最終更新日:2026年7月11日
Androidのお役立ち情報
【2026年版】Androidの機種変更時のデータ移行|ケーブル/ワイヤレスとLINE引き継ぎの基本
新しいAndroidスマホに機種変更したいけれど、「データ移行が不安で、なかなか踏み切れない」という方は、とても多いです。写真や連絡先、ちゃんと移せるか、LINEが消えてしまわないか、心配になりますよね。でも、ご安心ください。今のAndroidは、2台を接続するだけで、多くのデータをまとめて移せる、簡単な方法があります。このページでは、機種変更の前の準備から、ケーブルやワイヤレスでの移行手順、LINEなど一部のアプリで必要な引き継ぎ、移行後の確認、古いスマホの手放し方まで、失敗しないコツを、やさしくご紹介します。なお、Androidは機種やメーカーで手順が異なるので、詳しくは、お使いの機種のメーカー公式も、あわせてご確認ください。
Androidのスマホを機種変更したくて。データ移行が不安で…。写真や連絡先、ちゃんと移せますか?LINEが消えたら困るんです。失敗しないコツ、教えてください。
順番が大事だよ。ポイントは3つ。①新旧2台を、ケーブルかワイヤレスで接続して、まとめて移す ②LINEは、別途バックアップして引き継ぐ(これが大事) ③すべて移ったか確認するまで、古い端末は消さない。そして、手放す前には、初期化も忘れずにね。Googleアカウントのメールとパスワードを、先に準備しておくと、スムーズだよ。順番に見ていこう。
この記事でわかること
- データ移行の前に準備すること
- ケーブルまたはワイヤレスで移行する
- バックアップから復元する(旧端末がない時)
- LINEなどアプリ個別の引き継ぎ
- 移行後にやること・確認
- 古いAndroidを手放す前に
結論
「2台を接続して移し、LINEは別途引き継ぐ」が基本です
Android同士の機種変更でのデータ移行は、いちばん簡単なのが、新しいスマホの初期設定中に出てくる「アプリとデータのコピー」を使う方法です。新旧2台のスマホを、ケーブルか、ワイヤレス(無線)で接続し、画面の案内に従うだけで、連絡先、写真・動画、メッセージ、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定など、多くのデータを、まとめて新しいスマホに移せます。古いスマホが手元にない、壊れた、という場合は、事前にGoogleアカウントへバックアップしてあれば、新しいスマホで同じアカウントにログインして、復元できます。始める前に、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを、手元に準備しておくと、スムーズです。
そして、いちばん大切な注意があります。それは、「LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、この移行だけでは引き継がれない」ことです。とくにLINEは、Googleのバックアップには含まれないため、機種変更の前に、LINEアプリ内で、トーク履歴をバックアップし、新しいスマホで復元する、という、別の作業が必須です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまうことがあります。また、おサイフケータイ(FeliCa)や、決済・認証アプリなども、個別の引き継ぎが必要です。もうひとつ大切なのは、「すべてのデータが新しいスマホに移り、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しない」こと。確認前に消すと、移し忘れたデータを取り戻せなくなります。なお、Androidは機種やメーカーで、画面や手順が異なります。具体的な操作は、お使いの機種の公式案内も、あわせてご確認ください。それでは、準備から見ていきましょう。
データ移行の前に準備すること

スムーズな移行のカギは、始める前の準備です。ここを整えておくと、途中で止まったり、失敗したりするのを防げます。
