
ノートパソコンのスクリーンキャプチャー術:スクリーンショットの取り方ガイド
ノートパソコンのお役立ち情報

この記事の最終更新日:2025年7月7日
先輩、今、仕事で操作マニュアルを作っているんですけど、パソコンの画面のスクリーンショットを、何十枚も撮る必要があって、本当に大変なんです。
いつもPrintScreenキーで全画面を撮ってから、ペイントソフトに貼り付けて、必要な部分だけを切り抜いて、矢印とか文字を入れる、っていう作業が、すごく手間で…。
それに、縦に長ーいWebページ全体のスクリーンショットを撮りたいときとか、どうすればいいのか全然わからなくて。
もっとこう、一瞬で必要な部分だけを撮って、サッと加工して、すぐにマニュアルに貼り付けられるような、プロっぽいやり方ってないんでしょうか?
その悩み、PCでの情報伝達効率を、劇的に改善するための、素晴らしい出発点だね。
多くの人は、スクリーンキャプチャーを、単に「画面の写真を撮る」程度の、単純な作業だと思っている。でも、プロの世界では、それは『情報を、正確に、素早く、そして明確に伝達するための、高度なコミュニケーション技術』なんだ。
実は、OSに標準で搭載されているツールだけでも、君が知らない驚くほど多くの機能が隠されているし、さらに一歩進んで、専門のツールを導入すれば、キャプチャーから注釈、保存、共有に至るまで、あらゆる作業を『完全自動化』することさえ可能になる。
今日は、そのための具体的なツールとワークフローを、基礎から神の領域まで、日本一詳しく、徹底的に解説していこう。この記事を読み終える頃には、君のキャプチャー作業は、今の10倍は速くなっているはずさ。
【思想編】スクリーンキャプチャーは「コミュニケーション」である
私たちがスクリーンをキャプチャーする行為には、必ず目的があります。
それは、エラーメッセージの画像をITサポートに送ることであれ、新しいソフトウェアの使い方を後輩に説明することであれ、本質的には「自分の見ている画面の情報を、他者と共有し、何らかのアクションを促す」という、高度なコミュニケーションの一環です。
この観点から見ると、優れたスクリーンキャプチャーには、3つの重要な要素が求められます。
- 1. 速度 (Speed): 思い立った瞬間に、思考を中断することなく、いかに素早く撮れるか。
- 2. 精度 (Precision): 画面全体から、本当に必要な部分だけを、ノイズなく、正確に切り取れるか。
- 3. 伝達力 (Clarity): 矢印やテキスト、枠線といった注釈を加え、見る人が一瞬で意図を理解できるように、明確に情報を伝えられるか。
PrintScreenキーを押してペイントに貼り付ける、という古典的な方法は、これら全ての要素において、現代の要求水準を満たしていません。
これからのスクリーンキャプチャー術は、この3つの要素を、いかに高いレベルで、かつ効率的に実現するか、という視点で語られるべきなのです。
【第一部:OS標準機能編】灯台下暗し!あなたのPCに眠る標準ツールの底力
専門ツールを導入する前に、まずは、あなたが毎日使っているWindowsやMacに、標準で搭載されているスクリーンキャプチャーツールの、本当の実力を知ることから始めましょう。
これらのツールは、驚くほど進化しており、日常的な用途の9割は、これだけで完結するかもしれません。
Windows 11「Snipping Tool」の完全攻略
Windows 11では、旧来のSnipping Toolと「切り取り & スケッチ」が統合され、非常に強力なツールへと進化しました。
その力を解放する魔法の呪文は、`Win + Shift + S` です。
このショートカットキーを押すと、画面上部に、4つのキャプチャーモードを選択するツールバーが表示されます。
- 四角形モード: 最も標準的な、矩形範囲の切り取り。
- フリーフォームモード: 自由な形で、必要な部分だけを切り抜く。
- ウィンドウモード: 特定のウィンドウだけを、背景を含めずに正確にキャプチャー。
- 全画面モード: 接続されている全てのモニターの画面をキャプチャー。
キャプチャーを実行すると、その画像はクリップボードにコピーされると同時に、画面右下に通知が表示されます。
この通知をクリックすることで、編集画面が開き、ペンや蛍光ペンによる書き込み、ものさしツールを使った直線描画、トリミングといった、基本的な注釈作業が可能です。
しかし、Snipping Toolの真価は、あまり知られていない以下の機能にあります。
-
遅延撮影機能:
編集画面のタイマーアイコンから、3秒、5秒、10秒後の撮影が可能です。これは、マウスの右クリックメニューや、ドロップダウンリストが開いた状態など、キー操作をすると消えてしまうUI要素を撮影する際に、絶大な威力を発揮します。
