
【Macを神カスタマイズ】右クリックメニューに「新規ファイル作成」を追加する方法|Automatorで“あの便利機能”を自作しよう!
MacOSのお役立ち情報

記事の最終更新日:2025年9月25日
ピー太さん、私、最近WindowsからMacに乗り換えたんです。すごく快適なのですが、たった一つ、どうしても許せないことがあって…。
Windowsだと、デスクトップとかで右クリックすれば「新規作成 > テキストファイル」ってすぐに空のファイルを作れたじゃないですか。でもMacだとその機能がどこにも見当たらないんです!
わざわざテキストエディットを起動してファイルを作成し、それから目的の場所に保存するという手順が面倒でたまりません。Macで、あのWindowsの便利な「新規ファイル作成」を右クリックメニューに追加する、魔法のような裏ワザはないのでしょうか?
スト子さん、お客様はWindowsとMacの最も根源的な「思想」の違いに気づいてしまいましたね。その違和感こそ、あなたがパワーユーザーである証拠です。
おっしゃる通り、Macにはデフォルトでその機能はありません。しかし、Appleは私たちにその「ない機能」を自分自身の手で創造するための最強の「魔法の杖」を与えてくれています。その杖の名は、「**Automator(オートメーター)**」。
これはプログラミングの知識が一切なくても、Macの様々な操作を自動化する「あなただけのオリジナル機能」を作り出せる究極のカスタマイズツールです。この記事では、そのAutomatorを使ってお客様が恋焦がれるWindowsの「新規ファイル作成」機能をMacの右クリックメニューに完璧に移植する手順を、ゼロから徹底的に解説します。
さあ、あなたのMacをあなただけの理想のマシンへと作り変える、神カスタマイズの始まりです。
カスタマイズの哲学:それは「郷に従う」のではなく「郷を創る」こと
WindowsからMacへと移行した多くのユーザーが、最初に直面する戸惑い。その一つが、Finderの右クリックメニューに「新規ファイル作成」の選択肢がないことです。これは単なる機能の欠落ではありません。その背景には、両OSの根本的な設計思想の違いがあります。
- Windowsの「ファイル中心」思想: まず場所(フォルダ)に空の「ファイル」を作成し、その後でそのファイルをどのアプリで開くかを考える。
- Macの「アプリ中心」思想: まず「アプリ」を起動し、その中で新しいコンテンツを作成し、そして最後にそれをどこに「ファイル」として保存するかを考える。
どちらが優れているという話ではありません。しかし、もしお客様が長年のWindows体験で培ってきた「ファイル中心」のワークフローの方が効率的だと感じるのであれば、Macの作法に無理に合わせる必要はないのです。Automatorという強力なツールを使えば、あなたは郷に従うのではなく、Macという新しい故郷にあなた自身の快適な「文化」を創造することができるのです。
第一章:魔法の杖との対話 - Automatorの基本を知る
Automatorは、「アプリケーション」>「その他」フォルダの中に標準でインストールされています。そのアイコンは、バズーカ砲を持った少しレトロなロボット。まさに、退屈な手作業を自動化で吹き飛ばすという、その役割を象徴しています。
Automatorの基本はレゴブロックに似ています。左側のライブラリに並んだ数百もの個別のアクション(「テキストをコピーする」「画像をリサイズする」など)を、右側のワークフロー領域にドラッグ&ドロップで繋ぎ合わせていくことで、一連の自動化プロセスを構築します。今回私たちが作るのは、その中でも「**クイックアクション**」と呼ばれるものです。クイックアクションとは、Finderの右クリックメニューやTouch Barなどから呼び出すことができる自作の便利機能のことです。
第二章:最初の魔法 - 「新規テキストファイル」を右クリックメニューに追加する
それでは、具体的な手順に入ります。最もシンプルな「新規テキストファイル(`.txt`)」を作成する機能を実装してみましょう。
-
Automatorを起動し、「クイックアクション」を選択する:
「ファイル」>「新規」から、「クイックアクション」を選びます。 -
ワークフローの設定を行う:
ワークフロー領域の一番上にある設定項目で、「ワークフローが受け取る現在の項目」を「**ファイルまたはフォルダ**」に、「検索対象」を「**Finder**」に設定します。これにより、このクイックアクションがFinderで何かを選択している時にだけ表示されるようになります。 -
「シェルスクリプトを実行」アクションを追加する:
左側のアクションライブラリの検索ボックスに「シェル」と入力し、「シェルスクリプトを実行」というアクションを右側のワークフロー領域にドラッグ&ドロップします。 -
魔法の呪文を唱える:
