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最終更新日:2026年7月11日

Androidのお役立ち情報

【2026年版】Androidの機種変更時のデータ移行|ケーブル/ワイヤレスとLINE引き継ぎの基本

新しいAndroidスマホに機種変更したいけれど、「データ移行が不安で、なかなか踏み切れない」という方は、とても多いです。写真や連絡先、ちゃんと移せるか、LINEが消えてしまわないか、心配になりますよね。でも、ご安心ください。今のAndroidは、2台を接続するだけで、多くのデータをまとめて移せる、簡単な方法があります。このページでは、機種変更の前の準備から、ケーブルやワイヤレスでの移行手順、LINEなど一部のアプリで必要な引き継ぎ、移行後の確認、古いスマホの手放し方まで、失敗しないコツを、やさしくご紹介します。なお、Androidは機種やメーカーで手順が異なるので、詳しくは、お使いの機種のメーカー公式も、あわせてご確認ください。

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  • データ移行
  • LINE引き継ぎ
  • 失敗しないコツ
IT初心者の七海さん IT初心者の七海さん

Androidのスマホを機種変更したくて。データ移行が不安で…。写真や連絡先、ちゃんと移せますか?LINEが消えたら困るんです。失敗しないコツ、教えてください。

IT上級者の大介先輩 IT上級者の大介先輩

順番が大事だよ。ポイントは3つ。①新旧2台を、ケーブルかワイヤレスで接続して、まとめて移す ②LINEは、別途バックアップして引き継ぐ(これが大事) ③すべて移ったか確認するまで、古い端末は消さない。そして、手放す前には、初期化も忘れずにね。Googleアカウントのメールとパスワードを、先に準備しておくと、スムーズだよ。順番に見ていこう。

この記事でわかること

  • データ移行の前に準備すること
  • ケーブルまたはワイヤレスで移行する
  • バックアップから復元する(旧端末がない時)
  • LINEなどアプリ個別の引き継ぎ
  • 移行後にやること・確認
  • 古いAndroidを手放す前に

結論

「2台を接続して移し、LINEは別途引き継ぐ」が基本です

Android同士の機種変更でのデータ移行は、いちばん簡単なのが、新しいスマホの初期設定中に出てくる「アプリとデータのコピー」を使う方法です。新旧2台のスマホを、ケーブルか、ワイヤレス(無線)で接続し、画面の案内に従うだけで、連絡先、写真・動画、メッセージ、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定など、多くのデータを、まとめて新しいスマホに移せます。古いスマホが手元にない、壊れた、という場合は、事前にGoogleアカウントへバックアップしてあれば、新しいスマホで同じアカウントにログインして、復元できます。始める前に、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを、手元に準備しておくと、スムーズです。

そして、いちばん大切な注意があります。それは、「LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、この移行だけでは引き継がれない」ことです。とくにLINEは、Googleのバックアップには含まれないため、機種変更の前に、LINEアプリ内で、トーク履歴をバックアップし、新しいスマホで復元する、という、別の作業が必須です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまうことがあります。また、おサイフケータイ(FeliCa)や、決済・認証アプリなども、個別の引き継ぎが必要です。もうひとつ大切なのは、「すべてのデータが新しいスマホに移り、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しない」こと。確認前に消すと、移し忘れたデータを取り戻せなくなります。なお、Androidは機種やメーカーで、画面や手順が異なります。具体的な操作は、お使いの機種の公式案内も、あわせてご確認ください。それでは、準備から見ていきましょう。

Androidの機種変更時のデータ移行を七海が大介に相談している導入漫画
データ移行に不安な七海さんに、大介先輩が「順番が大事・2台をケーブルかワイヤレスで接続して移す・LINEは別途バックアップして引き継ぎ・確認まで古い端末は消さない・手放す前に初期化」と整理します。

