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最終更新日:2026年6月13日

トラブル対処ガイド

【2026年版】ブルースクリーンの原因特定ガイド|停止コードの読み解きと自分でできる対処法を解説

パソコンが突然、青い画面になって英語のメッセージが表示されると、壊れたのかと不安になりますよね。でも、慌てなくて大丈夫です。画面に出る「停止コード」は、原因を突き止めるための大きな手がかりになります。この記事では、初めての方にもわかるように、そして自分で原因を追いたい方にも役立つように、停止コードの読み解き方、イベントビューアーやミニダンプを使った原因の絞り込み、そして自分でできる対処法を、安全な順番で解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。

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IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

パソコンが突然、青い画面になって英語のメッセージが出たんです!壊れちゃったんでしょうか…。再起動したら動くんですけど、また出ないか不安で。何が原因なんでしょう?

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

慌てなくて大丈夫だよ。手順は3つ。まず画面の停止コードを控える。次に大事なデータを先に守る。そしてログから原因を絞り込む。繰り返し出るときほど、早めの対処とデータの保全が大事なんだ。順番に見ていこう。

この記事でわかること

  • ブルースクリーン(停止エラー)とは何か、なぜ起きるのか
  • 停止コードの控え方と、代表的なコードの意味
  • 繰り返すときにデータ保全を優先すべき理由
  • イベントビューアー・信頼性モニターでの原因の絞り込み方
  • ミニダンプを使ったもう一歩踏み込んだ原因特定
  • 自分でできる対処法と、買い替えを考える目安

結論

ブルースクリーンは「停止コードを控える→データを守る→ログで原因を絞る」の順で対処します

ブルースクリーン(青い画面のエラー)は、Windowsが安全のために処理を止めた状態です。正式には停止エラー(STOPエラー)と呼ばれ、画面に表示される停止コード(バグチェックコード)が、原因を突き止める最大の手がかりになります。慌てて何度も再起動する前に、まずこのコードを控えてください。コードは、メモリやドライバー、ストレージ、システムファイルなど、どこに問題がありそうかを示してくれます。

対処の順番が大切です。まず画面の停止コードを控える。次に、もし繰り返し発生するなら、大事なデータのバックアップを優先します。ブルースクリーンが何度も出る場合、ストレージ(SSDやHDD)の不調が原因のこともあり、無理に使い続けると、読み出せるはずのデータまで読めなくなるおそれがあるためです。そのうえで、イベントビューアーや信頼性モニターといったWindows標準の機能でログを確認し、原因を絞り込みます。さらに踏み込むなら、ミニダンプという記録ファイルを解析する方法もあります。この記事では、安全な順番で、初心者から上級者まで役立つように解説します。

ブルースクリーンの原因の調べ方を七海が大介に相談している導入漫画
青い画面に焦る七海さんに、大介先輩が「停止コードを控える・データを守る・ログで原因を絞る」という3つの手順を整理します。

ブルースクリーンとは?なぜ起きるのか

ブルースクリーンとは何かとなぜ起きるのかを初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

ブルースクリーンは、Windowsが「このまま動き続けると危ない」と判断したときに、安全のために処理を止めて表示する画面です。故障の確定ではなく、むしろデータを守るための動作だと考えてください。

主な原因は、大きく分けて次のとおりです。どこに原因があるかで、対処も変わってきます。

  • メモリの異常や接触不良
  • ドライバーの不具合や互換性の問題
  • ストレージ(SSD・HDD)の不調
  • システムファイルの破損
  • Windows Updateや特定のソフトとの相性

Windows 11では「黒い画面」で出ることもあります

Windows 11の一部のバージョンでは、ブルースクリーンが黒い画面(ブラックスクリーン)で表示されることがあります。色が違うだけで、表示される内容や対処の考え方は同じです。慌てずに、まずは画面のコードを確認しましょう。パソコン全般のトラブル対処はパソコンのトラブルシューティングもあわせてご覧ください。

停止エラー(STOPエラー)

