最終更新日:2026年6月19日
ノートパソコン 設定ガイド
【2026年版】Fnキーを押さずにF1〜F12を使う方法|Fnロックの切り替えとメーカー別(Dell/HP/Lenovo等)設定ガイド
F5で更新したいのに、押すと音量が変わってしまう。最近のノートパソコンは、F1〜F12が音量や明るさなどの操作に割り当てられていることが多く、本来のファンクションキーを使うにはFnキーを押す必要があります。この動作は、設定で切り替えられます。ただ、正直にお伝えすると、やり方も名称も、メーカーや機種によって異なります。この記事では、代表的な3つの方法と、メーカー別の傾向、そして確実に確認するコツを、正直に解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。
F5で更新したいのに、押すと音量が変わっちゃって…。毎回Fnを押さないとF1〜F12が使えないんです。Fnを押さなくても、そのまま使えるように切り替えられないんですか?
切り替えできるよ。方法は主に3つ。①「Fn + Esc」などのキーボードショートカット ②BIOSという起動時の設定画面で変える ③メーカーのツールで変える。いちばん手軽なのは①だね。ただし、やり方も設定名も、メーカーや機種でけっこう違うんだ。だから、最後は、お使いのメーカーの公式情報で確認するのが確実だよ。順番に説明するね。
この記事でわかること
- なぜFnが必要になるのか
- ショートカットで切り替える
- BIOS/UEFIで設定する
- メーカー専用ツールで変える
- メーカー別の傾向
- 切り替え時の注意点
結論
切り替え方法は主に3つ。ただし名称ややり方はメーカー・機種で異なる
FnキーなしでF1〜F12を使えるようにする方法は、主に3つあります。第一に、いちばん手軽な「Fn Lock」のキーボードショートカット。多くの機種で `Fn + Esc` を押すと、ファンクションキーとメディア機能の優先が切り替わります。第二に、BIOS/UEFI(起動時の設定画面)での変更。第三に、メーカーが用意した専用ユーティリティや、Windowsモビリティセンターでの設定です。簡単なものから順に、第一の方法から試すのがおすすめです。
ただ、正直にお伝えしておきたいことがあります。これらの方法は、やり方も、設定項目の名称も、メーカーや機種によって、けっこう異なります。たとえば、ショートカットは `Fn + Esc` が多いものの、機種によっては `Fn + Shift` だったり、BIOSの設定名も「Action Keys Mode」「Function Key Behavior」など、メーカーごとにバラバラです。ですから、この記事で全体像と代表的なパターンをつかんだうえで、最終的には、お使いのパソコンのメーカー公式サイトや、付属の説明書で確認するのが、いちばん確実です。この記事では、3つの方法と、メーカー別の傾向、そして安全に設定するための注意点を、正直に解説します。
なぜFnが必要になるのか

まず、なぜF1〜F12を使うのにFnが必要なのか、その仕組みを知っておきましょう。理由がわかると、設定の意味も理解できます。
キーボード上部のF1〜F12は、もともと「ファンクションキー」と呼ばれ、F5で画面の更新、F2で名前の変更など、決まった機能を持っています。一方、最近のノートパソコンでは、これらのキーに、音量の上げ下げ、画面の明るさ調整、メディアの再生・停止といった「メディア機能(ホットキー)」が、優先的に割り当てられていることが多くなっています。そのため、何もせずにF5を押すと、更新ではなく音量が変わる、といったことが起きるのです。
「1つのキーに2つの役割が割り当てられている」
つまり、F1〜F12の各キーには、「本来のファンクションキー」と「メディア機能」という、2つの役割があり、どちらを優先するかが、初期設定で決まっているわけです。多くのノートパソコンでは、メディア機能が優先で、本来のファンクションキーを使うときにFnキーを押す、という設定になっています。この優先を逆にする(Fnなしでファンクションキーが使えるようにする)のが、これから説明する「Fn Lockの切り替え」や「設定変更」です。キーボードの設定全般は、ノートパソコンのキーボード設定もあわせてどうぞ。
ファンクションキーとメディアキー(ホットキー)
「ファンクションキー」は、キーボード上部のF1〜F12のことで、それぞれに、画面の更新(F5)、名前の変更(F2)など、決まった機能が割り当てられています。「メディアキー(ホットキー)」は、音量調整、画面の明るさ、メディアの再生・停止など、よく使う操作を、ワンタッチで行える機能です。最近のノートパソコンでは、F1〜F12に、このメディアキーの機能が優先的に割り当てられていることが多く、本来のファンクションキーを使うには、Fnキーを併用するか、設定で優先を切り替える必要があります。どちらを優先するかは、設定で変更できます。
方法1|キーボードショートカット