データ移行の前に準備すること

Androidのデータ移行の前に準備することを初心者向けに七海と大介がわかりやすく案内している様子

スムーズな移行のカギは、始める前の準備です。ここを整えておくと、途中で止まったり、失敗したりするのを防げます。

データ移行を始める前に、いくつか準備しておくと、ぐっとスムーズになります。第一に、「Googleアカウント(Gmailのメールアドレス)と、そのパスワード」を、手元に準備しましょう。移行や復元の途中で、サインインを求められます。第二に、「Wi-Fi(無線LAN)の環境」を、用意しておくと安心です。データ移行や、バックアップ、アプリのダウンロードでは、大きな通信が発生するため、Wi-Fiがあると、通信量を気にせず進められます。第三に、念のため、古いスマホのデータを、Googleアカウントにバックアップしておくと、万一のときも安心です。第四に、両方のスマホを、しっかり充電しておきましょう(移行には数分〜1時間以上かかることがあるため、途中で電源が切れないように)。そして、LINEなど、個別の引き継ぎが必要なアプリは、移行前に、準備(バックアップ)をしておきます(くわしくは後の章で)。

「アカウント・バックアップ・LINEの事前準備が大切」

準備の中で、とくに大切なのが、「Googleアカウントとパスワードの把握」「(できれば)事前のバックアップ」「LINEなどの引き継ぎ準備」です。Googleアカウントは、データ移行の土台になるので、必ず確認しておきましょう。バックアップは、古いスマホで「設定」→「Google」→「バックアップ」(Google One バックアップ。機種により名称が異なります)から取れます。これをオンにしておくと、万一、古いスマホが使えなくなっても、新しいスマホで復元できます。そして、LINEのトーク履歴のバックアップは、移行の作業を始める前に、必ず済ませておきましょう(後の章でくわしく説明します)。これらの準備をしておくと、移行当日に、あわてずに済みます。なお、機種変更の全体的な流れや、初期設定については、Androidスマホの初期設定でやることも、あわせてご覧ください。

Google One バックアップ

「Google One バックアップ」は、Androidスマホのデータを、Googleアカウント(クラウド)に、自動でバックアップしてくれる機能です。連絡先、アプリ、SMS(メッセージ)、通話履歴、デバイスの設定などが、定期的に保存されます(写真・動画は、Googleフォトの同期で保存されます)。すべてのGoogleアカウントには、無料で15GBの保存容量が割り当てられています。これをオンにしておくと、機種変更のときに、新しいスマホで同じGoogleアカウントにログインするだけで、バックアップしたデータを復元できます。また、万一、スマホを紛失したり、壊したりしたときにも、データを取り戻せる、保険のような役割も果たします。設定は、「設定」→「Google」→「バックアップ」(機種により名称や場所が異なります)から、確認・オンにできます。日ごろから、オンにしておくのがおすすめです。なお、無料の15GBを超える場合は、有料のGoogle Oneで容量を追加できます。

ケーブルまたはワイヤレスで移行する

Androidのケーブルまたはワイヤレスでデータ移行する方法を大介が七海に説明している様子

いよいよ移行の本番です。Android同士なら、2台を接続するだけで、多くのデータをまとめて移せます。

Android同士の機種変更で、いちばんおすすめなのが、新しいスマホの初期設定中に行う「アプリとデータのコピー」です。流れは、こうです。新しいスマホの電源を入れ、初期設定を進めると、「アプリとデータのコピー」という画面が出るので、案内に従って、古いスマホと接続します。接続には、「ケーブルでつなぐ方法」と、「ワイヤレス(無線)でつなぐ方法」があります。新旧どちらもAndroid 12以上なら、ワイヤレスでも簡単に移行できます。どちらかが古い場合や、Pixelシリーズの場合は、ケーブルを使うのが確実です(ケーブルは、両端の端子の形に注意。古い機種はMicro USB、新しい機種はType-Cが一般的です)。接続すると、連絡先、写真・動画、メッセージ、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定、壁紙など、多くのデータが、まとめて新しいスマホにコピーされます。メーカー独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switchなど)を使う方法もあります。

「2台を接続・100%充電して・途中で触らず待つ」

移行のときのコツは、「両方のスマホを、しっかり充電(できれば100%)してから始める」「Wi-Fiにつないでおく」「転送が終わるまで、待つ」ことです。移行には、データの量によって、数分から1時間以上かかることがあります。途中で電源が切れたり、接続が外れたりすると、失敗の原因になるので、時間に余裕のあるときに、行いましょう。ケーブルでつなぐ場合は、しっかり奥まで挿し、転送中は抜かないように。ワイヤレスの場合は、2台を近づけたままにします。なお、メーカーによっては、独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switch、AQUOSのかんたんデータコピーなど)があり、これらを使うと、Googleの標準機能では移りにくいデータも、まとめて移せることがあります。お使いの機種に独自ツールがあるかは、メーカーの公式サイトで確認できます。標準の方法でも、独自ツールでも、画面の案内に従えば、難しくありません。

