最終更新日:2026年9月6日
Macの使い方ガイド
Macでスクリーンショットを撮る方法・画面収録
画面の一部だけを切り取りたい、ウインドウだけをきれいに撮りたい、撮ったファイルがデスクトップにたまって困る——。Macには、キーボードショートカットで素早く撮る方法と、スクリーンショットアプリでオプションを決めて撮る方法の2つが用意されています。同じアプリから画面収録もできます。この記事では、Apple公式の情報をもとに、撮り方の使い分けから保存先の変更、画面収録の設定までを順に整理します。
IT初心者の七海さん
大介先輩、Macで画面の一部だけを撮りたいんですが、やり方が分からなくて…。それに、撮った画像がデスクトップにどんどんたまってしまうんです。
IT上級者の大介先輩
3つ覚えれば足りるよ。①画面全体はShift+Command+3 ②範囲を選ぶならShift+Command+4 ③撮影・収録の設定を決めるならShift+Command+5。3番目で開くスクリーンショットアプリなら、保存先も変えられるし、画面収録もできる。デスクトップにたまるのは、保存先の初期設定がデスクトップだからだね。
この記事でわかること
- 全体・範囲・ウインドウを撮り分ける3つのショートカット
- スクリーンショットアプリでできること
- 保存先をデスクトップ以外に変更する手順
- ファイルを作らずクリップボードにコピーする方法
- 画面収録の始め方と、収録前に決めておく設定
結論
素早く撮るならショートカット、設定を変えるならスクリーンショットアプリです
Appleは、Macの画面の撮影について、「スクリーンショット」またはキーボードショートカットを使用して行えると案内しています。ショートカットは、画面全体がShift+Command+3、画面の一部がShift+Command+4、スクリーンショットアプリを開くのがShift+Command+5です。
Appleは、スクリーンショットアプリについてツールのパネルがあり、キャプチャするものを制御するオプションがありますと案内しています。ここで保存先やタイマー、マウスポインタの表示を決められ、画面収録も同じパネルから開始できます。保存先を変えていない場合、ファイルはデスクトップに保存されます。
ショートカットで素早く撮る

まずは、覚えておくと日常的に使える3つのショートカットです。Appleが案内している操作をそのまま挙げます。
※図解は説明用に作成したものです。操作画面は、Appleの公式情報および公開資料をもとに再現した説明用画像です。実際の表示は、macOSのバージョン、機種、設定などにより異なる場合があります。
画面全体を撮る
「Shift+Command+3」の3つのキーを同時に押して放します。画面の隅にサムネールが表示されたら、そのサムネールをクリックしてスクリーンショットを編集できます。または、しばらくするとスクリーンショットがデスクトップに保存されます。
画面の一部を撮る
「Shift+Command+4」の3つのキーを同時に押して放すと、ポインタの形状が十字に変わります。マウスまたはトラックパッドのボタンをクリックして押さえたまま、十字ポインタをドラッグして範囲を選びます。
ドラッグ中は次の操作ができます。スクリーンショットを撮るにはボタンから指を放します。キャンセルするには「esc」(Escape)キーを押します。サイズを変更せずに選択範囲を移動するには、スペースバーを押しながらドラッグします。
ウインドウやメニューを撮る
取り込みたいウインドウまたはメニューを開いた状態で、「Shift+Command+4」を押して放し、次にスペースバーを押して放すと、ポインタの形状がカメラのアイコンに変わります。ウインドウまたはメニューをクリックすると取り込めます。
Appleは、ウインドウの影をスクリーンショットに含めない場合は、「option」キーを押しながらクリックしますとしています。資料に貼るときに影が邪魔になる場面で使えます。(参考:Apple公式サポート「Macでスクリーンショットを撮る」)
スクリーンショットアプリを使う

オプションを決めて撮りたいときは、スクリーンショットアプリを使います。Appleによると、macOS Mojave 10.14以降で利用でき、「Shift+Command+5」のキーを押すと開きます。「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダから開くこともできます。
パネルには、撮影と収録のツールが並びます。Appleが挙げているのは、画面全体を撮影する、ウインドウを撮影する、画面の一部を撮影する、画面全体を収録する、ウインドウを収録する、画面の一部を収録するの6つです。
画面の一部を選ぶ場合は、フレームをドラッグして移動するか、フレームの端をドラッグしてサイズを調整します。撮影を始めるときは、画面全体または画面の一部なら「取り込み」をクリック、ウインドウならポインタをウインドウに移動してからクリックします。(参考:Apple公式サポート「Macでスクリーンショットを撮影する/画面を収録する」)
PC STORE編集部からの補足|サムネールが出ている間にできること
撮影後、画面の右下隅にフローティングサムネールが数秒間表示されます。Appleは、この間にサムネールを書類、メール、メモ、またはFinderウインドウにドラッグできるとしています。右にスワイプするとファイルがすぐに保存され、表示されなくなります。サムネールをクリックすると、マークアップや共有ができるウインドウが開きます。保存する前に貼り付け先が決まっている場合は、ドラッグしたほうが手数が減ります。
保存先を変更する
