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最終更新日:2026年6月19日

Mac活用ガイド

【2026年版】Apple Silicon MacでWindowsを動かす方法|Boot Campが使えない理由と、Parallels・UTMの違い・選び方

新しいMacで、ときどきWindowsのアプリも使いたい。そんなとき、以前のMacで使えた「Boot Camp」を思い浮かべる方も多いと思います。ただ、正直にお伝えすると、今のApple Silicon搭載Macでは、Boot Campは使えません。代わりに「仮想化ソフト」を使います。この記事では、なぜBoot Campが使えないのか、代表的なParallels・UTM・VMwareの違いと選び方、そして「動くのはARM版Windowsで、できることと制約がある」という点まで、中立に正直に解説します。専門用語には折りたたみの用語解説をつけました。

  • Apple Silicon
  • MacでWindows
  • Parallels・UTM
  • 仮想化
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

新しいMacでも、ときどきWindowsのアプリを使いたくて。昔のBoot Campっていうのを使えばいいんですか?調べたら、今のMacでは使えないって書いてあって…。どうすればいいんでしょう?

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

うん、今のMac(Apple Silicon)は、Boot Campが使えないんだ。でも大丈夫、ポイントは3つ。①代わりに「仮想化ソフト」を使う ②手軽で有料のParallels、無料のUTMやVMwareなどがある ③動くのは「ARM版Windows」で、一部のアプリやゲームは制限あり。だから、使いたいアプリが対応しているか、先に確認するのが大事だよ。順番に説明するね。

この記事でわかること

  • Boot Campが使えない理由
  • 動くのはARM版Windows
  • 仮想化ソフト3つの違い
  • 用途に応じた選び方
  • 知っておきたい制約
  • 別の選択肢も正直に

結論

Boot Campは使えず仮想化ソフトを使う。動くのはARM版Windows

まず、大事な前提です。Apple Silicon(M1以降のApple製チップ)を搭載したMacでは、かつてのMacにあった「Boot Camp」は使えません。Boot Campは、Intel製のチップを使っていた、以前のMac専用の仕組みだからです。では、Apple Silicon MacでWindowsを動かすにはどうするかというと、「仮想化ソフト」を使います。仮想化ソフトは、macOSの中に、もう一つのパソコン(仮想マシン)を作り、そこにWindowsをインストールして動かす仕組みです。代表的なものに、Parallels Desktop、UTM、VMware Fusionがあります。

ここで、正直にお伝えしておきたい、大切な点があります。Apple Silicon Macで動かせるのは、「ARM版のWindows 11(Windows 11 on ARM)」です。一般的なWindows PCで動く、x86版(インテル系)のWindowsを、そのままネイティブに動かすことはできません。ARM版Windowsは、x86向けに作られたアプリも、内蔵の変換技術によって、ある程度は動かせますが、アプリによっては、互換性や動作の速さに、制限が出ることがあります。とくに、一部のゲームや、特定の業務用ソフト、周辺機器は、うまく動かないこともあります。ですから、「MacでもWindowsアプリならなんでもOK」と考えるのではなく、自分が使いたいアプリが、ARM版Windowsや仮想環境に対応しているかを、先に確認することが、とても大切です。この記事で、ソフトの違いと選び方、制約を、正直に整理します。

Apple Silicon MacでWindowsを動かす方法を七海が大介に相談している導入漫画
Boot Campを使おうとした七海さんに、大介先輩が「今のMacはBoot Campが使えない・代わりに仮想化ソフト(ParallelsやUTM)を使う・動くのはARM版Windowsで一部アプリやゲームは制限あり」と整理します。

Boot Campが使えない理由

Apple Silicon MacでBoot Campが使えない理由を初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

まず、「なぜ今のMacではBoot Campが使えないのか」を知っておきましょう。これが、仮想化ソフトを使う理由につながります。

「Boot Camp」は、以前のMacに搭載されていた機能で、Macを再起動して、macOSの代わりに、Windowsを直接起動できる仕組みでした。これは、Intel(インテル)製のチップを使っていた、当時のMacだからできたことです。ところが、現在のMacは、Appleが独自に開発した「Apple Silicon」というチップ(M1、M2、M3、M4など)を使っています。このチップは、Intel製チップとは、設計の根本が異なります。そのため、Intel前提で作られていたBoot Campは、Apple Silicon Macでは、利用できなくなりました。

