
Windows 11のバックアップと復元:データを守る方法
Windowsのお役立ち情報

この記事の最終更新日:2025年7月1日
最近、友人のパソコンが壊れて、中の写真やデータが全部消えてしまった、という話を聞いて、すごく怖くなってしまって…。
「バックアップを取っておけばよかった」って、すごく後悔していたんです。
私も、自分のパソコンに入っている、大切な思い出や仕事のデータを失いたくないんですけど、具体的に、何をどうすれば「バックアップ」ができるのか、全然分からなくて…。
そのお気持ち、そして、事前に対策しようというその姿勢、非常に素晴らしいです。
PCのトラブルにおいて、データの損失は、最も悲劇的で、そして、後からでは取り返しのつかないものですからね。
ご安心ください。
Windows 11には、あなたの大切なデータを、あらゆる脅威から守るための、非常に強力で、しかも無料で使えるバックアップと復元の機能が、標準で備わっています。
今日は、その機能の正しい使い方から、プロが実践している、複数のバックアップを組み合わせた「鉄壁の防御戦略」まで、日本一詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたはもう、突然のデータ損失に怯えることなく、心からの安心を手に入れているはずですよ。
【思想】なぜバックアップは「保険」なのか? - 「もしも」ではなく「いつか」に備える
具体的な手順に入る前に、なぜバックアップが、すべてのPCユーザーにとっての「義務」とさえ言えるほど重要なのか、その根本的な理由についてお話しさせてください。
データ損失を引き起こす「2種類の脅威」
あなたの大切なデータは、常に2種類の脅威に晒されています。
-
1. ハードウェアの物理的な故障:
PCの心臓部であるSSDやHDDは、精密な電子部品であり、必ず寿命が訪れます。
ある日突然、前触れもなく、完全に故障(クラッシュ)することがあります。
また、PC本体の盗難や、火災・水害といった、物理的な災害によって、データが失われる可能性もゼロではありません。
-
2. ソフトウェア・人的な要因:
近年、猛威を振るっているのが、PC内のファイルを勝手に暗号化し、身代金を要求する「ランサムウェアコンピューターウイルスの一種。感染するとPC内のファイルが勝手に暗号化され、元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求されます。」です。
また、私たち自身の「うっかりミス」による、重要なファイルの誤った削除や、上書き保存も、データ損失の大きな原因です。
バックアップとは、これらの、いつ訪れるか分からない、しかし**「いつかは必ず起こるかもしれない」**脅威に対する、唯一にして最強の「保険」なのです。
プロの世界の常識「3-2-1バックアップルール」
ITの世界には、データを確実に守るための、黄金律とも言えるルールが存在します。
それが**「3-2-1ルール」**です。
- ・3:
データは、オリジナルを含めて、**合計で3つ**のコピーを持つ。
- ・2:
そのコピーは、**2種類**の異なるメディア(媒体)に保存する(例:内蔵SSDと、外付けHDD)。
- ・1:
そのうちの**1つ**は、物理的に離れた場所(オフサイト)に保管する。
なぜなら、同じ家の中にバックアップを置いていた場合、火災や盗難に遭えば、オリジナルとバックアップが、同時に失われてしまうからです。
これから解説するWindows 11の機能を組み合わせることで、あなたも、このプロフェッショナルな基準のバックアップ戦略を、簡単に実現できます。
【方法1】ファイル履歴 - あなたのファイルを自動で守る「タイムマシン」
これは、個別のファイルやフォルダを、過去の状態に遡って復元するための、最も基本的で、そして重要なバックアップ機能です。
ファイル履歴とは何か?
ファイル履歴は、あなたが指定した個人用のフォルダ(初期設定では、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ビデオなど)のコピーを、外付けのストレージに対して、定期的(最短10分ごと)に、自動で保存し続けてくれる機能です。
単なるコピーではなく、変更があったファイルの「バージョン」を、時系列で記録していくため、まるでタイムマシンのように、過去の好きな時点のファイルの状態に戻すことができます。
ファイル履歴の具体的な設定手順
この機能を利用するには、外付けのHDDやSSDが必要です。
-
1. 外付けドライブを接続する:
バックアップ専用の外付けストレージを、PCのUSBポートに接続します。
-
2. バックアップオプションを開く:
「設定」→「システム」→「記憶域」と進み、下部にある「ストレージの詳細設定」をクリックし、「バックアップ オプション」を選択します。
-
3. ドライブを追加して有効化する:
「ファイル履歴でバックアップ」の項目で、「ドライブの追加」ボタンをクリックし、先ほど接続した外付けドライブを選択します。
これだけで、ファイル履歴が自動的にオンになります。
-
4. 詳細設定を構成する:
「その他のオプション」をクリックすると、バックアップの実行頻度(例:「1時間ごと」)や、バックアップの保持期間(例:「無期限」)を、自分好みに設定できます。
また、バックアップ対象のフォルダを、追加したり、除外したりすることも可能です。
ファイル履歴からの復元方法
「レポートを上書きしてしまった!」そんな時も、慌てる必要はありません。
「バックアップ オプション」画面の「現在のバックアップからファイルを復元」をクリックすると、ファイル履歴の復元ウィンドウが開きます。
画面下部の矢印ボタンで、時間を遡り、目的のファイルやフォルダを、必要な時点のバージョンで、簡単に復元できます。
【方法2】OneDrive - クラウドを活用した、究極のオフサイトバックアップ
ファイル履歴は、PCのすぐ隣にある外付けドライブにバックアップするため、火災や盗難といった、物理的な災害には対応できません。
ここで、3-2-1ルールの「1(一つのコピーはオフサイトに)」を実現するのが、Microsoftのクラウドストレージ**「OneDrive」**です。
PCフォルダーのバックアップ機能
Microsoft 365のサブスクリプションに含まれる、1TBの大容量OneDriveストレージを使えば、「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」という、最も重要な3つの個人用フォルダーを、クラウドと常に同期・バックアップさせることができます。
これにより、あなたのデータは、PCの内蔵SSD、ファイル履歴用の外付けHDD、そして、物理的に離れた場所にあるMicrosoftのデータセンターという、3箇所に存在することになり、3-2-1ルールが、ほぼ自動的に達成されるのです。
設定は、タスクバーにあるOneDriveのアイコンをクリックし、「設定」→「同期とバックアップ」タブ→「バックアップを管理」から、対象のフォルダを選択するだけです。
バージョン履歴とランサムウェアからの保護
OneDriveに保存されたOfficeファイルは、ファイル履歴と同様に、**「バージョンの履歴」**機能を持ち、いつでも過去の状態に戻せます。
さらに、OneDriveには、**ランサムウェアによるファイルの暗号化を検知し、感染前の状態に、すべてのファイルを一括で復元する**という、非常に強力な保護機能も備わっています。
【方法3】システムイメージ - PCを丸ごと復元する「完全なクローン」
ファイル履歴やOneDriveが、個別の「ファイル」を守るためのものであるのに対し、**システムイメージバックアップ**は、Windows OS、インストールしたすべてのアプリケーション、各種設定、そしてあなたのファイルまで、**PCのC:ドライブ全体を、ある時点の状態で、丸ごと一つのイメージファイルとして保存**するものです。
なぜシステムイメージが必要なのか?