アプリとデータのコピー

「アプリとデータのコピー」は、Androidスマホの初期設定(セットアップ)の途中で表示される、データ移行の機能です。新しいスマホと、古いスマホを、ケーブルまたはワイヤレス(無線)で接続することで、古いスマホのデータを、新しいスマホにまとめてコピーできます。移せるデータは、連絡先、写真・動画、メッセージ(SMS)、通話履歴、アプリ、カレンダー、Wi-Fiの設定、壁紙、画面の明るさなどの設定など、多岐にわたります。新旧ともにAndroid 12以上であれば、ワイヤレスでの移行が簡単に行えます。一方、どちらかのスマホが古い場合や、Pixelシリーズなどでは、ケーブルでの接続が確実です。Pixelの一部では、QRコードを使って、さらに簡単にワイヤレス接続できる場合もあります。この機能は、新しいスマホを「初期設定する段階」で使うものなので、すでに初期設定を終えてしまった場合は、いったん初期化(リセット)してから、やり直す必要があることがあります。

バックアップから復元する(旧端末がない時)

Androidで古い端末がないときにバックアップから復元する方法を七海と大介が用途別に案内している様子

2台を接続する方法は、旧スマホが手元にあるのが前提です。では、壊れた・紛失した、という場合はどうするか。

前の章の「2台を接続する方法」は、新旧2台のスマホが、両方とも手元にあり、使える状態であることが前提です。では、古いスマホが、故障して動かない、紛失した、すでに下取りに出した、という場合は、どうするか。このときは、「Googleアカウントへのバックアップから、復元」します。あらかじめ、古いスマホのデータを、Googleアカウント(Google One バックアップ)にバックアップしてあれば、新しいスマホの初期設定中に、同じGoogleアカウントでログインすることで、そのバックアップから、連絡先、アプリ、SMS、カレンダー、設定などを、復元できます。写真・動画は、Googleフォトの同期を使っていれば、同じアカウントで引き継げます。ポイントは、「古いスマホが使えるうちに、バックアップを取っておく」ことです。バックアップがないと、壊れた端末からの復元は、難しいことが多いです。

「日ごろのGoogleバックアップが、いざというとき効く」

この方法で大切なのは、「事前のバックアップ」です。バックアップを取った時点までのデータしか復元できないので、古いスマホが使えるうちに、なるべく新しいバックアップを取っておくことが肝心です。とくに、突然の故障や、紛失、盗難に備えるなら、日ごろから、Google One バックアップを自動でオンにし、Googleフォトの同期もオンにしておくのが、おすすめです。これらは、機種変更だけでなく、トラブルのときの「保険」にもなります。なお、Googleアカウントへのバックアップ・同期だけでは、移らないデータ(一部のアプリのデータ、音楽、ゲームのセーブデータなど)もあります。とくにLINEは、Googleのバックアップには含まれないので、別途、LINE自体のバックアップが必要です(次の章で説明します)。また、microSDカードに保存したデータは、カードを新しいスマホに差し替えることで、取り出せることがあります。万一に備えて、バックアップの習慣を、つけておきましょう。

LINEなどアプリ個別の引き継ぎ

AndroidのLINEなどアプリ個別の引き継ぎを七海と大介が慎重に確認している様子

ここが、いちばんの落とし穴です。2台を接続して移しても、一部のアプリは、別の引き継ぎ作業が必要です。

データ移行で、もっとも注意してほしいのが、「一部のアプリは、2台を接続する移行だけでは、データが引き継がれない」という点です。その代表が、LINEです。LINEのトーク履歴は、Googleのバックアップには含まれないため、別の作業が必要です。具体的には、機種変更の前に、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」から、Googleドライブにバックアップを取ります。そして、新しいスマホのLINEで、同じアカウントでログインし、復元します。この引き継ぎをしないと、トーク履歴だけでなく、友だちやグループ、購入したスタンプなどの情報も、失われてしまうことがあります。LINE以外にも、おサイフケータイ(モバイルSuicaなどのFeliCa)、銀行・決済アプリ、ゲーム、認証(ワンタイムパスワード)アプリなどは、それぞれ個別の引き継ぎ作業が必要なことがあります。