「Boot CampはIntel Mac専用の仕組みだった」

つまり、Boot Campが使えないのは、故障や設定の問題ではなく、Macの中身(チップ)が新しくなったことによる、仕様の変化です。お使いのMacが、ここ数年に発売されたものなら、ほぼApple Siliconを搭載しているので、Boot Campは使えないと考えてよいでしょう(自分のMacのチップは、画面左上のアップルメニューの「このMacについて」で確認できます)。では、Windowsを動かすにはどうするか。その答えが、次に説明する「仮想化ソフト」です。MacとWindowsの違いを知りたい方は、MacBookとWindowsノートの比較もあわせてどうぞ。

Apple SiliconとBoot Camp

「Apple Silicon」は、Appleが独自に設計した、Mac向けのチップ(プロセッサ)の総称です。M1、M2、M3、M4などのシリーズがあり、2020年以降のMacに搭載されています。それ以前のMacは、Intel(インテル)製のチップを使っていました。「Boot Camp」は、Intel製チップのMacで使えた、Appleの機能で、Macを再起動して、Windowsを直接起動(ネイティブ起動)できるようにするものでした。Apple Siliconは、Intel製チップと設計が異なるため、Intel前提のBoot Campは、Apple Silicon Macでは使えません。Apple Silicon MacでWindowsを動かすには、仮想化ソフトを使う方法が一般的です。

動くのはARM版Windows

Apple Silicon Macで動くのはARM版Windowsであることを大介が七海に説明している様子

仮想化ソフトの話に入る前に、もう一つ大事な前提があります。Apple Silicon Macで動かせるWindowsは、「ARM版」だという点です。

一般的なWindows PCで使われているWindowsは、「x86(エックスはちろく)」と呼ばれる、Intel系の設計に向けて作られたものです。一方、Apple Siliconは、「ARM(アーム)」という、別の設計のチップです。そのため、Apple Silicon Macの仮想環境で動かせるのは、ARM向けに作られた「Windows 11 on ARM(ARM版Windows 11)」になります。x86版のWindowsを、そのままネイティブで動かすことはできません。ここが、Intel Mac時代との大きな違いです。

「x86版はそのまま動かず、ARM版を使う」

「では、いつも使っているWindowsアプリ(多くはx86向け)は動かないの?」と心配になりますよね。ARM版Windowsには、x86向けのアプリを、変換しながら動かす技術(PrismなどのWindows側の仕組み)が備わっています。これにより、多くのアプリは、ARM版Windows上でも動きます。ただし、変換して動かす分、アプリによっては、動作が遅くなったり、うまく動かなかったりすることがあります。とくに、高い性能を要求するゲームや、特殊なハードウェアを使うアプリは、制限を受けやすいです。だからこそ、自分が使いたいアプリが、ARM版Windowsで問題なく動くか、事前に調べておくことが重要です。仮想マシンの長所と短所は、ノートパソコンの仮想マシンのメリット・デメリットも参考になります。

ARM版Windowsとエミュレーション

「ARM版Windows(Windows 11 on ARM)」は、ARMという設計のチップ向けに作られたWindowsです。Apple SiliconもARM系のため、Apple Silicon Macの仮想環境では、このARM版Windowsを動かします。「エミュレーション」は、本来とは異なる設計のソフトを、変換しながら動かす技術です。ARM版Windowsには、x86(Intel系)向けに作られたアプリを、エミュレーション(変換)して動かす仕組みが備わっており、多くのx86アプリを動かせます。ただし、変換のためのひと手間が入るため、アプリによっては、動作が遅くなったり、互換性の問題で動かなかったりすることがあります。使いたいアプリの対応状況は、事前の確認がおすすめです。