デスクトップにファイルがたまるのは、保存先の初期設定がデスクトップだからです。Appleは、デフォルトでは、スクリーンショットは「スクリーンショット[日付][時刻]」という名前でデスクトップに保存されますとし、デフォルトの保存場所はスクリーンショットアプリで変更できますとしています。
手順は、スクリーンショットアプリを開いて「オプション」ポップアップメニューをクリックし、「保存先」の下で、いずれかのプリセットの場所を選択するか、「その他の場所」をクリックして格納したいフォルダに移動します。
同じ「オプション」から、次の設定も変更できます。
- タイマー:画面の取り込みを始めるまでの待機時間を選択します
- フローティングサムネールを表示:撮影後に右下隅へ表示するかどうかを切り替えます
- 最後の選択部分を記憶:画面の一部を選んだ範囲を保存して、次回に自動的に設定します
- マウスポインタを表示:撮影した画像にマウスポインタを含めるかどうかを切り替えます
(参考:Apple公式サポート「Macでスクリーンショットを撮影する/画面を収録する」)
クリップボードにコピーする
資料に貼り付けるだけで、ファイルとして残す必要がない場合もあります。その場合はクリップボードに直接コピーできます。
Appleが案内している方法は2つです。1つは、画面の隅に表示されるスクリーンショットのサムネールを「control」キーを押しながらクリックし、表示されるショートカットメニューから「クリップボードに保存」を選択する方法です。
もう1つは、撮影時のキー操作を変える方法です。スクリーンショットを撮る際に「control」キーを押しながら、ほかのキーを押します。Appleは例として、「Shift+Command+3」のキーを押す代わりに、「Control+Shift+Command+3」のキーを押すという操作を挙げています。(参考:Apple公式サポート「Macでスクリーンショットを撮る」)
PC STORE編集部からの補足|デスクトップを散らかさない使い分け
あとで見返す資料はファイルとして保存し、その場で貼り付けるだけならクリップボードへ。この使い分けだけでも、デスクトップにたまるファイルの数が変わります。保存したファイルが増えてストレージが気になる場合は「Macの容量を空ける・ストレージ管理」もあわせてご覧ください。
画面を収録する

操作の手順を動画で残したいときは、同じスクリーンショットアプリから画面収録ができます。Appleによると、macOS Mojave 10.14以降が必要です。
「Shift+Command+5」の3つのキーを同時に押してパネルを開くと、静止画像を取り込むためのコントロールの横に、画面の動画を収録するためのコントロールが表示されます。収録のツールは、画面全体を収録、選択したウインドウを収録(macOS Tahoe 26以降で利用可能)、選択部分を収録の3つです。
収録を始める前に、ツールバーの「オプション」から設定を変更できます。Appleが挙げているのは次の項目です。
- マイク:画面収録時に自分の声やその他の音声を録音するには、マイクを選択します
- マウスクリックを表示:クリックしたときにポインタの周りに黒い円を表示します
- タイマー:「収録」をクリックしてから収録が開始されるまでの秒数を選択します
- 保存先:収録の終了後に収録ファイルを保存する場所を変更します。デフォルトでは、収録ファイルはデスクトップに保存されます
収録を開始するには、スクリーンショットのツールバーの「収録」ボタンをクリックします。選択したウインドウを収録する場合は、収録したいウインドウをクリックします。収録をキャンセルするには、「収録」をクリックする前に「esc」キーを押します。
停止するには、メニューバーの停止ボタンをクリックするか「Command+Control+Esc」キーを押します。画面の隅に収録ファイルのサムネールが表示されたら、クリックして編集できます。または、しばらくすると収録ファイルがデスクトップに保存されます。(参考:Apple公式サポート「Macで画面を収録する方法」)
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QuickTime Playerで収録する
Appleは、画面収録のもうひとつの方法としてQuickTime Playerも案内しています。「アプリケーション」フォルダからQuickTime Playerを開き、メニューバーの「ファイル」メニューから「新規画面収録」を選択するか、「Control+Command+N」キーを押します。
ここでAppleが説明しているのが、環境による分岐です。スクリーンショットアプリのオンスクリーンコントロールが表示される場合は、スクリーンショットアプリで収録を行います(前章の手順に従います)。「画面収録」ウインドウが表示される場合は、QuickTime Playerで収録します。
QuickTime Playerの場合、録画ボタンの横にある矢印をクリックすると、マイクの選択や「収録にマウスのクリックを表示」を設定できます。Appleは、収録中にオーディオを確認できるようにする場合は音量スライダを調節するとしたうえで、ハウリングが起きる場合は、音量を下げるか、マイク付きのヘッドフォンをお使いくださいと案内しています。
収録を開始するには録画ボタンをクリックし、画面上の任意の場所をクリックすると画面全体の収録が始まります。または、収録するエリアをドラッグして選択してから、そのエリアの中に表示される「収録を開始」をクリックします。収録が終わると、その収録ファイルがQuickTime Playerで自動的に開きます。(参考:Apple公式サポート「Macで画面を収録する方法」)
ショートカットの変更とファイル形式