Windowsが重大な問題を検知し、安全のためにシステムを停止させた状態のことです。青い画面で表示されることから「ブルースクリーン」「ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)」とも呼ばれます。動作を続けるとデータ破損などの危険があるときに、Windows自身がブレーキをかける仕組みだと考えると分かりやすいです。

停止コードの控え方と代表的なコードの意味

停止コードの控え方と代表的なコードの意味を七海と大介が比較しながら整理している様子

ブルースクリーンが出たら、まず画面に表示される停止コードを控えてください。スマホで画面を撮影しておくのが確実です。多くの画面にはQRコードも表示され、読み取ると関連情報のページに飛べます。代表的なコードと、考えられる原因を整理しました。

停止コード 主に考えられる原因 最初に見たいところ
IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL メモリの異常、ドライバーの不具合 メモリ診断・ドライバー更新
KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE 古いドライバー、互換性のないソフト ドライバー・ソフトの見直し
DPC_WATCHDOG_VIOLATION SSDやドライバー関連(近年増加傾向) ストレージのドライバー更新
SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION ドライバーやシステム処理の例外 更新したドライバー・ソフト
0xc000000f など起動失敗系 起動に必要なファイルの破損 スタートアップ修復

コードは「原因の方向」を示す手がかり

同じコードでも原因が一つとは限りませんが、「メモリ寄り」「ドライバー寄り」「ストレージ寄り」といった方向性が分かります。これだけでも、闇雲に試すより、ぐっと効率よく原因に近づけます。コードを控えたら、検索やMicrosoftのサポートで詳細を調べるのも有効です。

停止コード(バグチェックコード)

ブルースクリーンに表示される、エラーの種類を示す識別コードです。「STOPコード」「バグチェックコード」とも呼ばれます。文字で書かれたもの(例:IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL)と、16進数で書かれたもの(例:0x0000000A)があります。クラッシュの原因が、ドライバー・ハードウェア・ソフトの競合などのどこにありそうかを判断する、最初の手がかりになります。

繰り返すときはデータ保全を最優先

ブルースクリーンが繰り返すときにデータ保全を最優先する重要性を大介が七海に説明している様子

ここはとても大切なポイントです。ブルースクリーンが一度きりでなく、何度も繰り返す場合は、原因究明よりも先に、大事なデータのバックアップを優先してください。

理由は、繰り返すブルースクリーンの裏に、ストレージ(SSDやHDD)の不調が隠れていることがあるからです。不調のストレージを無理に使い続けると、今は読み出せるデータまで、読めなくなってしまうおそれがあります。

データを守るための優先行動

  • 起動できるうちに、大事なファイルを外付けドライブやクラウドへ退避する
  • 何度も再起動を繰り返して動作を続けさせない
  • 異音(カチカチ・カラカラ)がする場合はすぐ使用を止める
  • 重要データが多いなら、自力対応より専門家への相談も検討する

「動くから大丈夫」と使い続けないこと

再起動すれば一見動く場合でも、繰り返すなら危険のサインです。まずはデータを安全な場所にコピーしてから、原因究明に進みましょう。日頃のバックアップの考え方は中古パソコンの長寿命化|メンテナンスのコツも参考になります。

イベントビューアー・信頼性モニターで原因を絞る

イベントビューアーや信頼性モニターでブルースクリーンの原因を絞り込む方法を七海と大介が案内している様子

データを守ったら、Windows標準の機能で原因を絞り込みます。専用ソフトを入れなくても、ここまでは標準機能でできます。

1

イベントビューアー|BugCheckを探す

エラーが起きた時刻と内容を記録から確認できます。

  1. 開く
    スタートを右クリックし「イベントビューアー」を選びます。
  2. たどる
    「Windowsログ」→「システム」を開きます。
  3. 絞る
    「現在のログをフィルター」で、ソースにBugCheckを指定します。
2