Parallels Desktopの特徴

Parallels Desktopの特徴を七海と大介が用途別に案内している様子

ここから、代表的な仮想化ソフトを紹介します。まずは、いちばん手軽で人気の「Parallels Desktop(パラレルズ デスクトップ)」です。

Parallels Desktopは、Apple Silicon Mac向けの仮想化ソフトの中で、もっとも手軽で、初心者にも使いやすいとされる製品です。大きな特徴は、Apple Silicon上でWindows 11を動かすための、Microsoftが認めた方法(Microsoft認定のソリューション)である、という点です。導入も分かりやすく、Windows 11(ARM版)のダウンロードからインストールまでを、ほぼ自動で進めてくれるので、専門知識が少ない方でも、比較的かんたんに、Windows環境を用意できます。macOSとWindowsの間で、ファイルをやり取りしたり、画面を行き来したりする使い勝手も、よく作り込まれています。

「手軽・導入が自動・Microsoft認定(ただし有料)」

一方で、正直にお伝えすると、Parallels Desktopは有料です。また、近年、販売の形態が変わり、以前あった「買い切り(永続)ライセンス」がなくなり、サブスクリプション(年間契約など)が中心になった経緯があります。料金やライセンスの形態は変わることがあるので、最新の価格や条件は、必ず公式サイトでご確認ください。費用はかかりますが、「手軽さ」「サポートのある安心感」「Microsoft認定」を重視するなら、Parallelsは有力な選択肢です。まずは試したい場合は、体験版が用意されていることもあります。仮想環境の構築全般は、中古パソコンの仮想環境の構築・運用も参考になります。

仮想化・仮想マシンとMicrosoft認定

「仮想化」は、1台のパソコンの中に、ソフトウェアで、もう一台分のパソコン環境を作り出す技術です。作られた仮想的なパソコンを「仮想マシン」と呼びます。仮想化ソフト(Parallelsなど)を使うと、macOSの中に仮想マシンを作り、そこにWindowsをインストールして動かせます。macOSとWindowsを、同時に使えるのが利点です。「Microsoft認定(Authorized Solution)」は、Microsoftが、Apple Silicon上でWindows 11を実行する方法として、正式に認めている、という意味です。認定された方法を使うことで、ライセンスや動作の面で、より安心して利用できます。Parallels Desktopは、この認定を受けた方法の一つです。

UTM・VMwareの特徴

UTMやVMwareの特徴を七海と大介が比較しながら整理している様子

Parallels以外にも、無料で使える選択肢があります。代表的な「UTM」と「VMware Fusion」を見ていきましょう。

「UTM」は、無料で使える、オープンソースの仮想化ソフトです。費用がかからないのが大きな魅力で、ARM版Windowsを動かせるほか、x86の環境をエミュレーションで動かすこともできる、という特徴があります(その分、動作は遅くなることがあります)。古いx86向けの環境を試したい、といった場合の選択肢にもなります。ただし、Parallelsに比べると、設定や操作に、やや知識が必要な場面があり、どちらかというと、自分で調べながら使える、中級者以上の方に向いています。「VMware Fusion」は、こちらも個人利用などで無料で使えるようになった仮想化ソフトです。コストパフォーマンスに優れますが、無料の範囲では、手厚い公式サポートは期待しにくい、という点は理解しておきましょう。

「UTMは無料でx86も・VMwareも無料、ただし自力」

UTMやVMware Fusionは、「費用をかけずにWindows環境を試したい」「ある程度、自分で設定できる」という方に向いています。一方、Parallelsのような、導入の手軽さや、手厚いサポートは、無料ソフトには期待しにくい面があります。つまり、「お金をかけずに、手間をかける」のがUTMやVMware、「お金をかけて、手間を減らす」のがParallels、という整理ができます。どれも、動かせるのはARM版Windowsが基本である点は共通です。自分のスキルや、かけられる手間・費用に合わせて選びましょう。初めてMacを使う方は、Macの基本操作もあわせてどうぞ。