では、いちばん手軽な方法から。多くの場合、キーボードのショートカット一つで、すぐに切り替えられます。まずはこれを試しましょう。
多くのノートパソコンには、ファンクションキーとメディア機能の優先を、瞬時に切り替える「Fn Lock(ファンクションロック)」のショートカットがあります。最も一般的なのは、`Fn + Esc` です。Escキーに、小さな南京錠のマークや「FnLk」という印字があれば、それが目印です。`Fn` キーを押しながら `Esc` キーを押すと、優先が切り替わります。機種によっては、`Fn + Shift` や、`Fn + Caps Lock` の組み合わせのこともあります。キーに南京錠マークがないか、探してみてください。
「Fn+Escが基本・ランプや表示で状態を確認」
切り替えがうまくいったかは、実際にF5などを押して、動作で確かめます。また、機種によっては、Fn Lockが有効になると、Fnキーにランプが点灯したり、画面に表示が出たりして、今どちらの状態かが分かるようになっています(ThinkPadなど)。元に戻したいときは、同じ操作(`Fn + Esc` など)をもう一度行えば、切り替わります。この方法は、再起動も不要で手軽なので、まずはこれを試すのがおすすめです。もし、お使いのキーボードに南京錠マークが見当たらない、ショートカットが効かない、という場合は、次のBIOSやメーカーツールでの設定を検討しましょう。Windowsの効率的な使い方はWindows 11の効率化・時短のコツも参考になります。
Fn Lock(ファンクションロック)
「Fn Lock(ファンクションロック)」は、Fnキーを押し続けなくても、ファンクションキー(またはメディア機能)の優先を、固定して切り替えられる機能です。Caps Lock(大文字固定)のキーボード版のようなものです。多くの機種で、`Fn + Esc` を押すと、このFn Lockのオン・オフが切り替わります。Fn Lockがオンのときは、Fnを押さずに本来のF1〜F12が使え、オフのときは、メディア機能が優先される、といった具合です(割り当ては機種により異なります)。EscキーやShiftキーなどに、南京錠のマークや「FnLk」と印字されていることが、目印になります。
方法2|BIOS/UEFIで設定

ショートカットがない、または、設定を恒久的に固定したい場合は、BIOS/UEFIでの変更があります。やや上級者向けですが、確実な方法です。
BIOS/UEFIは、パソコンの起動時に動く、基本的な設定画面です。ここに、ファンクションキーの動作を決める項目があります。一般的な流れは、まずパソコンを再起動し、起動の直後(メーカーのロゴが出るあたり)に、特定のキー(機種により `F2`、`F10`、`Delete` など)を連打して、BIOS/UEFI画面に入ります。そして、ファンクションキーの動作に関する項目(後述のように名称はメーカーで異なります)を探し、設定を切り替えて、保存して終了します。
「設定名はメーカーで異なる・他の項目は触らない」
ここで、大切な注意点があります。第一に、設定項目の名称は、メーカーによって異なります。「Action Keys Mode」「Function Key Behavior」「Hotkey Mode」「Fn Lock Options」など、さまざまです。これらを「有効(Enable)/無効(Disable)」などで切り替えます。第二に、そして最も大切なのが、BIOS/UEFIでは、目的の項目以外には、絶対に触らないことです。BIOSには、パソコンの根幹に関わる設定が多くあり、よく分からない項目を変更すると、起動しなくなるなどのトラブルにつながる恐れがあります。目的の項目だけを変更し、不安な場合は、無理にBIOSをいじらず、ショートカットやメーカーツールでの設定にとどめましょう。BIOSに入るキーや設定名は、必ずお使いのメーカーの公式情報で確認してください。
BIOS/UEFIとAction Keys Mode
「BIOS/UEFI」は、パソコンの電源を入れたときに最初に動く、ハードウェアの基本的な設定を管理するプログラムです。OS(Windows)が起動する前の段階で、起動時に特定のキーを押すと、設定画面に入れます。ファンクションキーの動作も、ここで設定できる機種が多くあります。「Action Keys Mode」は、HPなどで使われる設定項目の名前で、これを「無効(Disable)」にすると、Fnを押さずに本来のファンクションキーが使えるようになる、といった具合です。同様の設定が、メーカーによって「Function Key Behavior」「Hotkey Mode」など、異なる名前で用意されています。BIOSは重要な設定が多いため、目的の項目以外は変更しないよう、注意が必要です。
方法3|メーカー専用ツール

