
【Windows/Mac】ノートパソコンから音が出ない!スピーカー・イヤホン共通の原因と、まず試すべき“9つ”の解決ステップを徹底解説
ノートパソコンのお役立ち情報

記事の最終更新日:2025年9月19日
ピー太郎さん、大変です!ノートパソコンから急に全く音が出なくなってしまいました。YouTubeを見ようとしてもスピーカーからは何も聞こえません。イヤホンを挿してみても、やっぱり無音のままなんです。
音量のスライダーはちゃんと上がっているし、ミュートにもなっていません。昨日までは普通に使えていたのに、なぜ急にこんなことに…。もしかして、スピーカーが物理的に壊れてしまったのでしょうか?会議も近いのに、本当に困っています。
その突然の沈黙、驚かれたことでしょう。ですがスト子さん、まだ慌てる時間ではありません。PCから音が出なくなるというトラブルは、ハードウェアの物理的な故障よりも、むしろソフトウェア的な些細な「設定ミス」や「機嫌損ない」が原因であるケースが圧倒的に多いのです。
音の信号がアプリケーションからOS、そしてスピーカーへと流れていく、その「経路」のどこかで通信が途絶しているだけかもしれません。私たちは今から冷静なサウンドエンジニアのように、その信号の流れを一つずつ順番に点検していきます。
この記事では、誰でも簡単に試せる基本的なチェックから、プロが実践するドライバーの再インストールやOSのコアなオーディオ機能のリセットまで、あなたのPCの「声」を取り戻すための9段階の完全な診断・修復手順を解説します。
音が出ない哲学:それは「故障」ではなく、多くの場合「通信の断絶」である
ノートパソコンから音が出ない。この現象は単一の原因によって引き起こされるものではありません。それは、アプリケーションが発した「音の素」が、OSという「ミキサー」を通り、ドライバーという「伝送路」を経て、最終的にスピーカーやイヤホンという「出口」にたどり着くまでの、一連の信号経路のどこかで通信が断絶したことを示す「結果」なのです。
その断絶の原因は様々です。
- アプリケーションの音量がゼロになっている。
- OSのミキサーが間違った出口(例えば接続していない外部モニターなど)に音を送っている。
- 伝送路であるオーディオドライバーが一時的に機能不全に陥っている。
- OSのプライバシー設定がマイクへのアクセスをブロックしている。
プロのトラブルシューティングとは、この信号の流れを川の流れに見立て、上流(アプリケーション)から下流(物理デバイス)へと、順番に水門が閉じていないか、水路が塞がれていないかを体系的に点検していく論理的なプロセスです。
第一章:最初の切り分け - 問題は「スピーカー」か「イヤホン」か、あるいは「全て」か
本格的な診断に入る前に、まず最も重要な「切り分け」を行います。PCの内蔵スピーカーから音が出ない状態で、イヤホンジャックにイヤホンあるいはヘッドフォンを挿してみてください。ここで結果は3つに分かれます。
-
イヤホンからは正常に音が聞こえる:
これは良いニュースです。OSやドライバーといったソフトウェア的な問題ではなく、原因は内蔵スピーカー自体か、あるいはスピーカーとマザーボードを繋ぐ物理的なケーブルの問題に限定されます。 -
スピーカーからは音が聞こえるが、イヤホンからは聞こえない:
この場合、原因はイヤホンジャックの物理的な故障、あるいはイヤホン自体の断線の可能性が高いです。別のイヤホンでも試してみてください。 -
スピーカーからもイヤホンからも全く音が聞こえない:
これこそがこの記事のメインテーマです。問題は個別のハードウェアではなく、OSの設定やドライバーといったシステム全体に共通するソフトウェア的な問題である可能性が極めて高いです。
この最初の切り分けによって、お客様が進むべき捜査の方向性が大きく定まります。
第二章:9段階の体系的トラブルシューティング
それでは、具体的な診断と修復の手順に入ります。必ずステップ1から順番に試してください。
【フェーズ1】最も基本的な確認事項
ステップ1:音量とミュートの再確認
基本中の基本ですが見落としは禁物です。WindowsのタスクバーあるいはMacのメニューバーにある音量アイコンをクリックし、音量スライダーがゼロになっていないか、ミュート(消音)を示す「×」マークが付いていないか確認します。また、YouTubeや音楽プレーヤーといった**アプリケーション自体**にも独自の音量スライダーやミュートボタンがあります。そちらも併せて確認してください。キーボードの物理的なミュートキーが押されていないかも要チェックです。
ステップ2:PCの再起動
ソフトウェアの一時的な不具合をリセットするための最も簡単で効果的な方法です。多くの原因不明のトラブルは、PCを再起動するだけで解決します。
【フェーズ2】OSレベルの設定確認
ステップ3:正しい「再生デバイス」が選択されているか?