データ移行を始める前に、いくつか準備しておくと、ぐっとスムーズになります。第一に、「Googleアカウント(Gmailのメールアドレス)と、そのパスワード」を、手元に準備しましょう。移行や復元の途中で、サインインを求められます。第二に、「Wi-Fi(無線LAN)の環境」を、用意しておくと安心です。データ移行や、バックアップ、アプリのダウンロードでは、大きな通信が発生するため、Wi-Fiがあると、通信量を気にせず進められます。第三に、念のため、古いスマホのデータを、Googleアカウントにバックアップしておくと、万一のときも安心です。第四に、両方のスマホを、しっかり充電しておきましょう(移行には数分〜1時間以上かかることがあるため、途中で電源が切れないように)。そして、LINEなど、個別の引き継ぎが必要なアプリは、移行前に、準備(バックアップ)をしておきます(くわしくは後の章で)。
「アカウント・バックアップ・LINEの事前準備が大切」
準備の中で、とくに大切なのが、「Googleアカウントとパスワードの把握」「(できれば)事前のバックアップ」「LINEなどの引き継ぎ準備」です。Googleアカウントは、データ移行の土台になるので、必ず確認しておきましょう。バックアップは、古いスマホで「設定」→「Google」→「バックアップ」(Google One バックアップ。機種により名称が異なります)から取れます。これをオンにしておくと、万一、古いスマホが使えなくなっても、新しいスマホで復元できます。そして、LINEのトーク履歴のバックアップは、移行の作業を始める前に、必ず済ませておきましょう(後の章でくわしく説明します)。これらの準備をしておくと、移行当日に、あわてずに済みます。なお、機種変更の全体的な流れや、初期設定については、Androidスマホの初期設定でやることも、あわせてご覧ください。
Google One バックアップ
「Google One バックアップ」は、Androidスマホのデータを、Googleアカウント(クラウド)に、自動でバックアップしてくれる機能です。連絡先、アプリ、SMS(メッセージ)、通話履歴、デバイスの設定などが、定期的に保存されます(写真・動画は、Googleフォトの同期で保存されます)。すべてのGoogleアカウントには、無料で15GBの保存容量が割り当てられています。これをオンにしておくと、機種変更のときに、新しいスマホで同じGoogleアカウントにログインするだけで、バックアップしたデータを復元できます。また、万一、スマホを紛失したり、壊したりしたときにも、データを取り戻せる、保険のような役割も果たします。設定は、「設定」→「Google」→「バックアップ」(機種により名称や場所が異なります)から、確認・オンにできます。日ごろから、オンにしておくのがおすすめです。なお、無料の15GBを超える場合は、有料のGoogle Oneで容量を追加できます。
ケーブルまたはワイヤレスで移行する

いよいよ移行の本番です。Android同士なら、2台を接続するだけで、多くのデータをまとめて移せます。
Android同士の機種変更で、いちばんおすすめなのが、新しいスマホの初期設定中に行う「アプリとデータのコピー」です。流れは、こうです。新しいスマホの電源を入れ、初期設定を進めると、「アプリとデータのコピー」という画面が出るので、案内に従って、古いスマホと接続します。接続には、「ケーブルでつなぐ方法」と、「ワイヤレス(無線)でつなぐ方法」があります。新旧どちらもAndroid 12以上なら、ワイヤレスでも簡単に移行できます。どちらかが古い場合や、Pixelシリーズの場合は、ケーブルを使うのが確実です(ケーブルは、両端の端子の形に注意。古い機種はMicro USB、新しい機種はType-Cが一般的です)。接続すると、連絡先、写真・動画、メッセージ、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定、壁紙など、多くのデータが、まとめて新しいスマホにコピーされます。メーカー独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switchなど)を使う方法もあります。
「2台を接続・100%充電して・途中で触らず待つ」
移行のときのコツは、「両方のスマホを、しっかり充電(できれば100%)してから始める」「Wi-Fiにつないでおく」「転送が終わるまで、待つ」ことです。移行には、データの量によって、数分から1時間以上かかることがあります。途中で電源が切れたり、接続が外れたりすると、失敗の原因になるので、時間に余裕のあるときに、行いましょう。ケーブルでつなぐ場合は、しっかり奥まで挿し、転送中は抜かないように。ワイヤレスの場合は、2台を近づけたままにします。なお、メーカーによっては、独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switch、AQUOSのかんたんデータコピーなど)があり、これらを使うと、Googleの標準機能では移りにくいデータも、まとめて移せることがあります。お使いの機種に独自ツールがあるかは、メーカーの公式サイトで確認できます。標準の方法でも、独自ツールでも、画面の案内に従えば、難しくありません。