オープンソースとVMware Fusion

「オープンソース」は、ソフトウェアの設計図にあたるソースコードが公開されていて、誰でも利用・改良できる形態のことです。UTMはオープンソースの仮想化ソフトで、無料で使えます。「VMware Fusion」は、Mac向けの仮想化ソフトの一つで、近年、個人利用などで無料で利用できるようになりました。どちらも費用を抑えてWindows環境を用意できますが、無料ソフトは、Parallelsのような導入の自動化や、手厚い公式サポートは、期待しにくい場合があります。設定を自分で調べながら進められる方に向いています。動かせるのは、基本的にARM版Windowsです。最新の入手方法やライセンス条件は、各公式サイトで確認しましょう。

用途に応じた選び方

仮想化ソフトの用途に応じた選び方を七海と大介が慎重に確認している様子

3つのソフトの特徴をふまえて、どれを選べばよいか、用途別に整理します。自分に合うものを選ぶ参考にしてください。

まず、「とにかく手軽に、確実に、サポートのある安心感でWindowsを使いたい」「あまり設定に時間をかけたくない」という方には、Parallels Desktopが向いています。有料ですが、導入が自動で、Microsoft認定という安心もあります。次に、「費用をかけたくない」「ある程度は自分で設定できる」という方には、VMware FusionやUTMが候補です。とくにUTMは、x86のエミュレーションもできるので、古い環境を試したい場合にも使えます。「まずは無料で、Windowsが動くか試してみたい」という入り口にも、無料ソフトは適しています。

「手軽さ重視はParallels・無料で試すならUTMやVMware」

選ぶときの、もう一つの大切な視点が、「何のWindowsアプリを使いたいか」です。どのソフトを選んでも、動くのはARM版Windowsなので、使いたいアプリが、ARM版Windowsや仮想環境で問題なく動くかを、先に確認しておくことが、いちばん重要です。とくに、業務で使う特定のソフトや、特殊な周辺機器が必要な場合は、メーカーの対応情報を調べたり、可能なら体験版で試したりすると、安心です。「ソフト選び」よりも先に、「使いたいアプリが動くか」を確かめる。これが、失敗しないための、いちばんのコツです。

知っておきたい制約と別の選択肢

仮想化の制約と別の選択肢を七海と大介が落ち着いて整理している様子

最後に、正直に知っておいていただきたい制約と、仮想化以外の選択肢を、お伝えします。期待しすぎず、現実的に判断するためです。

仮想化でWindowsを動かす場合、いくつかの制約があります。第一に、動作の重さです。Macの性能(とくにメモリ)に余裕がないと、macOSとWindowsを同時に動かす分、動作が重くなることがあります。第二に、アプリやゲームの制限です。ARM版Windowsでは、高い描画性能を要求するゲーム(DirectX 12に強く依存するものなど)や、特定のハードウェア、一部の業務ソフトが、うまく動かないことがあります。第三に、一部の高度な機能(WSLやWindows Sandboxなど)に、制限が生じる場合があります。第四に、Windowsを使うには、Windowsのライセンスを、別途用意する必要があります(仮想化ソフトの料金とは別です)。

「制約があり、確実性重視ならWindows機も選択肢」

これらをふまえると、正直なところ、「Windowsを、メインで、ガッツリ使いたい」「動作が重要なゲームや、対応が不確かな業務ソフトを、確実に使いたい」という場合は、Apple Silicon Macの仮想環境にこだわるより、Windowsパソコンを別に用意するほうが、確実で快適なこともあります。仮想化が向いているのは、「Macが主役で、ときどきWindowsのアプリも使えると便利」という使い方です。なお、仮想化のほかに、クラウド上のWindows(Windows 365など)を、ネット経由で使う方法もあります。自分の用途と、求める確実性に合わせて、いちばん納得できる方法を選んでください。Windows搭載の中古パソコンは、Windows 11搭載モデルからも探せます。

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よくある質問

Apple Silicon MacでWindowsを動かすことに関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
今のMacで、Boot Campは使えますか?