これこそが音が出ないトラブルの最も一般的な原因です。OSが音の出力先として、お客様が意図しない別のデバイスを選択してしまっているケースです。
- Windowsの場合: 「設定」>「システム」>「サウンド」を開きます。「出力」の項目で「出力デバイスを選択してください」というドロップダウンメニューをクリックし、一覧の中から正しいデバイス(通常は「スピーカー (Realtek High Definition Audio)」など)を選択します。HDMIで外部モニターに接続している場合など、意図せずモニターのスピーカーが選択されていることがよくあります。
- Macの場合: 「システム設定」>「サウンド」>「出力」タブを開きます。同様に、出力装置の一覧から「MacBook Proのスピーカー」といった正しいデバイスが選択されていることを確認します。
ステップ4:OS標準のトラブルシューティングツールを実行する(Windows)
Windowsには音に関する問題を自動で診断・修復する機能があります。「設定」>「システム」>「サウンド」の一番下にある「サウンドに関する一般的な問題のトラブルシューティング」を実行してください。
【フェーズ3】ドライバーとコア機能のリセット
ステップ5:オーディオドライバーの再インストール(Windows)
音を制御する最も重要なソフトウェアである「オーディオドライバー」が破損している可能性を疑います。「デバイスマネージャー」を開き、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開します。お客様のオーディオデバイス(例:「Realtek High Definition Audio」)を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。(「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にはチェックを入れずにアンインストールします)その後PCを再起動すれば、Windowsがクリーンなドライバーを自動で再インストールしてくれます。
ステップ6:Core Audioのリセット(Mac)
Macのオーディオに関するあらゆる不可解なトラブルを解決するプロの奥義です。Macの全てのサウンドを統括している`coreaudiod`というプロセスを強制的に再起動させます。「アプリケーション」>「ユーティリティ」から「ターミナル」を起動し、以下のコマンドを入力してエンターキーを押します。(管理者パスワードが必要です)
sudo killall coreaudiod
これによりMacのオーディオエンジンが完全にリフレッシュされ、多くの問題が解決します。
ステップ7:Bluetoothデバイスの再ペアリング
もし問題がBluetoothイヤホンだけで発生している場合、ペアリング情報が破損している可能性があります。一度PCのBluetooth設定からそのデバイスを完全に「削除」し、改めて最初からペアリングをやり直してみてください。
ステップ8:マイクのプライバシー許可を確認する
「マイクが認識しない」という症状の場合、OSのプライバシー設定が原因であることが多いです。Windowsであれば「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」、Macであれば「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」を開き、お客様が使いたいアプリケーションにマイクへのアクセスが「許可」されていることを確認してください。
ステップ9:システムファイルの修復(Windows)
Windowsのシステムファイル自体が破損し、それがオーディオサービスの不具合に繋がっている可能性も考えられます。管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「`sfc /scannow`」を実行し、システムの健全性を回復させます。
まとめ:PCの「沈黙」は、論理的な「対話」で必ず破れる
ノートパソコンから音が出ないというトラブルは、その原因が目に見えないだけに私たちを不安にさせます。しかし、その背後にある信号の流れを意識し、体系的な手順で一つずつ可能性を潰していけば、その沈黙は必ず破れます。
- まず物理を疑う: ミュートボタン、音量スライダー、そしてイヤホンの接続。最も単純な見落としから確認する。
- OSの「勘違い」を正す: PCが音の「出口」を間違えていないか?「サウンド設定」で正しい再生デバイスを選択し直す。これが最も一般的な解決策である。
- 「再起動」と「再接続」は万能薬: PCの再起動、そしてBluetoothデバイスの再ペアリングは、多くの一時的なソフトウェアの不具合をリセットする。
- ドライバーとコアプロセスに活を入れる: Windowsなら「デバイスマネージャー」からのドライバー再インストール。Macならターミナルからの「`sudo killall coreaudiod`」。これがプロの治療法である。
- 「許可」を与える: マイクが動かないなら、OSの「プライバシー設定」という関所が閉じていないかを確認する。
この論理的なトラブルシューティングの思考法は、お客様のPCとの関わりをより深く、そしてより豊かなものにしてくれるはずです。ぜひこの手順をマスターし、あなたのデジタルライフに再び豊かな「音」を取り戻してください。
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