「シェルスクリプトを実行」アクションのテキストボックスにあらかじめ書かれている文字列を全て削除し、代わりに以下の、一行だけのシンプルなコマンドを入力します。touch "新規テキストファイル.txt"
`touch`とは、Unix/Linuxの世界で空のファイルを作成するための最も基本的なコマンドです。
-
保存する:
`Command (⌘) + S`でこのクイックアクションを保存します。名前は右クリックメニューに表示される名前そのものになります。例えば、「**新規テキストファイルを作成**」といった分かりやすい名前を付けましょう。
たったこれだけです。今すぐFinderでデスクトップや任意のフォルダを開き、何もない場所で右クリックしてみてください。メニューの下部に「クイックアクション」という項目が現れ、その中にあなたが今作成した「新規テキストファイルを作成」という魔法が追加されているはずです。これをクリックすれば、その場所に空のテキストファイルが一瞬で生成されます。
第三章:神への道 - あらゆる種類の「新規ファイル」を作成する究極の魔法
テキストファイルだけでなく、Word文書(`.docx`)やExcelシート(`.xlsx`)、あるいは拡張子のない空のファイルなど、あらゆる種類のファイルを自在に作り出したい。そんなお客様の欲望を叶えるための、より高度なカスタマイズです。今度は、ファイル名をその場で指定できる汎用的な「新規ファイル作成」機能を実装します。
-
新しい「クイックアクション」を作成する:
先ほどと同様に、Automatorで新しいクイックアクションを作成します。 -
「テキストを要求」アクションを追加する:
アクションライブラリから、「テキストを要求」をワークフローに追加します。「質問:」の欄に、「作成するファイル名(拡張子を含む)を入力してください」といった分かりやすいメッセージを入力しておきます。 -
「変数の値を設定」アクションを追加する:
次に、「変数の値を設定」アクションを追加します。「変数:」のプルダウンから「新規の変数...」を選び、「`FileName`」といった名前を付けて変数を作成します。これにより、前のステップでユーザーが入力したファイル名が`FileName`という名前の変数に格納されます。 -
「シェルスクリプトを実行」アクションを追加する:
最後に、「シェルスクリプトを実行」アクションを追加します。ここで、2つの重要な設定変更を行います。- **入力の引き渡し方法:** 「stdinへ」から「**引数として**」に変更します。
- **スクリプト本文:** `touch "$@"` と入力します。`$@`は、前のアクションから引き渡された全ての引数(この場合は変数`FileName`の中身)を受け取るという特別な記号です。
-
保存する:
このクイックアクションに、「**新規ファイルを名前を付けて作成**」といった名前を付けて保存します。
これで究極の魔法が完成しました。Finderでこのクイックアクションを実行すると、まずファイル名を尋ねるダイアログが表示されます。お客様がそこに「`企画書.docx`」と入力すれば空のWord文書が、「`data.csv`」と入力すれば空のCSVファイルがその場に一瞬で生成されるのです。これこそが、お客様のMacをあなたのワークフローに完璧に最適化させる、神カスタマイズの真髄です。
まとめ:Automatorは、あなたの「面倒くさい」を「創造性」に変える錬金術である
Macに足りない機能があると嘆く必要はありません。Automatorという名の魔法の杖を手にすれば、お客様は、その足りない機能をあなた自身の手で生み出すことができるのです。Windowsの便利な「新規作成」メニューをMacで再現するための、最後のチェックリストです。
- 思想の違いを楽しむ: Macの「アプリ中心」思想を理解しつつも、自分のワークフローに合わなければ自らの手で「ファイル中心」の文化を創造する。
- 「クイックアクション」が魔法の基本形: Finderの右クリックメニューを強化するためのレシピ、それがクイックアクションである。
- `touch`コマンドが全ての始まり: 「`touch "ファイル名"`」。このシンプルな呪文が無から有を生み出す。
- 「変数」を使って魔法を進化させる: 「テキストを要求」と「変数の値を設定」を組み合わせることで、静的なアクションを動的なアクションへと進化させる。
今日お客様が作成したこの小さなクイックアクション。それは、あなたがMacの単なる「消費者」から、その機能を拡張し自らの一部として作り変えていく「創造者」へと変貌を遂げた記念すべき第一歩です。ぜひAutomatorという奥深い森をさらに探求し、あなただけの最高の魔法を見つけ出してください。
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