アプリとデータのコピー
「アプリとデータのコピー」は、Androidスマホの初期設定(セットアップ)の途中で表示される、データ移行の機能です。新しいスマホと、古いスマホを、ケーブルまたはワイヤレス(無線)で接続することで、古いスマホのデータを、新しいスマホにまとめてコピーできます。移せるデータは、連絡先、写真・動画、メッセージ(SMS)、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定、壁紙、画面の明るさなどの設定など、多岐にわたります。新旧ともにAndroid 12以上であれば、ワイヤレスでの移行が簡単に行えます。一方、どちらかのスマホが古い場合や、Pixelシリーズなどでは、ケーブルでの接続が確実です。Pixelの一部では、QRコードを使って、さらに簡単にワイヤレス接続できる場合もあります。この機能は、新しいスマホを「初期設定する段階」で使うものなので、すでに初期設定を終えてしまった場合は、いったん初期化(リセット)してから、やり直す必要があることがあります。
バックアップから復元する(旧端末がない時)

2台を接続する方法は、旧スマホが手元にあるのが前提です。では、壊れた・紛失した、という場合はどうするか。
前の章の「2台を接続する方法」は、新旧2台のスマホが、両方とも手元にあり、使える状態であることが前提です。では、古いスマホが、故障して動かない、紛失した、すでに下取りに出した、という場合は、どうするか。このときは、「Googleアカウントへのバックアップから、復元」します。あらかじめ、古いスマホのデータを、Googleアカウント(Google One バックアップ)にバックアップしてあれば、新しいスマホの初期設定中に、同じGoogleアカウントでログインすることで、そのバックアップから、連絡先、アプリ、SMS、カレンダー、設定などを、復元できます。写真・動画は、Googleフォトの同期を使っていれば、同じアカウントで引き継げます。ポイントは、「古いスマホが使えるうちに、バックアップを取っておく」ことです。バックアップがないと、壊れた端末からの復元は、難しいことが多いです。
「日ごろのGoogleバックアップが、いざというとき効く」
この方法で大切なのは、「事前のバックアップ」です。バックアップを取った時点までのデータしか復元できないので、古いスマホが使えるうちに、なるべく新しいバックアップを取っておくことが肝心です。とくに、突然の故障や、紛失、盗難に備えるなら、日ごろから、Google One バックアップを自動でオンにし、Googleフォトの同期もオンにしておくのが、おすすめです。これらは、機種変更だけでなく、トラブルのときの「保険」にもなります。なお、Googleアカウントへのバックアップ・同期だけでは、移らないデータ(一部のアプリのデータ、音楽、ゲームのセーブデータなど)もあります。とくにLINEは、Googleのバックアップには含まれないので、別途、LINE自体のバックアップが必要です(次の章で説明します)。また、microSDカードに保存したデータは、カードを新しいスマホに差し替えることで、取り出せることがあります。万一に備えて、バックアップの習慣を、つけておきましょう。
LINEなどアプリ個別の引き継ぎ

ここが、いちばんの落とし穴です。2台を接続して移しても、一部のアプリは、別の引き継ぎ作業が必要です。
データ移行で、もっとも注意してほしいのが、「一部のアプリは、2台を接続する移行だけでは、データが引き継がれない」という点です。その代表が、LINEです。LINEのトーク履歴は、Googleのバックアップには含まれないため、別の作業が必要です。具体的には、機種変更の前に、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」から、Googleドライブにバックアップを取ります。そして、新しいスマホのLINEで、同じアカウントでログインし、復元します。この引き継ぎをしないと、トーク履歴だけでなく、友だちやグループ、購入したスタンプなどの情報も、失われてしまうことがあります。LINE以外にも、おサイフケータイ(モバイルSuicaなどのFeliCa)、銀行・決済アプリ、ゲーム、認証(ワンタイムパスワード)アプリなどは、それぞれ個別の引き継ぎ作業が必要なことがあります。
