
Excelマクロ入門!自動化で時間節約
Officeのお役立ち情報

この記事の最終更新日:2025年7月4日
毎日、Excelで、ほとんど同じ内容のレポートを作成する、という単純な繰り返し作業に、1時間以上も費やしているんです…。
コピー&ペーストと、書式設定の繰り返しで、本当に退屈だし、たまにミスもしてしまって…。
同僚から「マクロを使えば、そういう作業は一瞬で終わるよ」って言われたんですけど、なんだかプログラミングみたいで、私には絶対に無理だと思ってしまって…。
そのお悩み、Excelマクロが、まさにそのために生まれてきた、と言っても過言ではありません。
毎日1時間の単純作業が、ボタン一つで、たったの1秒で終わるようになったら、あなたの人生はどう変わると思いますか?
ご安心ください。
「マクロ=難しいプログラミング」というのは、大きな誤解です。
現代のExcelには、あなたの操作を、まるでビデオに録画するように、簡単にマクロとして記録してくれる、素晴らしい機能があるんですよ。
今日は、その「マクロの記録」機能を使った、プログラミング知識ゼロからの第一歩から、その記録を少しだけ改造して、より賢い「自動化ロボット」に育てていく方法まで、日本一詳しく、そして丁寧に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたは、退屈な繰り返し作業から、永久に解放されているはずです。
【思想】なぜマクロは、あなたの仕事を変えるのか?
具体的な操作に入る前に、なぜ「マクロによる自動化」が、これほどまでに、私たちの働き方を劇的に変える力を持っているのか、その本質を理解しましょう。
あなたの「時間」と「集中力」という、最も貴重な資源を守る
ビジネスにおける、あなたの本当の価値は、単純なコピー&ペースト作業を、正確にこなすことにあるのではありません。
それは、データから新しい洞察を得たり、新しい企画を考えたり、お客様とより良い関係を築いたりといった、あなたにしかできない、創造的な思考にあります。
しかし、私たちは、日々の業務の中で、あまりにも多くの時間を、思考を必要としない、機械的な繰り返し作業に奪われています。
マクロとは、この**「人間がやるべきでない、ルール化された反復作業」を、あなたに代わって、文句一つ言わずに、正確に、そして超高速で実行してくれる、あなただけの忠実な「ロボットアシスタント」**なのです。
マクロを学ぶことは、あなたの時間を、こうした低付加価値な作業から解放し、より高付加価値な、創造的な仕事に再投資するための、最も効果的な自己投資なのです。
マクロとVBA - 「記録」と「言語」の関係
ここで、2つの重要な言葉を整理しておきましょう。
- ・マクロ (Macro):
Excelにおける、一連の操作を記録し、自動的に実行するための「機能」そのものを指します。
これから紹介する「マクロの記録」は、この機能の一部です。
- ・VBA (Visual Basic for Applications):
マクロが、どのような手順で、何を行うかを、記述するための「プログラミング言語」です。
Excelの操作は、すべて、このVBAという言語によって、裏側でコントロールされています。
つまり、「マクロの記録」機能とは、あなたのマウスやキーボードの操作を、Excelが観察し、それを**自動的にVBAのコードに翻訳・記録してくれる**、非常に優れた「通訳」機能なのです。
あなたは、VBAという言語を、一行も知らなくても、この機能を使うだけで、自分だけのマクロを作り始めることができるのです。
【第1部:入門編】「マクロの記録」で、最初のロボットを作る
それでは、プログラミング知識ゼロから始める、最も簡単で、そして最も感動的な、自動化への第一歩を踏み出しましょう。
ステップ1:【最重要】「開発」タブを表示させる
マクロに関するすべての機能は「開発」タブに集約されていますが、このタブは、初期設定では非表示になっています。
まずは、この隠されたタブを、リボンに表示させることから始めます。
- 1. 「ファイル」タブ → 「オプション」をクリックします。
- 2. 「Excelのオプション」ウィンドウで、左側のメニューから「リボンのユーザー設定」を選択します。
- 3. 右側の「メインタブ」の一覧の中にある、**「開発」**のチェックボックスに、チェックを入れ、「OK」をクリックします。
これだけで、あなたのExcelのリボンに、新しく「開発」タブが表示され、いつでもマクロ機能にアクセスできるようになります。
ステップ2:実践!簡単な書式設定マクロを記録してみる
ここでは、例として、「選択したセル範囲に、美しい表の書式を、一瞬で適用する」というマクロを、実際に記録してみましょう。
-
1. 準備:
まず、簡単な表データを用意します。
A1セルからC4セルあたりに、適当な文字や数字を入力しておきましょう。
-
2. 記録の開始:
「開発」タブの「コード」グループにある、**「マクロの記録」**ボタンをクリックします。
-
3. マクロの設定:
「マクロの記録」ダイアログボックスが表示されます。
- ・**マクロ名:** 分かりやすい名前を付けます(例:「テーブル書式設定」)。
- ・**ショートカットキー:** ここで設定したキー(例:`Ctrl + Shift + T`)で、後からマクロを呼び出せます。
- ・**マクロの保存先:** 「個人用マクロブック」を選択すると、他のExcelファイルでも、このマクロを使えるようになります。
設定したら、「OK」を押します。
この瞬間から、あなたのすべての操作が、Excelによって記録され始めます。
-
4. 操作の実行:
ここからは、焦らず、普段通りに操作します。
例えば、以下の操作を行ってみましょう。
- ・A1:C1セルを選択し、太字(`Ctrl+B`)にし、背景色を濃い青に、文字色を白にする。
- ・A1:C4セルの範囲全体を選択し、格子状の罫線を引く。
- ・A列の幅を、内容に合わせて自動調整する。
-
5. 記録の終了:
すべての操作が終わったら、必ず、「開発」タブの**「記録終了」**ボタンを押してください。
これで、あなたの最初の「ロボット」が完成しました。
別のシートに、書式が設定されていない、新しい表を用意し、その範囲を選択した状態で、先ほど設定したショートカットキー**`Ctrl + Shift + T`**を押してみてください。
あなたが先ほど行った、一連の書式設定が、一瞬で、そして完璧に、再現されるはずです。
これが、マクロによる自動化の、感動的な第一歩です。
【第2部:初級編】VBEの世界を覗き、コードを読んでみる
「マクロの記録」は非常に便利ですが、それだけでは、より複雑な、あるいは、より柔軟な自動化は実現できません。
次のステップは、Excelが自動で書いてくれた「設計図(VBAコード)」を、実際に覗いてみることです。
Visual Basic Editor (VBE) - マクロの「編集室」
「開発」タブの「マクロ」ボタンを押し、先ほど作成したマクロを選択して、「編集」ボタンをクリックするか、あるいは、ショートカットキー**`Alt + F11`**を押してみてください。
すると、Microsoft Excelとは別の、**「Visual Basic for Applications (VBA)」**のエディター画面(VBE)が立ち上がります。
左側の「プロジェクトエクスプローラー」で、「VBAProject」→「標準モジュール」→「Module1」などをダブルクリックすると、右側の大きなコードウィンドウに、先ほど記録したマクロの、VBAコードが表示されているはずです。
一見すると、意味不明な英語の羅列に見えるかもしれませんが、心配はいりません。
その構造は、非常にシンプルです。
自動生成されたコードを解読する
例えば、以下のようなコードが生成されているはずです。
Sub テーブル書式設定()
' テーブル書式設定 Macro
Range("A1:C1").Select
With Selection.Font
.Bold = True
End With
End Sub
これは、以下のように、ほぼそのまま、英語として読むことができます。
- ・`Sub テーブル書式設定()` : 「テーブル書式設定」という名前の、一連の手順(Subプロシージャ)の始まりです。
- ・`Range("A1:C1").Select` : 「A1からC1までのセル範囲(Range)を、選択しなさい(Select)」
- ・`With Selection.Font` : 「今選択している部分(Selection)の、フォント(Font)に対して、以下の設定を行いなさい(With)」
- ・`.Bold = True` : 「太字(Bold)プロパティを、True(真)にしなさい」
- ・`End With` : Withブロックの終わりです。
- ・`End Sub` : 手順の終わりです。
このように、マクロが記録したコードは、**「どのオブジェクトに対して」「どのような操作をするか」**という、シンプルな命令の連続で構成されているのです。
このコードを、少しだけ修正することで、あなたのロボットは、より賢く、そして柔軟な動きができるようになります。
【第3部:中級編】VBAの基本を学び、マクロを「育てる」
ここからは、VBAの、ごく基本的な「文法」を学び、あなたのマクロを、より高度なものへと育てていきましょう。
1. 変数 - データを入れておく「箱」
変数とは、数値や文字列といった、データを一時的に入れておくための、名前を付けた「箱」です。
`Dim i As Long`といった形で宣言し、`i = 100`のように、値を代入します。
2. If...Then...Else - 条件によって、動きを変える「分岐」
If文を使えば、「もし、〇〇という条件が満たされたら、Aという処理をしなさい。そうでなければ、Bという処理をしなさい」といった、条件分岐が可能になります。
If Range("A1").Value > 100 Then
MsgBox "売上目標達成です!"
