIntelとあればIntel Macです。

  1. 表示
    「Intel Core」などの表記を確認します。
  2. 分岐
    種類で初期化の入り方が変わります。
3

macOSを確認|バージョン表示

同じ画面でmacOSのバージョンも分かります。

  1. 確認
    Monterey以降なら消去アシスタントが使えます。
  2. 目安
    古い場合はリカバリーからの方法を使います。

「Appleシリコン+Monterey以降」が最も簡単

この組み合わせなら、後述の「すべてのコンテンツと設定を消去」が使え、最も簡単に初期化できます。Intel MacでもT2チップ搭載+Monterey以降なら同じ方法が使えます。当てはまらない古いMacは、リカバリーモードからの手順に進みます。Macの基本操作に不安がある方はMac OSの基本操作ガイドもどうぞ。

Appleシリコン

Appleが自社開発したMac用のチップで、M1・M2・M3・M4・M5などの世代があります。2020年以降のMacに搭載され、省電力で高性能なのが特長です。それ以前のMacはIntel製のチップを使っており、初期化やリカバリーの操作方法が一部異なります。「このMacについて」で、チップ欄にMで始まる表記があればAppleシリコンです。

macOS Monterey

2021年に登場したmacOSのバージョン名です。このMonterey以降で、Appleシリコン搭載MacやT2チップ搭載Macに「すべてのコンテンツと設定を消去」(消去アシスタント)が搭載されました。それより古いmacOSでは、この簡単な初期化機能が使えないため、リカバリーモードからディスクユーティリティで消去する方法を使います。

「すべてのコンテンツと設定を消去」の手順

Macのすべてのコンテンツと設定を消去する手順を七海と大介が慎重に確認している様子

Appleシリコン、またはT2チップ搭載で、macOS Monterey以降のMacなら、この方法が最も簡単です。iPhoneの初期化と同じような手軽さです。

1

設定を開く|転送またはリセット

システム設定から消去メニューを開きます。

  1. たどる
    「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」を開きます。
  2. 選ぶ
    「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリックします。
2

認証する|パスワード入力

管理者パスワードでロックを解除します。

  1. 入力
    Mac本体のログインパスワードを入れます。
  2. 確認
    バックアップ日付が表示されるので確かめます。
3

消去する|自動で完了

Apple IDのサインアウトまで自動で進みます。

  1. サインアウト
    Apple IDのパスワードを入力します。
  2. 実行
    指示に従い「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行します。

サインアウトもロック解除も自動でやってくれる

この方法のいちばんの利点は、面倒な手続きを自動でこなしてくれることです。Apple IDのサインアウト、「探す」やアクティベーションロックの解除、データ消去まで、消去アシスタントがまとめて実行します。売却時に問題になりがちなアクティベーションロックも、この手順なら自動で解除されるので安心です。

リカバリーからのクリーンインストール

Macのリカバリーモードからクリーンインストールする手順を七海と大介が比較しながら整理している様子

古いMacや、より深くまっさらにしたい場合は、リカバリーモードから消去・再インストールします。起動方法が機種で違うので、種類に合わせて進めてください。

手順 Appleシリコン搭載Mac Intel搭載Mac
リカバリー起動 電源ボタンを長押し Command + R を押しながら起動
起動画面 オプションを選んで続ける macOSユーティリティが表示
消去 ディスクユーティリティで内蔵ディスクを消去 同左
再インストール 「macOSを再インストール」を実行 同左

消去するディスクは「内蔵ディスク」を選ぶ

ディスクユーティリティでは、内蔵ディスク(通常「Macintosh HD」)を選んで消去します。外付けドライブを誤って消さないよう注意しましょう。消去後、「macOSを再インストール」を選び、画面に従って進めると、「Hello」の画面が出て初期化完了です。再インストールには安定したネット接続が必要です。Macが遅いと感じる場合の対処はMacのパフォーマンス向上|動作が遅い原因と速度を上げる方法も参考になります。

リカバリーモード

macOSを通常起動せず、修復や再インストールのための特別なモードで立ち上げる仕組みです。ここからディスクの消去、macOSの再インストール、Time Machineからの復元などが行えます。起動方法は機種で異なり、Appleシリコンは電源ボタンの長押し、Intel MacはCommand + Rを押しながら起動します。通常の初期化で対応できない場合の、もう一段深い手段です。

クリーンインストール

ディスクの中身を一度すべて消去してから、macOSを新規にインストールし直すことです。設定やデータ、不具合の原因になっていた要素もまとめて消えるため、動作が不安定なMacを「まっさら」な状態に戻せます。売却前や、原因不明の不調をリセットしたいときに有効です。事前のバックアップが必須です。

売却時のアクティベーションロック

Mac売却時のアクティベーションロックの扱いを大介が七海に説明している様子

Macを売る・譲るときに、見落とすと相手が使えなくなるのがアクティベーションロックです。ここは必ず押さえておきましょう。

アクティベーションロックは、紛失・盗難時に他人が使えないようにする保護機能です。便利な反面、解除せずに手放すと、次の所有者がそのMacを使えません。売却前には、必ず解除しておく必要があります。