「LINEは事前バックアップ必須・OSが違うと一部移らない」
とくに、LINEのトーク履歴は、消えてしまうと困る、大切なデータです。機種変更の前に、必ず、古いスマホのLINEで、トーク履歴のバックアップ(Googleドライブへ)を取り、新しいスマホで復元する手順を、確認しておきましょう。なお、ひとつ正直にお伝えすると、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidのように、異なるOSの間で乗り換える場合は、LINEのトーク履歴が、完全には引き継げない(テキスト形式になるなど)ことがあります。大切なやり取りは、念のため、スクリーンショットで残しておくと安心です。また、おサイフケータイ(Suicaなど)は、古い端末で「いったん預ける(サーバーに退避)」操作をしてから、新しい端末で受け取る、という手順が必要なことがあります。これらのアプリは、「アプリ名 引き継ぎ」で検索すると、各社の公式の手順が見つかります。2台の接続で満足せず、こうした「個別の引き継ぎが必要なアプリ」を、忘れずにチェックすることが、失敗しないコツです。
LINEのトーク履歴の引き継ぎ
LINEは、機種変更のときに、特別な注意が必要なアプリです。連絡先や友だち、購入したスタンプなどの「アカウント情報」は、同じLINEアカウントでログインすれば引き継げますが、「トーク履歴(過去のやり取り)」は、別途、バックアップと復元の作業をしないと、引き継がれません。Androidの場合、トーク履歴は「Googleドライブ」にバックアップします。手順は、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」を開き、Googleアカウントを選んで、バックアップを実行します(Wi-Fi環境で行うのがおすすめ)。そして、新しいスマホのLINEで、同じアカウントでログインし、案内に従って「トーク履歴を復元」します。この作業を、機種変更の前に行わないと、トーク履歴が戻せなくなることがあります。なお、ふだんから、LINEの自動バックアップをオンにしておくと、いざというときも安心です。引き継ぎの最新の手順は、LINE公式のヘルプで確認するのが確実です。
移行後にやること・確認

移行が終わったら、もう一息。新しいスマホが、ちゃんと使えるか、確認する作業です。ここを省かないことが大切です。
データの移行が終わったら、すぐに古いスマホを片付けず、新しいスマホが、ちゃんと使えるかを、確認しましょう。まず、写真、連絡先、メール、よく使うアプリが、きちんと移っているか、開いて確かめます。次に、前の章で触れた、LINEや決済アプリ、おサイフケータイなど、個別の引き継ぎが必要なものが、正しく引き継がれているかを、確認します。LINEのトーク履歴が復元できているか、Suicaの残高が移っているか、などです。また、アプリによっては、新しいスマホで、もう一度ログインが必要なことがあります。各アプリを開いて、ログイン状態を確認しましょう。さらに、携帯電話の回線(電話番号)の切り替えや、SIMカードの差し替え、eSIMの設定が必要な場合は、その手続きも行います。これらをひととおり確認して、問題なく使えることを、確かめます。
「引き継ぎを確認するまで、古い端末は残す」
いちばん大切なのは、「すべてのデータとアプリが、新しいスマホで、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しない」ことです。確認の前に古いスマホを消してしまうと、移し忘れたデータや、引き継ぎに失敗したアプリのデータを、取り戻せなくなる恐れがあります。数日間は、古いスマホを、手元に残しておくと安心です。とくに、新しいスマホでアプリがうまく動かないとき、古いスマホ側で同じアプリが動けば、原因を確かめやすくなります。新しいスマホを、しばらく使ってみて、「問題なく使えている」と確信できてから、次の章の手順で、古いスマホを手放しましょう。あわてず、確認をていねいに行うことが、データ移行の失敗を防ぐ、最後のポイントです。新しいスマホの容量管理は、Androidの空き容量を増やす方法も、あわせてご覧ください。