-
録画機能(スクリーンレコード):
Snipping Toolは、静止画だけでなく、画面の操作を録画し、MP4ファイルとして保存することもできます。短い操作手順を説明する動画マニュアルの作成に最適です。
-
テキストアクション:
編集画面の上部にあるこの機能は、キャプチャーした画像の中から、OCR (光学的文字認識)画像データの中から、文字の部分を認識し、編集可能なテキストデータに変換する技術。技術を使ってテキストを自動で認識し、コピーしたり、個人情報(メールアドレスや電話番号)を自動で墨消ししたりできる、非常に高度な機能です。
macOS「スクリーンショット.app」の徹底活用
macOSのスクリーンキャプチャー機能は、伝統的に強力であり、その操作は3つの基本ショートカットに集約されています。
- `Cmd + Shift + 3`: 画面全体を撮影し、デスクトップにファイルとして保存。
- `Cmd + Shift + 4`: カーソルが十字になり、ドラッグして範囲を選択。撮影後、デスクトップに保存。
- `Cmd + Shift + 5`: 全てのキャプチャー機能を呼び出す、コントロールパネルを表示。
特に、`Cmd + Shift + 5`で表示されるコントロールパネルは、Macのスクリーンキャプチャーの司令塔です。
ここから、画面全体、ウィンドウ、選択部分の撮影といった静止画キャプチャーだけでなく、画面全体の収録、または画面の一部分を選択しての収録といった、高品質なスクリーンレコードも可能です。
さらに、「オプション」メニューからは、以下の重要な設定が可能です。
- タイマー: Windowsの遅延撮影と同様に、5秒または10秒のタイマーを設定できます。
- 保存先: デフォルトのデスクトップ以外に、書類フォルダやクリップボード、さらにはメールやメッセージアプリに直接送る、といった指定が可能です。
- フローティングサムネール: キャプチャー直後に、画面の右下に小さく表示されるプレビューです。これをクリックすれば、すぐに注釈ツール(マークアップ)が開き、矢印やテキスト、図形などを描き込めます。このサムネールを、直接WordやPowerPointにドラッグ&ドロップすることも可能で、作業効率を劇的に向上させます。
【第二部:専門ツール編】標準機能の壁を超える神々の武器
OS標準ツールは非常に優秀ですが、それでもなお、専門ツールでなければ不可能な領域が存在します。
それが、「スクロールキャプチャー」「高度な注釈」、そして「ワークフローの完全自動化」です。
【Windows最強】オープンソースの万能ナイフ「ShareX」
Windowsユーザーで、スクリーンキャプチャーの効率を極限まで高めたいなら、「ShareX」は、必ずインストールすべき、神の領域のツールです。
無料のオープンソースソフトウェアでありながら、市販の有料ツールを遥かに凌駕する、圧倒的な機能とカスタマイズ性を誇ります。
ShareXの思想は、単に「撮る」だけではありません。
「撮った後に、何をするか」というアフターキャプチャータスクShareXの核となる概念。スクリーンキャプチャーが成功した直後に、自動的に実行される一連の処理のこと。を、自由に、そして複数組み合わせ、一連のワークフローとして自動化することに、その真髄があります。
例えば、以下のような夢のワークフローを、ショートカットキー一発で実行できます。
「①矩形範囲をキャプチャー → ②自動で注釈エディタ(Greenshotエディタ)が開く → ③矢印やステップ番号を追加して『OK』を押す → ④自動でファイル名を付けて特定のフォルダに保存しつつ → ⑤同時に画像共有サービスImgurにアップロードし → ⑥その共有URLをクリップボードにコピーする」
マニュアル作成や、チャットでの画面共有が、信じられないほど高速になります。
もちろん、キャプチャー機能自体も超強力です。
- スクロールキャプチャー: Webページ全体など、画面に収まらない縦に長いコンテンツを、一枚の画像として自動でキャプチャーします。
- 画面録画 (GIF/MP4): FFmpeg動画と音声の記録・変換・再生を行うための、非常に強力で広く使われているオープンソースのマルチメディアフレームワーク。という外部ツールと連携し、高品質な動画やアニメーションGIFを作成できます。
- OCR機能: 画面上の任意の範囲のテキストを、画像としてではなく、テキストデータとしてクリップボードにコピーできます。
ShareXは、その設定項目の多さから、最初は少しとっつきにくいかもしれませんが、一度その力を理解すれば、二度と手放せなくなる、究極の生産性向上ツールです。