「すべてのコンテンツと設定を消去」なら自動で解除

前述の消去アシスタントを使えば、アクティベーションロックも自動で解除されるため、特別な操作は不要です。一方、リカバリーから消去する場合は、事前にApple IDからサインアウトし、「探す」をオフにしておく必要があります。手放す前に、別の端末でApple IDのデバイス一覧から外れているかも確認すると確実です。Macのセキュリティ全般はMacのセキュリティ設定もどうぞ。

アクティベーションロック

「探す」機能と連動した、盗難・紛失対策のセキュリティ機能です。これが有効なままだと、Apple IDとパスワードを知っている本人以外は、そのMacを初期化しても使い始められません。自分のMacを守る大切な機能ですが、売却・譲渡の際は必ず解除(サインアウト)しておかないと、次の所有者が使えず、トラブルの原因になります。

初期化できないときと買い替えの目安

Macが初期化できないときの対処と買い替えの目安を七海と大介が落ち着いて整理している様子

初期化がうまくいかないときは、いくつか確認するポイントがあります。あわてず順番に試しましょう。

  • 電源アダプターを接続し、十分な残量があるか確認する
  • 安定したインターネット接続(できれば有線)を用意する
  • Appleシリコンは電源ボタンを長めに長押しして再試行する
  • リカバリーが表示されないときは時間を置いて再度試す
  • ディスクの物理的な故障が疑われる場合は無理をしない

「再インストールが進まない」はネット接続を疑う

macOSの再インストールにはインターネット接続が必要です。途中で止まる場合は、回線が不安定なことが多いので、有線接続や安定したWi-Fiで試しましょう。それでも改善せず、ディスクの故障が疑われる、何度試しても完了しないといった場合は、Macの寿命の可能性もあります。Macの動作が重い段階での見直しはMacのパフォーマンス向上も参考になります。

PC STOREは中古Macの販売・買い替え相談を承ります

不調が直らない、初期化しても改善しないMacは、買い替えも選択肢です。PC STOREでは、動作確認・セットアップ済み、保証つきの中古MacやApple製品をご用意しています。買い替えのご相談もお気軽にどうぞ。

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初期化しても不調が続くなら、買い替えも一つの方法です。保証つき・セットアップ済みの中古MacやApple製品から、用途に合う一台を選べます。

よくある質問

Macの初期化に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
Macの初期化はどの方法がいちばん簡単ですか?

Appleシリコン搭載Mac、またはT2チップ搭載Macで、macOS Monterey以降をお使いなら、「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」がいちばん簡単です。Apple IDのサインアウトやアクティベーションロックの解除まで自動で行われます。古いMacの場合は、リカバリーモードからの消去・再インストールになります。

初期化する前に、必ずやることは何ですか?

バックアップです。初期化するとデータはすべて消えるため、必要なデータはTime Machineや外付けドライブ、iCloudに必ず保存しておきましょう。あわせて、電源アダプターの接続、電源ケーブル以外の外部機器の取り外し、安定したネット接続の用意、Apple IDのパスワード確認をしておくと、スムーズに進められます。

売る前にアクティベーションロックは解除すべきですか?

はい、必ず解除してください。解除せずに手放すと、次の所有者がそのMacを使えず、トラブルになります。「すべてのコンテンツと設定を消去」を使えば自動で解除されます。リカバリーから消去する場合は、事前にApple IDからサインアウトし、「探す」をオフにしてください。別端末でデバイス一覧から外れているか確認するとより確実です。

自分のMacがAppleシリコンかIntelか分かりません。

画面左上のリンゴマークから「このMacについて」を開いて確認できます。「チップ」の欄にM1やM2などMで始まる表記があればAppleシリコン、「プロセッサ」にIntelとあればIntel Macです。同じ画面でmacOSのバージョンも確認できます。種類によって初期化の入り方が変わるため、最初に確認しておきましょう。

初期化したのに再インストールが進みません。

macOSの再インストールにはインターネット接続が必要です。途中で止まる場合は、回線が不安定なことが多いので、有線接続や安定したWi-Fiで試してください。Appleシリコンなら電源ボタンを長めに長押ししてリカバリーを起動し直すのも有効です。それでも完了しない、ディスクの故障が疑われる場合は、無理をせず買い替えも検討しましょう。

まとめ

Macの初期化の手順を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

Macの初期化は、最近の機種なら驚くほど簡単です。Appleシリコン搭載、またはT2チップ搭載で、macOS Monterey以降なら、「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を使うだけ。Apple IDのサインアウトやアクティベーションロックの解除まで自動で行ってくれます。古いMacや、より深くまっさらにしたい場合は、リカバリーモードからディスクユーティリティで消去し、macOSを再インストールします。

どの方法でも、初期化の前にバックアップを取ることが鉄則です。そして売却・譲渡の際は、アクティベーションロックの解除を必ず確認してください。消去アシスタントを使えば自動ですが、リカバリーから消す場合はサインアウトと「探す」のオフを忘れずに。手順は機種で違いますが、自分のMacの種類を確認してから進めれば、迷わず安全に初期化できます。不調が直らないときは、買い替えも前向きな選択肢です。

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