古いAndroidを手放す前に

最後に、古いスマホの手放し方です。売る・下取りに出す・処分する、いずれの場合も、安全のための手順があります。
新しいスマホへの移行と確認が終わったら、古いスマホを、手放すことになります。売却、下取り、譲渡、処分、いずれの場合も、その前に、必ずやっておくべきことがあります。第一に、おサイフケータイ(FeliCa)を使っていた場合は、その移行・削除の手続き。おサイフケータイのデータは、端末を初期化しただけでは消えないため、おサイフケータイアプリ内で、各サービスを削除(移行)する必要があります。第二に、Googleアカウントから、サインアウト(ログアウト)すること。第三に、すべてのデータを消去する「初期化(すべてのデータを消去/リセット)」を行うことです。初期化をすると、写真や連絡先、アカウント情報などが消去され、安全に手放せます。順番としては、移行と確認が完全に終わってから、おサイフケータイの処理→サインアウト→初期化、と進めると、スムーズです。これらをせずに手放すと、個人情報の漏洩や、トラブルの原因になります。
「おサイフケータイの処理・サインアウト・初期化を忘れずに」
古いスマホを手放す前の手続きで、Androidならではの注意が、「おサイフケータイ(FeliCa)の処理」です。Suicaや各種電子マネーは、端末の初期化だけでは消えず、データが残ってしまうことがあるため、必ず、おサイフケータイアプリ内で、各サービスの移行・削除を済ませてから、初期化しましょう。そのうえで、Googleアカウントからサインアウトし、「設定」→「システム」→「リセット」→「すべてのデータを消去(初期化)」(機種により名称・場所が異なります)を行います。これで、データが消去され、安全に手放せます。なお、中古ショップでの売却・下取りでは、初期化が済んでいないと、受け付けてもらえないことが多いので、この手順は大切です。スマートフォンを含む、パソコンやスマホの買い替え・処分・データ消去の全体像は、パソコンの買い替え・処分・データ移行 総合ガイドでも、考え方を解説しています。新しい一台を、気持ちよく使い始めるためにも、古い端末は、正しく、安全に手放しましょう。
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よくある質問

LINEのトーク履歴も、自動で移りますか?
いいえ、LINEは別途、引き継ぎの作業が必要です。これは、機種変更で、いちばん多い落とし穴です。2台を接続する移行や、Googleのバックアップには、LINEのトーク履歴は含まれません。トーク履歴を残すには、機種変更の前に、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」から、Googleドライブにバックアップしておき、新しいスマホのLINEに、同じアカウントでログインする際に、「トーク履歴を復元」する、という作業が必要です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまうことがあります。さらに、引き継ぎ自体を正しく行わないと、友だちやグループ、購入したスタンプなどの情報も、失われることがあるので、注意が必要です。LINE公式のヘルプで、最新の引き継ぎ手順を確認してから、行うのが、いちばん確実です。
古いスマホが壊れて使えません。データは移せますか?
事前のGoogleバックアップがあれば、移せます。2台を接続する移行は、新旧2台のスマホが、両方とも使える状態であることが前提なので、古いスマホが壊れて動かない場合は、使えません。この場合、古いスマホのデータを、以前にGoogleアカウント(Google One バックアップ)にバックアップしてあれば、新しいスマホの初期設定時に、同じGoogleアカウントでログインすることで、そのバックアップ時点のデータ(連絡先・アプリ・SMS・設定など)を、復元できます。写真・動画は、Googleフォトの同期を使っていれば、引き継げます。逆に、バックアップを一度も取っていなかった場合は、残念ながら、壊れたスマホからのデータ復元は、難しいことが多いです。だからこそ、日ごろから、Googleバックアップとフォトの同期を、オンにしておくことが大切です。万一に備える「保険」として、おすすめします。
Googleアカウントでログインすれば、全部のデータが移りますか?