3つめは、メーカーが用意したソフトや、Windowsの機能で設定する方法です。BIOSが不安な方には、こちらのほうが分かりやすいかもしれません。
一部のメーカーは、Windows上で、Fnキーの動作を切り替えられる、専用のユーティリティソフトを提供しています。これらのソフトの中に、ファンクションキーの動作に関する設定項目があることが多く、画面の指示に従って切り替えられます。また、「Windowsモビリティセンター」(コントロールパネルなどから開けます)の中に、ファンクションキーの動作を切り替える項目がある機種もあります。BIOSのような起動時の操作が不要で、Windowsの画面上で設定できるので、初心者の方にも比較的やさしい方法です。
「プリインストールのメーカーツールを探してみる」
お使いのパソコンに、メーカー独自の設定ツールがプリインストールされていないか、探してみましょう。これらのツールには、ファンクションキーの設定だけでなく、電源管理やアップデートなど、便利な機能がまとまっていることが多くあります。設定項目の名称や場所は、ツールやバージョンによって異なるので、ツール内を見渡すか、メーカーの公式情報で確認してください。もし、専用ツールが見当たらない場合は、メーカーの公式サイトから、お使いの機種用のツールをダウンロードできることもあります。次の章で、主なメーカーの傾向を見ていきましょう。
メーカー専用ユーティリティとWindowsモビリティセンター
「メーカー専用ユーティリティ」は、パソコンメーカーが、自社製品向けに提供している設定・管理ソフトです。Fnキーの動作、電源管理、ドライバーの更新などを、まとめて設定できることが多く、多くの場合、購入時からインストールされています。「Windowsモビリティセンター」は、Windowsに標準で備わっている機能で、ノートパソコンの、画面の明るさ、音量、バッテリー、外部ディスプレイなどの設定を、一か所で調整できる画面です。機種によっては、この中に、ファンクションキーの動作を切り替える項目が含まれていることがあります。どちらも、BIOSのような起動時操作なしに、Windows上で設定できるのが利点です。
メーカー別の傾向

ここで、主なメーカーごとの傾向を、ざっくり見ておきましょう。ただし、これは目安です。同じメーカーでも機種で異なるので、最終確認は公式で行ってください。
Dellは、`Fn + Esc` でのFn Lock切り替えに対応する機種が多く、「Windowsモビリティセンター」や、BIOSの「Function Key Behavior」「Fn Lock Options」といった項目でも設定できます。HPは、BIOSの「Action Keys Mode」を無効にすると、本来のファンクションキーが優先されるようになる、というパターンがよく知られています。Lenovo(とくにThinkPad)は、`Fn + Esc` でFn Lock(Fnキーのランプが点灯)を切り替えられるほか、「Lenovo Vantage」などの専用ツールでも設定できます。
「傾向はあっても、最終確認は各メーカー公式で」
富士通、NEC、東芝(dynabook)、ASUS、Acerといった、ほかのメーカーも、基本的な考え方は同じで、`Fn + Esc` などのショートカット、BIOSの設定(Acerは「Action Keys Mode」など)、専用ツール、のいずれか、または複数で切り替えられることが多いです。ただ、繰り返しになりますが、これらはあくまで「傾向」です。同じメーカーでも、機種や製造時期によって、対応するショートカットや、BIOSの項目名、ツールの有無は変わります。ですから、ご自身のパソコンの正確な手順は、メーカー名と機種名(型番)で公式サイトを検索するか、付属の説明書で確認するのが、いちばん確実で安全です。ビジネス向けのノートパソコンはビジネスモデル一覧からも探せます。
切り替え時の注意点

最後に、切り替えるときに知っておきたい注意点を、正直にまとめます。これらを押さえておくと、戸惑わずに済みます。
第一に、繰り返しになりますが、やり方も設定名も、メーカー・機種で異なります。この記事の方法を試すときも、お使いの機種に合った情報を、公式で確認するのが確実です。第二に、BIOS/UEFIを使う場合は、目的の項目以外は触らないこと。不安なら、無理せず、ショートカットやメーカーツールで設定しましょう。第三に、Fn Lockの状態は、ランプや画面表示で確認できる機種があります。今どちらの状態か分からなくなったら、目印を探してみてください。
「外付けキーボードは別途・迷ったら公式へ」
第四に、外付けキーボードを使っている場合は、ノートパソコン本体の設定とは別に、その外付けキーボード側で、Fn Lockの切り替え(多くは `Fn + Esc` や `Fn + Caps Lock`)が必要なことがあります。本体だけ設定しても、外付け側が変わらないことがあるので、その場合は外付けキーボードの説明書も確認しましょう。そして、どうしてもうまくいかない、設定項目が見つからない、というときは、自己流で深追いせず、メーカーの公式サポートに問い合わせるのが、結局はいちばん早くて確実です。ファンクションキーの動作は、ちょっとした設定で快適になりますが、機種ごとの違いがあるぶん、公式情報を頼るのが安心です。
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よくある質問