読み取る|コードとドライバー名

BugCheckの記録に、原因の手がかりが残っています。

  1. 確認
    記録された停止コードを見ます。
  2. 名前
    ドライバー名(○○.sys)が出ていれば、それが容疑者です。
3

信頼性モニター|いつから不調か

不調が始まった時期を、視覚的にたどれます。

  1. 開く
    検索に「信頼性」と入れ、信頼性モニターを開きます。
  2. 照合
    スコアが下がった日と、更新やインストールの履歴を見比べます。

「いつから」「何を入れたか」で原因に近づく

信頼性モニターで不調が始まった日を特定し、その前後でインストールしたソフトや、適用されたWindows Updateと照らし合わせると、原因の見当がつきやすくなります。「アップデート後から急に」という場合は、その更新が疑わしいと判断できます。Windows 11を快適に保つ設定はWindows 11で効率アップ|時短ワザ集もどうぞ。

イベントビューアー

Windowsに標準で入っている、パソコンの動作記録(ログ)を見るための機能です。エラーや警告が「いつ」「どこで」起きたかが時系列で残っています。ブルースクリーンの場合は「Windowsログ」の「システム」で、ソースが「BugCheck」の記録を探すと、停止コードや関係するドライバー名が確認できます。

信頼性モニター

パソコンの安定度を、日ごとのグラフ(スコア)で見られるWindows標準の機能です。エラーやクラッシュ、ソフトのインストールなどが時系列のアイコンで並ぶため、「いつから調子が悪くなったか」「その前に何をしたか」を直感的にたどれます。イベントビューアーより見やすいので、最初の絞り込みに向いています。

ミニダンプで一歩踏み込んで特定する

ミニダンプを使ってブルースクリーンの原因を一歩踏み込んで特定する方法を七海と大介が慎重に確認している様子

もう一歩踏み込みたい方向けです。ブルースクリーンが起きると、Windowsは原因の記録を小さなファイルに残します。これがミニダンプです。解析すると、原因になったファイルを名指しで突き止められることがあります。

1

場所|Minidumpフォルダ

記録は決まった場所に保存されます。

  1. 確認
    C:\Windows\Minidump に .dmp ファイルがあります。
  2. なければ
    システム設定で小さなメモリダンプを有効にします。
2

解析|専用ツールで開く

専用ツールで読み込むと、原因の絞り込みができます。

  1. WinDbg
    Microsoft製の解析ツールです。
  2. WhoCrashed
    結果を読みやすくまとめてくれるツールです。
3

見る|原因のファイル名

解析結果から、容疑者を特定します。

  1. 注目
    原因として示されたファイル名(○○.sys)を確認します。
  2. 対処
    そのドライバーやソフトの更新・削除を検討します。

ツールは信頼できる配布元から入手を

WinDbgはMicrosoft、WhoCrashedも公式サイトなど、信頼できる配布元から入手してください。解析結果に出たファイル名を検索すると、どのドライバーやソフトが原因かを特定しやすくなります。原因がドライバーなら、更新版の有無を確認するのが次の一手です。

ミニダンプ

ブルースクリーンが起きた瞬間の状況を、Windowsが自動で記録する小さなファイルです。クラッシュの原因に関する最小限の情報が含まれていて、通常は C:\Windows\Minidump に .dmp という形式で保存されます。WinDbgやWhoCrashedといった解析ツールで読み込むと、原因になったドライバーやファイルの名前を絞り込めることがあります。

BugCheck

Windowsがブルースクリーンを記録するときに使う、ログ上の名前(イベントソース)です。イベントビューアーで「システム」ログを開き、ソースが「BugCheck」の記録を探すと、その時に表示された停止コードを後から確認できます。画面のコードを控えそびれたときの、確認手段としても役立ちます。

自分でできる対処法と買い替えの目安

ブルースクリーンに自分でできる対処法と買い替えの目安を七海と大介が落ち着いて整理している様子

原因の方向が見えたら、安全にできる対処から試します。事故のリスクが低い、正攻法の順に並べました。

  • 原因と疑われるドライバーを更新する(メーカー配布の最新版)
  • 直前に入れたソフトやアップデートを削除・アンインストールする
  • Windows Updateを最新にする(修正プログラムが出ていることがある)
  • メモリ診断ツールでメモリの異常を確認する
  • スタートアップ修復で起動に必要なファイルを直す