これは、PCが起動しなくなる、ブルースクリーンが頻発するといった、OSレベルの深刻なトラブルや、SSD/HDDが物理的に完全に故障してしまった、といった「大災害」に対する、最終的な復旧手段です。
新しいSSDに交換した後、このイメージファイルを書き戻せば、あなたは、OSや大量のアプリを一つずつ再インストールする、あの骨の折れる作業を一切行うことなく、バックアップを取った時点の、使い慣れたPC環境に、完全に復元することができるのです。
システムイメージの作成手順(コントロールパネルから)
この機能は、Windows 11の「設定」アプリではなく、旧来のコントロールパネルにあります。
- 1. スタートメニューで「コントロールパネル」と検索して開きます。
- 2. 「バックアップと復元 (Windows 7)」という項目をクリックします。(Windows 11でもこの名称です)
- 3. 左側のメニューから「システムイメージの作成」を選択します。
- 4. バックアップの保存先として、十分な空き容量のある、外付けHDDなどを選択します。
- 5. 画面の指示に従い、バックアップを開始します。
PC全体のコピーを作成するため、この処理には数十分から数時間かかります。
このシステムイメージは、月に一度、あるいは、大きなソフトウェアをインストールした後など、定期的に作成し直しておくことをお勧めします。
【方法4】回復ドライブ - PCが起動しない時の「緊急用の鍵」
システムイメージを作成しても、PC自体が起動しなければ、復元作業を始めることすらできません。
**回復ドライブ**とは、Windowsが起動しないような深刻なトラブルが発生した際に、PCを起動させ、様々な修復ツールにアクセスするための、**「緊急用の鍵」**となる、起動可能なUSBメモリです。
なぜ回復ドライブを「事前に」作成すべきなのか?
回復ドライブは、**PCが正常に動作している時にしか作成できません。**
いざという時に「作っておけばよかった」と後悔しないよう、PCを購入したら、真っ先に作成しておくべき、最も重要な「備え」です。
作成には、16GB以上の空のUSBメモリが必要です。
スタートメニューで「回復ドライブ」と検索し、「回復ドライブの作成」を起動して、画面の指示に従うだけで、数十分で作成できます。
作成した回復ドライブは、大切に、そして安全な場所に保管しておきましょう。
これと、システムイメージがあれば、あなたは、PCがどんなに深刻な状態に陥っても、自らの力で、システムを復旧させる手段を持つことができるのです。
まとめ - バックアップは「技術」ではなく「習慣」である
Windows 11が提供する、強力なバックアップと復元の世界、いかがでしたでしょうか。
- 1. 日常のファイルを自動で守る「ファイル履歴」:
個別のファイルの上書きミスなどから、あなたを救うタイムマシンです。
外付けHDDを接続し、必ず設定しておきましょう。
- 2. 災害からもデータを守る「OneDrive」:
PCの盗難や火災といった、物理的な脅威に対する、最高のオフサイトバックアップです。
Microsoft 365の1TBストレージを、最大限に活用しましょう。
- 3. PC環境を丸ごと保存する「システムイメージ」:
OSが起動しなくなるような、深刻なトラブルからの完全復旧を可能にする、究極の保険です。
- 4. すべてを始めるための「回復ドライブ」:
どんな修復作業も、PCが起動できなければ始まりません。
正常に動作している「今」、必ず作成しておくべき、緊急用の鍵です。
これらの機能を組み合わせ、プロが実践する「3-2-1ルール」に基づいた、あなただけの鉄壁のバックアップ戦略を構築すること。
そして、それを、面倒な作業と捉えるのではなく、あなたの大切な思い出と、仕事の成果を守るための、前向きな「習慣」とすること。
それこそが、ストレスフリーで、安心感に満ちた、豊かなデジタルライフを送るための、唯一にして絶対の道なのです。
もし、あなたに最適なバックアップ戦略の構築や、万が一の際のデータ復旧で、専門家の助けが必要になった場合は、いつでも私たちにご相談ください。
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