いいえ、Apple Silicon Macでは使えません。Boot Campは、Intel製チップを使っていた、以前のMac専用の機能でした。現在のMacは、AppleのApple Silicon(M1以降)というチップを使っており、設計が異なるため、Boot Campは利用できません。お使いのMacが、ここ数年のモデルなら、ほぼApple Siliconです(アップルメニューの「このMacについて」で確認できます)。Apple Silicon MacでWindowsを動かすには、Boot Campではなく、Parallels DesktopやUTM、VMware Fusionといった「仮想化ソフト」を使う方法が一般的です。

いつものWindowsアプリは、Macで動きますか?

多くは動きますが、確認が必要です。Apple Silicon Macで動かせるのはARM版Windowsで、x86向けのアプリも、変換技術によって、多くは動作します。ただし、アプリによっては、動きが遅くなったり、互換性の問題で動かなかったりすることがあります。とくに、描画性能を要求するゲームや、特殊な周辺機器を使うソフト、特定の業務用ソフトは、制限を受けやすいです。ですから、自分が使いたいアプリが、ARM版Windowsや仮想環境に対応しているかを、メーカーの情報などで事前に確認することを、強くおすすめします。

Parallelsと、UTMやVMwareの違いは?

手軽さ・サポートと、費用のバランスが違います。Parallels Desktopは有料ですが、導入が自動で手軽、Microsoft認定という安心があり、初心者にも使いやすいです。UTMは無料・オープンソースで、x86のエミュレーションもできますが、設定にやや知識が要ります。VMware Fusionも無料で使えますが、無料の範囲では手厚いサポートは期待しにくいです。大まかには、「費用をかけて手間を減らす」ならParallels、「費用をかけずに自分で設定する」ならUTMやVMware、という整理になります。動くのはどれもARM版Windowsが基本です。

Windowsのライセンスは、別に必要ですか?

はい、別途必要です。仮想化ソフト(Parallelsなど)の料金とは別に、Windowsを使うためのライセンスを、自分で用意する必要があります。仮想化ソフトを入れただけでは、Windows本体のライセンスは含まれません。ライセンスの入手方法や費用、仮想環境での利用条件は、Windowsのエディションや時期によって異なることがあるので、Microsoftの公式情報で、最新の条件を確認してください。費用を見積もるときは、「仮想化ソフトの料金」と「Windowsのライセンス料」の、両方を考えておくと安心です。

Windowsをよく使うなら、どうするのがいい?

用途によっては、Windows機を別に持つのが確実です。仮想化は、「Macが主役で、ときどきWindowsアプリも使えると便利」という使い方に向いています。一方、Windowsをメインでガッツリ使いたい、動作が重要なゲームや、対応が不確かな業務ソフトを確実に使いたい、という場合は、Apple Silicon Macの仮想環境にこだわるより、Windowsパソコンを別に用意するほうが、確実で快適なことが多いです。仮想化以外に、クラウド上のWindows(Windows 365など)を使う方法もあります。求める確実性に合わせて、選んでください。

まとめ

Apple Silicon MacでWindowsを動かす方法を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

Apple Silicon搭載のMacでは、Intel Mac時代のBoot Campは使えません。WindowsをMacで動かすには、Parallels Desktop、UTM、VMware Fusionといった「仮想化ソフト」を使います。そして、動かせるのは「ARM版のWindows 11」です。x86版のWindowsをそのままネイティブには動かせず、x86向けアプリは変換技術で動きますが、アプリによっては、速度や互換性に制限が出ることがあります。だからこそ、使いたいアプリが対応しているかを、事前に確認することが、いちばん大切です。

ソフト選びは、手軽さ・サポート・Microsoft認定を重視するなら有料のParallels、費用をかけずに自分で設定できるなら無料のUTMやVMware、という整理です。UTMはx86のエミュレーションもできます。ただし、仮想化には、動作の重さ、ゲームや一部業務ソフトの制限、Windowsライセンスが別途必要、といった制約もあります。Windowsをメインで重く使うなら、Windowsパソコンを別に持つほうが確実なこともあります。仮想化が向くのは「Macが主役で、ときどきWindows」という使い方です。自分の用途と、求める確実性に合わせて、いちばん納得できる方法を選んでください。料金やライセンス、対応状況は変わるので、最新情報は各公式でご確認を。

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