Else
MsgBox "目標まで、あと少しです。"
End If
3. For...Next - 同じ作業を、何度も繰り返させる「ループ」
For...Next文は、特定の処理を、指定した回数だけ、自動で繰り返させるための構文です。
例えば、A列の1行目から100行目まで、すべてのセルの値をチェックし、もしその値がマイナスだったら、文字を赤色にする、といった処理を、一瞬で実行できます。
Dim i As Long
For i = 1 To 100
If Cells(i, 1).Value < 0 Then
Cells(i, 1).Font.Color = vbRed
End If
Next i
実践:毎月のレポート作成を、完全に自動化する
これらの基本文法を組み合わせれば、あなたが毎日1時間かけていた、あのレポート作成作業を、完全に自動化できます。
例えば、以下のようなマクロを組むことが可能です。
- 1. 「今月は何月ですか?」と、ダイアログボックスで問いかける。
- 2. 入力された月に基づいて、「2025年7月_売上データ.csv」といった、特定のCSVファイルを自動で開く。
- 3. そのCSVファイルのデータを、すべてコピーし、レポート用のExcelファイルの「データ」シートに貼り付ける。
- 4. データ範囲を、自動で「テーブル」に変換し、書式を整える。
- 5. そのテーブルを基に、「レポート」シートに、ピボットテーブルを自動で作成・更新する。
- 6. 最後に、「〇月度のレポート作成が完了しました」というメッセージを表示する。
一度このマクロを完成させてしまえば、あなたの毎月の作業は、ボタンを一つクリックするだけの、1秒で終わる仕事へと変わるのです。
まとめ - マクロは、あなたの「時間」を創り出す、最高の知的投資
ExcelマクロとVBAの世界、いかがでしたでしょうか。
それは、決して、一部の専門家だけのものではない、あなたの日常業務を、劇的に変える力を持った、非常に身近で、そして強力なツールなのです。
- 1. 思想を理解する:
マクロの目的は、あなたが、退屈な「繰り返し作業」から解放され、より創造的な「思考」に、あなたの貴重な時間と能力を集中させることです。
- 2. 「マクロの記録」から始める:
プログラミングの知識は、一切不要です。
まずは、あなた自身の操作をExcelに「記録」させることから、自動化への、記念すべき第一歩を踏み出しましょう。
- 3. VBEで「コード」に親しむ:
Excelが自動生成したVBAコードを、恐れずに覗いてみてください。
そこには、「オブジェクト」と「プロパティ」、「メソッド」という、シンプルなルールがあるだけです。
- 4. 基本文法で「育てる」:
Ifによる「分岐」と、Forによる「ループ」を覚えれば、あなたのマクロは、単なる記録の再生から、状況に応じて判断し、動く、賢い「ロボット」へと進化します。
マクロを学ぶことは、あなたのキャリアにおける、最も費用対効果の高い「自己投資」の一つです。
今日、自動化によって生み出された1時間が、1年後には、あなたの新しいスキルとなり、会社の新しい利益となり、そして、あなた自身の、より豊かな人生の時間へと、変わっていくのです。
もし、あなたの業務を、さらに高度に自動化するための、具体的なマクロの作成や、それを快適に実行するためのPC選びに、専門家のアドバイスが必要だと感じたら、いつでも私たちにご相談ください。
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