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パソコンに必要なメモリ数は8GBで十分?メモリの選び方やポイントを解説
パソコン全般のお役立ち情報
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Q:「パソコンに必要なメモリ数は8GBで十分?」「パソコンのメモリはどのように選べば良い?」パソコンを購入する際に重要な要素となるのはメモリですが、用途によって必要な容量は異なります。
A:通常、SSD搭載パソコンでは8GBあれば十分と言われていますが、より快適に使用する場合は16GB以上を検討することをおすすめします。本記事では、メモリの選び方やポイントを解説しますので、参考にしてください。
1.パソコンのメモリとは
パソコンのメモリとは、パソコンの主な記憶装置であり、HDD・SSDは補助記憶装置としての位置づけになります。
パソコンを使用する際は、HDD・SSDからデータなどを取り出し、メモリにて処理することになります。
そのため、メモリが小さいと作業スペースが狭くなることになり、処理速度が遅くなります。
2.パソコン操作に必要なメモリ数の目安
パソコン操作に必要なメモリ数は、用途によって異なります。
単純な作業であればそれほど大きなメモリは必要ないですが、プログラミングやゲームなど複雑な作業を行う場合は高容量のメモリが必要です。
パソコン操作に必要なメモリ数の目安について解説します。
(1)インターネットでの検索に利用する場合
パソコンの使用がインターネットでの検索のみの場合、4GBのメモリがあれば十分と言われています。
画像や動画を閲覧する場合にも、4GBあれば問題ありません。
(2)オフィスソフトをメインで利用する場合
オフィスソフトをメインで利用する場合も、4GBあれば問題なく使用できるケースが多いです。
通常の使用であれば、4GBあればストレスなく使用できます。
ただし、複数のソフトを開いて同時作業を行う場合は、8GBあるとストレスなく使用できます。
使い方や頻度に応じて、メモリ容量を選択しましょう。
(3)プログラミングを行う場合
プログラミングを行う場合は、最低8GBのメモリが必要と言われています。
プログラミングを行う際は様々なソフトを立ち上げるので、十分な作業スペースを確保する必要があります。
プログラミングと一口に言っても様々であり、パソコンにそれほど負荷がかからないものもありますが、本格的なプログラミングには十分なメモリを必要とします。
(4)画像や動画の編集をする場合
パソコンで画像や動画の編集をするのであれば、大きな容量のメモリが必要です。
通常サイズの写真の加工であれば、8GB程度で対応できますが、サイズが大きい場合は16GB以上ないと専用のソフトに対応できないことがあります。
なお、本格的に動画の編集を行うのであれば、32GBのメモリが必要です。
(5)ゲームをプレイする場合
ゲームをプレイする場合、メモリが不足していると正常に作動しないことがあるので、16GB以上必要と言われています。
プレイするゲームによって必要な作業環境は異なりますが、32GB以上あるとより安心です。
また、同時並行で複数のソフトを使用する場合も、メモリに余裕がある方が良いでしょう。
3.パソコンのメモリが不足する要因
パソコンを使用する際、メモリが不足して困るケースがあります。
あらかじめメモリが不足する要因を把握しておくと、参考になります。
(1)複数のソフトを立ち上げている
パソコンに複数のソフトをダウンロードして立ち上げていると、メモリが不足することがあります。
パソコンのソフトはメモリを使用するため、立ち上げているソフトが多くなるとメモリが不足します。
とくに、メモリが小さいパソコンを使用する場合は、ソフトの起動による影響が大きいので、使用しないものは意識して終了することをおすすめします。
(2)高容量必要なソフトを起動している
高容量必要なソフトを起動している場合は、メモリが不足しがちです。
容量が小さいものは問題にならないですが、ゲームや画像・動画の編集ソフトは高容量のメモリを使用するので、パソコンへの負担が大きくなります。
日常的に高容量のソフトを使用する場合は、十分な容量を確保しておく必要があります。
(3)接続している周辺機器が多い
接続している周辺機器が多い場合は、メモリが不足することがあります。
というのも、パソコンに外付けしている機器もメモリを消費します。
マウスやキーボードなどの必需品もメモリを消費しますし、それ以外に機器を取り付けている場合は消費メモリが大きくなります。
メモリが不足する場合は、周辺機器を最小限にする意識が必要です。
(4)HDDやSSDの容量が不十分
HDDやSSDは補助記憶装置ですが、それらの容量が不足している場合はメモリの不足につながります。
高容量のメモリを搭載していたとしても、HDDやSSDの保存容量が不十分な場合は、スムーズに動作しないことがあります。
4.メモリ容量を決める際のポイント
必要なメモリ容量はパソコンの使用方法によっても異なりますが、メモリ容量を決める際のポイントを把握しておくと参考になります。
(1)作業効率を考慮する
メモリ容量の小さいパソコンはリーズナブルな価格で手に入りますが、作業効率を考慮することが大切です。
メモリが不十分なパソコンを購入すると、動作が遅くて困ることになります。
実際の使用シーンをイメージして、必要な容量を兼ね備えたパソコンを選ぶことが大切です。
(2)長期使用を想定する場合はメモリ容量に余裕があるものを選ぶ
パソコンを長期使用する予定の場合は、メモリ容量に余裕のあるものを選ぶのがおすすめです。
2、3年で買い替える予定の場合はそれほど問題にはならないですが、5年以上長期使用する予定がある場合は、将来ソフトが開発され高容量必要になることを想定する必要があります。
現在と将来とでは必要なメモリ容量が異なる可能性があることを考慮しておきましょう。
(3)全てのパソコンでメモリを増設できるとは限らない
必要に応じてメモリ増設を行うことを想定してパソコンを選ぶ方もいますが、全てのパソコンでメモリを増設できるとは限りません。
また、メモリには複数のタイプがあり、互換性がないものも多いので、増設できないケースもあります。
メモリ増設を予定している場合は、購入段階で規格の確認が必要です。
5.パソコンに必要なメモリ数は8GBで十分?
通常の使用であれば、8GBあれば問題なく使用できます。
一般的に、SSD搭載であればメモリ8GBで十分ストレスなく使用できますが、増設できる予算があるのであれば、16GBまで増やすと快適に使用できるようになります。
また、パソコンの用途によってはさらに高容量のメモリが必要になることもあります。
まとめ
パソコンを使用する際は、メモリの選択が重要です。
パソコンの用途によっても必要な容量は異なるので、使用シーンをイメージして選ぶのがポイントです。
また、パソコンを長期使用する予定の場合は、ソフトの更新なども考慮し余裕のある容量のメモリを確保しておくのがおすすめです。
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