アップデート直後なら「その更新」を疑う

Windows 11では、特定の更新プログラムの適用後にブルースクリーンが報告された例があり、Microsoftが修正版を配布したケースもあります。「アップデート後から急に」という場合は、更新の履歴を確認し、最新の修正が来ていないかをチェックしましょう。それでも改善しないときは、無理せず相談を検討してください。

買い替えを考える目安

ストレージの異音がする、何度も繰り返す、対処しても改善しない、そもそも古い世代でWindows 11に正式対応していない——こうした場合は、買い替えも視野に入ります。とくにメインで使う一台は、Windows 11対応の世代を選ぶと安心です。Windows 11対応の考え方はWindows 11の無償アップグレードはいつまで?もあわせてご覧ください。

PC STOREの中古は動作確認・保証つきです

PC STOREの中古パソコンは、動作確認・クリーニング・セットアップ済みで、保証をつけて販売しています。今のパソコンの不調が続く場合の、買い替えの選択肢として安心してお選びいただけます。

不調が続くなら買い替えも

Windows 11対応の中古パソコンを選びましょう

繰り返すトラブルや古い世代のパソコンは、買い替えで解決することもあります。Windows 11対応で、用途に合う一台を、状態や保証を確認して選びましょう。

よくある質問

ブルースクリーンの対処に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
ブルースクリーンが出たら、まず何をすればいいですか?

まず画面に表示される停止コードを控えてください。スマホで撮影しておくのが確実です。そのうえで、もし繰り返し発生するなら、大事なデータのバックアップを優先しましょう。繰り返すブルースクリーンはストレージの不調が隠れていることがあり、使い続けるとデータが読めなくなるおそれがあるためです。原因の調査は、その後に行います。

再起動したら直りました。放っておいて大丈夫ですか?

一度きりなら、一時的な不具合の可能性もあります。ただし、再起動で一見直っても、繰り返す場合は注意が必要です。背後にメモリやストレージ、ドライバーの問題が隠れていることがあります。まずは大事なデータを退避し、イベントビューアーや信頼性モニターで、いつから不調か、何が原因かを確認しておくと安心です。

停止コードが控えられませんでした。後から分かりますか?

はい、確認できます。イベントビューアーを開き、「Windowsログ」の「システム」で、ソースが「BugCheck」の記録を探すと、その時に表示された停止コードを後から確認できます。信頼性モニターでも、エラーが起きた日と内容をたどれます。画面を撮りそびれても、これらの記録から手がかりが得られます。

画面が青ではなく黒でした。別のエラーですか?

同じものの可能性が高いです。Windows 11の一部のバージョンでは、ブルースクリーンが黒い画面(ブラックスクリーン)で表示されることがあります。色が違うだけで、表示される停止コードの意味や、対処の考え方は同じです。落ち着いて、画面のコードを確認するところから始めてください。

原因がストレージの故障だったら、自分で直せますか?

状況によります。ストレージ(SSDやHDD)の故障が疑われる場合、まず大事なのはデータの保全です。異音がする、何度も繰り返すといった場合は、無理に使い続けず、重要なデータが多いなら専門家への相談も検討してください。古い世代のパソコンであれば、買い替えのほうが結果的に安心で経済的なこともあります。

まとめ

ブルースクリーンの原因特定と対処の手順を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

ブルースクリーンは、Windowsが安全のために処理を止めた状態で、故障の確定ではありません。慌てず、「①停止コードを控える→②繰り返すならデータを守る→③ログで原因を絞る」の順で進めましょう。停止コードは原因の方向(メモリ・ドライバー・ストレージなど)を教えてくれる手がかりです。Windows 11では黒い画面で出ることもありますが、対処の考え方は同じです。

原因の絞り込みは、イベントビューアーの「BugCheck」や信頼性モニターで「いつから・何をしたか」をたどり、さらに踏み込むならミニダンプを解析します。対処は、ドライバー更新や直前のソフト・更新の見直しなど、安全な正攻法から。繰り返す、異音がする、古い世代でWindows 11に対応していない——そんなときは、データを守ったうえで買い替えも選択肢です。落ち着いて一歩ずつ進めれば、原因にたどり着けます。

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