いちばん簡単な方法はどれですか?
まずは、キーボードショートカットを試しましょう。多くの機種で `Fn + Esc` を押すと、ファンクションキーとメディア機能の優先が切り替わります。Escキーに、南京錠のマークや「FnLk」の印字があれば、それが目印です。機種によっては `Fn + Shift` などのこともあります。この方法は、再起動も不要で手軽です。これで切り替わらない、目印が見当たらない、という場合に、BIOSやメーカー専用ツールでの設定を検討する、という順序がおすすめです。
Fn + Escを押しても切り替わりません。
機種が対応していないか、別の操作の可能性があります。Fn Lockのショートカットは、すべての機種にあるわけではなく、組み合わせも `Fn + Shift` や `Fn + Caps Lock` など、機種によって異なります。キーボードをよく見て、南京錠マークやFnLkの印字がないか探してみてください。見当たらない、または効かない場合は、BIOS/UEFIの設定(Action Keys ModeやFunction Key Behaviorなど)や、メーカー専用ツールでの設定を試します。正確な方法は、お使いのメーカー名と機種名で、公式サイトを確認するのが確実です。
BIOSの設定は、初心者でも大丈夫ですか?
目的の項目だけなら可能ですが、注意が必要です。BIOS/UEFIには、パソコンの根幹に関わる設定が多くあり、よく分からない項目を変更すると、起動しなくなるなどのトラブルにつながる恐れがあります。ファンクションキーの設定(Action Keys Modeなど)だけを変更し、それ以外の項目には触らないようにしてください。もし不安な場合は、無理にBIOSを操作せず、`Fn + Esc` などのショートカットや、メーカー専用ツールでの設定にとどめるのが安全です。自信がなければ、深追いしないことをおすすめします。
メーカーによって、やり方は違いますか?
はい、やり方も設定名も異なります。たとえば、ショートカットは `Fn + Esc` が多いものの機種により違い、BIOSの設定名も、HPは「Action Keys Mode」、Dellは「Function Key Behavior」など、メーカーごとにバラバラです。さらに、同じメーカーでも、機種や時期によって変わります。この記事の内容は、あくまで代表的な傾向です。ご自身のパソコンの正確な手順は、メーカー名と機種名(型番)で公式サイトを検索するか、付属の説明書で確認するのが、いちばん確実で安全です。
設定を元に戻したくなったら、どうしますか?
同じ操作で戻せます。`Fn + Esc` などのショートカットで切り替えた場合は、もう一度同じ操作をすれば、元の状態に戻ります。BIOSやメーカーツールで変更した場合も、同じ設定項目を、元の値に戻せば構いません。ファンクションキーの優先設定は、こうして何度でも切り替えられるので、使ってみて合わなければ、気軽に元に戻せます。自分の使い方に合うほうを選んでください。なお、Fn Lockの状態が分からなくなったら、ランプや画面表示(ある機種の場合)で確認できます。
まとめ

最近のノートパソコンは、F1〜F12に音量や明るさなどのメディア機能が優先的に割り当てられていることが多く、本来のファンクションキーを使うにはFnキーが必要です。この優先は、設定で切り替えられます。方法は主に3つ。いちばん手軽なのは、`Fn + Esc` などのキーボードショートカット(Fn Lock)です。Escキーなどの南京錠マークが目印で、機種により組み合わせは異なります。次に、BIOS/UEFIでの設定(Action Keys ModeやFunction Key Behaviorなど)。そして、メーカー専用ツールやWindowsモビリティセンターでの設定です。簡単なものから順に試すとよいでしょう。
ただし、正直にお伝えすると、やり方も設定名も、メーカーや機種によって、けっこう異なります。Dellは `Fn + Esc` やモビリティセンター、HPはBIOSのAction Keys Mode、Lenovo(ThinkPad)は `Fn + Esc`(ランプ点灯)やLenovo Vantage、といった傾向はありますが、同じメーカーでも機種で変わります。BIOSを使う場合は、目的の項目以外には絶対に触らないこと。外付けキーボードは、本体とは別に切り替えが必要なことがあります。そして、いちばん確実なのは、お使いのメーカー名と機種名で、公式サイトや説明書を確認することです。ちょっとした設定で、毎日のキー操作がぐっと快適になります。機種ごとの違いを踏まえ、安全な範囲で、自分に合った設定を見つけてください。
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