Appleは、スクリーンショットのキーボードショートカットについて「キーボード」設定で、これらのキーボードショートカットをカスタマイズできますとしています。手順は、Appleメニューから「システム設定」を選び、サイドバーで「キーボード」をクリックして(下へのスクロールが必要な場合があります)、「キーボードショートカット」をクリックしてから、サイドバーで「スクリーンショット」をクリックします。
保存されるファイルの形式について、Appleはスクリーンショットは.pngファイル、画面収録は.movファイルとして保存されますとし、ファイル名は「スクリーンショット」または「画面収録」から始まり、撮影した日時が含まれますと説明しています。
あわせて、macOS Tahoe 26以降を搭載した対応モデルのMacでは、取り込みフォーマットも選べます。Appleは、macOS Tahoe 26以降を搭載したMacの対応モデルでは、キャプチャフォーマットを選択できますとし、PNG画像フォーマットで標準ダイナミックレンジの「SDR(互換性優先)」と、HEIF画像フォーマットでハイダイナミックレンジの「HDR」を挙げています。画面収録では、H.264動画フォーマットの「SDR(互換性優先)」とHEVC動画フォーマットの「HDR」です。(参考:Apple公式サポート「Macでスクリーンショットを撮影する/画面を収録する」)
PC STORE編集部からの補足|撮れないウインドウもあります
Appleは、「DVDプレーヤー」などの一部のアプリでは、ウインドウの写真を撮影できない場合がありますとしています。画面収録についても、Apple TVアプリなどの一部のアプリでは、ウインドウを収録できない場合がありますと案内されています。うまく撮れないときは、設定の問題ではなくアプリ側の仕様である可能性があります。
よくある質問

撮ったスクリーンショットはどこに保存されますか?
Appleによると、デフォルトではスクリーンショットは「スクリーンショット[日付][時刻]」という名前でデスクトップに保存されます。デフォルトの保存場所はスクリーンショットアプリで変更できます。手順は、「Shift+Command+5」でスクリーンショットアプリを開き、「オプション」ポップアップメニューをクリックして、「保存先」の下でプリセットの場所を選択するか、「その他の場所」から任意のフォルダを指定します。画面収録のファイルも、デフォルトではデスクトップに保存されます。
ファイルを作らずに、貼り付けだけしたいです。
クリップボードにコピーする方法があります。1つは、撮影後に画面の隅に表示されるサムネールを「control」キーを押しながらクリックし、表示されるショートカットメニューから「クリップボードに保存」を選ぶ方法です。もう1つは、撮影する時点で「control」キーを追加する方法で、Appleは「Shift+Command+3」の代わりに「Control+Shift+Command+3」を押す例を挙げています。あとで見返す必要がない画面であれば、こちらのほうがファイルが増えません。
ウインドウを撮ると、まわりの影も入ってしまいます。
「option」キーを使います。Appleは、ウインドウの影をスクリーンショットに含めない場合は「option」キーを押しながらクリックします、と案内しています。手順としては、「Shift+Command+4」を押して放し、次にスペースバーを押して放すとポインタがカメラのアイコンに変わるので、その状態で「option」キーを押しながら目的のウインドウをクリックします。資料に貼り付ける画像では、影がないほうが収まりがよい場面もあります。
画面収録で自分の声も入れられますか?
できます。Appleは、画面収録時に自分の声やその他の音声を録音するにはマイクを選択します、としています。設定は、「Shift+Command+5」でスクリーンショットアプリを開き、収録を始める前にツールバーの「オプション」をクリックして、「マイク」の下で使用したいマイクを選びます。マイクをオフにするには「なし」を選択します。QuickTime Playerで収録する場合も同様にマイクを選択でき、ハウリングが起きる場合は音量を下げるか、マイク付きのヘッドフォンを使うよう案内されています。
ショートカットのキーは変えられますか?
変更できます。Appleは、「キーボード」設定でこれらのキーボードショートカットをカスタマイズできます、としています。Appleメニューから「システム設定」を選び、サイドバーで「キーボード」をクリックし(下へのスクロールが必要な場合があります)、「キーボードショートカット」をクリックしてから、サイドバーで「スクリーンショット」をクリックします。ほかのアプリのショートカットと重なって使いにくい場合の選択肢になります。
まとめ
Macの画面を撮る方法は、キーボードショートカットとスクリーンショットアプリの2つです。ショートカットは、画面全体がShift+Command+3、画面の一部がShift+Command+4、ウインドウはShift+Command+4のあとにスペースバー。影を含めたくないときは「option」キーを押しながらクリックします。素早く撮るだけならこれで足ります。
撮影・収録の設定を決めたいときは、Shift+Command+5でスクリーンショットアプリを開きます。保存先の変更、タイマー、フローティングサムネールの表示、マウスポインタの表示をここで設定でき、同じパネルから画面収録も始められます。収録ではマイクやマウスクリックの表示も選べます。ファイルは、スクリーンショットが.png、画面収録が.movで、いずれも保存先を変えていなければデスクトップに保存されます。
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