多くは移りますが、すべてではありません。同じGoogleアカウントでログインすると、連絡先、Gmail、Googleカレンダー、Googleフォトの写真、Chromeのお気に入りなど、Googleサービスのデータは、自動的に同期・復元されます。また、2台を接続する移行や、メーカー独自ツールを使えば、多くのアプリや設定も移せます。ただし、Googleアカウントの同期だけでは、一部のアプリのデータ、音楽、ゲームのセーブデータなどは、移らないことがあります。とくに、LINEのトーク履歴は、Googleのバックアップに含まれず、別途、引き継ぎ作業が必須です。また、おサイフケータイ(Suicaなど)や、銀行・決済アプリ、認証アプリも、個別の引き継ぎが必要なことがあります。大切なアプリは、移行前に、それぞれの引き継ぎ方法を確認しておくと、安心です。
移行が終わったら、すぐ古いスマホを初期化していいですか?
いいえ、確認が済むまでは、残しておきましょう。データの移行が終わっても、すぐに古いスマホを初期化するのは、おすすめしません。まず、新しいスマホで、写真・連絡先・アプリが、ちゃんと移っているか、LINEやおサイフケータイなど個別の引き継ぎが必要なものが、正しく引き継がれているかを、確認してください。確認の前に古いスマホを消すと、移し忘れや、引き継ぎ失敗があったとき、データを取り戻せなくなります。数日間、新しいスマホを使ってみて、問題ないと確信できてから、古いスマホを手放すのが安全です。手放す際は、おサイフケータイの移行・削除をし、Googleアカウントからサインアウトし、すべてのデータを消去(初期化)してから、売却・処分しましょう。とくに、おサイフケータイは、初期化だけでは消えないので、注意が必要です。
機種やメーカーで、移行の手順が違うのはなぜですか?
メーカーや、Androidのバージョンが異なるためです。Androidは、Googleが提供する基本ソフト(OS)ですが、それを使って、さまざまなメーカー(Galaxy、AQUOS、Xperia、Pixelなど)が、それぞれのスマホを作っています。そのため、データ移行の画面や、独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switch、AQUOSのかんたんデータコピーなど)が、メーカーごとに異なります。また、Androidのバージョンによっても、移行の方法(ワイヤレスが使えるか、ケーブルが必要かなど)が変わります。たとえば、新旧ともAndroid 12以上ならワイヤレスが簡単ですが、古い機種が含まれる場合は、ケーブルが必要なことがあります。とはいえ、「準備→2台を接続して移行→LINEなど個別の引き継ぎ→確認→古い端末の処理」という、基本の流れは、どの機種でも共通です。細かい手順で迷ったら、お使いの機種のメーカー公式サイトを確認するのが、確実です。
まとめ

Androidの機種変更時のデータ移行は、Android同士なら、新しいスマホの初期設定中の「アプリとデータのコピー」を使い、2台をケーブルかワイヤレスで接続するだけで、連絡先・写真・アプリなど、多くのデータを、まとめて移せます。始める前に、Googleアカウントとパスワードを確認し、できれば事前にバックアップを取り、両方のスマホをしっかり充電しておくと、スムーズです。古いスマホが壊れて手元にない場合は、事前のGoogleバックアップから復元します。日ごろのバックアップが、いざというときの保険になります。
いちばんの注意点は、2つ。ひとつは、LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、この移行だけでは移らず、別途、引き継ぎ作業が必要なこと(とくにLINEは、事前にGoogleドライブへバックアップ・復元が必須。おサイフケータイや決済・認証アプリも個別引き継ぎ)。もうひとつは、新しいスマホで、すべてのデータとアプリが、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しないことです。確認が済んだら、古いスマホは、おサイフケータイの処理、Googleアカウントのサインアウト、初期化(すべてのデータを消去)をしてから、安全に手放しましょう。なお、Androidは機種やメーカーで手順が異なるので、具体的な操作は、お使いの機種の公式案内も、あわせてご確認ください。順番を守れば、機種変更は、こわくありません。新しいスマホを、安心して使い始めてください。
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