「LINEは事前バックアップ必須・OSが違うと一部移らない」

とくに、LINEのトーク履歴は、消えてしまうと困る、大切なデータです。機種変更の前に、必ず、古いスマホのLINEで、トーク履歴のバックアップ(Googleドライブへ)を取り、新しいスマホで復元する手順を、確認しておきましょう。なお、ひとつ正直にお伝えすると、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidのように、異なるOSの間で乗り換える場合は、LINEのトーク履歴が、完全には引き継げない(テキスト形式になるなど)ことがあります。大切なやり取りは、念のため、スクリーンショットで残しておくと安心です。また、おサイフケータイ(Suicaなど)は、古い端末で「いったん預ける(サーバーに退避)」操作をしてから、新しい端末で受け取る、という手順が必要なことがあります。これらのアプリは、「アプリ名 引き継ぎ」で検索すると、各社の公式の手順が見つかります。2台の接続で満足せず、こうした「個別の引き継ぎが必要なアプリ」を、忘れずにチェックすることが、失敗しないコツです。

LINEのトーク履歴の引き継ぎ

LINEは、機種変更のときに、特別な注意が必要なアプリです。連絡先や友だち、購入したスタンプなどの「アカウント情報」は、同じLINEアカウントでログインすれば引き継げますが、「トーク履歴(過去のやり取り)」は、別途、バックアップと復元の作業をしないと、引き継がれません。Androidの場合、トーク履歴は「Googleドライブ」にバックアップします。手順は、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」を開き、Googleアカウントを選んで、バックアップを実行します(Wi-Fi環境で行うのがおすすめ)。そして、新しいスマホのLINEで、同じアカウントでログインし、案内に従って「トーク履歴を復元」します。この作業を、機種変更の前に行わないと、トーク履歴が戻せなくなることがあります。なお、ふだんから、LINEの自動バックアップをオンにしておくと、いざというときも安心です。引き継ぎの最新の手順は、LINE公式のヘルプで確認するのが確実です。

移行後にやること・確認

Androidの移行後にやることや確認を七海と大介が比較しながら整理している様子

移行が終わったら、もう一息。新しいスマホが、ちゃんと使えるか、確認する作業です。ここを省かないことが大切です。

データの移行が終わったら、すぐに古いスマホを片付けず、新しいスマホが、ちゃんと使えるかを、確認しましょう。まず、写真、連絡先、メール、よく使うアプリが、きちんと移っているか、開いて確かめます。次に、前の章で触れた、LINEや決済アプリ、おサイフケータイなど、個別の引き継ぎが必要なものが、正しく引き継がれているかを、確認します。LINEのトーク履歴が復元できているか、Suicaの残高が移っているか、などです。また、アプリによっては、新しいスマホで、もう一度ログインが必要なことがあります。各アプリを開いて、ログイン状態を確認しましょう。さらに、携帯電話の回線(電話番号)の切り替えや、SIMカードの差し替え、eSIMの設定が必要な場合は、その手続きも行います。これらをひととおり確認して、問題なく使えることを、確かめます。

「引き継ぎを確認するまで、古い端末は残す」

いちばん大切なのは、「すべてのデータとアプリが、新しいスマホで、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しない」ことです。確認の前に古いスマホを消してしまうと、移し忘れたデータや、引き継ぎに失敗したアプリのデータを、取り戻せなくなる恐れがあります。数日間は、古いスマホを、手元に残しておくと安心です。とくに、新しいスマホでアプリがうまく動かないとき、古いスマホ側で同じアプリが動けば、原因を確かめやすくなります。新しいスマホを、しばらく使ってみて、「問題なく使えている」と確信できてから、次の章の手順で、古いスマホを手放しましょう。あわてず、確認をていねいに行うことが、データ移行の失敗を防ぐ、最後のポイントです。新しいスマホの容量管理は、Androidの空き容量を増やす方法も、あわせてご覧ください。