【Mac定番】洗練されたUIと機能美「CleanShot X」(有料)
Macユーザーの間で、定番のサードパーティ製キャプチャーツールとして絶大な人気を誇るのが「CleanShot X」です。
ShareXのような複雑な自動化機能はありませんが、macOSとの高い親和性、美しく洗練されたユーザーインターフェース、そしてクリエイターのかゆいところに手が届く、気の利いた機能が満載です。
- 強力なスクロールキャプチャー: 長いWebページや、Xcodeの長いコードを、美しくキャプチャーします。
- CleanShot Cloud: 撮影したスクリーンショットや動画を、ドラッグ&ドロップするだけで、独自のクラウドサービスにアップロードし、瞬時に共有リンクを生成できます。
- 高度な注釈ツール: ステップ番号を自動で付与するツールや、特定の箇所に注目させるハイライトツール、個人情報を隠すためのピクセル化ぼかしツールなど、マニュアル作成に便利な機能が揃っています。
- 背景のカスタマイズ: キャプチャーしたウィンドウの背景に、美しい壁紙やグラデーションを自動で追加し、「映える」スクリーンショットを簡単に作成できます。
【第三部:応用テクニック編】キャプチャーの質を上げるプロのTIPS
ツールを使いこなすだけでなく、いくつかのTIPSを知っておくことで、あなたのスクリーンキャプチャーの品質は、さらにプロフェッショナルなものになります。
プライバシーと著作権への配慮
スクリーンショットを撮影し、外部に公開する際は、常にプライバシーと著作権を意識する必要があります。
他の人の名前やメールアドレス、社外秘の情報などが写り込んでいないか、必ず確認しましょう。
ShareXやCleanShot Xに搭載されている「ぼかし」ツールは、このような情報を隠すのに非常に有効です。
また、Webサイトやソフトウェアの画面をキャプチャーして公開する場合は、そのサービスの利用規約で、スクリーンショットの利用が許可されているかを確認することも、重要なマナーです。
GIFアニメーションによる、分かりやすい操作説明
「ここのボタンを押して、次にこのメニューを選ぶ」といった、短い連続した操作を説明する場合、何枚もの静止画を並べるよりも、一連の動きを記録した「アニメーションGIF」の方が、遥かに分かりやすいことがあります。
ShareXや、その他の専門ツール(ScreenToGifなど)を使えば、画面の特定の部分だけを録画し、ループ再生されるGIFアニメーションとして、簡単に書き出すことができます。
ファイルサイズが動画よりも軽く、ブログやチャットにも手軽に貼り付けられるため、非常に効果的な情報伝達手段となります。
まとめ - スクリーンキャプチャーは、思考を可視化し、知識を伝達する技術である
スクリーンキャプチャーは、もはや単なる「画面のコピー」ではありません。
それは、私たちの頭の中にある知識や、PC上で起きている現象を、正確に、そして分かりやすく「可視化」し、他者と共有するための、極めて重要なコミュニケーション技術なのです。
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1. まずは「OS標準機能」をマスターせよ:
`Win + Shift + S` (Windows) と `Cmd + Shift + 5` (Mac)。この二つのショートカットから呼び出せる標準ツールは、あなたが思っている以上に多機能で強力です。遅延撮影や録画機能を使いこなすだけで、あなたのキャプチャー作業は大きく変わります。
-
2. 「ワークフローの自動化」で、次の次元へ:
撮った後の、リサイズ、注釈、保存、共有といった一連の作業に、あなたの貴重な時間を奪われてはいけません。ShareX (Windows) のような専門ツールを導入し、これらのアフタータスクを徹底的に自動化することで、生産性は劇的に向上します。
-
3. 「伝える」という意識を持つこと:
ただ撮るのではなく、「どうすれば、この画像の意図が、一瞬で相手に伝わるか?」を常に考えること。適切な矢印、囲み線、テキスト、そして時にはプライバシーを守るための「ぼかし」。これらの丁寧な注釈が、あなたのスクリーンキャプチャーを、単なる画像から、価値ある「情報」へと昇華させます。
優れたスクリーンキャプチャー技術は、あなたの作業時間を短縮するだけでなく、コミュニケーションの齟齬を減らし、チーム全体の生産性を向上させる、強力なビジネススキルです。
ぜひ、この記事をきっかけに、あなたの「撮る」技術を、次のレベルへと進化させてみてください。
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