古いAndroidを手放す前に

古いAndroidを手放す前のデータ消去や手続きを七海と大介が落ち着いて整理している様子

最後に、古いスマホの手放し方です。売る・下取りに出す・処分する、いずれの場合も、安全のための手順があります。

新しいスマホへの移行と確認が終わったら、古いスマホを、手放すことになります。売却、下取り、譲渡、処分、いずれの場合も、その前に、必ずやっておくべきことがあります。第一に、おサイフケータイ(FeliCa)を使っていた場合は、その移行・削除の手続き。おサイフケータイのデータは、端末を初期化しただけでは消えないため、おサイフケータイアプリ内で、各サービスを削除(移行)する必要があります。第二に、Googleアカウントから、サインアウト(ログアウト)すること。第三に、すべてのデータを消去する「初期化(すべてのデータを消去/リセット)」を行うことです。初期化をすると、写真や連絡先、アカウント情報などが消去され、安全に手放せます。順番としては、移行と確認が完全に終わってから、おサイフケータイの処理→サインアウト→初期化、と進めると、スムーズです。これらをせずに手放すと、個人情報の漏洩や、トラブルの原因になります。

「おサイフケータイの処理・サインアウト・初期化を忘れずに」

古いスマホを手放す前の手続きで、Androidならではの注意が、「おサイフケータイ(FeliCa)の処理」です。Suicaや各種電子マネーは、端末の初期化だけでは消えず、データが残ってしまうことがあるため、必ず、おサイフケータイアプリ内で、各サービスの移行・削除を済ませてから、初期化しましょう。そのうえで、Googleアカウントからサインアウトし、「設定」→「システム」→「リセット」→「すべてのデータを消去(初期化)」(機種により名称・場所が異なります)を行います。これで、データが消去され、安全に手放せます。なお、中古ショップでの売却・下取りでは、初期化が済んでいないと、受け付けてもらえないことが多いので、この手順は大切です。スマートフォンを含む、パソコンやスマホの買い替え・処分・データ消去の全体像は、パソコンの買い替え・処分・データ移行 総合ガイドでも、考え方を解説しています。新しい一台を、気持ちよく使い始めるためにも、古い端末は、正しく、安全に手放しましょう。

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よくある質問

Androidの機種変更やデータ移行に関するよくある質問を七海が確認し大介が答えている様子
LINEのトーク履歴も、自動で移りますか?

いいえ、LINEは別途、引き継ぎの作業が必要です。これは、機種変更で、いちばん多い落とし穴です。2台を接続する移行や、Googleのバックアップには、LINEのトーク履歴は含まれません。トーク履歴を残すには、機種変更の前に、古いスマホのLINEで、「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」から、Googleドライブにバックアップしておき、新しいスマホのLINEに、同じアカウントでログインする際に、「トーク履歴を復元」する、という作業が必要です。これをしないと、トーク履歴が消えてしまうことがあります。さらに、引き継ぎ自体を正しく行わないと、友だちやグループ、購入したスタンプなどの情報も、失われることがあるので、注意が必要です。LINE公式のヘルプで、最新の引き継ぎ手順を確認してから、行うのが、いちばん確実です。

古いスマホが壊れて使えません。データは移せますか?

事前のGoogleバックアップがあれば、移せます。2台を接続する移行は、新旧2台のスマホが、両方とも使える状態であることが前提なので、古いスマホが壊れて動かない場合は、使えません。この場合、古いスマホのデータを、以前にGoogleアカウント(Google One バックアップ)にバックアップしてあれば、新しいスマホの初期設定時に、同じGoogleアカウントでログインすることで、そのバックアップ時点のデータ(連絡先・アプリ・SMS・設定など)を、復元できます。写真・動画は、Googleフォトの同期を使っていれば、引き継げます。逆に、バックアップを一度も取っていなかった場合は、残念ながら、壊れたスマホからのデータ復元は、難しいことが多いです。だからこそ、日ごろから、Googleバックアップとフォトの同期を、オンにしておくことが大切です。万一に備える「保険」として、おすすめします。

Googleアカウントでログインすれば、全部のデータが移りますか?

多くは移りますが、すべてではありません。同じGoogleアカウントでログインすると、連絡先、Gmail、Googleカレンダー、Googleフォトの写真、Chromeのお気に入りなど、Googleサービスのデータは、自動的に同期・復元されます。また、2台を接続する移行や、メーカー独自ツールを使えば、多くのアプリや設定も移せます。ただし、Googleアカウントの同期だけでは、一部のアプリのデータ、音楽、ゲームのセーブデータなどは、移らないことがあります。とくに、LINEのトーク履歴は、Googleのバックアップに含まれず、別途、引き継ぎ作業が必須です。また、おサイフケータイ(Suicaなど)や、銀行・決済アプリ、認証アプリも、個別の引き継ぎが必要なことがあります。大切なアプリは、移行前に、それぞれの引き継ぎ方法を確認しておくと、安心です。

移行が終わったら、すぐ古いスマホを初期化していいですか?

いいえ、確認が済むまでは、残しておきましょう。データの移行が終わっても、すぐに古いスマホを初期化するのは、おすすめしません。まず、新しいスマホで、写真・連絡先・アプリが、ちゃんと移っているか、LINEやおサイフケータイなど個別の引き継ぎが必要なものが、正しく引き継がれているかを、確認してください。確認の前に古いスマホを消すと、移し忘れや、引き継ぎ失敗があったとき、データを取り戻せなくなります。数日間、新しいスマホを使ってみて、問題ないと確信できてから、古いスマホを手放すのが安全です。手放す際は、おサイフケータイの移行・削除をし、Googleアカウントからサインアウトし、すべてのデータを消去(初期化)してから、売却・処分しましょう。とくに、おサイフケータイは、初期化だけでは消えないので、注意が必要です。

機種やメーカーで、移行の手順が違うのはなぜですか?

メーカーや、Androidのバージョンが異なるためです。Androidは、Googleが提供する基本ソフト(OS)ですが、それを使って、さまざまなメーカー(Galaxy、AQUOS、Xperia、Pixelなど)が、それぞれのスマホを作っています。そのため、データ移行の画面や、独自の移行ツール(GalaxyのSmart Switch、AQUOSのかんたんデータコピーなど)が、メーカーごとに異なります。また、Androidのバージョンによっても、移行の方法(ワイヤレスが使えるか、ケーブルが必要かなど)が変わります。たとえば、新旧ともAndroid 12以上ならワイヤレスが簡単ですが、古い機種が含まれる場合は、ケーブルが必要なことがあります。とはいえ、「準備→2台を接続して移行→LINEなど個別の引き継ぎ→確認→古い端末の処理」という、基本の流れは、どの機種でも共通です。細かい手順で迷ったら、お使いの機種のメーカー公式サイトを確認するのが、確実です。

まとめ

Androidの機種変更時のデータ移行を整理してわかりやすく案内している様子の七海と大介

Androidの機種変更時のデータ移行は、Android同士なら、新しいスマホの初期設定中の「アプリとデータのコピー」を使い、2台をケーブルかワイヤレスで接続するだけで、連絡先・写真・アプリなど、多くのデータを、まとめて移せます。始める前に、Googleアカウントとパスワードを確認し、できれば事前にバックアップを取り、両方のスマホをしっかり充電しておくと、スムーズです。古いスマホが壊れて手元にない場合は、事前のGoogleバックアップから復元します。日ごろのバックアップが、いざというときの保険になります。

いちばんの注意点は、2つ。ひとつは、LINEのトーク履歴など、一部のアプリは、この移行だけでは移らず、別途、引き継ぎ作業が必要なこと(とくにLINEは、事前にGoogleドライブへバックアップ・復元が必須。おサイフケータイや決済・認証アプリも個別引き継ぎ)。もうひとつは、新しいスマホで、すべてのデータとアプリが、ちゃんと使えることを確認するまで、古いスマホは初期化しないことです。確認が済んだら、古いスマホは、おサイフケータイの処理、Googleアカウントのサインアウト、初期化(すべてのデータを消去)をしてから、安全に手放しましょう。なお、Androidは機種やメーカーで手順が異なるので、具体的な操作は、お使いの機種の公式案内も、あわせてご確認ください。順番を守れば、機種変更は、こわくありません。新しいスマホを、安心して使い始めてください。

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